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高次脳機能障害 どのように対応するか (PHP新書) 新書 – 2006/12/16
橋本 圭司
(著)
ある日突然、家族や友人が、「人が変わったように暴力をふる
う」「誰かが促さないと何もしようとしない」「言われたことをすぐに忘れてし
まう」----脳梗塞や脳出血、くも膜下出血といった脳血管障害、脳炎や交通事
故などで脳を損傷したあと、さまざまな問題を引き起こす高次脳機能障害。厚生
労働省の調査によると、患者は全国に約三十万人いることがわかっており、そ
の数は確実に増えつづけている。しかし一見、障害とはわからないため、医療
や福祉の専門家でもこの障害に対する理解は十分でない......。
高次脳機能障害とは何か? 家族や周囲の人は患者をどのように支援すべきなの
か? 社会復帰するための正しいリハビリテーションとは? 正しい診断
と評価、家庭や社会の適切な対応によって、症状は必ず改善する。家族がイキイ
キとしはじめ、当事者に笑顔が戻るのである。
う」「誰かが促さないと何もしようとしない」「言われたことをすぐに忘れてし
まう」----脳梗塞や脳出血、くも膜下出血といった脳血管障害、脳炎や交通事
故などで脳を損傷したあと、さまざまな問題を引き起こす高次脳機能障害。厚生
労働省の調査によると、患者は全国に約三十万人いることがわかっており、そ
の数は確実に増えつづけている。しかし一見、障害とはわからないため、医療
や福祉の専門家でもこの障害に対する理解は十分でない......。
高次脳機能障害とは何か? 家族や周囲の人は患者をどのように支援すべきなの
か? 社会復帰するための正しいリハビリテーションとは? 正しい診断
と評価、家庭や社会の適切な対応によって、症状は必ず改善する。家族がイキイ
キとしはじめ、当事者に笑顔が戻るのである。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2006/12/16
- ISBN-104569658407
- ISBN-13978-4569658407
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登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2006/12/16)
- 発売日 : 2006/12/16
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4569658407
- ISBN-13 : 978-4569658407
- Amazon 売れ筋ランキング: - 368,663位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 946位PHP新書
- - 1,033位脳・認知症
- - 18,509位医学・薬学・看護学・歯科学
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年3月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
に登場する医師です。私は信頼出来る医師だと感じました。
2009年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高次脳機能という難しいテーマを用語の説明など基礎的な部分から日常生活における対応などを広く書かれており参考になりました。
2007年1月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高次脳機能障害というものについて書かれた本。
高次脳機能障害というのは何かというと、
脳血管疾患や、頭部外傷などで脳に障害を負ってしまったけれど、幸いにして体に明らかな麻痺は残らず、ぱっとみでは普通、な状態にまで回復した、はずなのに、
行動や記憶力、思考力、話すこととか、その人のパーソナリティみたいなものが、受傷前と変化してしまっている状態のこと。
病院での生活は難なく遅れていたりするが、
ちょっと複雑な事をしようとすると(たとえば、バスと電車を乗り継いで目的地まで行くとか)、
出来ない。
麻痺などのあきらかな障害がないため、
従来この症状はあまり問題にされてこなかった。
しかし、
患者さんが退院後社会生活を営んでゆく上では、重大な問題なのである。
私が看護師として働いている脳神経外科病棟でも、
元気になってからも自分の家族の事が思い出せず、
「この人だれ?」
と、妻がお見舞いに来るたびに言っていた人とか、
自分の部屋を覚えることができなくて、病棟内ですぐに迷子になってしまう人とか、
