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テレビの教科書: ビジネス構造から制作現場まで (PHP新書 252) 新書 – 2003/5/1

4.3 5つ星のうち4.3 4個の評価

日本でテレビ放送が始まり50年。現代人はテレビの情報により思考し、行動するようになった。だからこそ、テレビの危うさも指摘されてきた。視聴率主義、やらせ、偏向報道などである。
▼いまや、情報を鵜呑みにするだけではない、賢い視聴者が求められている。80年代以降、盛んと呼びかけられてきた「メディア・リテラシー」という視点である。
▼本書は、その「メディア・リテラシー」の概念をベースに、テレビの歴史、CM、ドキュメンタリーの作られ方、映像の仕掛けなどをわかりやすく解説する。
▼さらに、制作現場を深く知る著者は、作り手からテレビの構造を解剖。学生たちに「ドキュメント『町』~渋谷篇」の番組づくりという体験的ワークショップの事例を紹介。企画・構成・取材・撮影・演出がどのようになされているかが見えてくる。その本質を知れば、テレビの見方がガラリと変わる。教育の場で、さらにマスコミ志望の学生に最適のメディア・リテラシー入門。
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

TVメディアが創り出す情報をいかに読み取るか。視聴率の謎、ドキュメンタリーの検証、デジタル放送など、現場からみた体験的テレビ論。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ PHP研究所 (2003/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 207ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4569627862
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4569627861
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 4個の評価

著者について

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碓井 広義
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上智大学文学部新聞学科教授。

1955年長野県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。千葉商科大学大学院政策研究科博士課程修了。博士(政策研究)。1981年テレビマンユニオンに参加。以後20年にわたりドキュメンタリーやドラマの制作を行う。代表作に「人間ドキュメント 夏目雅子物語」など。慶應義塾大学助教授、東京工科大学教授などを経て2010年より現職。専門は放送を軸としたメディア文化論。著書に「テレビの教科書」ほか。毎日新聞、北海道新聞、日刊ゲンダイなどで放送時評やコラムを連載中。民放連賞「放送と公共性」審査員。オリコン「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」審査員。放送批評懇談会会員。日本ペンクラブ会員。

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2013年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者は、テレビマンユニオンで番組制作を行うかたわら、大学でメディア関連の講義を行っている碓井広義さん。テレビ朝日の番組に出演しているのを見て、テレビ業界の人にしては視聴者の感覚と同じ話し方をしていると感じたので、著作を購入した。巻末に碓井さんがプロデュースした番組一覧があったが、残念ながら見た記憶のある番組はない。

冒頭で、「願わくは、この本を通じてテレビ・メディアの本質を知ることにより、単なる情報の受け取り手ではなく、積極的な視聴者、厳しい批評家として、テレビとの“新しい関係”を築いていってほしい。正当な批評のないところに文化は育たないからである」(5ページ)と読者にメッセージを送り、最初にメディア・リテラシーについて取り上げる。
碓井さんはカナダや国内のメディア・リテラシー活動を挙げているが、私は、2ちゃんねるやTwitterで放送中のテレビ番組の批評がリアルタイムで行われるようなったことで、わが国のメディア・リテラシーが一挙に向上したと感じる。
この章の最後で、NPOメディア検証機構が行った「JNN報道特集」の格付けを紹介している。なるほど、と感じる結果であった。

第4章では、テレビのビジネスモデルを解説する。「企業がテレビの視聴者に見てほしいのはCM」(81ページ)というのは当たり前の話だが、スポンサーが出資した金額の4分1しか番組制作費に使えないというのは驚きだ。
視聴率について碓井さんは、「高視聴率を目指すことが問題なのではない。経営側も現場も、視聴率という“一神教”に陥るのが危険」(115ページ)と指摘する。

次にドキュメンタリー番組の制作を、ビデオの撮影方法から編集まで細かく解説する。ホームビデオや仕事のプレゼンテーションに応用できそうだ。
その中で、いわゆる「やらせ問題」について触れ、ドキュメンタリーの巨匠である今野さん・相田さんの二人を引き合いに出し、「事実必ずしも真実ならず、真実必ずしも事実ならず」(162ページ)と指摘する。「やらせ」の線引きは非常に難しいのだが、碓井さんの考えには共感できる。

本書が書かれたのは10年前だ。前述のように、いまはTwitterでテレビ番組の批評ができる。テレビ・リテラシーは随分と向上しているはず。
碓井さんがゼミの学生と取り組んでいるように、自身でドキュメンタリーを制作してみることが、さらにテレビ・リテラシーを高めることに繋がるだろう。YouTubeのような発表の場が整っている今なら、誰でもできることだ。
私も、ビジネスでプライベートで、情報発信しながらリテラシーを高めるよう、これからも努力していきたい。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年11月15日に日本でレビュー済み
 戦争報道の姿勢などを見るにつけ、一昔前に比べてメディアの限界
が見えてきた。公共性という軸が揺らぎ、私企業という本質、さらに
は許認可を受けて初めて成り立つというその存在の根本のところである。
 本書は、テレビの歴史からはじまり、テレビビジネスの構造を
解き明かし、いろいろと問題を指摘されることが多くなった視聴率
の問題、さらにはドキュメンタリー番組の製作プロセスまで新書の
中に詰め込んだ力作です。
 逆にすべてが突っ込みが足りないということもいえますが、普段
みるだけで、あまり中身のことに思いが至らないテレビのことを広く
知る本としては丁寧に書かれた意欲作だと思いました。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2003年9月22日に日本でレビュー済み
businessとしてのTV。うちにはテレビ自体ないけど。でも、少しTVの見方が変わったかな?すべてにおいてお金が動いているように見えてくる。よ。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年3月1日に日本でレビュー済み
この本の前編にある歴史は大変便利でした。

あと、視聴率などについても詳しく、テレビ好きの人は必見です!

また、簡単に番組の作り方も学べます!
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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