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30歳からの成長戦略 「ほんとうの仕事術」を学ぼう 単行本 – 2004/12/23
今のうちにビジネス・スキルを身につけておかないと「負け組」になってしまう――そんな不安を感じていませんか? 世間では、企業の勝ち負けと同じように、個人の勝ち負けも鮮明になる、今すぐMBAを、資格を、ビジネス・スキルをといった風潮一色です。しかし、冷静に考えてみると……みんなと同じことをしていて、ほんとに競争に勝てるでしょうか?▼企業戦略論で「同じことをする会社は2ついらない」と言われるように、個人にも「差別化の戦略」が必要です。また時間が限られている以上、何を学び何を捨てるか、すなわち「捨てる戦略」を実行し、学習にメリハリをつけなければ、競争以前に疲れ切ってしまいます。▼本書では、この2つの戦略思考に基づいて、外資系コンサルタントが、若手がとるべき成長戦略と仕事術を徹底的にアドバイス。著者自身が30歳から15年かけて試し、磨き上げてきた方法論を本書ですべて公開します!
- 本の長さ243ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2004/12/23
- ISBN-104569640346
- ISBN-13978-4569640341
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商品の説明
著者について
外資系コンサルティング業界15年の経験のなか、自己の成長について苦しみ悩み、何とか生き残ってきた。
本書でその経験を自分の言葉で熱く若者に語っている。
慶應義塾大学経済学部卒業、シカゴ大学MBA with honors,東京銀行、ボストン・コンサルティング・グループを経て現在、A.T.カーニー 戦略・組織グループアジア太平洋地区代表、ヴァイス・プレジデント
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2004/12/23)
- 発売日 : 2004/12/23
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 243ページ
- ISBN-10 : 4569640346
- ISBN-13 : 978-4569640341
- Amazon 売れ筋ランキング: - 810,902位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 12,411位ビジネス・経済ノンフィクション
- - 20,898位人生論・教訓
- カスタマーレビュー:
著者について
立命館大学大学院経営管理研究科 (立命館大学ビジネススクール)専任教授
株式会社山本真司事務所 代表取締役
スタートアップベンチャー投資会社パッション・アンド・エナジー・パートナーズ株式会社 代表取締役
慶応義塾大学健康マネジメント大学院非常院講師(スポーツビジネスマネジメント)
元静岡県サッカー協会評議員
元早稲田大学大学院スポーツ科学研究科客員教授(MBAエッセンシャルズ)
慶応義塾大学経済学部卒業
シカゴ大学経営大学院卒業(M.B.A.degree with honors)
全米成績優秀者協会会員(a member of beta,gamma,sigma National Honor Society)
株式会社東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)、ボストン・コンサルティング・グループ東京事務所、A.T.カーニーマネージング・ディレクター極東アジア共同代表、戦略グループアジア・太平洋地区代表、Bain & Company 東京事務所代表パートナーなどを歴任
2005年英国ユーロマネー誌より,世界のトップ金融コンサルタントに日本人として唯一選出される。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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うん、40代半ばで読んでも十分よい。あげるのが少々惜しくなるくらいよい。
