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即戦力の磨き方 (PHPビジネス新書) 新書 – 2006/4/1
具体的には、「語学力」「財務力」「問題解決力」の三つがベースであると著者は説く。つまり、世界共通語になった英語力の学習法や財務感覚を身につける方法、問題解決の考え方をまとめた。また、本を一冊書けるぐらいの勉強への取り組み、会議で知的格闘を行なうためのディスカッション能力の修得法までを解説。最後に、若い層から中高年層まで、世代別に人生設計のポイントを指摘した。
「家も車も借りれば十分」「好きなように人生を生きる」方法は、これから所得が低くなっても豊かに暮らせることを教えてくれる。下剋上のビジネス社会を生き抜くための心得とノウハウは、目からウロコのアドバイスである。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2006/4/1
- ISBN-104569648940
- ISBN-13978-4569648941
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登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2006/4/1)
- 発売日 : 2006/4/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 4569648940
- ISBN-13 : 978-4569648941
- Amazon 売れ筋ランキング: - 210,627位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1943年、福岡県に生まれる。
早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。
「ボーダレス経済学と地域国家論」提唱者。 マッキンゼー時代にはウォールストリート・ジャーナル紙のコントリビューティング・エディターとして、また、ハーバード・ビジネスレビュー誌では経済のボーダレス化に伴う企業の国際化の問題、都市の発展を中心として拡がっていく新しい地域国家の概念などについて継続的に論文を発表していた。
この功績により1987年にイタリア大統領よりピオマンズ賞を、1995年にはアメリカのノートルダム大学で名誉法学博士号を授与された。
英国エコノミスト誌は、現代世界の思想的リーダーとしてアメリカにはピーター・ドラッカー(故人)やトム・ピータースが、アジアには大前研一がいるが、ヨーロッパ大陸にはそれに匹敵するグールー(思想的指導者)がいない、と書いた。同誌の1993年グールー特集では世界のグールー17人の一人に、また1994年の特集では5人の中の一人として選ばれている。2005年の「Thinkers50」でも、アジア人として唯一、トップに名を連ねている。
2005年、「The Next Global Stage」がWharton School Publishingから出版される。本著は、発売当初から評判をよび、既に13ヶ国語以上の国で翻訳され、ベストセラーとなっている。
経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。 経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。
趣味はスキューバダイビング、スキー、オフロードバイク、スノーモービル、クラリネット。
ジャネット夫人との間に二男(長男:創希,次男:広樹)。
【略歴】
1943年福岡県に生まれる。
早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を取得。
1970年6月マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。
1970年(株)日立製作所へ入社。(原子力開発部技師)
1972年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。この頃書きためたノートを書籍「企業参謀」として1975年に出版。
マッキンゼー・アンド・カンパニーではディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長、を務める。
世界の大企業やアジア・太平洋における国家レベルのアドバイザーとして活躍のかたわら、グローバルな視点と大胆な発想で、活発な提言を行っている。
1992年政策市民集団「平成維新の会」を設立、その代表に就任。
1994年20年以上勤めたマッキンゼー・アンド・カンパニーを退職。
同年、国民の間に議論の場を作るとともに、人材発掘・育成の場として「一新塾」を設立し、2002年9月まで塾長として就任。現在はファウンダー。
1996年起業家養成のための学校「アタッカーズ・ビジネス・スクール」を開設、塾長に就任。
1997年カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院公共政策学部総長教授に就任。
1997年~
1998年スタンフォード大学大学院経営学部(MBA)客員教授
1998年(株)ビジネス・ブレークスルー設立、代表に就任。2005年4月に本邦初の遠隔教育によりMBAプログラムとして大学院開校、学長に就任、2010年4月にはビジネス・ブレークスルー大学開校、学長に就任。
2002年中国遼寧省、及び、天津市の経済顧問に就任。
2006年大連の名誉市民に選出。
2007年3月財団法人大塚敏美育英奨学財団設立と同時に理事に就任。