いろんな高次脳機能障害の人がいた。
それでそういう人も、体が元気になると退院してゆく。
そういう患者さんに対して、退院しても家庭生活大変だろうな、と、いつも思うのだが、
高次脳機能障害のフォロー体制は、整備される途上。
つまり、現在のところほとんど整備されていないということ。
自分の家族とかが高次脳機能障害になってしまった時や、
その可能性がある疾患になってしまった場合には、
この本を読んでおくといいと思う。
高次脳機能障害というのは何かというと、
脳血管疾患や、頭部外傷などで脳に障害を負ってしまったけれど、幸いにして体に明らかな麻痺は残らず、ぱっとみでは普通、な状態にまで回復した、はずなのに、
行動や記憶力、思考力、話すこととか、その人のパーソナリティみたいなものが、受傷前と変化してしまっている状態のこと。
病院での生活は難なく遅れていたりするが、
ちょっと複雑な事をしようとすると(たとえば、バスと電車を乗り継いで目的地まで行くとか)、
出来ない。
麻痺などのあきらかな障害がないため、
従来この症状はあまり問題にされてこなかった。
しかし、
患者さんが退院後社会生活を営んでゆく上では、重大な問題なのである。
私が看護師として働いている脳神経外科病棟でも、
元気になってからも自分の家族の事が思い出せず、
「この人だれ?」
と、妻がお見舞いに来るたびに言っていた人とか、
自分の部屋を覚えることができなくて、病棟内ですぐに迷子になってしまう人とか、
いろんな高次脳機能障害の人がいた。
それでそういう人も、体が元気になると退院してゆく。
そういう患者さんに対して、退院しても家庭生活大変だろうな、と、いつも思うのだが、
高次脳機能障害のフォロー体制は、整備される途上。
つまり、現在のところほとんど整備されていないということ。
自分の家族とかが高次脳機能障害になってしまった時や、
その可能性がある疾患になってしまった場合には、
この本を読んでおくといいと思う。
2017年7月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近の医師たちは家族への気配りができぬのか。
診断名だけ伝え、それ以上語らぬ馬鹿医師が大量生産されているのか。
不幸なのは 病みし人と一緒に生活している人たちである。
この本は、「これから」を一緒に考えることを放棄していることを自覚していない医療従事者と出会ってしまった方々への最高作品。
しっかりと家族の立場を配慮して、
丁寧に語ってくれている。
「よかったです」
「わかりました」
お勧めした方々は 喜んでくださる。
くどくない。
わかりやすく 語ってくれる、
「高次脳機能障害」と伝えられ 途方にくれている方々への最高の本です。
心からおすすめします。
最高の作品です。
著者に感謝いたします。
診断名だけ伝え、それ以上語らぬ馬鹿医師が大量生産されているのか。
不幸なのは 病みし人と一緒に生活している人たちである。
この本は、「これから」を一緒に考えることを放棄していることを自覚していない医療従事者と出会ってしまった方々への最高作品。
しっかりと家族の立場を配慮して、
丁寧に語ってくれている。
「よかったです」
「わかりました」
お勧めした方々は 喜んでくださる。
くどくない。
わかりやすく 語ってくれる、
「高次脳機能障害」と伝えられ 途方にくれている方々への最高の本です。
心からおすすめします。
最高の作品です。
著者に感謝いたします。
2009年5月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
事故で頭部を損傷した知人がいます。
現在は事故前の生活に戻っていますが、知人には本人が
全く自覚していない症状があり、感情の起伏が激しく、
私を含め周囲が困惑していました。
この本を読んで、その知人がやはり『高次脳機能障害』ではないかと
確信できましたが、それを診断してくれる医師は
残念ながら知人の住む地域にはいません。
この本は素人にも解りやすく、『高次脳機能障害』とはどんなものか
具体的な例を出して丁寧に解説してくれています。もっと早く読んでおけば、
今ほどしんどい状況にはなっていなかったかもしれません。
そして、初期の段階でこの障害について説明してくれる医師に
出会っていたならなぁ…と悔やまれます。
現在、病気や怪我で頭部に損傷を受けた方を介抱されていて、
私と同じようにその対応に戸惑っていらっしゃる方には
とても参考になる本だと思いました。
現在は事故前の生活に戻っていますが、知人には本人が
全く自覚していない症状があり、感情の起伏が激しく、
私を含め周囲が困惑していました。
この本を読んで、その知人がやはり『高次脳機能障害』ではないかと
確信できましたが、それを診断してくれる医師は
残念ながら知人の住む地域にはいません。
