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日露戦争・あの人の「その後」 PHP文庫 (PHP文庫 に 12-26) 文庫 – 2004/4/1
日露戦争開戦100年にあたる今年。日露戦争は、小説の世界だけではなく、テレビや雑誌など、様々なメディアで取り上げられ、ちょっとしたブームになっている。
その中で、必ず取り上げられるのが英雄たちの軌跡。
東郷平八郎の決断、児玉源太郎の鬼謀、秋山真之の洞察力など、大国ロシアを相手に一歩も譲らず、日本に勝利をもたらした男たちの活躍は、現代に生きる私たちに大いなる勇気と感動を与えてくれる。
ところが「その後、彼らは一体どうなったの?」と聞かれると、意外と答えに困る人も多いはず。
本書は、だれでも知っている名将から外交交渉を行った外交官まで、英雄たちの「その後」を大紹介。「秋山真之は宗教にはまった?」「旅順要塞司令官のステッセルは、茶の行商人になった?」など、英雄たちがたどった意外なエピソードが目白押し。「えーっ? この人こうなったの!?」と思わず唸ってしまう話が満載の歴史雑学読本。
文庫書き下ろし。
- 本の長さ285ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2004/4/1
- ISBN-104569661696
- ISBN-13978-4569661698
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2004/4/1)
- 発売日 : 2004/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 285ページ
- ISBN-10 : 4569661696
- ISBN-13 : 978-4569661698
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,401,762位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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プロフィール、日露戦役時の役割、そして「その後」といった構成であるが、プロフィール、その後の部分に特に他の「坂の上の雲」関連本にはなかった、エピソードがちりばめられている。
桂太郎の脳が哲人カントと同じ重さだったこと、山本権兵衛と東郷平八郎が後年疎遠になったはこと、2.26事件で高橋是清が狙撃された理由、白襷隊・中村少将が意外な出世に世論の反発をうけたこと、野津道貫の最後を看取ったのはミス日本、ステッセルは実は人情家だった・・・など、面白エピソードに枚挙がない。
さらには、川原操子、石光真清、岡田啓介など、坂の上の雲には登場しないか、名前が出る程度だが、重要な役割を果たした人々も紹介されている。
特に、第5章「ポーツマス条約締結」では、坂の上の雲では語られなかった人々の奮戦と人柄がいきいきと描かれている。
平易で小気味よく、すらすら読めて、なおかつ面白い。
文庫本で、人物写真がないのだけが残念であるが、改訂版に期待したい。
とにかく、現時点、人物評伝ものとしては、もっとも優れた「坂の上の雲」関連本としてもおすすめできる。
前にレビューした柘植久慶著『日露戦争名将伝』と同時期に、同じPHP研究所が日露戦争100年を機に発行した本。
日本博学倶楽部著。
『坂の上の雲』にも、柘植さんの『日露戦争名将伝』でも述べられていないことが多く、おもしろく読めた。
例えば、戦前、ロシアを騎馬で横断したことでも有名な福島安正は、晩年は長男の素行に悩んでいた、とか、バルチック艦隊が距離八千メートルまで接近したときに「どちら側で戦をなさるのですかっ!?」と叫んだことで有名(?)な安保清種は、ややこしいロシア艦の名前を、「戦艦イズムルド」は「水漏るぞ」、「同ボロジノ」は「ボロ出ろ」、といった語呂合わせで水兵たちに覚えさて好評だった・・・など、「へ~っ」という話が盛りだくさんだ。
軍人以外の人物にも言及されている点も好印象である。