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会議革命 PHP文庫 (PHP文庫 さ 33-1) 文庫 – 2004/4/1
あなたの会社の会議は大丈夫? 「意見の内容よりも、発言する人や発言する人の声の大きさで決まる」「いつも席次が決まっている」「はじめから結論が決まっているんじゃないかと思うことがある」……。そんなことを感じる会議は要注意です。
本書は、著者の「不毛な会議を日本中から一掃したい」という、熱い思いから生まれました。したがって、「全員の顔が見える位置に座る」「ホワイトボードに書き込む」「結果の出やすいテーマ設定をする」など、実に直接的でわかりやすい内容になっています。
しかも、単に会議のやり方を変える方法を紹介しているだけではありません。「会議を活性化させるには、参加者一人ひとりがコミュニケーション能力向上を図ることが先決」という、著者のもうひとつのメッセージが含まれています。とかくコミュニケーション能力が問われる現代社会。会議を通じて、いかに自身のコミュニケーション能力を磨くかを紹介した一冊です。
- 本の長さ207ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2004/4/1
- ISBN-104569660576
- ISBN-13978-4569660578
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2004/4/1)
- 発売日 : 2004/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 207ページ
- ISBN-10 : 4569660576
- ISBN-13 : 978-4569660578
- Amazon 売れ筋ランキング: - 692,039位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 795位ビジネス交渉・心理学
- - 883位プレゼンテーション
- - 2,797位PHP文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
1960年静岡生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(毎日出版文化賞特別賞、2002年新語・流行語大賞ベスト10、草思社)がシリーズ260万部のベストセラーになり日本語ブームをつくった。著書に『読書力』『コミュニケーション力』『古典力』(岩波新書)『理想の国語教科書』(文藝春秋)『質問力』『現代語訳学問のすすめ』(筑摩書房)『雑談力が上がる話し方』(ダイヤモンド社)等多数。TBSテレビ「情報7days ニュースキャスター」等テレビ出演多数。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。 (写真提供:草思社)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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参加者の自己重要感が高まり、積極的に参加してもらえる良い方法だと思います
また彼の講義も実際聴いた事のある上で思った率直な感想は
「齋藤氏の主張は原理原則がしっかりしている」である。
教育論でも、人生論でも出てくるような話を会議の場で活用している。
これを主張の使い回しと見る意見もあるようだが、
私は逆に齋藤氏が、自分自身の主張が、
どのような場面においても活用できることを証明しているように思える。
齋藤氏が主張されていることは至って単純である。
しかし、その単純であることをきちんと形に残し、
実践例を明確に示すことは先人の行わなかったことである。
例えば、野中郁次郎氏が主張している暗黙知を言語化することに
価値があることは皆承知している。
しかし、それに価値があるということが分かっていても
「じゃあ、どうすればいいの?」
というところが、最も知りたいところである。
齋藤氏は、そこまでを様々な視点で紹介している。
ここまでヒント出してくれたら、あとは会議リーダーのスキル次第である。
ただ、齋藤氏の主張の引き出しには、まだまだ会議の改善に繋がるものがあるのでは?
『会議革命2』や『会議革命(改訂版)』という形で、もう一冊分くらいのネタがあるはず。
そこを出し惜しみしたのか、急いで書いたのかは分からないが、
もう少しボリュームのあるものにしてほしかった。
著者は自分にすごく自信があって、サッカーが大好きなんですね。サッカーの例えがやたら多いです。僕はサッカー好きだからいいんですけどね。サッカー興味ない人はピンとこないこともある気がします...。
2時間もあれば読めるボリューム。207ページということですが、kindleで読んだので、50文字(1ページ)*2087=104350文字でした。
これは非常に良いアイデアです。
ひとりでは考え付かなかったであろうアイデアが生まれました。
実際にどれだけ多くの人がこのメソッドを試すかわかりませんが、是非試しに実際にやってみてほしい。生産性の高い会議になると思います。
「会議=クリエイティブなもの」とは、ホンマ、よく言ったものです。
すぐ読めますし、お勧めです!
この本にある会議スタイルは、実は発想法であって、実際に今存在している会議とは別物と考えた方がいい。ひょっとすると会議であるという定義にも入らないものなのかもしれない。話し合って何かをしたり、何かを決めるという手法は、会議の解体にこそあるということか。こういうことができると確かに楽しいだろうなあという気はするが、こういうことができる環境にする労力の方が大変そうな予感もある。それぐらい現状は悲惨なのである。会議をどうにかしようという考えは、今会議に参加している連中を取り替えない限り不可能なのかもしれない。さまざまな改革が叫ばれる昨今、まずは会議革命から取り組む必要があるということなのだろう。
マッピング・コミュニケーションという形で2人1組で、紙を目の前にして、自由に意見を述べ合って、結論を出す方法を筆者は提唱している。多人数が烏合の衆となる会議より、結論を出す会議の重要性がよく伝わってくる。
ぜひ、会社の会議も結論重視のものに変えていきたいものだ。