前作・楊家将から引き続きよみました。
時代、国、政治、人間関係といった大きな枠の中で
翻弄される姿がありつつも、楊家の人々のプライベートな
内面・人間くささが、前作より濃く描写されていたようにも感じます。
宋家の三姉妹・ゴッドファーザーと比較するのは
安易かもしれませんが、それらのように
“激動の戦乱期に引き裂かれていく家族(ファミリー)
の物語”だと強く覚えずにはいられませんでした。
お薦めです!
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血涙〈上〉―新楊家将 単行本 – 2006/12/7
北方 謙三
(著)
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剣と剣が交錯した瞬間、壮絶なドラマが幕を開ける。
宋建国の英雄・楊業の死から二年。
二代皇帝・趙光義が治める宋国と北の遼国は、燕雲十六州の帰属をめぐって対立。一触即発の状態が続いていた。
業を煮やした帝は、楊業の息子たちに楊家軍再興を命ずる。父を見殺しにされた怒りを胸に秘め、楊家の誇りをかけて立つ六郎・七郎兄弟。
楊家の長となった六郎は、父が魂を込めて研いだ「吹毛剣」を佩いて戦場に向かう。
強権の女王・蕭太后率いる遼国にも、天稟の才を持つ男が現われる。石幻果と名乗るこの男は蕭太后の娘婿で、「吸葉剣」という名剣を佩いていた。
石幻果が父とも慕うのが、「白き狼」と呼ばれる遼軍一の猛将・耶律休哥。耶律休哥こそ、武人のなかの武人、楊業を斃した男だった。
戦場で見えた六郎と石幻果。刃を交えた瞬間、天を呪いたくなるような悲劇が始まる。
軍閥・楊一族の闘いを描き、第38回吉川英治文学賞に輝いた『楊家将』の続編でありながら新展開。中国の原典にはないオリジナルの物語。
宋建国の英雄・楊業の死から二年。
二代皇帝・趙光義が治める宋国と北の遼国は、燕雲十六州の帰属をめぐって対立。一触即発の状態が続いていた。
業を煮やした帝は、楊業の息子たちに楊家軍再興を命ずる。父を見殺しにされた怒りを胸に秘め、楊家の誇りをかけて立つ六郎・七郎兄弟。
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強権の女王・蕭太后率いる遼国にも、天稟の才を持つ男が現われる。石幻果と名乗るこの男は蕭太后の娘婿で、「吸葉剣」という名剣を佩いていた。
石幻果が父とも慕うのが、「白き狼」と呼ばれる遼軍一の猛将・耶律休哥。耶律休哥こそ、武人のなかの武人、楊業を斃した男だった。
戦場で見えた六郎と石幻果。刃を交えた瞬間、天を呪いたくなるような悲劇が始まる。
軍閥・楊一族の闘いを描き、第38回吉川英治文学賞に輝いた『楊家将』の続編でありながら新展開。中国の原典にはないオリジナルの物語。
- 本の長さ333ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2006/12/7
- ISBN-10456965813X
- ISBN-13978-4569658131
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- 出版社 : PHP研究所 (2006/12/7)
- 発売日 : 2006/12/7
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 333ページ
- ISBN-10 : 456965813X
- ISBN-13 : 978-4569658131
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- - 245,194位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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昭和22(1947)年、佐賀県唐津市生れ。47年中央大学法学部卒。58年「眠りなき夜」で第1回日本冒険小説協会大賞、第4回吉川英治文学新人賞、平 成3年「破軍の星」で第4回柴田錬三郎賞、16年「楊家将」で第38回吉川英治文学賞、18年「水滸伝」で第9回司馬遼太郎賞、19年「独り群せず」で第 1回舟橋聖一文学賞、22年第13回日本ミステリー文学大賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 独り群せず (ISBN-13: 978-4167419110 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年1月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
遼の策に嵌められ、大群に囲まれてしまった宋の帝を脱出させるため、楊業はじめ楊一族は決死の覚悟で大群に向かい、一族の多くは楊家の誇りを抱き、勇敢に戦場の塵となっていった。帝を無事に逃すために。そして、そのとき一族の長、楊業の命も散った。
この宋と遼の大きな戦から2年の月日が流れた。
生き残った楊家の六男・六郎、七男・七郎そして、妹の九妹は大きな痛手を負った楊家を再興していく。もともと、六郎・七郎ともに騎馬隊を率いていたからか今回の楊家軍は騎馬隊で編成されていく。
その一方、遼では石幻果という武将が頭角を現し、あの遼最強の武将の誉れ高い耶律きゅうかの元で騎馬隊を率いるまでになる。
そして、楊家騎馬隊と耶律きゅうかそして石幻果率いる騎馬隊があいまみえるが。
しかし、そこで楊一族が見たものは石幻果ではなく、先の戦で死んだはずのOOだった。
そう、OOは生きていたのだ!
