1994年にルアンダで起こった同族民族、隣通しで住んでいたフツ族によるツチ族が、丘の上のラジオにより「ごきぶり(スパイ・敵)が紛れ込んでいると煽り、疑心暗鬼になり、遂に身の回りにある大鉈や鎌、包丁や鍬で友人や隣人、家族まで殺し合う大殺戮が起きた。合わせて100万人もの人が殺された事件があった。
文明に関係なく人間は大量に人を殺す唯一の動物である。歴史を紐解けば「あー!」と思わざるを得ない。
図式は同じ、人間対人間ではなく、人間をゴキブリ、テロリスト,非人、野蛮人などと称して大虐殺する。
この書は、トイレに隠れてたしかった土族の女性の手記であり、世界を震撼させる恐怖と衝撃を伝える書になっている。今も、イスラエルという進んだ国のホローコストを経験したユダヤ人の末裔が、パレスチナ人を同じように殺している。なんと理解すればよいのか。疑心暗鬼と恐怖感によるのだろうが、西部できないようだ。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。
OK
生かされて。 単行本 – 2006/10/6
現在全米ベストセラーが異例の速さで邦訳刊行!!
100日間で100万人のツチ族が虐殺された。
小さなトイレに身を隠し真実を伝えるために奇跡的に生かされたツチ族女性の恐
怖と感動の手記。
100日間で100万人のツチ族が虐殺された。
小さなトイレに身を隠し真実を伝えるために奇跡的に生かされたツチ族女性の恐
怖と感動の手記。
物語の冒頭1ページをまず読んでみて下さい。
つらくて、涙があふれ、それでも明日を生きる力が湧いてくる。
想像を絶する恐怖と苦悩と悲しみを乗り越えたこの若き女性の物語は、読む人
を深い共感と感動の渦に巻き込み、気づきと勇気を与えずにはいない実話であ
る。
著者イマキュレー・イリバギザは、「永遠の春」と呼ばれた彼女の愛する国で、
愛情あふれる家族に囲まれて育った。しかし、1994年、ルワンダで起こった大量
虐殺で、彼女の家族も惨殺されてしまう。隣人や友人だったフツ族が襲いかか
り、100日間で100万人のツチ族が虐殺されたのだ。大鉈やナイフを持った殺戮者
が「皆殺し」を叫び、生き残りを探す中、牧師の家の狭いトイレに7人の女性と
身を隠し、奇跡的に生き延びた著者。どこからも助けは来ない。迫り来る恐怖と
空腹に負けず、彼女は父の教え、祈りの力に気づき、神様と対話しながら希望の
光を灯し続けた。救助後にも襲ってくる試練を克服し、虐殺者をも許す境地に達
する......。
『夜と霧』『アンネの日記』を髣髴させる、心を揺さぶる感動の書。全米ベスト
セラー。
- 本の長さ372ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2006/10/6
- ISBN-104569656552
- ISBN-13978-4569656557
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2006/10/6)
- 発売日 : 2006/10/6
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 372ページ
- ISBN-10 : 4569656552
- ISBN-13 : 978-4569656557
- Amazon 売れ筋ランキング: - 80,439位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 348位その他の外国文学研究関連書籍
- - 17,427位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「生かされて」というタイトルが「ちょっと面白くなさそう」なのが残念と思いましたが、内容は素晴らしいです。まるで信じられないようなことが現代に起こった、それを肌身で感じれる本です。人間の豹変は、どんな戦争の時でも付きもので、考えられないほど非道になって行きます。その中で息を殺して隠れている生活、大切な人達の消息、読み始めたら徹夜で読んでしまいました。寝つきの良い私にとって快挙となった本です。関連する本で「ゆるしへの道」というのがあります。これまた“つまらなさそうな”タイトルなのですが、とっても面白かったので、2冊用意して読まれるのをお勧めします。
2020年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分はアフリカのことを何も知らないんだなと改めて実感。壮絶な個人の体験から、大きな闇がかいまみえた印象。
