著者は、明治から大正、昭和初期にかけて現れた日本の素晴らしい詩人 たちの
詩を絶賛しています。理が勝ちすぎている現代の詩と異なり、とにかく音が美しく、
日本語が美しいというのです。北原白秋、萩原朔太 郎、島崎藤村、上田敏、
西条八十、土井晩翠、三好達治、中原中也、立 原道造、野口雨情、金子みすゞ、
与謝野晶子、八木重吉、宮沢賢治…。
巻末に取り上げられているこれらの詩人たちの詩を、声に出して詠んでみると、
胸の奥にじんとしみてくるものがあります。「声に出して詠む ことは、感動をからだ
で確かめること」と堤氏は言います。詩のなかの ”たましい”が私の”たましい”と
共振するのです。今度山へ詩集を持 っていこう、と思いました。
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朗読力: 心に伝わる「ポエトリー・リーディング」 (PHPエル新書 57) 単行本 – 2003/9/1
堤 江実
(著)
言葉には力があります。パワーがあります。エネルギーがあります。とりわけ日本の言葉には魂が宿るといわれ、「言霊(ことだま)」と呼ばれています。この日本語に秘められたパワーを、いちばん強く感じられるのが詩の朗読ではないでしょうか。
詩は一瞬の光景、一瞬の感情を、あたかも一枚の絵、一つの音のように瞬時に捉えたものであり、魂へダイレクトに訴えかける力があります。長い文章を読むように、時系列で出来事を追い、頭の中で組み立てて理解する必要もありません。また、言葉も、活字で見るのと音で聞くのとでは、まるで異なる響き方をします。詩の朗読では、特にひと言ひと言の響きが心に伝わってきます。
本書では、「詩の朗読=ポエトリー・リーディング」をするための具体的な方法と、朗読するための詩を紹介しています。日本語の美しさ、言葉の“癒し”の力を、詩の朗読を通して体感できる一冊です。
詩は一瞬の光景、一瞬の感情を、あたかも一枚の絵、一つの音のように瞬時に捉えたものであり、魂へダイレクトに訴えかける力があります。長い文章を読むように、時系列で出来事を追い、頭の中で組み立てて理解する必要もありません。また、言葉も、活字で見るのと音で聞くのとでは、まるで異なる響き方をします。詩の朗読では、特にひと言ひと言の響きが心に伝わってきます。
本書では、「詩の朗読=ポエトリー・リーディング」をするための具体的な方法と、朗読するための詩を紹介しています。日本語の美しさ、言葉の“癒し”の力を、詩の朗読を通して体感できる一冊です。
- 本の長さ201ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2003/9/1
- ISBN-104569631622
- ISBN-13978-4569631622
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登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2003/9/1)
- 発売日 : 2003/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 201ページ
- ISBN-10 : 4569631622
- ISBN-13 : 978-4569631622
- Amazon 売れ筋ランキング: - 891,565位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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