無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ひきこもり救出マニュアル 単行本 – 2002/6/1
購入オプションとあわせ買い
著者は「はじめに」で、「極端な話、この本の情報さえあれば、専門家抜きでもひきこもりから抜け出すことが可能になる、というくらいの実用性を持たせたい」と宣言する。数多くの事例を診ている著者のアドバイスはじつに的確で、いますぐにも実行できることがたくさんある。しかし、われわれが思いも寄らぬ指摘もあり、ひきこもり対応の難しさを感じさせられる。
付録として厚生労働省が発表したひきこもりに対処するガイドラインや、精神保健福祉センター一覧も載っており、使える一冊となっている。
本書は「ひきこもり」で悩むすべての親に贈る明日への処方箋である。
- 本の長さ505ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2002/6/1
- ISBN-104569621147
- ISBN-13978-4569621142
よく一緒に購入されている商品
この著者の人気タイトル
商品の説明
商品説明
思春期・青年期の精神病理が専門で、「ひきこもり」治療に詳しい著者が、具体的な事例をもとに、Q&A方式で、ひきこもりから抜け出す手だてを示している。タイトルだけを見ると、何となく軽い印象を受けるが、中味は非常に重く、そして真剣だ。本書の読者対象は、当事者や家族、支援する専門家などの関係者。「可能な限り『専門家に相談してください』という表現を用いない」ようにした、と著者自身が述べていることからも、実用性を重視していることがわかる。
本書は、ひきこもりの定義に始まり、原因や不登校との関連、治療の目安や選択基準、家族の接し方、社会的サポートなど、事細かに質問項目を設定している。特に印象深いのが、インターネットとの関連性だ。インターネットをやったらますます引きこもってしまうのではないか、という問いかけに対し、著者は、直接話すのが苦手な子でもメールを通してコミュニケーションが取れることや社会との接点を回復する窓口として大きな意義を持っている、と肯定している。豊かな専門知識と、ひきこもっている人たちへの温かいまなざしが、単なるマニュアルではない1冊に仕上げている。(町場キリコ)
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2002/6/1)
- 発売日 : 2002/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 505ページ
- ISBN-10 : 4569621147
- ISBN-13 : 978-4569621142
- Amazon 売れ筋ランキング: - 565,324位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,572位臨床心理学・精神分析
- - 8,802位心理学入門
- - 9,322位心理学の読みもの
- カスタマーレビュー:
著者について
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
中身はほんとにご両親が読むようですね。私は引きこもり本人なので、なんだか種明かしをされてしまったよでこれからもし自分の両親がこれを読んでこの本に書かれているとう入り対応してきたら萎えちゃうと思います(笑)
だからご本人は読まないほうがいいです。
あと本人が読むと、今の両親の対応と中に書かれていることを比べてしまってイライラしました(笑)
ご両親はきっと読むと何らかのためになるとは思いますが、もしこれを両親が持っていたらムカつく気がします
こんな本持ってんじゃねぇよ!!ってなると思います。だからもしこの本(またはこれに似たような本)を買う場合は絶対に本人に見つからないと確信できる場所に保管することをお勧めします。家庭内暴力があるお家は特に気を付けたほうがいいです。
図書館で借りてもいいんじゃないかなぁって感じです。一度実際に手に取って読んでみて、とても有効な方法がのってるなと思ってどうしても買ったほうがいいなという場合だけ購入でいいと思います。
なんか色々なご家庭の質問に答えていらっしゃるので自分の家に当てはまる項目が少ないと大部分が不必要になってしまうので。
とにかく一度図書館か本屋さんで見てみてから、買うのだけAmazonに頼ればいいと思います。多分直接買うのには憚れる本だと思うので。
引きこもり当事者の私にはあまり使えませんでした。
引きこもり本人が読むなら『「働く」ってなんですか?働けなかった僕が働けるようになってからわかったこと』っていう本の方が内容で気には良かったです。
また、著者は自分の経験、自分の知見であると繰り返し、過度の一般化にならないよう配慮している。
教育、福祉、医療といった関係者から、保護者の方まで、参考になる点は多い。
本当に今のままでいいのか。家族が疑問に思ったときには特に参考になるだろう。
500頁にもなる浩瀚なマニュアルであるが、すぐれた文学作品を読んだ時のような感動を覚えた。すなわち「人間とはなにか」「人はどう生きるべきなのか」「人と人のつながりとはなにか」という根源的な問いかけを読者も共有して、立ち上がってくるヴィジョンがあるからだ。「ひきこもりのリアリティは、いかなる単純な理論化や決めつけにも抵抗しつづける」と著者は書くが、文学が生まれるのもまたこのようなリアリティに直面してだろう。ひきこもりという分かりつくせないリアリティの深層へ治療をとおして迫っていく試みが豊かで自在な表現を生みだし、読者の思考と想像力を刺激する。
軽いノリのタイトルどおりにQ&A形式で読みやすくわかりやすい。関心ある項目から読んでいけばいいのだろうが、具体的な対処法の背後には著者の「ひきこもり治療」に対する一貫した思想があるので、順を追って一読すべきである。
本書はおもにひきこもりの子をもつ家族向けに著されているが、著者は治療のなかみをすべてオープンにしたいので、本人にも読んでほしいと書く。本書は、まず家族を専門家の治療へ勧誘することを意図しているが、本書の理解をもって家族がみずから治療的にかかわっていくことも可能だろう。
著者は、「直接の会話」のなかにひきこもりからの回復のカギを見ている。それには、言葉と人間とをめぐる洞察があり、『ひきこもりはなぜ治るのか』で理論的に詳しい解説がある。「言葉」への誠実な態度と信頼のなかに希望が託されているが、本書はなによりその実践であるだろう。
すぐに実用できる訳ではないのですが 大変判りやすく 詳しくいろんな例が載っていて
参考になりました。
送って下さった方が直筆で 一筆書いて頂いたのが嬉しかったです。
等々の理由で引きこもっている人たちは、要するに
出たところで仲間として他人に受け入れられる自信がないからだろう。
出たところで疎外され、引きこもっている時以上に
ひしひしと孤独を感じるのが分かりきっていて、そう簡単に出られる訳がない。
また親もそれを分かっているから引きこもらせているんだろう。
だから親や社会も責めるな。余計に自信が無くなるだけだ。
欠点を補って余りある自由になる大金でもあれば恐らく殆どのヒキは脱ヒキできるだろう。
どこ行ってもナメられる、誰からもウザがられる、ジャマもん扱いされるのが分かり切っていて、なんで出られるだろうか。
出てより孤独を感じるのが分かり切っていてなぜ出られるだろうか。
ネット掲示板がひきこもりの溜まり場なのは、ネット掲示板は誰にも自分の素性が知られずに済むからだ。
平等だからだ。リアルで言ったら嘲笑されるか、生意気だと殴られるところが
ネット掲示板では相手は自分の事を知らないという安心感がある。
それをなまけだとか、それなりのステータスを持ってる人の視点で言うのは配慮が足りない。
持たない奴は前に進むだけの余力が無いだけだ。