2010年重慶の経済顧問に就任。
2011年CCTV (China Central Television(中国中央電視台))顧問に就任。
2012年4月公益財団法人の移行登記をもって公益財団法人大塚敏美育英奨学財団理事に就任。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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「会社内でしか通用しない知識や政治力ではなく、
社外からも価値を認められるような人物にならなくてはならない」
「日本は他国と比べて危機感がない」といった内容の本です。
・・・こう書くと至極当然のことばかり論じられているようですが、
グローバルに活躍している大前氏だからこそ感じる「日本と外国の違い」を知ると、
自分がいかに狭い範囲でモノを考えていたか気づかされます。
また、これまで日本の慣習で「〜〜しなければならない」と思っていたことも
実はとらわれる必要のないことで、
そこから抜け出せない限りつまらない人生が待っているという新しい発見もできました。
大前氏にとっての「勉強」とは、専門家をうならすくらい詳しくなり、
しかも現地に行って話を聞き、生きた情報を収集することとのことです。
徹底した情報収集力は脱帽モノで、さすが世界各国から講演に呼ばれるだけあります。
それだけ自分の価値を常に磨き続けているということですね。
こうした「参考にしたい大前氏の行動」が多々発見できたため、★5にしました。(2009年10月読了)
実用に値すると思います。
即戦力の三種の神器である「語学力」「財務力」「問題解決力」の磨き方を解説。
財務力の話以外は大前さんの他の著書でも読めるので置いといて、財務力の冒頭の
「お前の正味価値は?」の話はチョット面白かったです。
けど、氏の著書はどれも近年内容が似通ってきてる来てると思うのは気のせいでしょうか?。。。
どのような力が必要か、ということを述べている。
著者は3つに分かり易く必要な力を述べている。
これを読むと自分自身や日本に対してより危機感が生まれ、よい刺激になるのではないかと思う。
しかしこれを読んだだけで満足してしまうのではなく、
具体的に行動に移さなければ何の意味がないということを考えなければならない、
というのを自分自身に言い聞かすべきである。
私は英語の重要性を再認識した上で、学習に対してかなりモチベーションがあがりました。
私はまだ社会に出ていない学生の身ですが、
そんな私に対しても強いインパクトを与える本を書ける著者は素敵だな、と感じました。
『おそらくAmazonで書評欄で投稿するだろう「即戦力の磨き方」とあるから
どうやったら磨けるのかの答えが詳述してあるかと思ったら、
考え方や精神論だけで具体案は何も書いていない』
その通りです。コンパクトな本にその答えは書いていません。
ですが、その精神論や考え方を見直すにはいい機会だと思います。
これを読んで明日から即戦力が磨けるとは思いませんが、
磨くためにはこれまでやってきたこと、これからやらなければならないにことが、
なんだったのか、または、なんなのか自問自答するにはいい本です。
もともと著者の本には無駄のものはありませんので、気前よく読んでもらってください。
力いっぱい生きてきたと言えるだろうか?
そんなことを思った時、この本はちょっとしたヒントを与えてくれるだろう。
通勤通学中に軽く読めるので、今の人生にちょっとしたスパイスを求める、
啓蒙書の初心者にお勧め。
大前流のアクも少なめです(笑
大前氏の主旨は他の著作やメールマガジン、雑誌記事と一切のブレは無い。読みやすく、ビジネス入門書としては最適。
会社が定年まで見てくれる保証はないし、国が年金で老後の面倒を見てくれるかどうかも疑わしい。人生設計は自分でやるしかない。そのような時代に個人として何をすべきか。
「語学力」
英語番組を一日中流しっ放しにし「英語耳」をまず鍛え、そして耳が慣れてきてまとまった音をつかまえられる。今度は聞こえたそのままの音を口に出して発音してみる。
「財務力」
自分で自分の資産運用を行う。株投資の原則を理解し、運用を少額から開始する。リスクを恐れていてはプロフェッショナルになるのは諦めて、国と心中するしかない。
「問題解決力」
問題解決の第一歩は問題の本質はどこにあるのか自分で自分に問うことを繰り返す「質問する力」(Inquisitive Mind)が不可欠。そこから原因を排除できる仮説を設定し、検証、実行する。それを繰り返していく。
政治家の言う事をそのまま聞いているだけの思考停止状態の人が、いちばん損する危険が高い。それが嫌なら、自分で答えを見つけられる人間にならねばならない。
「勉強法」
著者の勉強方法を紹介。
目の前のビジネスにつながるもの以外に毎年これというテーマを一つ決めて、それを集中的に勉強している。著者自身の地域経済論をベースに世界規模のお金の流れを研究、紹介している。データから仮説を自分の頭で考え、現地に行って、政治家や経営者から話を聞き、街を歩き回ってその仮説の検証を繰り返す。
勉強と言うものは自分の人生を今よりももっと幸せにするためにするもの、というフレーズが印象的。
「会議術」
ディスカッション能力は家庭で養うという著者の持論は改めて画期的。家電の購入候補、旅行プラン、資産運用、夕食の席で家族それぞれ意見を述べ合う。テレビをつけるなら、CNNやBBCにし世界で起こっている事をリアルタイムで感じられるようにする。
最終章で敗退した都知事選を例に著者の思考方法が万人受けでない事を吐露している。確かに皆が皆、死ぬ時に「よかった」といえるように生きられる訳でなく、望んでも「好きなように人生を生きる」事ができない人もいる。それもまた現実。。。