この本は素人にも解りやすく、『高次脳機能障害』とはどんなものか
具体的な例を出して丁寧に解説してくれています。もっと早く読んでおけば、
今ほどしんどい状況にはなっていなかったかもしれません。
そして、初期の段階でこの障害について説明してくれる医師に
出会っていたならなぁ…と悔やまれます。
現在、病気や怪我で頭部に損傷を受けた方を介抱されていて、
私と同じようにその対応に戸惑っていらっしゃる方には
とても参考になる本だと思いました。
2021年10月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ソーシャルワーカーの為、自分の勉強で購入。しかし、読みにくかった。
2014年4月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高次脳機能障害の入門書として使えます。これまで繰り返し3回読んでいます。専門外のドクターには短期間で高次脳機能の基礎を学べるとてもいい本であると思います。
2016年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レビュー評価が良かったので、読んでみました。
ちなみに、私自身が5年前のくも膜下出血により「高次脳機能障害」と診断されています。
退院後、だいぶ脳の回転が意識に追いついてきたので、自分がこの先一生付き合うであろう「高次脳機能障害」に関する書籍を幾つか読んでみる事にしました。
その中の1冊が、この書籍です。
と言う事で、このレビューは「高次脳機能障害者本人」からの感想だと思って頂けると助かります(文章が乱雑なので・・・)
確かに、医師の診断や検査項目に関しては「そういえばこんな事やったなぁ」というものが多く記載されているようです。
「脳外科の限界」「リハビリ科の現状」・・・私にとって、全てが「実体験」でした。
が・・・
「なら、どうするんだ?」
が、この書籍にはあまりにも少ない。
勿論、「これこれこうなので、こういう場合はこういった方法で持ち直しましょう」という項目もあります。
しかし、やはり「医療機関」の発言は、「障害者本人」の発言ではない・・・事に、今更ながらショックを隠せません。
そして何より「この書籍は障害者本人が読むべきものではなかった・・・」と認識させられた部分があります。
~~~~~~~~~~
平成十三年から十五年までの調査では、日本全国で身体障害者が約三百二十万人、精神障害者が約二十二万人、知的障害者が約四十二万人います。
参考までに平成十六年一月時点の介護保険受給者は約三百九万人です。
しかし二〇〇四年にわれわれが高次脳機能障害者の実態調査をしたところ、明確な失語がある成人か、明確に知的機能が低下している十八歳以下の当事者以外、手帳制度の恩恵を被っている高次脳機能障害者は、まだまだ少ない状況でした。
なぜならば、二〇〇一年に国が開始した「高次脳機能障害支援モデル事業」で~(書籍本文より抜粋)
~~~~~~~~~~
さて、この文章を読んで皆さんはどうお感じになりましたか?
健常者の皆さんは「何かおかしいの?」と、特に疑問は感じないのでしょう。
しかし、私のような高次脳機能障害者には、この文章が全く頭に入って来ません。
・「文章が難しいから?」・・・退院後4年半も経てば、そんな事はありません。
・「具体的な人数を出されても理解できない?」・・・症状によっては、あるかもしれません。
・「われわれって誰だよ?」・・・そういった細かい部分に食いついて本文を見失ってしまう方も、障害者の中にはいらっしゃると思います。
・「まだまだ少ない状況?調査結果なのにアバウトな言い回しだな?」・・・個人的に突っ込み入れてしまった部分です。
が・・・それ以上に問題なのが
「年号」
です。
私たちの障害の度合いを検査する簡単なテストに「長谷川式知能評価スケール」というものがあり、高次脳機能障害や認知症の診断に使用されます。
この検査項目に「今は何年の何月何日ですか?」というものがあります。
健常者の方々にとっては「それのどこが問題なの?」という感じなのでしょう。
まぁ、しいて言えば「あれ?今日って13・・・14日だっけ?」程度の誤差のある方もいらっしゃるでしょう。
しかし、私たちにとっては「今日が何年何月何日何曜日だったのか?」すら、受験問題のようなレベルなのです。
「昨日、何をやったか?」「昨日、何のテレビ番組やってたか?」「昨日、休日だったか?」
普通なら、「こう考えれば曜日位なら解るでしょ?」と思われますよね。
私たちには、過去の言動・行動その全てが「昨日の出来事」なのか「一昨日の出来事」なのか「一週間前の出来事」なのか・・・ともすると「一年前の出来事」だったのか・・・本当に理解できないんです。
「平成十三年」と「平成十五年」→さて、どっちが先?
