本著は、ユニ・チャームの創業者である高原慶一朗氏の「思考・行動」について記載されている本である。自身は昨年法人を立ち上げて代表を務めているが、高原慶一朗氏と比較して、自身の努力が圧倒的に不足している事に気づかされた。他にもたくさんの気づきが得られた(★5つ)
【本文引用と気づき】
<本文引用>【会う人みな師匠】自分以外の人は、自分が経験していない成功・失敗・喜び・悲しみを必ず経験している。素直に学ぶ心を持てば、人は誰からも学べるが、学ぶ心が無ければ、隣に孔子がいても何も学べない。自分一人で学ぶ事は人間の「分子」を大きくし、人から学ぶと人間の「分母」を大きくする。人から学ばないと頭でっかちになる。
<気づき> 本パートを読み、自身は人から学ぶための行動が未だ未だ欠けている事にきづかされた。まずはプライドを捨てて、積極的に教えて下さいと頼む事から変えていきたい。
<本文引用>【本物(一流)になる】どんな分野でもいい。とことん「本物」を目指す事が大切。わたしは人の全てを吸収しよう40年間「これは使える」と思った事をメモし、日々復習してきました。その積み重ねが、私の宝物の1つである6百冊のノート。40年間継続した事で、継続する事の尊さに誇りと自信を持った。
<気づき> 本パートを読み、自身は、年末年始に2-3日かけて1年間の目標を明文化して掲示する事を12年間継続している(その内、8割は現実に出来た)が、一方で、本来一流にならなければいけないフィールドで中途半端になっている事などもあり、それらについて反省させられた。いま一度、自身の行動と習慣を見直したい。
<本文引用>【仕事を楽しむ努力をする】「学ぶ者は行う者にしかず、行う者は好む者にしかず、好む者は楽しむ者にしかず」といいますが、わたしも全く同感です。私はいまでも、「まずは私がやりましょう」と仕事を買って出る好奇心を持ち、やりながら好きになったり楽しんだりする努力を続けています。この繰り返しで、いつの間にか仕事が楽しくて仕方がなくなりました。
<気づき> 自身は、周りの人より好奇心やチャレンジ精神が旺盛なほうだが、本パートを読み「やりながら好きになったり楽しんだりする努力」が不足している事に気づかされた。まずはいま担当している事1つ1つに対して、好奇心を向けながら日々創意工夫を行い、もっと楽しめるように努力したい。
<本文引用>【変化価値論】成長するためには、絶えず変わっていかなくてはいけない。変わらないものより変えるものの数を増やす。半年前と同じ発想・同じレベルの事をやっていたら、既に退歩。発想を改める、課題を強化する、古いやり方を捨てる、新しい方法を取り入れる
<気づき> 本パートを読み、自身が進めてきた事業の変化(進化)のさせた方が未だ未だ足らない事に気づかされた。特に、自身がいくつか始めた事業の内、大きく変えたり捨てたりしなければいけない状態のまま3か月放置している事業が2つあり、その判断を早期に行うべきである事に気づかされた。今月中にキャッチアップさせる。
また、自身や法人の事務作業において、もっと積極的に新しいITツールを活用してみるべきだと感じた(特にGoogle系)。今後見直していく。
<本文引用>【原因自分論】「あなたのせいだ」と相手を指させている指の形をみると、人差し指以外は自分のほうを向いている。物事がうまくいかなくて人を責めたくなるときでも、その責任は、じつはおおむね自分にあるもの。自分の非力さが原因。
<気づき> 本パートを読み、直近自身が苦しい時期に遭遇した際、思わず相手のせいにしてしまっていた事を反省した。甘えず、常に原因自分論で考えられるように思考を改めたい。
<本文引用>【一生勉強・一生感動・一生青春】青春とは人生のある期間をさすのではなく心の持ちようをいう。たくましい意志、ゆたかな想像力、燃える情熱、臆病をたける勇気、易きにつく気持ちを振り捨てる冒険心。
<気づき> 自身も大切にしている言葉。有言実行していく。
<本文引用>【プロとして手を抜かない】ある仕事で小さな手抜きをした。その時は楽ですが、次の仕事でより苦しまなければならなくなる。いまの仕事で苦しめば、そのぶん次の仕事の苦しさは軽減される。楽をすると何の発見や感動もなく、いい発想や豊かな感受性の肥やしにならない。
<気づき> 直近、自身が請け負った仕事の事前準備で、「このくらいで良いだろう」と考え、本番で失敗した事があった。本パートに書かれている事が実践できていなかった為と反省した。プロ意識を持って、失敗を2度と繰り返さないように、今後の思考と行動を改めたい。
<本文引用>【成功するまで継続する】成功する人というのは、成功するまで続ける人。
