中古品:
¥950 税込
配送料 ¥350 5月25日-27日にお届け(11 時間 42 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
コンディション: 中古商品: 良い
コメント: カバー使用感。通常使用による多少の使用感はありますが、良好なコンディションです。当店の商品を複数ご注文される場合、店舗と倉庫の都合上、別々の発送となる場合があります。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

中国の「核」が世界を制す 単行本 – 2006/2/1

4.5 5つ星のうち4.5 85個の評価

1980年以降、中国経済は毎年平均9%の高率で成長した。しかも
1989年から2006年まで、中国の軍事予算は、毎年13~16%の高スピードで増加してい
る。中国政府はいったい何を目的として、このような大軍拡政策を実行しているのだ
ろうか。
東アジア地域の地政学的な安定を維持するためには、日米同盟を維持すること
が不可欠である。しかし、「アメリカ政府は2020年以降、中国の軍事的脅威から日
本を守ることはないだろう」と予測する点において、本書は、今後も日本が米国依存
体制を続けられると期待している「新米保守」グループとは明確に立場を異にする。
また本書は、21世紀の日本が独立国としての地位を維持するためには自主的な
核抑止力の構築が必要であることをはっきりと指摘しているので、反核感情の強い
「反米リベラル」の人たちとも外交視点が異なる。
日・米・中の政治指導者、知識人が、日本国民に読ませたくない「禁断の書」。
続きを読む もっと少なく読む

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ PHP研究所 (2006/2/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/2/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 316ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4569648681
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4569648682
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 85個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
伊藤 貫
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
85グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2021年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
感情的に核兵器廃絶を訴えても何の意味もないことがわかります。
約10年前に書かれた本ですが、著者の予測が着々と現実化しているのがとても恐ろしいです。

筆者が日本の自主核抑止力の必要性を議論する際のロジックとして挙げていたうちのひとつが
とても心に響きました。
曰く、1945年にアメリカは交戦能力を失った日本に二度の核攻撃を実施し非武装の婦女子を虐殺したが、
現在東アジアでロシア、中国、北朝鮮が核武装している中、
日本にだけは核抑止力を持たせないというのは道徳的にグロテスクではないか、と。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は2007年(平成19年)3月の出版。令和改元後、とある雑誌で著者のことを知り、タイトルに刺激されて購入した。
アメリカ在住で評論家、国際政治・米金融アナリストの著者が、軍拡を進める中国に不安を感じている日本人の7つの疑問に答え、国際政治学の主流の考えである「リアリスト学派」の立場から、日本の自主防衛力の確立(日本の核武装)を正面から議論する一冊。

 前書きから実に衝撃的だ。1980年から2005年まで中華人民共和国のGDPは年平均9%の成長だが軍事予算は13〜16%/年の増加とある。ところがこの軍事予算は正確なところはアメリカにも分からない(衣食住コストやミサイル戦力コストなど排除項目が多いためといわれている。新型コロナウイルスの影響で歳入の大幅減に直面している中国だが、2020年の国防費は新聞報道によれば前年比6.6%増らしい。中国は国家目標達成のための軍事費は別腹のようだ)。

 外交政策の主なパラダイム→英米中の外交政策→「日本は覇権国家に包囲されている状態」にある→75年がかりの中国覇権戦略→「アメリカの核の傘」の幻想→共産党と米民主党の癒着(ホントにひどい!)、の流れで過去と現状が理解できる。それと同時に、日本・台湾の将来も(当たってもらいたくないが)本書の予測通りに進んで行くのではないかと憂慮するほどに優れた分析と意識喚起を図る希有の著作。
 最終章では日本が真の独立国となるための方策を提案。13年前の発行であっても米中の外交政策・安全保障政策の理解に役立つ内容だ。

自分は大人になる前から安全保障・近現代史に関心を持ち、知識も適宜最新のものに入れ替えていたつもりだったが、本著作のおかげで、現代日本の置かれている以下四つの深刻な状況が理解できた。
(1)独立国家には三要素(哲人的要素、軍人的要素、商人的要素)が必要。日本国は商人的要素しか持たず、軍人的要素・哲人的要素の二つが欠けている。【日本は独立国家ではない】
(2)3つの覇権国・4つの核保有国に取り囲まれている日本はとりわけ「バランス・オブ・パワー」の視座で外交政策が構築されなくてはならないということ【日本の外交政策には「視座」がない】
(3)米国は「日本人の安全保障」よりも「米国の覇権利益」を優先し、たとえ北朝鮮が核を保有しても、日本にだけは自主的な核抑止力を獲得させないという考えが米国両政党で共有されているらしいこと【日本は米中に封じ込められている】
(4)日本の政治家・外交官僚・マスコミのレベルが60年代の池田・佐藤内閣時代からほとんど成長しておらず、5歳(反米左翼)と10歳(親米保守)のけんか(子供のけんか)を今でも続けていて、21世紀の世界情勢からはパーフェクト浮世離れである【日本の学者・マスコミ・政治家は知的怠惰】

本書読了後に将来の日本を思うと暗澹たる気持ちにもなるが、日本国民の生命と財産をまもるのが日本国の役割であることを踏まえて、年齢を問わず国政・外交・安全保障に関わっている方、これから関わろうとする方、マスコミ関係者にお奨めしたい。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年5月6日に日本でレビュー済み
と断言していたのはキッシンジャーだった。

ただ、本書ではさらにその10年後あたりに、充分に国力を蓄えた中国が、いよいよ覇権国家として動き始める、という説が展開されている。

戦後60年を超えて、ようやく改憲が論議に上るようになり、徐々にではあるがわが国も変わっていくだろう。だが、それを上回るスピードで中国は進化し変化するのだろう。

やっかいな時代になったものだと思う。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今月の8日にトランプが当選しましたが、 ちょうどその頃に、偶然ですが伊藤貫先生の動画を見て購入しました。 日本やアメリカがどう抗おうが、 中国の国力は今後ますます大きくなり、 一極から多極への構造転換が進むことが、 当を得た引用でもって、実に理路整然に語られています。 多極化が進む世界で、 内外の障害により、自主防衛さえ議論とならない日本に非常に危機感を覚えます。 核の保有について、答えを出すのは早急であると思いますが、 向こう4年で、日本人はそれを俎上に上げ、少なくとも議論すべきであると考えます。 多極化の向こう側に、中国共産党の一極支配が見えるのは私だけでしょうか。 それだけは避けねばなりません。 覇権の存続のためであれば、 他国を平気で蹂躙し、侵略し、同化してきたのが覇権国の歴史です。 日本が、その21世紀の犠牲者とならないことを切に願う今日このごろです。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年6月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
単に感情論から、反中を解いている訳ではなく、具体的な事実の積み上げによって日本の将来を考える危機迫る内容のものでした。戦略的に考えるわたくしのリタレシーを再考するものとなります。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんだかね。
中国の核に世界を制されてはたまらない。
早く、核ではないレーダービームが役立つといいのに。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
未だ日本は、米国の保護国で戦争で負けた事がどういう事か?完全に魂をぬかれてしまった。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年11月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2007年発刊とのこと。今(2016年)を的確に予言していますね。
日本が中華の属領にならないためにも、リアリストが一人でも増えてくれることを切に願っています。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート