精神科医である著者は、投資という観点から人生を見てきており、投資とは回収できてはじめて有効となるが、何をもって回収とみなすかは個人の価値観によると仰っています。
本書では、これまで、自分の人生は「損」だったと感じている人や、もっと人生の投資効率を上げたいと考えている方への著者の自己投資術を説いた内容となっています。
・悩みというのも一種の問題であるから、それを解決するためには、その問題を客観的によく見つめ直し、①問題の本質は何か②どうしたいのか、ということにフォーカスして解きほぐしていくということが第一歩となる。
本書の中でも上記の点が印象に残りました。
30代も半ば、子供のため、夫のためにと時間を費やしている日々でしたが、漠然とした不安感から、ふと自身について振り返ってみようと思い、様々なジャンルの本を読んでいた次第です。
多数、著書を拝読させていただきましたが、映画を撮るための復職?としてらやっているような執筆なので、内容が似たり寄ったりに感じるのは否めません。ごくごく浅いところへのアプローチの仕方なので、本に触れることが少なかった頃は読みやすくとても良かったのですが、今ではもういいかなという感覚です。
読みやすいので、復習という意味合いで読まれる分にはおすすめ致します。
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お金と時間の自己投資学 (PHP文庫) 文庫 – 2005/11/2
和田 秀樹
(著)
幸福は"タナボタ"で得られるものではなく、自らの手で勝ち取るもの。勝ち組・負け組の差が開きつつある現代、自分自身への投資にお金と時間を惜しんではいけない――。
本書は30代の視点から、幸せな人生を組み立てるために必要なお金と時間の使い方を「人生・家族・人間関係・キャリア・プライベート」の5つの面からレクチャーします。
例えば、「回収できなければ投資ではない」「贅沢は充実感を生む」「時間とお金は補完関係」「広い家に住もう」「家庭円満が第一」「健康にこそお金をかける」など、人生の投資効率を上げるために今すぐにでも実践できる具体的なヒントが溢れています。
和田流・投資学のエッセンスは、「拡大再生産」を目指すこと。普段なら少しもったいないと思えるくらいのお金や時間も、投資と考えれば思い切って自分のために注ぎ込めるものです。自分への投資をうまく回収して、人生の「儲け」を増やしたい人に読んでほしい一冊。
本書は30代の視点から、幸せな人生を組み立てるために必要なお金と時間の使い方を「人生・家族・人間関係・キャリア・プライベート」の5つの面からレクチャーします。
例えば、「回収できなければ投資ではない」「贅沢は充実感を生む」「時間とお金は補完関係」「広い家に住もう」「家庭円満が第一」「健康にこそお金をかける」など、人生の投資効率を上げるために今すぐにでも実践できる具体的なヒントが溢れています。
和田流・投資学のエッセンスは、「拡大再生産」を目指すこと。普段なら少しもったいないと思えるくらいのお金や時間も、投資と考えれば思い切って自分のために注ぎ込めるものです。自分への投資をうまく回収して、人生の「儲け」を増やしたい人に読んでほしい一冊。
- 本の長さ201ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2005/11/2
- ISBN-104569664881
- ISBN-13978-4569664880
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2005/11/2)
- 発売日 : 2005/11/2
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 201ページ
- ISBN-10 : 4569664881
- ISBN-13 : 978-4569664880
- カスタマーレビュー:
著者について
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1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒。東京大学医学部付属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学学校国際フェローを経て、現在は精神 科医。国際医療福祉大学教授。ヒデキ・ワダ・インスティテュート代表。一橋大学国際公共政策大学院特任教授。川崎幸病院精神科顧問(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『「できる!」と強く信じればあなたは9割成功している』(ISBN-10:4860813502)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年7月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全体的に非常に読みやすい構成に仕上がっています。
我々が生活をしていく上で、時間やお金をただ何となく使ってしまう人が多いのではないでしょうか。
そんな時、時間やお金を「自分の人生への投資」と考え、費用対効果を考えていく事は非常に重要な事であり、人生を豊かなものにしていくために大切であると思いました。
ただ、「投資」というと少し堅苦しく聞こえていますが、本書はそんな堅苦しい内容は一つもありません。時には贅沢をして心理的満足感を得るのも有効な投資であると言っている通り、大らかな面も覗かせている本です。
比較的、万人受けする本であると思います。
我々が生活をしていく上で、時間やお金をただ何となく使ってしまう人が多いのではないでしょうか。
そんな時、時間やお金を「自分の人生への投資」と考え、費用対効果を考えていく事は非常に重要な事であり、人生を豊かなものにしていくために大切であると思いました。
ただ、「投資」というと少し堅苦しく聞こえていますが、本書はそんな堅苦しい内容は一つもありません。時には贅沢をして心理的満足感を得るのも有効な投資であると言っている通り、大らかな面も覗かせている本です。
比較的、万人受けする本であると思います。
2006年1月28日に日本でレビュー済み
精神科医である著者が、人生、家族、人間関係、キャリア、プライベートの観点から、より大きなリターンを得るための、ひいては、より良い人生を送るための法則を展開する。
賛同する法則、すでに身につけている法則も多くあるだろう。賛同できない法則も、もしかしたらあるかもしれない。これらの法則を通じて、自分の生き方、考え方が再確認できる。
例えば、東京〜大阪の新幹線で読みきれるほどの分量なので、出張の友にいかがでしょうか?
