題名は、一見、日本に好意的に思われる。
しかし、紙面の多くを、様々な事例紹介に費やしていて、著者の考察部分は少ない。中国政府の言論統制には言及せず、一貫した反日思想で貫かれている。
① 中国が現体制を維持するために行ってる反日教育の過少評価。なぜ、日中戦争を知らない若い世代ほど反日なのか説明がない?
② 世界史的考察の無視。人類の歴史で、戦争は常にあった。近代の帝国主義による世界侵略は、全世界に及んだにもかかわらず、英米仏蘭西露等を批判せず、なぜ、中国は、日本に対してだけがいつまでもこれを問題にし続けるのか。中国の国内問題に言及せず、一方的に日本だけを攻め続ける。
③ 第2次大戦後の中国の侵略、人権無視政策への言及がない。チベット侵略、ウイグル征服、ベトナムへの侵略、中国国民に対する人権侵害等(中国国内で、ほとんど報道されてないことだが)を棚に上げ、日本だけを悪者扱いにしている。
④ 日中戦争での被害(しかも、従軍慰安婦等事実関係が不確かなものをあたかも真実なことのように)ばかり強調し、反省が足りないとしている。自国政府のことは全く批判しない。大躍進政策、文化大革命により、餓死や弾圧で死亡した中国人は数千万人と言われるが、全く言及していない(この事実は、中国国内では闇に葬られているが)。
⑤ 文化論、歴史観から無理やり説明している。中国、韓国、北朝鮮以外のアジア諸国はおおむね親日的である。日本の植民地の台湾がなぜ親日的なのか説明できないであろう。
⑥ 参考文献は、主として朝日新聞であり、靖国神社問題等朝日新聞が言い出した反日キャンペーンを無批判に真実とし、それ以外の新聞社への言及はほとんどない。著者の述べていることは、基本的には、朝日新聞の主張と同じものである。
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ほんとうは日本に憧れる中国人 「反日感情」の深層分析 (PHP新書 332) 新書 – 2005/1/18
王 敏
(著)
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「反日」が当然視される中国の若者レベルで、日本の「モノ」が一大流行となっている。中国人の「愛憎紙一重」の日本観、その真相とは。
「歴史認識」や「靖国問題」など、日本に対して過剰な反応を示す中国人。それらは中国政府による反日教育の賜物であるとみなされてきた。しかし、市場経済化が進んだ中国社会の底辺では、まったく違う動きが発生している。若者たちは日本の「モノ」や「食生活」に憧れ、漫画、ゲーム、音楽からファッションまで「日本ブーム」が起きているのだ。おでんやたこやき、ラーメンはいまや中国でも定番、大流行のトレンディ・ドラマは「日劇」と呼ばれ、ベストセラーとなった村上春樹の小説は、若者たちの都市生活の象徴のように言われている。その一方で、教科書問題や靖国参拝に対する若者たちの拒否反応は過激で根強く、事が起こるたびに反日感情が噴出して中国政府も抑えきれないほどなのである。本書は日中交流の歴史や各種統計データをふまえて、中国人の日本観にひそむ愛憎二重性の形成要因を探り、真の日中友好のあり方を問う。
- 本の長さ212ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2005/1/18
- ISBN-104569641180
- ISBN-13978-4569641188
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- 出版社 : PHP研究所 (2005/1/18)
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- 言語 : 日本語
- 新書 : 212ページ
- ISBN-10 : 4569641180
- ISBN-13 : 978-4569641188
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2017年11月7日に日本でレビュー済み
「中国人は、相手に迷惑をかけたとわかれば何度でも厳しい表現で謝る。制止されても、次に会えばまた深く反省しながら謝罪するのが一般的だ」こんな国民をまともに相手にする必要はない。それで暴動が起こるなら、中国から撤退するまで。いつまでも女の腐ったのみたいにウジウジ言ってんじゃねえって言いたい。靖国の件なんか、余計なお世話だ。
2006年3月8日に日本でレビュー済み
私も、おそらくほかの多くの方と同じように、タイトルを見てこの本を買いました。しかし、結局のところ、朝日新聞によくコメントが掲載されているこの著者のメッセージは「日本人はもっと反省しなさい」ということのように読めました。失望しました。
ただし、これまでも多く語られてきた日本人と中国人の歴史への向き合い方の違い、日本人は「水に流し」て未来へ向かうことが大事なのに対し、中国人は、「恨み憎み、決して忘れない」ことが大事、ということは、この本を読んで改めて認識を深めました。その点は評価したいです。
しかし、たとえわれわれ日本人が「理解」したとしても、中国人の日本理解が一向に進まないのでは、われわれのような一介の市民としては不公平感が募るばかりですよね。その点で期待を持たせてくれるような内容がほしかったです。
