無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
水の環境史: 京の名水はなぜ失われたか (PHP新書 153) 新書 – 2001/5/1
小野 芳朗
(著)
古来より、山紫水明の地と謳われてきた京都。しかし、明治に入り近代水道が建設されたことで、手入れのされなくなった井戸は涸れ、生活からかつての豊潤な名水は失われた。そして人々は現在、日本でも有数の「まずい」「臭い」水道水を飲んでいる。
当時、「安全な水の確保」という大義名分のもと、東京に奪われた都の威信を取り戻したい市当局、水力発電による電力を確保したい事業家等、様々な勢力の思惑がはたらいた。その結論としての「上水道優先」「琵琶湖を唯一の水源とする」という選択は、安全な水環境の実現という点で、本当に妥当なものだったのだろうか?
人間が築き上げた技術や産業、それにまつわる選択や政治的判断の歴史を、「環境」と関わりから再評価すること――それが、著者が提起する「環境史」の試みである。無数の論点が錯綜する環境問題、リサイクル問題を整理して考え、現実を評価するための有用な視点を提供する一冊である。
- 本の長さ225ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2001/5/1
- ISBN-104569616186
- ISBN-13978-4569616186
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2001/5/1)
- 発売日 : 2001/5/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 225ページ
- ISBN-10 : 4569616186
- ISBN-13 : 978-4569616186
- Amazon 売れ筋ランキング: - 345,835位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 22位水質汚濁
- - 541位都市開発・都市問題 (本)
- - 816位建築・土木工学
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中3つ
5つのうち3つ
1グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。