賛同する法則、すでに身につけている法則も多くあるだろう。賛同できない法則も、もしかしたらあるかもしれない。これらの法則を通じて、自分の生き方、考え方が再確認できる。
例えば、東京〜大阪の新幹線で読みきれるほどの分量なので、出張の友にいかがでしょうか?
2011年11月26日に日本でレビュー済み
捉えているのがなかなか新鮮で興味深いと思います。
また、時間の重要性をよく強調している本でした。
また、時間の重要性をよく強調している本でした。
2007年2月11日に日本でレビュー済み
すべてを受け入れる事が出来なくても
この本の何処かからヒントがもらえれば十分、500円は回収できます。
凹んだ時にさらっと読める薄さが魅力的ですね。
個人的には株式の投資<<自己投資と言うのは シチュエーションによっては
ありだと思います
この本の何処かからヒントがもらえれば十分、500円は回収できます。
凹んだ時にさらっと読める薄さが魅力的ですね。
個人的には株式の投資<<自己投資と言うのは シチュエーションによっては
ありだと思います
2004年3月4日に日本でレビュー済み
「お金」「投資」という言葉がタイトルにあるので、自分のお金をどの株につぎ込めばいいかといったことが書いてある本のように思えてしまいますが、本書にはそのような意味での投資術については触れられていません。自分に対する投資をしようという立場で書かれた人生のヒント集というべきでしょう。大変に参考になります。
和田先生の本はどれも平易明快で理解しやすいのが特徴ですが、本書は全部で50章と細かく分けられているので、とても読みやすいです。
昨今は長引く不況を反映してか、節約をテーマとしたものが売れているようですが、和田先生はアウト(支出)を少なくしようとするのではなくイン(収入)を多くしようという立場を一貫してとられています。時代に乗った売れっ子作家というイメージがありますが、その点ではある意味で時代に逆行した主張かも知れません。
何でも節約という考え方は確かに人生をつまらなくさせるものです。だからといって派手に使うということがためらわれる人は多いでしょう。そういう際には、これは浪費ではなく自分に対する投資なんだと考え、もとをとってやろうとすることを和田先生は奨励しています。
現在進行中の不況は消費不況でもあり、カネがあるのに使わないところに一因があります。将来に対する不安というのがカネを使わせないようにしているのでしょうが、本当に国が駄目になるときというのは、カネなど意味のないものになってしまうのです。和田先生の勧めるように、節約ではなく自分への投資と捉えて皆がもっとカネを使うようになれば、日本人全体がせせこましい生き方をせずに済むのではないでしょうか。
和田先生の本はどれも平易明快で理解しやすいのが特徴ですが、本書は全部で50章と細かく分けられているので、とても読みやすいです。
昨今は長引く不況を反映してか、節約をテーマとしたものが売れているようですが、和田先生はアウト(支出)を少なくしようとするのではなくイン(収入)を多くしようという立場を一貫してとられています。時代に乗った売れっ子作家というイメージがありますが、その点ではある意味で時代に逆行した主張かも知れません。
何でも節約という考え方は確かに人生をつまらなくさせるものです。だからといって派手に使うということがためらわれる人は多いでしょう。そういう際には、これは浪費ではなく自分に対する投資なんだと考え、もとをとってやろうとすることを和田先生は奨励しています。
現在進行中の不況は消費不況でもあり、カネがあるのに使わないところに一因があります。将来に対する不安というのがカネを使わせないようにしているのでしょうが、本当に国が駄目になるときというのは、カネなど意味のないものになってしまうのです。和田先生の勧めるように、節約ではなく自分への投資と捉えて皆がもっとカネを使うようになれば、日本人全体がせせこましい生き方をせずに済むのではないでしょうか。
2017年5月5日に日本でレビュー済み
特別共感できるようなことは書かれていない。読むだけ無駄です。
2006年5月4日に日本でレビュー済み
小説の嘘に飽きた日は、ノンフィクションで成功している人の本を読むとなぜか自分も勇気がわいてくるものです。ただ、和田先生の自慢話にもなりかねない点をどうとらえるかによって、勝ち組の思想を受け入れるか受け入れられないかが決まると思いました。