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戦術と指揮 命令の与え方・集団の動かし方 (PHP文庫) 文庫 – 2006/3/1
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日常生活やビジネスに必要なことはすべて「戦術」に詰まっている! 本書は、元自衛隊作戦参謀である著者が、自ら考案した本格戦術シミュレーション60題を通して、「戦いに勝つための9原則」(1「目標の原則」2「統一の原則」3「主導の原則」4「集中の原則」5「奇襲の原則」6「機動の原則」7「経済の原則」8「簡明の原則」9「警戒の原則」)を解説したものである。
「戦術」は決して特殊な知識ではない。人間社会やビジネスの世界において、かなり有効な要素を含んでいる。「他人と意見が食い違った場合、どうしたらいいのか」といった日常生活で出合う出来事から、「勝つための目標をどう立てるのか」「急激な戦況の変化にはどう対応するか」などビジネス上の問題まで「戦術」はあらゆる状況・場面に応用が利く。
現場は刻々変化している。普通に行動したことが戦機を生んだり、危機を招いたりする。冷静に分析しながら的確な判断力が身につく本。
- 本の長さ307ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2006/3/1
- 寸法10.5 x 3.1 x 14.8 cm
- ISBN-104569665969
- ISBN-13978-4569665962
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出版社より
本書第2章「基本演習~敵と味方から考える21の質問」より
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Battle 1 川はどこから渡るのか?戦場にはいろいろな地形がある。しかし、戦場を地形的に区分する代表的なものは、河川と山脈である。まず、河川からはじめよう。河川を渡るのは、A地点、B地点のどちらが有利か?(正解は、本書86頁) |
Battle 4 屈折点における戦い方敵と味方が、一直線の作戦線において出会う場合は、たくみな戦術をつかうことはむずかしく、力まかせの戦闘になる。したがって、戦場の選定は、テクニックのつかいやすい作戦線がまがった部分(屈折点)がえらばれる。戦場はこの屈折点に先に到着した側が、主導権をにぎる。 作戦の屈折点を利用して防御する場合、A~Cのいずれが有利か?(正解は、本書94頁) |
Battle 10 森林において危険な場所森林の防御において危険な場所、は、A、Bのどちらか?(正解は、本書106頁) |
商品の説明
出版社からのコメント
第1章 戦いに勝つための9の原則
紀元前からつみかさなった戦いの知恵
戦いの基本となる四つの部隊
戦闘力には種類がある
第2章 基本演習―敵と味方を考える21の質問
川はどこから渡るのか?
障害と敵があまりにも近い
守る場所を見つけだせ
第3章 集団における命令の下し方
軍隊の指揮組織と一般企業の指揮組織
有効な命令の下し方
現場と中央指揮官のギャップをどううめるか?
<第4章 『Simulation1 中川盆地における戦闘』―問題解決の思考順序を学べ
X軍第一歩兵師団の全般状況
X軍師団長は最初に何をきめたか?
戦術的に意義の高い地形を選定し、丸をつけよ
第5章 『Simulation2 海に浮かぶ、仮想島“Q島"』―少人数をひきいる現場指揮官の決断
仮想地形“Q島"を設定する
Q島の全貌
まだ命令の出ていない結城軍曹はどう行動するのか?
第6章 『Simulation3 Q島における三鷹戦闘団の戦い』―大組織を動かす指揮官の決断
三鷹戦闘団の概要
上陸においてどの案を採用するか? 理由はなにか?
敵の上陸にどう対処するのか?
