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日本国憲法とは何か (PHP新書 247) 新書 – 2003/4/1

3.8 5つ星のうち3.8 9個の評価

占領時代の世界観にもとづいてつくられた日本国憲法。それは我が国の憲法として、もはや限界を迎えている。本書は、条文の背後にある政治哲学を捉え直し、そこに秘められた意図を暴く。▼GHQの起草者たちを魅了したスターリン憲法、昭和21年に結ばれた社会契約、そして世界連邦構想の下で盛り込まれた第九条……。▼制定後、半世紀以上が経った今、新しい事態には非現実的な解釈で対応せず、真正面から規定を改めるべきである。▼例えば、現在の日本の平和は、アメリカの強大な軍事力と自衛隊を前提として成り立っている。それを無視して「護憲」を唱えても「憲法を護って国滅ぶ」という事態を招く。有事におけるルールがないことは、逆にその際にコントロールできない危険性がある。▼その他、教育、家族、人権など、諸問題において真に論議すべきものとは何か。▼保守主義を堅持する若手論客が、日本国憲法に流れる思想の系譜を解き明かし、その本質を浮き彫りにする。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ PHP研究所 (2003/4/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/4/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 245ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4569628397
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4569628394
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 9個の評価

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八木 秀次
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上位レビュー、対象国: 日本

2005年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書で著者は「日本国憲法とは何か」について述べたと言うよりも、日本国憲法について考える上での様々な材料を提示したと言った方がいいだろう。例えば、機会の平等と結果の平等、国民主権と人民主権の違い、原理・意義を異にする直接民主主義と間接民主主義、など。
また、国民主権・基本的人権の尊重・戦争放棄と言う三大原則、日本国憲法を明治憲法と対立的に捉えること、(不労所得を否定するはずの)勤労の義務、と言った学校教育で当然のこととして教えられてきたことへ、新たに問い直しの機会を与えてくれる著作でもある。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年10月18日に日本でレビュー済み
 戦後憲法学は革命からスタートしたことは良く知られている。八月革命説というものだ。
 現在は小熊英二にも佐藤卓巳にも政治学者批判される説だが憲法学の世界でだけは健在だ。
 本書は戦後憲法学という不思議なものを解き明かす突破口にもなるものだ。
 現在ではなかなか見かけないがソビエト法や社会主義法の強い影響のもと憲法学は形成された。
 それはまったく反論を許さないという形で展開され戦後50年間は思考停止の時代だったと言える。
 なぜか日本では社会主義法の専門家がソ連崩壊後消えやはりなぜか公法私法の専門家に移行しているのだ。
 そもそも世界で憲法学がこれほど流行っているのは日本だけという事実も知るべきだろう。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年8月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「日本国憲法批判本」です。批判されても気分が悪くならない方(特に護憲とか改悪阻止だの言っている人は特に×)のみ手に取ってみると面白いと思います。
率直な感想を述べますとこれだけで日本国憲法は護憲だ改憲だ、改悪するなの判断材料にはできません。他の本と読み比べてみないとわかりません。
ただ手軽に読めるレベルの本で「勤労の義務」を丁寧に解説しているのが特筆できるでしょう。これを読んだらニート、病気の人、障害者などの社会的弱者には憲法の「勤労の義務」を盾に「働かざる者食うべからず」なんて言えないでしょう。あなたが彼らに言い放った言葉はあのスターリンの言葉ですから。
2008年6月1日に日本でレビュー済み
明治憲法を評した箇所。
天皇の統治権の総攬のもとで、権力が分立。
各国家機関の横のつながりがないという欠陥。
だから昭和になって、権力を統括していた元老が没し、
統治の中心が消滅したという。
「権力の割拠性」が明治憲法の特徴であるという。
このことスッキリ書かれていて、興味深い。
この割拠がいまも続いているわけですね・・・。

割拠・・・というのは、落ち着いて考えると、

各機関のヨコのつながりが弱くて、
みなタテの天皇さんを仰いでいる・・・。
これって、中根千枝の「タテ社会」モデルにそっくりな気がする。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年10月25日に日本でレビュー済み
憲法批判は多いに結構ですが、最低限の憲法学の素養がないとただの珍論に終わります。どういう経路でアカデミズムにもぐりこんだかは知りませんが。
36人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年11月24日に日本でレビュー済み
GHQは日本国憲法を通して国体と家族の解体を目論んだと著者は言います。
憲法の精神は前文に宿っており、憲法改正においては前文を改正しなくては
意味が全く無いという見解に同意します。そもそも、GHQ占領下にあって日本
国としての主権が無い時期に、日本人の総意としての憲法が制定されること
自体国際法に抵触する暴挙です。GHQは、A級28被告の起訴を昭和天皇の
誕生日昭和21年4月29日に行い、東条英機以下7人の処刑を今上陛下の誕
生日昭和23年12月29日に実施したのです。この史実を忘れてはいけません。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2003年4月26日に日本でレビュー済み
以前著者の作品で同じPHP新書より発売された『明治憲法の思想』が興味深かったので、続けて購入しました。内容的にも、明治憲法と現行憲法の比較等、前著との繋がりも多いので、併せて読む事をお勧めします。
内容は、現行憲法の成立過程の胡散臭さや、現実との乖離や限界、その他イデオロギー的な側面から来る限界などを、保守的な立場から批判しつつ、そうした立場の要点を、我々素人にも分かりやすく書いた物と言えるでしょう。
反面、法律を専門にする方には、今更な話も多く、その解釈に賛同にせよ反対にせよ、ここに書かれている内容はすでに既知の話である事が多いと思われるので、あくまで日本国憲法について少々興味を持った素人が一つの考え方として読む為の本であるという事を強調しておきます。
無論、法学の通説がどうだとか、イデオロギー的な批判等をこの本にぶつけてもあまり意味のある行為とは言えません。憲法学の通説や専門的
な方向へ興味を推し進める方は、改憲論者、護憲論者双方、それなりの専門書を利用するべきであると思います。
内容は分かりやすく、その気になれば1日で読めるので、安心して購入していただけると思います。
33人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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