私は、哲学に関してまったくの門外漢ですが、この本を読んで歴史上
の哲学者を少し身近に感じることができました。
カントやヘーゲルなどのオリジナルの著書は、はっきり言って、何が
書いてあるのかさっぱりっていう感じなのですが、鷲田先生がわかりや
い言葉に噛み砕いて書いてくださっているので、入門書としておすすめ
です。
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はじめての哲学史講義 (PHP新書 204) 新書 – 2002/5/1
鷲田 小彌太
(著)
あらゆる学問は、先行する時代の学術成果のもとに成り立っている。ゆえに、哲学を知るとは、哲学の歴史に学ぶことなのである。本書では、古代ギリシア哲学から近代西洋哲学、現在の言語哲学、構造哲学に至る「知」の系譜をわかりやすく紹介。
まず、古代は「自然の哲学」から出発する。タレス、デモクリトスなどである。ソクラテス、プラトン以降は「人間の哲学」の始まり。さらに中世は「キリスト教の哲学」、近代以降は「理性の哲学」として、デカルト、パスカル、カント、ヘーゲルなどが登場。一方、「感性の哲学」として括れるのは、スピノザ、ニューム、ルソー。「実証の哲学」は、ベンサム、コントといったところか。19世紀以降は、「存在の哲学」「経験の哲学」として、キルケゴールからマルクス、フロイトを紹介。そして現在は、ヴィトゲンシュタイン、フーコーなどの活躍による「言語・構造の哲学」である。
哲人たちの生の「息づかい」が伝わってくる哲学の入門書。
- 本の長さ243ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2002/5/1
- ISBN-104569621716
- ISBN-13978-4569621715
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登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2002/5/1)
- 発売日 : 2002/5/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 243ページ
- ISBN-10 : 4569621716
- ISBN-13 : 978-4569621715
- Amazon 売れ筋ランキング: - 965,553位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2004年10月23日に日本でレビュー済み
哲学に興味を持ち始めた人には是非読んでいただきたいです。
難しい言葉では書かれていません、ここで書かれている哲学者の中でその人の考え方に興味があったら他の本を読んでさらに詳しく知るきっかけとなるような本です。題からしても「はじめての」とされているので、私のような哲学初心者が大まかな哲学の流れと、その人たちの考え方がわかるようになっています。
小さな読みやすい本ですし、リーズナブルなので興味があったら思い切って買ってみるべきです。
難しい言葉では書かれていません、ここで書かれている哲学者の中でその人の考え方に興味があったら他の本を読んでさらに詳しく知るきっかけとなるような本です。題からしても「はじめての」とされているので、私のような哲学初心者が大まかな哲学の流れと、その人たちの考え方がわかるようになっています。
小さな読みやすい本ですし、リーズナブルなので興味があったら思い切って買ってみるべきです。
2003年12月29日に日本でレビュー済み
本書において筆者はソクラテス以前の哲学から現代の哲学までの哲学の歴史を存在論・認識論・人生論といった枠組みで整理しようと試みている。筆者がまえがきで書いているように人生論の部分は多くは触れていないが、哲学史を非常にコンパクトにまとめているため、本書を読むことで哲学史の大まかなイメージをつかむことができるだろう。しかし、新書であるため、個々の哲学者の哲学の解説という点では十分に行われているとは言えない。原典を引くなどの形など工夫は凝らされてはいるが、その点では不満が残るだろう。
哲学関係の本をはじめて読む人にとって本書は哲学史の大まかな流れと個々の哲学者の哲学の大まかな特色をつかむのに有用だと思う。これをきっかけにもう少し詳しい哲学史の本や本書で紹介されている原典へと進むのが良いのではないか。
哲学関係の本をはじめて読む人にとって本書は哲学史の大まかな流れと個々の哲学者の哲学の大まかな特色をつかむのに有用だと思う。これをきっかけにもう少し詳しい哲学史の本や本書で紹介されている原典へと進むのが良いのではないか。
2005年4月26日に日本でレビュー済み
学校で哲学系の講義をとったものの、専門外ゆえ最初から最後まで「????」でした。
やっぱり基礎がわかんないと駄目だなー、と思い購入した本。さすがに『はじめての』というだけあって分かりやすいです(笑)。
冒頭に「哲学は哲学史だ」という言葉がありますが、ギリシア哲学から時代にそって進んでいくほうが初心者むけですね。講義では突然カントやデカルトが出てきてまったく訳がわからなかったのですが、最初から追っていくとなんとか「ああ、そういうことを言ってたのかー」と思うことが出来ました。
たださすがにふんふんと読んでいるだけだと、(私のような完全な初心者には)意味が咀嚼しにくいかも。どうしても流しがちになってしまうので…
なので私はアンダーラインを引き、ノートに自分なりにまとめながら読み進めました。これだと頭に入りやすいです。
ほんと、教科書としては便利ですよ☆
やっぱり基礎がわかんないと駄目だなー、と思い購入した本。さすがに『はじめての』というだけあって分かりやすいです(笑)。
冒頭に「哲学は哲学史だ」という言葉がありますが、ギリシア哲学から時代にそって進んでいくほうが初心者むけですね。講義では突然カントやデカルトが出てきてまったく訳がわからなかったのですが、最初から追っていくとなんとか「ああ、そういうことを言ってたのかー」と思うことが出来ました。
たださすがにふんふんと読んでいるだけだと、(私のような完全な初心者には)意味が咀嚼しにくいかも。どうしても流しがちになってしまうので…
なので私はアンダーラインを引き、ノートに自分なりにまとめながら読み進めました。これだと頭に入りやすいです。
ほんと、教科書としては便利ですよ☆