筆者は銀行出身の、MBA出のコンサルタント。本人は本書で自身の劣等感を語っていたが、一般からしたら相当に成功しているように映るだろう。まあ成功してますよ。私を含めた劣等社会人からしたら、もう羨むような成功だろうし、読む前から斜に構えてしまうかもしれません。
しかしこの筆者は私の劣等感を見透かすかのように、社会人としての目指すべき方向、方法を開示しています。これは筆者も程度の差はあれ劣等感に突き動かされ克服してきた過去があるのでしょう。その過程で研ぎ澄まされた筆者の感受性はとてつもないと思います。そして、胡散臭い言い方ですが、愛にあふれています。それは本を読めばわかります。
沢山響くところがありましたが、第一に響いたのは累積経験量ナンバーワンのくだりです(P.112)。誰しも自分の仕事に飽きる事ってあるじゃないですか。飽きた時って、ふらっと転職サイトに登録したり、異動願いを書いたり社内公募に応募したり、はたまた成長を望まなかったりするじゃないですか。筆者が勧めるのは、そうした同じことの繰り返しでも常に改善や改良を取り入れ、時短を行い、単位当たりのコストを下げる。そして浮いた時間で新たな挑戦や別分野への進出をするというもの。会社でいうとカシオとかインテルとかその分野での累積経験量で参入障壁を作るという戦略です。はい、明日から仕事気合い入れます。
次に響いたのはMBAコンプレックスです。私、失敗しました。アメリカに自費で行こうとしましたが結局落ちました。諸々併せて300万円は使ったと思います。他方会社にはいますよ、社費で留学した偉そうなのが。筆者が秀逸なのはそのバランス感覚。MBA留学は不要としながら、その知識はお作法として必須としているのです。またそのお作法は時間をかけずに習得すべきとしてかみ砕いて書いています。コンサルの面目躍如ですね。はい、次のお休みはブックオフで参考書買ってきます。
最後に膝をたたいたのは、「欲」と「無欲」を併せのむ、あるいは「論理」と「感情」を併せのむという姿勢。まあ皆さん会社の見ればわかるとは思うのですが、大体片方だけのバランスの悪い人ばかりなのです。よくまみれな上司、あきらめてしまった窓際さん(私はこのタイプ)、きれいごとしか述べない論理エリート、感情どストレート型の営業畑出身役員。いるじゃないですか。でも世の中や組織はどちらか一辺倒ではうまくいかないし、組織の運営は本当に難しいと思うんです。上に立つ人にはこうした両方に精通していてほしいと思うのです。自分には無理ですが、これから来る世代にはこうしたバランス感覚は持っていてほしいなあ、と思います。
この本、私は本当に大好きですが、一点内容を補強できるとすれば、メンターの見つけ方についてすこし指南してほしかったです。甘えすぎかもしれませんが、基本人は流されるし、筆者が提示するような方向に向かっている人は本当に少ないと思うのです。場合によっては会社で一人も見つからないかもしれません。そんな中で、真面目で向上心もあり素直なのに、潰されてしまう若者お多いと思うのです。本は確かに力強いです。でもやはり生身の人間に意見を乞いたいし、たまには叱ってほしいと思うのです。そういうメンターなしには次世代は育たないと個人的には思いました。
とはいえ、この本は劣等感にまみれた成功したい若者(から中年、否どの年齢層にも)おすすめです。向上心を持っているし頑張っているのに焦燥感しか感じない方、是非読んでみてほしいと思います。
MBA経営学の骨子を斬るようにまとめる。まさに痛快。
思考・発想法から心のマネジメントへと「心の地図」
をめざして著書の筆はぐいぐい進む。
『30歳からの成長戦略』がめざすゴールは、
心のマネジメントができる経営者人材。
そのためには「ビジネス・スキルにとらわれずに
それを身につける」必要があるという。
「とらわれない」とは、差別化される能力をもつこと。
「役に立つ独創性」ともいえる。
「仕事術」・「論理的思考法」・「全体的思考法」
ビジネス・スキルは、この3つに分けられる。
前著同様、「仕事術」がおもしろい。
困った上司には、自分で落としどころを決めていても
簡単にシチュエーションを一枚の手書きメモにまとめて、
お考えを伺いたいと悩んでいる姿を演出する、とのこと。
