無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
日本海軍、錨揚ゲ! (PHP文庫) 文庫 – 2005/8/2
21世紀の現代にいたるも、多くのファンを惹きつけてやまない日本海軍の魅力とは、一体どこにあるのか?▼本書では、元海軍大尉で『山本五十六』『軍艦長門の生涯』『暗い波涛』など、海軍をテーマにした名作を多数もつ阿川氏と、戦史研究の第一人者であり、自ら「歴史探偵」を称する半藤氏が、お互いの愛してやまない日本海軍の魅力について、思う存分語り尽くす。▼軍艦の話、提督たちについての人物評、海軍の生活や用語にまつわる面白話、実際に戦った当事者たちから聞いた戦史のウラ話……などなど、ファンにはこたえられない顔合わせと内容で満ち溢れた、必読の海軍対談である。▼「空前絶後の巨大戦艦・『大和』と『武蔵』」「陸軍が嫌いだから海軍を志願しました!」「井上成美と一緒に酒は飲みたくない」「海軍用語のバカバカしいほどの面白さ楽しさ」「下級指揮官に多かった真の武人」など、26話を収録。▼在りし日の日本海軍の臨場感が味わえる本。
- 本の長さ229ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2005/8/2
- ISBN-104569664253
- ISBN-13978-4569664255
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2005/8/2)
- 発売日 : 2005/8/2
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 229ページ
- ISBN-10 : 4569664253
- ISBN-13 : 978-4569664255
- Amazon 売れ筋ランキング: - 730,330位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 266位旧日本軍
- - 489位その他の軍事関連書籍
- - 1,932位軍事入門
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
1920(大正9)年広島県生まれ。東大国文科を繰上げ卒業、海軍に入り、中国で終戦。戦後、志賀直哉に師事し、『春の城』、『雲の墓標』、『山本五十六』『米内光政』『井上成美』の海軍提督三部作などがある。『食味風々録』は読売文学賞受賞作品。1999年に文化勲章を受章。
1930年、東京・向島生まれ。
東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。松本清張、司馬遼太郎らの担当編集者をつとめる。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、取締役などをへて作家。「歴史探偵」を名乗り、おもに近現代史に関する著作を発表。
著書は『日本の一番長い日』、『漱石先生ぞな、もし』(正続、新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞)、『幕末史』など多数。『昭和史 1926-1945』『昭和史 戦後篇 1945-1989』で毎日出版文化賞特別賞を受賞。
カスタマーレビュー
星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
60グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現在の仕事に活かせられる。指導指針になり、非常に役立ちます。
2020年10月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
阿川氏の実体験が語られており,興味を持って読めました。
2006年11月13日に日本でレビュー済み
帝国海軍がいかに戦い、如何に滅んでいったのか、阿川氏、半藤氏の軽妙なやり取りの中にほのぼのと
漂っているものは、寂寞か、諦念か。
かなりの無念さも入っているようだ。
大体、対談というものは読んでいて面白い物ではないが、この対談は数少ない成功例の一つと言えるだろう。
錚々たる提督たちを一介の士官だった阿川氏と当時中学生だった半藤氏があるいは賞賛し、あるいは
切って捨てる。
その月旦が明快だ。
既に鬼籍に入っていらっしゃる皆さまに現実に会っておられるお二人の人物評は今となっては大変貴重だ。
いわゆる大本営発表のイイカゲンさについても、半藤氏は実際に「大本営発表では、駆逐艦は33隻喪失、
実際は131隻喪失、‥」「一方、アメリカの空母は97隻撃沈、実際は10隻‥」などと数値を挙げて
述べておられる。
ウン、こりゃ確かに負けるヮ、と私も思う‥。
情緒的な話に終始していないところがいい。
後の方に載っている、戦後すぐの11月の帝国議会での最後の陸軍大臣・下村定大将の発言がまたいい。
「軍の指導者が間違っておりました。‥陸軍は解体いたします。過去の罪責について、私どもは事実を
もって償うことはできません。‥誠に残念でありますが、‥どうか、従来からの国民各位のご同情に
訴えまして‥国を想い、身を挺して戦った純忠なる軍人の功績を抹殺し去らないこと、ことに幾多
戦没の英霊にたいしまして、深きご同情を賜らんことを、この際、切にお願いいたします。」
満場がシーンとなり、次に大拍手が起こった、と書いている。
私も拍手したい。
漂っているものは、寂寞か、諦念か。
かなりの無念さも入っているようだ。
大体、対談というものは読んでいて面白い物ではないが、この対談は数少ない成功例の一つと言えるだろう。
錚々たる提督たちを一介の士官だった阿川氏と当時中学生だった半藤氏があるいは賞賛し、あるいは
切って捨てる。
その月旦が明快だ。
既に鬼籍に入っていらっしゃる皆さまに現実に会っておられるお二人の人物評は今となっては大変貴重だ。
いわゆる大本営発表のイイカゲンさについても、半藤氏は実際に「大本営発表では、駆逐艦は33隻喪失、
実際は131隻喪失、‥」「一方、アメリカの空母は97隻撃沈、実際は10隻‥」などと数値を挙げて
述べておられる。
ウン、こりゃ確かに負けるヮ、と私も思う‥。
情緒的な話に終始していないところがいい。
後の方に載っている、戦後すぐの11月の帝国議会での最後の陸軍大臣・下村定大将の発言がまたいい。
「軍の指導者が間違っておりました。‥陸軍は解体いたします。過去の罪責について、私どもは事実を
もって償うことはできません。‥誠に残念でありますが、‥どうか、従来からの国民各位のご同情に
訴えまして‥国を想い、身を挺して戦った純忠なる軍人の功績を抹殺し去らないこと、ことに幾多
戦没の英霊にたいしまして、深きご同情を賜らんことを、この際、切にお願いいたします。」
満場がシーンとなり、次に大拍手が起こった、と書いている。
私も拍手したい。
2024年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
阿川弘之は阿川佐和子の親父殿。東大出身で海軍の出身。同じ海軍出身で台湾の異才である蔡焜燦先生ほどの記憶力はないし、申し訳ないけど話の面白さは全く比較にならない。終戦時に中学生だった海軍オタクなだけの半藤一利とのやり取りは面白いと言えなくもない。資料としては使えるかなという程度。
2018年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
阿川弘之と半藤一利という多くの仕事をしてきた二人の対談だが、読み安く、しかも内容のある対談になっており、成功した対談といえる。知られていない話や面白い裏話もある多くある。また、なぜ、日本はあのような無謀でめちゃくちゃな日米英蘭戦争に突入してしまったのかという問題意識を共有しており、日本人や組織の弱点や陥穽もきちんと語り合っており、それを残念がっている。そして、特に海軍びいきの二人だが、誰が、どういう組織がそれを許し、主導していったかにも、座談会の範囲以内だがきちんと触れている。池田清著『海軍と日本』を読んだ直後のことでもあり、興味深く読んだ。とにかく、読んでみて損をすることはない。
2012年8月29日に日本でレビュー済み
今ではこういう話が出来る人もほとんどいないでしょう。もっと沢山話を聞いてれば
良かったと思うはずです。
良かったと思うはずです。
2006年6月17日に日本でレビュー済み
帝国海軍大尉の阿川氏と、昭和史の達人半藤氏という絶妙のコンビによる帝国海軍の裏話が26話収録されている。
名著「井上成美」を書きながら、彼とは酒が呑みたくないとか、「陸軍は嫌いだから海軍に入った」など、ここまで書いちゃっていいのという逸話が満載である。
私も今を去ること30年以上前に伊藤整一サンの「連合艦隊の最後」と吉田満さんの「戦艦大和の最期」を呼んで、漠然とした「帝国海軍好き」になって、可能な限り色々本を読んできたが、この本ほど肩のこらない本はないと断言できる。
名著「井上成美」を書きながら、彼とは酒が呑みたくないとか、「陸軍は嫌いだから海軍に入った」など、ここまで書いちゃっていいのという逸話が満載である。
私も今を去ること30年以上前に伊藤整一サンの「連合艦隊の最後」と吉田満さんの「戦艦大和の最期」を呼んで、漠然とした「帝国海軍好き」になって、可能な限り色々本を読んできたが、この本ほど肩のこらない本はないと断言できる。
2012年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良き伝統を持っていた当時の日本海軍のエピソードに詳しく、かつて海兵を目指したので懐かしく読むことが出来た。