うーん、、読むんじゃなかった!の一冊でした。
期待したのは、まさしく、トップスポーツ選手のスランプの抜け出し方などのヒント。
その考え方とか、見出し方とか、そういったものを知りたいのに!
それらしきものは、最初の章の野茂について書かれたものだけでした。
しかも、復活した理由は、近鉄時代のフォームに戻ったというだけだし。
大リーグでは、そういうフォームを解析して見れるセクションもチームにあるらしい。
新庄の大リーグでの不文律を破ってしまった話などは、けっこうおもしろかったかな。
あとは、雑誌に書いた文章をまとめたものだったので、再生についてはあまり触れられていない。
あまりにもタイトルとかけ離れすぎた、残念な一冊。
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超一流の自己再生術 (PHP新書 200) 新書 – 2002/4/1
二宮 清純
(著)
プロスポーツという徹底した実力の世界。そこで毎年結果を出しつづける者たちがいる。イチロー、野茂、松井秀喜、高橋尚子…。こうしたトップ選手たちはなぜ、年々進化を遂げるのか?▽いきなりスーパーマンへと変わることはできない。だが、自らの中に眠っている鉱脈を自らの手で探し当てることはできる。自己を否定し「変身」するのではなく、足りない部分を補い、サビのついた部分を磨き上げる――「自己再生」を繰り返すことで一流は一流でありつづけている。そう著者は分析する。▽<主な内容>野茂英雄―「再生」しつづける男/新庄剛志―「天性の欠落性」という才能/古田敦也―スリーパーを呼び覚ます頭脳/ズデンコ・ベルデニック―Jリーグ弱小チームでの意識革命/小宮山悟―海を超えた「オリエンタル・マジック」▽本書では、「自己再生する者」「再生を導く者」の両者に鋭くメスを入れ、一流の条件を探っていく。名将・名選手に学ぶ「勝者になる方法」。
- 本の長さ221ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2002/4/1
- ISBN-104569621708
- ISBN-13978-4569621708
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登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2002/4/1)
- 発売日 : 2002/4/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 221ページ
- ISBN-10 : 4569621708
- ISBN-13 : 978-4569621708
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,510,071位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2002年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一発屋として消えていく選手も多い中、幾たびも自分を「再生」してバージョンアップ、新しい挑戦を続けているヒーローたちがいます。二宮氏ならではの「勝者の美学」の視点で斬っているのが気持ちいいです。
文章は、『Number』誌などに掲載された記事を加筆したもの。
取り上げられているのは、野茂、新庄、古田、高橋尚子、ベルデニック、石井和義、高橋健次、向井昭吾、長嶋、松井、小宮山、イチロー、他にコーチ論、阪神球団、MLBとプロ野球。
文章は、『Number』誌などに掲載された記事を加筆したもの。
取り上げられているのは、野茂、新庄、古田、高橋尚子、ベルデニック、石井和義、高橋健次、向井昭吾、長嶋、松井、小宮山、イチロー、他にコーチ論、阪神球団、MLBとプロ野球。
2010年5月23日に日本でレビュー済み
本書のタイトルからも分かるように、本書では、主として「一流のもの
として再生した選手や集団」を取り上げている。
例えば、一度解雇になりながらも自身メジャーで2度目となるノーヒット
ノーランを達成した野茂英雄氏、高橋尚子氏を世界一流のマラソンランナー
に「再生」させた小出義雄氏、数々のピッチャーの特長を引き出すことで
投手に自信と実績を与える名捕手・古田敦也氏など、一流のものとして
「再生」させた選手や集団を取り扱っている。
初出は『Number』や『Tarzan』等であり、本書はそれらを加筆修正した
ものである。
著者らしく明晰に、そしてご自身の見解を前面に押し出すことはなく、
淡々と語られていく文調に吸い込まれるように、短時間で読破できる。
一流とよばれるスポーツ選手から、私たちの実生活で学べることは多い。
気になる選手や好きなスポーツから学べるものがないか、探ってみましょう。
として再生した選手や集団」を取り上げている。
例えば、一度解雇になりながらも自身メジャーで2度目となるノーヒット
ノーランを達成した野茂英雄氏、高橋尚子氏を世界一流のマラソンランナー
に「再生」させた小出義雄氏、数々のピッチャーの特長を引き出すことで
投手に自信と実績を与える名捕手・古田敦也氏など、一流のものとして
「再生」させた選手や集団を取り扱っている。
初出は『Number』や『Tarzan』等であり、本書はそれらを加筆修正した
ものである。
著者らしく明晰に、そしてご自身の見解を前面に押し出すことはなく、
淡々と語られていく文調に吸い込まれるように、短時間で読破できる。
一流とよばれるスポーツ選手から、私たちの実生活で学べることは多い。
気になる選手や好きなスポーツから学べるものがないか、探ってみましょう。
2002年11月7日に日本でレビュー済み
本書の前書きに、「こんなはずじゃなかった、と思う前に・・・」というくだりがあります。
こんなはずじゃ・・・という経験をしてきたであろう名選手達のエピソードを通じて、納得行かない状況を脱出するヒントを得られると思います。
・自分の力でどうにもならないことは無理をしない
・良いときと悪いときを冷静に比較する
・自分の形に合うかどうかで判断する
などなど・・・
スラスラ読み進めながらも、印象深い文章が巧みな語り口で綴られています。
全体を通して読むのも良し。自分の好きな選手の章だけ読み返すのも良しです。
こんなはずじゃ・・・という経験をしてきたであろう名選手達のエピソードを通じて、納得行かない状況を脱出するヒントを得られると思います。
・自分の力でどうにもならないことは無理をしない
・良いときと悪いときを冷静に比較する
・自分の形に合うかどうかで判断する
などなど・・・
スラスラ読み進めながらも、印象深い文章が巧みな語り口で綴られています。
全体を通して読むのも良し。自分の好きな選手の章だけ読み返すのも良しです。
2004年5月14日に日本でレビュー済み
自分を自分で再生させる(アップデートする)術や経験を書いてあるのかと期待していたのですが、それは最初の章の一部と最後の章の一部にしか書いてありません。残りは、他人を再生させるコーチングの話題になっています。その意味ではちょっと残念でしたが、コーチングの話題も読んでみると面白く、また文章も読みやすい文体なので楽しく通読できました。自分としては、野茂、古田、高橋、イチローに関するセクションが特に有益だった。