無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
脳と創造性 「この私」というクオリアへ 単行本 – 2005/3/19
脳と創造性はどのような関係にあるのか。創造性とはそもそも何か――。
このような問いは、現代においてきわめて重要であるにもかかわらず、誰も正面切って論じようとはしなかった。創造性を天才の神秘のインスピレーションと見做したり、脳をコンピュータのアナロジーで考えるなど、様々な固定観念が立ちはだかっていたからかもしれない。
創造性の脱神話化、論理と直観、不確実性と感情、コミュニケーションと他者、感情のエコロジー、クオリアと文脈、一回性とセレンディピティ、個別と普遍。
以上のような切り口から、著者は、脳を単なる閉鎖系として扱うことなく、ダイナミックで予測不能なカオスとしての「生の現場」に切り込み、脳と創造性の秘密を探っていく。この世界で生命、人間、そして脳が創造性を発揮することの根っこに迫る。
養老孟司氏推薦! クオリア問題をライフワークとする著者の新境地。
- 本の長さ235ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2005/3/19
- ISBN-104569633536
- ISBN-13978-4569633534
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
抜粋
その私秘的な体験が、逆説敵ではあるが、個別を超えた普遍性を支える。
確かに、自分の見ている赤と、他人が見ている赤が
同じであるということを確認する術はない。
しかし、意識の中で感じるクオリアこそが、私たちの生み出す
様々な科学、文学、芸術上の作品の普遍性を担保するのである。
その普遍性への根拠のない信仰を抜きにして
創造の苦しみに耐えることなどできない。
著者について
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2005/3/19)
- 発売日 : 2005/3/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 235ページ
- ISBN-10 : 4569633536
- ISBN-13 : 978-4569633534
- Amazon 売れ筋ランキング: - 362,236位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1962年、東京生まれ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、慶應義塾大学特別研究教授。東京大学理学部、法学部卒業後、 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。専門は脳科学、認知科学。2005年、『脳と仮 想』で、第4回小林秀雄賞を受賞。2009年、『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房)で第12回桑原武夫学芸賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 15歳の寺子屋 ひとり遊びのススメ (ISBN-13: 978-4062162678 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
—『脳と創造性 「この私」というクオリアへ』茂木健一郎著
またまた懲りずに茂木さんの著作を読む。
おそらく10分の1も理解できてないと思うのだけれど、毎回
なるほどと思う箇所が出てくる。
だれもが天才となれる可能性を秘めていて、創造性は誰にも
同様に与えられているのであろう。
茂木さんの物質として脳から、次から次へと人々の脳を刺激する
文章が奏でられる不思議はかなり難しい事なのだろうが、ある意味
心地よい。
重要な事は沢山の良い芸術や文学に触れる事だと言う事は分かった。
良いと言う基準は、限りなく沢山のモノに触れる事なのだろう。
おいらももっと沢山の本を読もう。
もちろん、この本も図書館で借りたものである。
人間の深層心理、脳の機能から、現実の社会生活の機微まで視点に入れて
「創造性」というキーワードを通して「人間とはどういう存在か」を
論じています。
これまで漠然と考えていたり感じていたりすることに、
明解な言葉が与えられていて、一つ一つの文章が
まさに腑に落ちます。
これはまさにエキサイティングで、快感です。
おすすめです!
友人に薦められて読んでみたが久しぶりにがっかり感のする凡作であった。