おわりに
著者について
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2006/3/1)
- 発売日 : 2006/3/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 307ページ
- ISBN-10 : 4569665969
- ISBN-13 : 978-4569665962
- 寸法 : 10.5 x 3.1 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 111,903位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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働く成人なら一度は読むべきだと思います。
さぞや手取り足取り最初から教えてくれるんだろうと
甘い期待をしていたら初っ端のいわゆる「戦いの九原則」の
説明からこれらがどういう概念かをすっ飛ばしていきなり
プロ軍人がこれをどう捉えているのかをを披露してくれました。
例えば機動の原則の項を見てみると、
『戦闘は敵の消滅と機動によっておこなわれる。すぐれた将軍は
機動によって勝利し、おとった将軍は破壊・敵の消滅によって
勝利する。
すなわち、機動とは、速度と策略によって敵を窮地に
おとしいれ、敵指揮官の精神のバランスを破壊する事なのだ』
・・・はぁ、なるほど…。
で、試しにググったら出てきたWikipediaの解説の方を見てみると、
『機動とは位置的な優位を獲得することを目的として部隊が移動することである。
敵戦力の優位な位置関係に対抗し続けることが必要である』
『機動の原則 - 機動を先制する』
これでなんとか理解できました。
初心者にとって分かりやすいのはどちらか一目瞭然でしょう。
前者の説明は恐らく核心を突いたものなのでしょうが、
戦術のなんたるかも知らない人間からしたら取っ掛かりが
無いのでどう考えたらいいものか分かったものじゃありません。
その最たるものが4章以降の戦術シミュレーションの3・4択クイズです。
一応1章と2章に問題を解く材料が少なからずあるんですが、
状況判断して行動を選び出すという問題ですから
「何故その選択肢を選んだのか」を探した材料を元に論理的に
説明できないとどうにも正解とは言えそうもありません。
そして難しい。
3章の最後の方にどういう順序で考えればいいのか
現役軍人の思考方法なんて興味深いものが載っていますが、
納得は出来るものの抽象的で飲み込むのが難しい。
後でググってみたらどうも米国が第二次大戦当時に
大学生を即席で将校にする事を想定して作った思考方法みたいですね。
現代日本の大学生の頭では到底出来そうもない。
難しい訳です。
と、まぁ好き放題書かせてもらいましたが入門書には向かないものの
ある程度知識がついた頃に読み直してみるとこれはある種のノウハウ本
だと言う事に気が付くと思います。
概念より現実とリンクしている。
戦術の総合的な理解が前提なんでしょうね。
そう考えると4章以降の難解なクイズ問題も非常に意義のある実例集
(みたいなもの?)として立ち上がってきます。
受験の赤本みたいなものですね。
他の戦術入門書を当たってからもう一度この本を読んでみて下さい。
その方がより意義のある読書になると思います。
それより素晴らしい第二章をしっかり勉強しましょう。
「戦術」という聞き慣れているけど、なかなか説明しにくいものを
ケーススタディも交えて丁寧に説明した一冊。
所々にビジネス組織との比較が出てくるところが、
非常に分かりやすくなっています。
特に参考になったのが
「第3章 集団における命令の下し方」。
まずは指揮命令系統。
軍隊では上意下達のみで、命令には逆らえないと思っていたが、
そうではないらしい。
戦場での物差しは「勝利」と「生き残り」であるがゆえに、
師団長などの指揮命令超えた、
中隊長、小隊長といった現場指揮官の判断を優先させることが多々あるという。
どこまでが命令で、どこからが現場判断なのかを明確に定義しているので、
一般的なビジネス組織よりも動きやすい面はあるように思う。
また指揮官を補佐する参謀。
ビジネス組織で言えば経営企画室などであるが、
ここには一切の指揮権は無い。
さらに参謀の役割もマトリックスになっており、
参謀同士がコミュニケーションすることで、
全体像が浮かび上がるようになっている。
この組織論は、ビジネス組織で是非取り入れるべきではないかと思う。
命令についても、
命令の背景を説明せよ!との言葉にはしびれた。
要するに、なぜこの命令に至ったか、なぜこちらの選択肢を考えたか、
という指揮官の頭の中を部下に共有することで、
ベクトルを揃えて、具体的な戦い方は現場に任せるというものと理解した。
これは部下としては非常にやりやすい構造になっている。
また「後命は自動的に前命を取り消す」も良い。
ビジネス組織では、往々にして後命も前命も複雑に絡み合うため、
混乱が生じることが多いが、
そのあたりは生死を掛けた現場ならではのシンプルさなのだろう。
とは言え、戦場と政治家・官僚との確執はやはりあるらしく
最後のケーススタディにて、皮肉たっぷりに、
ただ著者の主張ははっきりと書かれていて、
自衛隊という特殊な環境に置かれているジレンマも垣間見える。
「セオリー」と「シンプル」という、
組織を動かし勝利を目指すための要諦が詰まっている。
ビジネスの世界で、現場の長として板挟みになり悩んでいるプレイングマネージャーや、
迷いを持つ大きな組織のトップなどにとっては、
下手なビジネス書よりも。大いに方向性を指南してくれる書だと思う。
全く興味の無い方には難解かもしれませんが、日々に活きる知恵が身につく本だと思います。
同著者の本も探してみようと思います。