本書は、鬼武蔵と恐れられた森長可を描いた小説です。
話は、信濃海津城の長可のもとへ本能寺の変の報せが届き、
美濃へ退却するところから始まります。
人物像が分かりやすく描かれ、良い作品でした。
特に、長久手の戦いへと至る経緯と戦況は、説得力がありました。
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森長可: 信長も一目置いた若き猛将「鬼武蔵」 (PHP文庫 た 66-1) 文庫 – 2006/4/1
谷口 研語
(著)
- 本の長さ360ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2006/4/1
- ISBN-104569666221
- ISBN-13978-4569666228
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登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2006/4/1)
- 発売日 : 2006/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 360ページ
- ISBN-10 : 4569666221
- ISBN-13 : 978-4569666228
- Amazon 売れ筋ランキング: - 849,079位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2020年9月26日に日本でレビュー済み
2007年12月18日に日本でレビュー済み
説明的な文章や逸話を流れに沿わず無理やり差し込んでいるので
その度に物語が途切れてしまう感がある。
そのために肝心の長可の人物像がぼやけてしまったような気がする。
その度に物語が途切れてしまう感がある。
そのために肝心の長可の人物像がぼやけてしまったような気がする。
2006年5月5日に日本でレビュー済み
森家といえばやはり織田信長とともに討ち死にした森蘭丸が有名である。しかし今回実は鬼武蔵と恐れられた長可の存在を忘れてはいけないなと思いました。歴史的には長篠の合戦から小牧・長久手の合戦あたりを中心に活躍した人物ぐらいにしかしられていませんが今回読んでいて
鬼武者と恐れられる理由がわかったような気がします。森家に長可ありといったところでしょうか。
鬼武者と恐れられる理由がわかったような気がします。森家に長可ありといったところでしょうか。
2006年12月18日に日本でレビュー済み
筆者は「あとがき」で、同作の主人公・森長可の遺言状をとりあげ、現代に於いて固定化されたと言っていい戦国武将像に、疑問を投げかけている。戦国武将は、誰もが戦を好み、自らの命さえ進んで犠牲にしようと志したとは、必ずしも言えないのである。同作は、「鬼」と呼ばれた長可が、本能寺の変に殉じた弟たちを想い、時代の虚しさを感じている部分が、強調されている。筆者の意図することが貫かれた一冊であると、言うことができよう。それならば、何故副題を「信長も一目置いた若き猛将『鬼武蔵』」などとしたのだろうか。「鬼」ではない長可を追い続けた小説だったはずである。筆者の思うところが忠実に描かれた良作だけに、副題と異なる内容に落胆する読者が少なからずいるであろう点は、返す返すも悔やまれる。副題に込められた筆者の意図を求めたい。