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本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書) 新書 – 2006/8/17
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著者は、情報が氾濫する時代だからこそ、「スロー・リーディング」を提唱する。作家はどのように本を読んでいるのか? 本をどのように読んでほしいのか? 夏目漱石『こころ』や三島由紀夫『金閣寺』から自作の『葬送』まで、古今の名作を題材に、本の活きた知識を体得する実践的な手法の数々を紹介。読者は、教科書で読んだはずの文章であるにもかかわらず、「目から鱗が落ちる」を何度も体験するだろう。スロー・リーディングは、速読と違って特別な訓練はまったく不要。読書は工夫次第で、何倍にも楽しくなる。仕事、受験勉強、就職の面接にも効果があるし、人間関係を良好にすることができる。なにより卓越した創造性を発揮する読み方である。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2006/8/17
- ISBN-104569654304
- ISBN-13978-4569654300
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登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2006/8/17)
- 発売日 : 2006/8/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4569654304
- ISBN-13 : 978-4569654300
- Amazon 売れ筋ランキング: - 142,977位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 153位読書法
- - 353位PHP新書
- - 31,015位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
1975年愛知県蒲郡市生。北九州市出身。京都大学法学部卒。
1999年在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により第120回芥川賞を受賞。40万部のベストセラーとなる。
以後、一作毎に変化する多彩なスタイルで、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。2004年には、文化庁の「文化交流使」として一年間、パリに滞在した。
美術、音楽にも造詣が深く、日本経済新聞の「アートレビュー」欄を担当(2009年~2016年)するなど、幅広いジャンルで批評を執筆。2014年には、国立西洋美術館のゲスト・キュレーターとして「非日常からの呼び声 平野啓一郎が選ぶ西洋美術の名品」展を開催した。同年、フランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。
また、各ジャンルのアーティストとのコラボレーションも積極的に行っている。
著書に、小説『葬送』、『滴り落ちる時計たちの波紋』、『決壊』、『ドーン』、『空白を満たしなさい』、『透明な迷宮』、『マチネの終わりに』、『ある男』等、エッセイ・対談集に『私とは何か 「個人」から「分人」へ』、『「生命力」の行方~変わりゆく世界と分人主義』、『考える葦』、『「カッコいい」とは何か』等がある。
2019年に映画化された『マチネの終わりに』は、現在、累計58万部超のロングセラーとなっている。
2021年5月26日、長編小説『本心』(文藝春秋社)刊行。
photo: @ogata_photo
–
[受賞歴]
『日蝕』(1999年 芥川龍之介賞)
『決壊』(2009年 芸術選奨文部大臣新人賞受賞)
『ドーン』(2009年 Bunkamuraドゥマゴ文学賞)
『マチネの終わりに』(2017年 渡辺淳一文学賞)
『ある男』(2019年 読売文学賞)
–
[審査員・選考委員履歴]
三島由紀夫賞(2008年~2019年)
写真の町東川賞(2008年~2017年)
木村伊兵衛賞(2018年~)
芥川龍之介賞(2020年~)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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効率や競争社会で生きづらい世界ですが、ゆっくり本を読むことで、焦りが消え、読書を堪能できます。
このスロー・リーディングは読書の本質を捉えており、延いては社会生活に役立つ内容となっている。
読書法としての中身は非常に高尚なものに感じた。この本を手に取る層は実施できるであろうが、漫画等を含んだ本を読むという広義的な意味の読書を行う人にとっては実際にスロー・リーディングできるのは一割にも満たないだろう。そう思えるほど、大衆的な視点からいえば豊かな読書の方法論が書いてある。
それゆえに、このスローリーディングは非常に意味のあるものであると感じた。
さて、社会生活に役立つと書いたが、社会生活の役に立つというレーベル的要素が含蓄のある内容を自己啓発書というチープなモノにしてしまっているように感じてならない。
深いことを言っているようで当たり前の事を言っているような、いわゆる自己啓発書的内容になってしまっているのは仕方のないことなのだろうか。本文の1/3はそのような内容なので、ここにしんどさを感じる読者は対象読者からすれば多分に存在すると思われる。
この自己啓発的要素には★2を渡したい。
実際のスロー・リーディング実践編という本書のキモには文句なしの★5である。
芥川賞受賞作家であり、選考委員でもある筆者の手ほどきは最高の一言。
この内容のために本書を今すぐにでも購入するべき。
手に取ってもらうためにこのような内容になってしまうのは仕方ないが、できれば学術書的なレヴェルの出版物として重めな筆者のスロー・リーディングの集大成を出版してほしい。
その期待を込めての★4レビューとしよう。
友人に勧められて読みましたがまさに!ということばかり。すでに読んだ本をもう一度読んでみようと思いました。
今はそんな情報化社会だからこそ、スロー・リーディングで思索を深め、
独自の意見を自分の言葉で表現するような力を養う営みが必要とされているのではないだろうか。
そして読書の楽しみ方は十人十色と思っていたが、
それは間違いないこととはいえ、
系統だった方向に収束することもできるのだと認識した。
名著と呼ばれる本たちと、改めて向き合い、
どんな思索が生まれるかを楽しもうと思わせていただきました。
ありがとうございます。