「二〇〇四年」と「二〇〇一年」→さて、どっちが先?
これなら答えられるでしょう。
しかし
「平成十三年」と「二〇〇四年」→さて、どっちが先?
健常者の方でも、一瞬考えませんか?
なぜ、ひとつのセンテンスの文章で「年号」を統一してくれないのでしょうか?
私たちは、こういった壁に衝突すると・・・当然のごとく「逃げます」。
具体的に言ってしまうと、思考(それ以上考える事)を断念して(諦めて)しまいます。
実際、私はこのセンテンス以降の文字を読むことが出来ませんでした。
このレビューの冒頭
~確かに、医師の診断や検査項目に関しては「そういえばこんな事やったなぁ」というものが多く記載されているようです。~
記載されて「いました」ではなく、「いるようです」にしたのは、これ以降の文章がどうしても「頭に入らず」「先に進もうという気力が沸かず」最終的に「目から入ってきた活字情報が脳まで到達しない」状態に陥ってしまい、最後のページに達する事無く途中で逃げてしまいました・・・
恐らく、この書籍を書かれた作者は何らかの資料を基に年号を「そのまま」入れたのだと思います。
資料に記載された年号を流用する場合は「そのままの表記」で使用しなければいけないといった「決まり事」があるのかもしれませんし、事例によって「この場合は元号・この場合は西暦を記載する事」といった原則があるのかもしれません・・・詳しいことは私は知りませんが。
しかし・・・少なくとも、高次脳機能障害を「理解して」他人にこの障害に対する「理解を求めて」書いている文章とは、私には思えませんでした。
この作者様、タイトルをそのまま解釈する限り「高次脳機能障害者の家族・周囲の方々」に宛てた内容として書かれたのだと思います。
なのでレビュー評価は☆1(全く気に入らない)ではないと私自身も感じていますが・・・作者には大変申し訳ないのですが、☆3(普通)を付ける気にはどうしてもなれなかった事、お許し頂けたらと思います。
ちなみに、私自身が5年前のくも膜下出血により「高次脳機能障害」と診断されています。
退院後、だいぶ脳の回転が意識に追いついてきたので、自分がこの先一生付き合うであろう「高次脳機能障害」に関する書籍を幾つか読んでみる事にしました。
その中の1冊が、この書籍です。
と言う事で、このレビューは「高次脳機能障害者本人」からの感想だと思って頂けると助かります(文章が乱雑なので・・・)
確かに、医師の診断や検査項目に関しては「そういえばこんな事やったなぁ」というものが多く記載されているようです。
「脳外科の限界」「リハビリ科の現状」・・・私にとって、全てが「実体験」でした。
が・・・
「なら、どうするんだ?」
が、この書籍にはあまりにも少ない。
勿論、「これこれこうなので、こういう場合はこういった方法で持ち直しましょう」という項目もあります。
しかし、やはり「医療機関」の発言は、「障害者本人」の発言ではない・・・事に、今更ながらショックを隠せません。
そして何より「この書籍は障害者本人が読むべきものではなかった・・・」と認識させられた部分があります。
~~~~~~~~~~
平成十三年から十五年までの調査では、日本全国で身体障害者が約三百二十万人、精神障害者が約二十二万人、知的障害者が約四十二万人います。
参考までに平成十六年一月時点の介護保険受給者は約三百九万人です。
しかし二〇〇四年にわれわれが高次脳機能障害者の実態調査をしたところ、明確な失語がある成人か、明確に知的機能が低下している十八歳以下の当事者以外、手帳制度の恩恵を被っている高次脳機能障害者は、まだまだ少ない状況でした。
なぜならば、二〇〇一年に国が開始した「高次脳機能障害支援モデル事業」で~(書籍本文より抜粋)
~~~~~~~~~~
さて、この文章を読んで皆さんはどうお感じになりましたか?
