2005年に書かれているだけに実際の津波を経験したあとに読むとまだまだ小さい想像だと思うが確かに広範囲での被害や地下鉄、地下街の状況はこういう感じなのだろう。参考になるところは有ります。津波は波では無く水の壁です
。黒い壁でした。そして岸を進む速度は焦った自転車位の速度で引波の方が遥かに恐ろしいものです。
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東京大津波 東海・東南海連鎖地震、ついに発生す! (PHP文庫) 文庫 – 2005/5/3
柘植 久慶
(著)
- 本の長さ299ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2005/5/3
- ISBN-104569663923
- ISBN-13978-4569663920
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登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2005/5/3)
- 発売日 : 2005/5/3
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 299ページ
- ISBN-10 : 4569663923
- ISBN-13 : 978-4569663920
- Amazon 売れ筋ランキング: - 867,669位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年9月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この小説、小説としては評価は低いですが、シミュレーションとして読むには価値があると思います。
2005年初版でありながら、2011年3・11規模の津波が、東海・東南海地震で起きたらどうなるか、海に面した大都市が津波に襲われたらどうなるかイメージがつきました。
読む切っ掛けは、先日(2012/8/29)国が発表した「南海トラフの巨大地震に関する津波高、浸水域、被害想定の公表」を見たからです。この公表では地下鉄が水没することまで想定されてませんでした。地下鉄は地上数十cmの水で水没する可能性があるのに。
3・11では都市部は津波に襲われていません。大都市の特徴は海抜の低さと地下があることですから
2005年初版でありながら、2011年3・11規模の津波が、東海・東南海地震で起きたらどうなるか、海に面した大都市が津波に襲われたらどうなるかイメージがつきました。
読む切っ掛けは、先日(2012/8/29)国が発表した「南海トラフの巨大地震に関する津波高、浸水域、被害想定の公表」を見たからです。この公表では地下鉄が水没することまで想定されてませんでした。地下鉄は地上数十cmの水で水没する可能性があるのに。
3・11では都市部は津波に襲われていません。大都市の特徴は海抜の低さと地下があることですから
2011年4月3日に日本でレビュー済み
2011年3月11日金曜日の2時46分に私は某中学校校舎3階で被災した。校舎がきしみ、水道管が破裂をしたときに校舎が崩落して死ぬのではないかと恐怖したあの長い2分間を一生忘れることはできないと思う。校舎の崩落を連想したのは,一ヶ月前にニュージーランドで起こった大地震で建物が崩落した映像を見たからだと思う。あの強烈な揺れの直前に東の方からまるで工事現場の掘削機のような「ガガガガガ」という不気味な音が迫ってきた前兆現象も忘れられない。この本を読んだのは2007年で、私の周辺では本書を「現実離れしている」「不安をあおっている」「夢物語」と蔑む意見が多かったが、私は実際にこんな津波や大震災に直面したらどういった行動をすればいいという教科書的な教えが満載で参考になった。今回の地震と津波でも鉄道や車や飛行機が流されるという非現実的な被害が見られている。本書の姉妹本「震度7」では浦安市の液状化現象を予言していたがそれも的中し、埋め立て地盤の脆弱な状況が証明された。行政や地域順民の両面の防災意識を高めるために柘植氏の本書と「震度7」の再評価が求められると思う。吉村昭氏の「三陸大津波」の評価が高まってきているが、明治時代と平成時代では社会状況が全く違い。吉村氏の本にはガソリンを積んだ自動車が火災を巻き起こしたり、若者が津波でサーフィンをしようとして被災するといった現代的な被災の警告がなされておらず、著者の「都市で被災した際にはあまり動き回らない方がいい」といった警告も吉村氏の本には見られない。防災の教科書として注目されることを期待する。余談だが宮城県仙台市の陸上自衛隊霞の目飛行場の裏にある「浪分神社」は869年の貞観地震と1611年の2度の地震で津波がここまで来て分かれたという伝承がある。海岸線の埋め立てが進み、今回はここまで津波は来なかったが、過去の史料や伝承によって、警告されていたことを忘れてはいけないと思う。
2014年10月20日に日本でレビュー済み
まず私はこの本をまだ読んでおりませんので、
小説の内容を評価したレビューではないことにご注意ください。
さて、実際問題として東京23区に大津波は襲来するのか?