2018年5月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ルワンダの大虐殺は知っていましたが、それはあくまで報道によるものです。
実体験の描写の迫力に大変なことだったと心を新たにしました。
同じ国の人間同士が殺し合う。何と言う悲劇でしょうか。これもまた、紛れもない歴史の一部分なのですね。
ただひとつ、一神教に馴染みの薄い日本人からすると、この女性の信仰の篤さを心の底から受け入れられなかった。
実体験の描写の迫力に大変なことだったと心を新たにしました。
同じ国の人間同士が殺し合う。何と言う悲劇でしょうか。これもまた、紛れもない歴史の一部分なのですね。
ただひとつ、一神教に馴染みの薄い日本人からすると、この女性の信仰の篤さを心の底から受け入れられなかった。
2019年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『ある奴隷少女に起こった出来事』の購入後、Amazonに勧められて購入しました。こういう出会いはとても有難いです。
今まで隣人として仲良く暮らしてきた人々が大ナタを振り回して殺しに来る。そんな恐ろしいことがつい最近起こっていて、新聞やニュースでルワンダ大虐殺を知ってはいたものの、大虐殺から具体的な事実を想像できなかった自分に気づかされました。
九死に一生を得たにもかかわらず殺人者たちを許すまでに心境に至った著者、これを信仰心のためだけと思わず、我がことと照らし合わせて考えたいと思います。
いい本に出合えました。
今まで隣人として仲良く暮らしてきた人々が大ナタを振り回して殺しに来る。そんな恐ろしいことがつい最近起こっていて、新聞やニュースでルワンダ大虐殺を知ってはいたものの、大虐殺から具体的な事実を想像できなかった自分に気づかされました。
九死に一生を得たにもかかわらず殺人者たちを許すまでに心境に至った著者、これを信仰心のためだけと思わず、我がことと照らし合わせて考えたいと思います。
いい本に出合えました。
2019年10月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ぜひ読んでください。
感動の一冊です。
平和な世の中でありますように願ってやみません。
感動の一冊です。
平和な世の中でありますように願ってやみません。
2010年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
外国のニュースなどを聞いていると、アフリカの情報もよく報道されていますが、日本ではどうしてあまり報道されないんでしょうか。この本に書かれていた事実が現実にあったことも、私は本を読むまで知りませんでした。
世界は、過酷な状況がまだまだたくさんあります。
しかし、この本は、著者のたぐいまれな才能と勇気、そして信仰心が、そんな状況にでも打ち勝つことを教えてくれました。
ハッピーエンディングな物語、とも言えなくもありません。
そして、著者のような才能に恵まれていないほとんどの人たちへの救いになるかどうか・・・。
あくまでも、ある種の、「偉人伝」として、読まれた方がいいと思います。
そんなわけで、☆3つでした・・・。
世界は、過酷な状況がまだまだたくさんあります。
しかし、この本は、著者のたぐいまれな才能と勇気、そして信仰心が、そんな状況にでも打ち勝つことを教えてくれました。
ハッピーエンディングな物語、とも言えなくもありません。
そして、著者のような才能に恵まれていないほとんどの人たちへの救いになるかどうか・・・。
あくまでも、ある種の、「偉人伝」として、読まれた方がいいと思います。
そんなわけで、☆3つでした・・・。
2018年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
丁寧に梱包していただきました。
知り合いからの薦めで読んでみました。
史上最悪の大虐殺といわれたルワンダの大虐殺を生き延びた著者の体験は壮絶なもので恐怖と絶望を感じました。
しかし、この本は虐殺の悲劇だけでなく、敬虔なカトリック教徒の彼女がいかにして信仰心を支えに生き抜いたか、そしてその後新しい人生をやり直すために、敵をも「赦す」という心境を導き出したかが描かれていました。
「信仰」というものを考える機会となりました。
知り合いからの薦めで読んでみました。
史上最悪の大虐殺といわれたルワンダの大虐殺を生き延びた著者の体験は壮絶なもので恐怖と絶望を感じました。
しかし、この本は虐殺の悲劇だけでなく、敬虔なカトリック教徒の彼女がいかにして信仰心を支えに生き抜いたか、そしてその後新しい人生をやり直すために、敵をも「赦す」という心境を導き出したかが描かれていました。
「信仰」というものを考える機会となりました。