健常者の皆さんは「何かおかしいの?」と、特に疑問は感じないのでしょう。
しかし、私のような高次脳機能障害者には、この文章が全く頭に入って来ません。
・「文章が難しいから?」・・・退院後4年半も経てば、そんな事はありません。
・「具体的な人数を出されても理解できない?」・・・症状によっては、あるかもしれません。
・「われわれって誰だよ?」・・・そういった細かい部分に食いついて本文を見失ってしまう方も、障害者の中にはいらっしゃると思います。
・「まだまだ少ない状況?調査結果なのにアバウトな言い回しだな?」・・・個人的に突っ込み入れてしまった部分です。
が・・・それ以上に問題なのが
「年号」
です。
私たちの障害の度合いを検査する簡単なテストに「長谷川式知能評価スケール」というものがあり、高次脳機能障害や認知症の診断に使用されます。
この検査項目に「今は何年の何月何日ですか?」というものがあります。
健常者の方々にとっては「それのどこが問題なの?」という感じなのでしょう。
まぁ、しいて言えば「あれ?今日って13・・・14日だっけ?」程度の誤差のある方もいらっしゃるでしょう。
しかし、私たちにとっては「今日が何年何月何日何曜日だったのか?」すら、受験問題のようなレベルなのです。
「昨日、何をやったか?」「昨日、何のテレビ番組やってたか?」「昨日、休日だったか?」
普通なら、「こう考えれば曜日位なら解るでしょ?」と思われますよね。
私たちには、過去の言動・行動その全てが「昨日の出来事」なのか「一昨日の出来事」なのか「一週間前の出来事」なのか・・・ともすると「一年前の出来事」だったのか・・・本当に理解できないんです。
「平成十三年」と「平成十五年」→さて、どっちが先?
「二〇〇四年」と「二〇〇一年」→さて、どっちが先?
これなら答えられるでしょう。
しかし
「平成十三年」と「二〇〇四年」→さて、どっちが先?
健常者の方でも、一瞬考えませんか?
なぜ、ひとつのセンテンスの文章で「年号」を統一してくれないのでしょうか?
私たちは、こういった壁に衝突すると・・・当然のごとく「逃げます」。
具体的に言ってしまうと、思考(それ以上考える事)を断念して(諦めて)しまいます。
実際、私はこのセンテンス以降の文字を読むことが出来ませんでした。
このレビューの冒頭
~確かに、医師の診断や検査項目に関しては「そういえばこんな事やったなぁ」というものが多く記載されているようです。~
記載されて「いました」ではなく、「いるようです」にしたのは、これ以降の文章がどうしても「頭に入らず」「先に進もうという気力が沸かず」最終的に「目から入ってきた活字情報が脳まで到達しない」状態に陥ってしまい、最後のページに達する事無く途中で逃げてしまいました・・・
恐らく、この書籍を書かれた作者は何らかの資料を基に年号を「そのまま」入れたのだと思います。
資料に記載された年号を流用する場合は「そのままの表記」で使用しなければいけないといった「決まり事」があるのかもしれませんし、事例によって「この場合は元号・この場合は西暦を記載する事」といった原則があるのかもしれません・・・詳しいことは私は知りませんが。
しかし・・・少なくとも、高次脳機能障害を「理解して」他人にこの障害に対する「理解を求めて」書いている文章とは、私には思えませんでした。
この作者様、タイトルをそのまま解釈する限り「高次脳機能障害者の家族・周囲の方々」に宛てた内容として書かれたのだと思います。
なのでレビュー評価は☆1(全く気に入らない)ではないと私自身も感じていますが・・・作者には大変申し訳ないのですが、☆3(普通)を付ける気にはどうしてもなれなかった事、お許し頂けたらと思います。