答えはノーです。どんなに高い津波でも、3.11の際の2メートル強が
最大です。とんなに大きな地震が起きたとしても、東京湾では
地形的に大きな津波にはなりません。その理由は、
1.東京湾の入口がとても狭いので、外洋からの津波が入りにくい
2.東京湾内部で断層がずれても、東京湾の水深が浅いので大きな津波にはならない
です。外洋で大津波が発生しても東京湾に侵入すると急に波高が小さくなります。
以上が厳密な津波シミュレーションに基づく科学的な結果です。
したがって、東京湾には10メートルを超えるような大津波が来ることは
日本沈没でもしない限りあり得えないので、デマ情報にはご注意ください。
小説の内容を評価したレビューではないことにご注意ください。
さて、実際問題として東京23区に大津波は襲来するのか?
答えはノーです。どんなに高い津波でも、3.11の際の2メートル強が
最大です。とんなに大きな地震が起きたとしても、東京湾では
地形的に大きな津波にはなりません。その理由は、
1.東京湾の入口がとても狭いので、外洋からの津波が入りにくい
2.東京湾内部で断層がずれても、東京湾の水深が浅いので大きな津波にはならない
です。外洋で大津波が発生しても東京湾に侵入すると急に波高が小さくなります。
以上が厳密な津波シミュレーションに基づく科学的な結果です。
したがって、東京湾には10メートルを超えるような大津波が来ることは
日本沈没でもしない限りあり得えないので、デマ情報にはご注意ください。
2007年7月28日に日本でレビュー済み
柘植氏の著作は何作か拝見しているが、小説は初めて手にした。
ようは、津波は恐ろしいということなのだが、確かに東京は海に近いところも相当発展しているので、この小説で想定しているようなことが起きれば、とんでもないことになるのは間違いあるまい。
時代劇を見ていると、東京の物流手段は手こぎ舟であることが理解できると思うが、東京の街中はようは川だらけ(今はふたがして暗渠になっている)なのだ。
確かに、気をつけないといけないのだろう。
ようは、津波は恐ろしいということなのだが、確かに東京は海に近いところも相当発展しているので、この小説で想定しているようなことが起きれば、とんでもないことになるのは間違いあるまい。
時代劇を見ていると、東京の物流手段は手こぎ舟であることが理解できると思うが、東京の街中はようは川だらけ(今はふたがして暗渠になっている)なのだ。
確かに、気をつけないといけないのだろう。
2007年2月12日に日本でレビュー済み
柘植さんの同ジャンル本を既にお持ちの方には新鮮味が薄いかな?
でも、身を守ることについて必要な情報がわかりやすく記述されてますので
該当地域在住で、まだ柘植さんの同ジャンル本を持っていない方にはお勧めします。
でも、身を守ることについて必要な情報がわかりやすく記述されてますので
該当地域在住で、まだ柘植さんの同ジャンル本を持っていない方にはお勧めします。
2006年1月31日に日本でレビュー済み
地震の備えについて、著者がこれまで警鐘を鳴らしてきたものをすべて網羅した近未来小説と云えるでしょう。
危機感に欠けた為政者や、治安悪化に乗じた野盗が登場するところなど、さすが柘植久慶氏といったリアリティを感じさせます。
ただ、小説家としての文章表現力はまだまだというところも散見されます。登場人物が多過ぎるのもやや難。
2〜3時間程度で読み切れますから、旅のお供にいかがでしょうか?
危機感に欠けた為政者や、治安悪化に乗じた野盗が登場するところなど、さすが柘植久慶氏といったリアリティを感じさせます。
ただ、小説家としての文章表現力はまだまだというところも散見されます。登場人物が多過ぎるのもやや難。
2〜3時間程度で読み切れますから、旅のお供にいかがでしょうか?
2005年5月24日に日本でレビュー済み
最近の災害続きで新しい情報や見方があるかと思い、買って見ましたが、従来からある情報を羅列し、それを小説風にしただけでした。著者はこの様な内容の本を書くバックグラウンドに乏しいのではと感じました。従来のジャンルからの転進の意欲はわかりますが、一つ一つのモチーフへの突っ込みが少ないのでは?。これではドラマの粗筋を読んでいるようでした。