<気づき> 自身の周囲にも、周りから批判された事業を10年続けて事を成している人が何人もいる。そのような人を見ていると、自身が昨年始めた事業も、目の前の失敗に一喜一憂せず、まずは「続けるための体制や自身のモチベーションをコントロールする事」が重要だと実感する。
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賢い人ほど失敗する: 要領が悪い人でも成功するヒント 単行本 – 2003/10/1
高原 慶一朗
(著)
生理用品・紙オムツの分野でトップ・シェアのユニ・チャームを一代で築き上げた著者が、次世代を担うビジネスマンたちに向けて書いた「人生成功の勘・コツ・急所」。人はみな「凡人」であり、それを自覚したうえで、明確な目標を掲げ、情熱を燃やし、安易な道を避け、日に日に新たな自分を成長させていけば、必ず「非凡」に至る、というのが著者の持論。
本書は、とくに「要領が悪い人」でも成功するヒントがやさしく書かれており、普段の仕事にすぐに役立つノウハウも満載。「笑顔は元気、喜びの素」「好調なときこそ道の端を歩け」「他人との比較で勝ち負けを決めるな」「成功は自信の素だが、過信の要因でもある」「一人の友は一塊の黄金にも勝る」など、40年の経営者人生から導き出した重みのある言葉がちりばめられている。日本経団連会長の奥田碩氏も「推薦の言葉」を寄せており、若いビジネスマンにぜひ読んでもらいたい本である。
本書は、とくに「要領が悪い人」でも成功するヒントがやさしく書かれており、普段の仕事にすぐに役立つノウハウも満載。「笑顔は元気、喜びの素」「好調なときこそ道の端を歩け」「他人との比較で勝ち負けを決めるな」「成功は自信の素だが、過信の要因でもある」「一人の友は一塊の黄金にも勝る」など、40年の経営者人生から導き出した重みのある言葉がちりばめられている。日本経団連会長の奥田碩氏も「推薦の言葉」を寄せており、若いビジネスマンにぜひ読んでもらいたい本である。
- 本の長さ205ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2003/10/1
- ISBN-104569631843
- ISBN-13978-4569631844
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商品の説明
出版社からのコメント
ユニチャーム創業者が贈る成功法則!!
日本経団連会長 奥田碩氏推薦の書「高原さんの何事にも全力で取り組み、かつ周りの人の協力を上手に得てきた人生成功のコツが随所に見受けられ、非常に共感を覚える。閉塞感を感じている現代のビジネスマンにぜひ、一読してもらいたい書である。」
日本経団連会長 奥田碩氏推薦の書「高原さんの何事にも全力で取り組み、かつ周りの人の協力を上手に得てきた人生成功のコツが随所に見受けられ、非常に共感を覚える。閉塞感を感じている現代のビジネスマンにぜひ、一読してもらいたい書である。」
内容(「MARC」データベースより)
賢い人が失敗するときは、その賢さに足をすくわれる。愚直に、一心不乱に、取り組んでいる人がいたら、その人をこそ恐れよ-。著者が小さいころから感じ、気づき、行動にまで結びつけ、成功を収めたエッセンスをまとめる。
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2003/10/1)
- 発売日 : 2003/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 205ページ
- ISBN-10 : 4569631843
- ISBN-13 : 978-4569631844
- Amazon 売れ筋ランキング: - 824,600位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,515位ビジネスライフ (本)
- - 21,093位人生論・教訓
- - 23,596位自己啓発 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2021年4月1日に日本でレビュー済み
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2014年5月4日に日本でレビュー済み