ただし、これまでも多く語られてきた日本人と中国人の歴史への向き合い方の違い、日本人は「水に流し」て未来へ向かうことが大事なのに対し、中国人は、「恨み憎み、決して忘れない」ことが大事、ということは、この本を読んで改めて認識を深めました。その点は評価したいです。
しかし、たとえわれわれ日本人が「理解」したとしても、中国人の日本理解が一向に進まないのでは、われわれのような一介の市民としては不公平感が募るばかりですよね。その点で期待を持たせてくれるような内容がほしかったです。
2005年5月21日に日本でレビュー済み
中国人が日本人相手に情報工作する際の典型的なパターンを示していて、その意味ではハリウッド映画みたいに明確な方程式が透けて見える「好著」であろう。
前段で中国人が日本文化に憬れていることを示す。ここで、読者は自尊心と密かな愛国心をくすぐられ、著者の意見を信じてしまい丸呑みしたい誘惑にかられる。
後段で、中国の「謝罪」の風習なるものが語られる。いつまでもどこまでも謝り続けるのが中国人、という意見である。ここがミソ。ギネスブックものの鉄面皮の大嘘である。
ビジネス本などを読んで御覧なさい。中国でビジネス展開する工場長やら商社マンやらが異口同音に嘆くのは、「謝らない中国人」である。明々白々なミスであっても、絶対に彼らは認めず、むしろ相手に非ありと言い募る。「さっさと謝ればそれだけの話なんですけどねぇ」というのが現場の嘆き。これは日本人だけでなく、オーストラリア人の本などでも指摘されている、公認の事実である。ビジネスという実務に即した彼らの意見の方が、はるかに客観性があり信頼にたる。私も仕事で中国に時折行くが、彼らのこの性癖だけには辟易する。
つまり、この本は、親日っぽさを表に出して、「日本人は未来永劫謝罪し続けろ」という刷り込みを行おうという、情報工作のための「トロイの木馬」的構造をもった本であって、その意味において、情報の真贋を見破る訓練をするための好個のテキストないし入門編としてみれば一定の価値があるかもしれない。それ以外では、まさにクズのような本である。
前段で中国人が日本文化に憬れていることを示す。ここで、読者は自尊心と密かな愛国心をくすぐられ、著者の意見を信じてしまい丸呑みしたい誘惑にかられる。
後段で、中国の「謝罪」の風習なるものが語られる。いつまでもどこまでも謝り続けるのが中国人、という意見である。ここがミソ。ギネスブックものの鉄面皮の大嘘である。
ビジネス本などを読んで御覧なさい。中国でビジネス展開する工場長やら商社マンやらが異口同音に嘆くのは、「謝らない中国人」である。明々白々なミスであっても、絶対に彼らは認めず、むしろ相手に非ありと言い募る。「さっさと謝ればそれだけの話なんですけどねぇ」というのが現場の嘆き。これは日本人だけでなく、オーストラリア人の本などでも指摘されている、公認の事実である。ビジネスという実務に即した彼らの意見の方が、はるかに客観性があり信頼にたる。私も仕事で中国に時折行くが、彼らのこの性癖だけには辟易する。
つまり、この本は、親日っぽさを表に出して、「日本人は未来永劫謝罪し続けろ」という刷り込みを行おうという、情報工作のための「トロイの木馬」的構造をもった本であって、その意味において、情報の真贋を見破る訓練をするための好個のテキストないし入門編としてみれば一定の価値があるかもしれない。それ以外では、まさにクズのような本である。
2005年7月17日に日本でレビュー済み
本屋で偶然目にし、表題に惹かれて買ってしまったが、内容は想像していたものとは違っていた。敢えて手短に感想を言うと、著者は日本のポップカルチャーや日本の若者の「個」を重視した価値観、中流階級のライフスタイルなどに対する最近の中国の若者達の憧憬を始めに描きながら、日本の政治や日本人の国民性、歴史認識に対して中国人全体が抱く疑念や反感を正当化しようとしている、という印象を持った。
唯一、一つの考え方として参考になったのが、歴史を通じて形成された両民族の文化的価値観の相違などを分析したくだりであろう。
本書をよく読んでみると随所に、中国側の瑕疵や中国人にとって不都合なことは棚に上げたような主張が見られる。婉曲的な表現が使われているために主張とは気付きにくい場合が多いが、少なからず最後は、「~することが日本に求められている」などと日本側に要求する形で結ばれている。また、さりげなく書かれているが、日本に対する中国の優越性を仄めかすような、著者の中国の文化、歴史についての記述が少々鼻につく。
最近の中国政府首脳の倣岸、無礼な態度や、四月の反日暴動における中国民衆の粗暴さが記憶に新しいため、本書は冷静かつ客観的に書かれた印象を与えてつい無条件で受け入れたくなるが、そこは注意すべきだと思う。
ちなみに、著者が巻末で協力に感謝するとして、共同通信と北海道新聞の関係者、そして朝日新聞社の名を挙げている。反日偏向報道という点で、日本を代表すると言っても過言ではないこれら非映像メディアを情報源として頼っていることをみても、本書で引用する情報の信憑性に疑問符が付く。
結論として、著者が言わんとしていることは、一部の中国人は日本のある側面に対して好感を持ち始めているのだから、日本は中国政府の要求に沿った言動を示すべきだ、という不条理な主張であると思わざるを得ない。