「簡単に・一枚の・手書き」が基本だ。評者は、
「くわしく・複数枚に・きちんと」書いて失敗した。
さりげない表現の中に、著者の経験の密度を感じる。
ロジカル・シンキングはすごく切れる刃物である。しかし、
切れないものはあるし、切ってはいけないものもある。
と、論理的思考の裏表を見つめて著者は言う。著者の思いは
論理的思考と全体的思考の統合。このあたりは船川淳志氏の
『思考力と対人力』に繋がるものを感じた。
ただ、この部分が全10章の中の2章では・・・。
やはり、欲張りすぎてしまったのだと思う。
しかし、『40歳からの仕事術』を読んだ人も、これかの人も
まず手に取りたい一冊であることは間違いない。
そして、著者はそういったもの(例えばMBA)がコモディティ化し、それを学ぶことは決して差別化とはならず、それ以外の差別化する何か(好きなもの、かつ人気のないもの)を持て、といっています。
もちろんビジネススキル的なものは差別化以前に基礎知識として知っておく必要があり、それを効率よく短時間で駆け抜けて学べと言っています。
何もかもがグローバル化し、安価になり、「何かスキルをつけなきゃ」と英語に手を出してみたり、ビジネス本を読みあさったりして日々オロオロしていた自分には、納得感がありました。もうちょっと早めにこの本に出会っていればよかったと思います。
あと、一番私が気に入ったのが、最近どこでもよく使われるPPMを個人に応用して、自分のスキルを可視化し、「金のなる木」で貯金を使いながら、「スター」を育成するという戦略です。ここでヒントを得ましたので、社会人経験が長くなるほど少なくなる「時間」というリソースをもっと戦略的に使ってスキルを伸ばし、少しでも世の中に役立つ人間になっていきたいと思います。
タイトルにこだわらず、40代でも読んで為になる考え方がたくさんある良書だと思います(さすがに50代は・・・という気はしますが)。
こういうハウトュ本は、キャッチコピー的にわかりやすいフレーズを使ってまとまるものと思っているが、この本の説明は冗長且つ一貫性がない。特に三章のアウトプット至上主義の記載。
なんか読んだ気になって満足したい人にはいいのではないでしょうか、文字数だけは多いので。
定価で買うものではないです、中古で買ってよかった。
「キャリアの極意」とか「仕事術の王道」とか無料で読めるページも多いので
著者名でネットを検索して読んでみると良い。
この本に書かれていることの半分以上はネットで読める。
好きならこの本を買ったら良い。
大学出てしばらく働いてこのままバリバリ働いて出世して…という仕事人生がちょっと違う気がするんだけど
出世諦めて自分の世界で生きるのは絶対違うんだよな…とモヤモヤしてる30歳向けの本だと思う。
著者自身は慶応を出て銀行に就職してMBAとってコンサルタントになってパートナーにまでなった。
バリバリ働いて出世して…という仕事人生を生きた人である。
彼自身ちょっと違うなという違和感を感じてそれを乗り越えた体験談がこの本に記されている。
MBA的なビジネススキルは効率よく学んですませてしまい
誰もやってないような分野で先行しろという差別化戦略自体には共感した。
一方でMBA的なビジネススキルをじっくり研究して経営学の権威になるという道もあると思うので
MBA的なビジネススキルをじっくり研究することを否定することもないのではないかとも感じた。
でもMBA的なビジネススキルは効率よく学んですませてしませてしまったほうが良い。
英語や簿記など資格取得の勉強も同じだと思う。
それ自体で権威になる以外で差別化はできないから効率よくやってしまったほうが良い、という意味で共感した。
それにしても時代は少し変わったかな。
著者は、現在ベイン・アンド・カンパニー・ジャパンの日本代表をなさっている方で明らかに成功者なのだが、この本を読むことによって、著者の生き方が見えてくる。
著者の生き方を一言で言うと、『集中と弛緩』。
この事は、著書の中でも語られているが、これが全ての基本のような気もする。
人間の生き方として、それがどれだけ実践できるか。
問われているのはそこなんだろう。
大きな成功の必要はないが、だれでも過去の人生を振り返ったとき納得できるものが残っているか?
その納得できる人生を作るヒントがこの本には隠されてる。