しかし、以前のXXをすべて失ったままで。。。
しかも、遼の王室に連なる娘を娶り、子までなしていた。
揺れる楊兄弟の想いとは裏腹に、宋と遼の戦は続いていく。
果たして、楊兄弟の想いはどこへ向かっていくのか。
そして、OOは失ったXXを取り戻すのか。
書き手はあの北方謙三さん。
いつもどおりのテンポのよさでどんどん読むものを物語の中へ引き込んでいく。
お勧めの歴史エンターテイメントです。
この宋と遼の大きな戦から2年の月日が流れた。
生き残った楊家の六男・六郎、七男・七郎そして、妹の九妹は大きな痛手を負った楊家を再興していく。もともと、六郎・七郎ともに騎馬隊を率いていたからか今回の楊家軍は騎馬隊で編成されていく。
その一方、遼では石幻果という武将が頭角を現し、あの遼最強の武将の誉れ高い耶律きゅうかの元で騎馬隊を率いるまでになる。
そして、楊家騎馬隊と耶律きゅうかそして石幻果率いる騎馬隊があいまみえるが。
しかし、そこで楊一族が見たものは石幻果ではなく、先の戦で死んだはずのOOだった。
そう、OOは生きていたのだ!
しかし、以前のXXをすべて失ったままで。。。
しかも、遼の王室に連なる娘を娶り、子までなしていた。
揺れる楊兄弟の想いとは裏腹に、宋と遼の戦は続いていく。
果たして、楊兄弟の想いはどこへ向かっていくのか。
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書き手はあの北方謙三さん。
いつもどおりのテンポのよさでどんどん読むものを物語の中へ引き込んでいく。
お勧めの歴史エンターテイメントです。
2016年1月28日に日本でレビュー済み
楊家将において稀代の名将 楊業が亡くなり、その後7人の息子たちはそれぞれに奮闘し、5人の息子は戦死していまいます。
残ったのは四郎と七郎の二人ではあったが、二人は運命の悪戯で別々の道を進むこととなり最後には。。。。
題名にある血の涙という名にふさわしい物語です。
残ったのは四郎と七郎の二人ではあったが、二人は運命の悪戯で別々の道を進むこととなり最後には。。。。
題名にある血の涙という名にふさわしい物語です。
2006年12月21日に日本でレビュー済み
前作「楊家将」を面白いと思った方は必読です。
あの死闘から2年後、物語は始まります。
楊業亡き後の楊家再興に六郎と七朗が尽力。
そしてあの「宿敵」と予想だにしない新しい「登場人物」が、
再興間もない楊家に容赦なく立ちはだかります。
北方氏が「血涙」というタイトルをつけたのも納得。
このタイトルにふさわしい、熱き男たちの新たなる戦いが、
軽妙なテンポで展開されます。
あの死闘から2年後、物語は始まります。
楊業亡き後の楊家再興に六郎と七朗が尽力。
そしてあの「宿敵」と予想だにしない新しい「登場人物」が、
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北方氏が「血涙」というタイトルをつけたのも納得。
このタイトルにふさわしい、熱き男たちの新たなる戦いが、
軽妙なテンポで展開されます。
2007年11月5日に日本でレビュー済み
大幅なパワーダウンと著者の手抜きが目につきます。
割愛部分が多く、いつの間にか月日が1、2年後の展開になっています。
前作と大きな違いは、ホームドラマタッチになった点です。
宋軍と遼軍との戦いと言うよりも、楊家の痴話喧嘩と心の葛藤と言う
感じを受けました。
評価は星2ツですが、これはあくまでも上巻の評価です。
下巻は勿論、星5ツです。
割愛部分が多く、いつの間にか月日が1、2年後の展開になっています。
前作と大きな違いは、ホームドラマタッチになった点です。
宋軍と遼軍との戦いと言うよりも、楊家の痴話喧嘩と心の葛藤と言う
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評価は星2ツですが、これはあくまでも上巻の評価です。
下巻は勿論、星5ツです。
2007年2月9日に日本でレビュー済み
遼、宋、両軍の「最強の軍団」。その上に立つのは、宋側「楊家の六郎・七郎兄弟」、遼側は謎の男石幻果。遼と宋の争いの中で、彼らとその軍団の運命は・・・。
宋側の「楊家の六郎・七郎兄弟」の動き、遼の石幻果の動きの2つ視点から、話が進んでいきます。
本当に「血涙」な話です。運命の過酷さ、それに「誇り」を持って立ち向かう男たちの生き様が、中国北部の風景に鮮明に浮かびます。
戦略と戦略のぶつかり合い、騎馬軍団の激突、1対1の剛剣対決、「最強」を得るために戦う軍団の悲劇、謎の男の正体、、そして、楊家の亡霊、など読みどころ満載です。
ストーリ、登場人物たちの生き様や運命に眠い目を擦って読んだ本でした。読むほうも、かじりついて、「血涙」が出そうになる本でした。満足です。。
宋側の「楊家の六郎・七郎兄弟」の動き、遼の石幻果の動きの2つ視点から、話が進んでいきます。
本当に「血涙」な話です。運命の過酷さ、それに「誇り」を持って立ち向かう男たちの生き様が、中国北部の風景に鮮明に浮かびます。
戦略と戦略のぶつかり合い、騎馬軍団の激突、1対1の剛剣対決、「最強」を得るために戦う軍団の悲劇、謎の男の正体、、そして、楊家の亡霊、など読みどころ満載です。
ストーリ、登場人物たちの生き様や運命に眠い目を擦って読んだ本でした。読むほうも、かじりついて、「血涙」が出そうになる本でした。満足です。。
2006年12月15日に日本でレビュー済み
出来れば楊家将を読み直してからじっくりと読むべきだと思う。
極上のエンターティメントは読み進めるのが惜しくなる。
ゆっくりとじっくりと良く味わって噛みしめて十分に咀嚼して読み込むべき作品です。
極上のエンターティメントは読み進めるのが惜しくなる。
ゆっくりとじっくりと良く味わって噛みしめて十分に咀嚼して読み込むべき作品です。