唯一、一つの考え方として参考になったのが、歴史を通じて形成された両民族の文化的価値観の相違などを分析したくだりであろう。
本書をよく読んでみると随所に、中国側の瑕疵や中国人にとって不都合なことは棚に上げたような主張が見られる。婉曲的な表現が使われているために主張とは気付きにくい場合が多いが、少なからず最後は、「~することが日本に求められている」などと日本側に要求する形で結ばれている。また、さりげなく書かれているが、日本に対する中国の優越性を仄めかすような、著者の中国の文化、歴史についての記述が少々鼻につく。
最近の中国政府首脳の倣岸、無礼な態度や、四月の反日暴動における中国民衆の粗暴さが記憶に新しいため、本書は冷静かつ客観的に書かれた印象を与えてつい無条件で受け入れたくなるが、そこは注意すべきだと思う。
ちなみに、著者が巻末で協力に感謝するとして、共同通信と北海道新聞の関係者、そして朝日新聞社の名を挙げている。反日偏向報道という点で、日本を代表すると言っても過言ではないこれら非映像メディアを情報源として頼っていることをみても、本書で引用する情報の信憑性に疑問符が付く。
結論として、著者が言わんとしていることは、一部の中国人は日本のある側面に対して好感を持ち始めているのだから、日本は中国政府の要求に沿った言動を示すべきだ、という不条理な主張であると思わざるを得ない。
2005年7月17日に日本でレビュー済み
数年前馬立誠は、反日支持では日本国内で売れないので題名を「日本はもう中国に謝罪しなくていい」として、内容が全く反対の本を出していましたが、本書はその構造と全く同じです。しかもやはり著者は中国人。馬立誠は日本に来て日本の事がよくわかったと書いていましたが、結局は朝日新聞、共産党などを取材して書いた偏向きわまる著作でした。
本書も同じ。最初のうちは日本を持ち上げているものの、読み進めるにつれ根拠に乏しい著者の妄想に付き合わされる事になります。本書の草稿は2003年頃と考えられますが、著者はまだ本書の書き方で日本人を騙せると考えていたのでしょう。しかしこの数年、サッカーアジアカップ事件、中国での反日暴動などを通じて、多くの日本人が中国人の実体を知るようになっているのは著者の誤算ですね。本書を真に受ける日本人はもう存在しません。
ともあれ、中国人がどのように真実をねじ曲げるかを知るには大変勉強になる1冊だと思います。
本書も同じ。最初のうちは日本を持ち上げているものの、読み進めるにつれ根拠に乏しい著者の妄想に付き合わされる事になります。本書の草稿は2003年頃と考えられますが、著者はまだ本書の書き方で日本人を騙せると考えていたのでしょう。しかしこの数年、サッカーアジアカップ事件、中国での反日暴動などを通じて、多くの日本人が中国人の実体を知るようになっているのは著者の誤算ですね。本書を真に受ける日本人はもう存在しません。
ともあれ、中国人がどのように真実をねじ曲げるかを知るには大変勉強になる1冊だと思います。
2005年11月17日に日本でレビュー済み
声高に日本を非難する姿勢こそ避けてはいるが、しかしいつもながらの中国人の押しつけがましい言い分に変わりない。「中国の若者は日本に親近感を持っている」という導入が、「しかし彼らの感情には二重性があって、靖国に強い拒否感を覚えサッカーでは反日が吹き荒れてしまう。それは日本が過去を反省し謝罪しないがために・・・」と続きます。合間に中国の世論アンケートのデータが並び「中国と日本は過去に縁が深かった」とか「開放政策以降の世代の中国人は考え方が新しい」などのトピックが散りばめてあります。しかし、言論の自由のない一党独裁国家で集計したアンケートに意味があるのか?
昔からあるような中国のプロパガンダ本。未だに真に受ける人はどれくらいのでしょうか。
昔からあるような中国のプロパガンダ本。未だに真に受ける人はどれくらいのでしょうか。
2005年11月8日に日本でレビュー済み
悲しいほど底が浅く、悪意さえ感じる本である。学者である筆者の専攻は日中比較研究となっているが、本当かと思うほど本書の内容は底が浅い。先ず、日本文化の理解度が極めて浅く、一般人に毛が生えた程度の幼稚なレベルでしかない。
両国の文化の違いを上げ、日本文化を「驚き呆れる」と評しただけで、それは何故なのかという分析を全く行っていないのである。韓国人の日本文化研究教授である呉善花氏とは、100倍のレベル差があると言っても過言ではない。
また、本のタイトルと内容が180度近く違うことに非常に違和感があり、看板に偽りのある後味の悪さを感じる。本書は、「互いに文化を理解することからつきあいたい」と主張している。しかし、本書を読めば確実に中国が嫌いになる。
両国の文化の違いを上げ、日本文化を「驚き呆れる」と評しただけで、それは何故なのかという分析を全く行っていないのである。韓国人の日本文化研究教授である呉善花氏とは、100倍のレベル差があると言っても過言ではない。
また、本のタイトルと内容が180度近く違うことに非常に違和感があり、看板に偽りのある後味の悪さを感じる。本書は、「互いに文化を理解することからつきあいたい」と主張している。しかし、本書を読めば確実に中国が嫌いになる。