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「人生は重き荷物を背負うて坂道を進むが如し」と言った徳川家康を尊敬していると言うその言葉に表される様に、一生努力を続けている経営者と感じました。いろいろ吸収しようと五十一年前に書き始めたノートが七百数十冊になると。毎日やるべき事を十個書きそれを実践、読書は毎日三十分。それをずっと継続している方です。
それだけに書いてある事柄も厚みがあります。
また、実際に経営者として会社を大きくしてきた人の言葉だから実践的。
全ての言葉が身に沁みました。
それだけに書いてある事柄も厚みがあります。
また、実際に経営者として会社を大きくしてきた人の言葉だから実践的。
全ての言葉が身に沁みました。
2017年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
校長先生の講話のよう。
優しさを感じます。
一度くらいのしっぱいでくじけるな!と背中をポンと叩かれながら励ましてくれるような感じの本です
よき昭和の正道って感じで、新たなものの見方とか、そういう発見はなかった。
優しさを感じます。
一度くらいのしっぱいでくじけるな!と背中をポンと叩かれながら励ましてくれるような感じの本です
よき昭和の正道って感じで、新たなものの見方とか、そういう発見はなかった。
2004年4月12日に日本でレビュー済み
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ユニチャームの社長が書いた本です。右のページが5行でその5行の文を左のページで解説しているというものです。とても前向きな本で、やはり社長になる人は違うなぁ~!という印象です。
現代の論語みたいな感じでしょうか!?こういう風に生きてほしいみたいな感じの本です。1つ星を減らした理由は右ページを5行にするのはもったいない感じがしました。またもっと著者のことを知りたかったです。著者の体験談をもっと詳しく知りたいという感じが残りました。よって一つ星を減らしました。でもとても参考になる本です。
現代の論語みたいな感じでしょうか!?こういう風に生きてほしいみたいな感じの本です。1つ星を減らした理由は右ページを5行にするのはもったいない感じがしました。またもっと著者のことを知りたかったです。著者の体験談をもっと詳しく知りたいという感じが残りました。よって一つ星を減らしました。でもとても参考になる本です。
2004年3月19日に日本でレビュー済み
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一代で、あのユニ・チャーム(ムーニーちゃんやソフィ、超立体マスクなどで有名な会社です)を築き上げた高原慶一朗氏の人生から滲み出した、珠玉の言葉の数々。著者の実績から考えて、要領の悪い人であったり、才能のない人であったりするはずはないのだが、ご本人は、自分は凡人であり、ここまできたのは、努力で負けまいとしたからだと極めて謙虚である。だからこそ、ひとつひとつの教えが、とても身近ですぐにでも実行できそうなことばかり。しかも、一つの言葉が見開2Pで解説されているので、どこからでも取り掛かれて読みやすい。凄いと思われる人でも、案外自分と同じようなことで悩んだり、壁にぶつかったりしているものなのだなと、こころがラクになる。家庭でも、会社でもなかなか人生訓を聞くことが少なくなった時代に送られた、若者への偉大なオヤジからの贈り物のような本だ。
2016年7月22日に日本でレビュー済み
僕みたいな失敗してる人が賢くなれる本だと思う。 「ドドン!」と名分が現れ「うおっ!」と説明を読む。 繰り返してたら読み終えていた。バイブルランキング入りです。
2004年3月16日に日本でレビュー済み
大きな字でパッと目に飛び込んでくる格言のような言葉たちに、つくづく勇気づけられます。気持ちが塞いできたときに、何度でもめくってみたい本です。特に“「にもかかわらず笑う」、それが人を幸福にする”とう部分に感銘を受け、私自身これからそれを大切にしていこうと心に決めました。
2010年3月25日に日本でレビュー済み
本書は、見開きで、教訓と、その内容について記載がされている非常に、読みやすい構成となっています。
それぞれのページに、成功するヒントが記載されています。
時間の空いた時などに、1コマ、読むだけでも、日々の取り組みを考えさせられる内容となっています。
おすすめの一冊です。
それぞれのページに、成功するヒントが記載されています。
時間の空いた時などに、1コマ、読むだけでも、日々の取り組みを考えさせられる内容となっています。
おすすめの一冊です。