普段、産業用機械の設計をしています。そのため、一般の方々のお目に触れることは無いのですが、だからと言って、機能一辺倒ではその機械の魅力は伝わらず、プラスαとなる何かが必要なのだろうなと常々感じていました。
そんな中、奥山さんのこちらの著書を拝見し、そのヒントとなる事柄が散りばめられている様に感じました。
また日本が戦後とは違った形で再起するヒントにもなると思います。
これからの著書も楽しみです。

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フェラーリと鉄瓶 一本の線から生まれる「価値あるものづくり」 (PHP文庫) 文庫 – 2010/7/1
奥山 清行
(著)
いま世界からもっとも注目されている気鋭のデザイナー、奥山清行。
長年海外を舞台に活躍してきた彼は、いま何を考え、どんな未来をみているのだろうか?
本書は、日本人で唯一「フェラーリ」を手がけた男が語るデザイン論。
「なぜ、フェラーリは高くても売れるのか? 」「地元山形の高い職人技術とデザインの融合とは? 」など、
デザインの要諦からものづくりの秘訣までそのすべてを語りつくす。
長年海外を舞台に活躍してきた彼は、いま何を考え、どんな未来をみているのだろうか?
本書は、日本人で唯一「フェラーリ」を手がけた男が語るデザイン論。
「なぜ、フェラーリは高くても売れるのか? 」「地元山形の高い職人技術とデザインの融合とは? 」など、
デザインの要諦からものづくりの秘訣までそのすべてを語りつくす。
- 本の長さ214ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2010/7/1
- 寸法10.6 x 0.9 x 15.1 cm
- ISBN-104569674135
- ISBN-13978-4569674131
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商品の説明
出版社からのコメント
はじめに
第1章 カーデザインで諸国を遍歴
子供のころからクルマ好き
好きなことだから努力できる
草食動物と肉食動物
第2章 日本人の知らないイタリア
あきらめの国、イタリア
イタリアの自動車泥棒
「いい加減」は当たり前
第3章 イタリアのものづくりに学ぶ
デザインの国・イタリアの実情
イタリア人は手先が器用
素材を大切にするものづくり
第4章 コミュニケーションとしてのデザイン
デザイナーという仕事
カーデザイナーの役割とは
プレゼンテーションも大事な仕事
第5章 なぜフェラーリは高くても売れるのか
フェラーリという自動車メーカー
少量生産と大量生産の違い
開発リスクゼロの生産方式
第6章 クリエイティブであり続けるために
「変化の時代」に求められるもの
管理職失格
「作家性」の時代から「普遍性」の時代へ
第7章 カロッツェリア的ものづくりへの挑戦
かつては日本にも職人文化があった
切り捨ての文化が失われた
メイド・イン山形
おわりに フェラーリと鉄瓶
第1章 カーデザインで諸国を遍歴
子供のころからクルマ好き
好きなことだから努力できる
草食動物と肉食動物
第2章 日本人の知らないイタリア
あきらめの国、イタリア
イタリアの自動車泥棒
「いい加減」は当たり前
第3章 イタリアのものづくりに学ぶ
デザインの国・イタリアの実情
イタリア人は手先が器用
素材を大切にするものづくり
第4章 コミュニケーションとしてのデザイン
デザイナーという仕事
カーデザイナーの役割とは
プレゼンテーションも大事な仕事
第5章 なぜフェラーリは高くても売れるのか
フェラーリという自動車メーカー
少量生産と大量生産の違い
開発リスクゼロの生産方式
第6章 クリエイティブであり続けるために
「変化の時代」に求められるもの
管理職失格
「作家性」の時代から「普遍性」の時代へ
第7章 カロッツェリア的ものづくりへの挑戦
かつては日本にも職人文化があった
切り捨ての文化が失われた
メイド・イン山形
おわりに フェラーリと鉄瓶
著者について
工業デザイナー/KENOKUYAMADESIGN代表。1959年山形市生まれ。ゼネラルモーターズ社(米)チーフデザイナー、ポルシェ社(独)シニアデザイナー、ピニンファリーナ社(伊)デザインディレクター、アートセンターカレッジオブデザイン(米)工業デザイン学部長を歴任。フェラーリ・エンツォ、マセラティ・クアトロポルテなどの自動車やドゥカティなどのオートバイ、鉄道、船舶、建築、ロボット、テーマパーク等数多くのデザインを手がける。2007年よりKENOKUYAMADESIGN代表として、山形・東京・ロサンゼルスを拠点に、企業コンサルティング業務のほか、自身のブランドで自動車・インテリアプロダクト眼鏡の開発から販売までを行う。2013年4月ヤンマーホールディングス株式会社社外取締役就任。滋慶学園COMグループ名誉学校長、アートセンターカレッジオブデザイン客員教授、多摩美術大学客員教授、金沢美術工芸大学客員教授、山形大学工学部客員教授。 『フェラーリと鉄瓶』(PHP研究所)、『伝統の逆襲』(祥伝社)、『人生を決めた15分創造の1/10000』(武田ランダムハウスジャパン)など著書や、講演活動も行う。
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年11月5日に日本でレビュー済み
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2017年3月22日に日本でレビュー済み
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日本企業で働いたことのない筆者。これからの若者に参考、というか憧れる人生かもしれませんね(^_^)
2014年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
購入後即日届いた為非常に有効でした
目次等事前に見られればいいのですが・・
目次等事前に見られればいいのですが・・
2013年2月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者が同郷でフェラーリデザイナーに興味を持って購入、デザイナーってすごいね!
2007年12月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フェラーリのデザインをやってきた著者の考えたこと、これから思うことをまとめた本。
デザインの原理原則は「美しいものは正しい。俺たちは正しいことをしているんだ」との
ピニンファリーナ会長の力強い考えがあったのでデザインを続けてきたと書いてある。
デザインスタジオとは山のような企画書が最初に一本化する場所。そしてチーフデザイナーが
膨大な情報を交通整理するとの考え方は、現在の経営につながるところを感じる.
この本は、アートの世界、マニュファクチュアリングの世界、そして
マネージメントの世界の3つの世界のことが当然のように存在して書かれて
いる点におもしろさを感じた.
デザインの原理原則は「美しいものは正しい。俺たちは正しいことをしているんだ」との
ピニンファリーナ会長の力強い考えがあったのでデザインを続けてきたと書いてある。
デザインスタジオとは山のような企画書が最初に一本化する場所。そしてチーフデザイナーが
膨大な情報を交通整理するとの考え方は、現在の経営につながるところを感じる.
この本は、アートの世界、マニュファクチュアリングの世界、そして
マネージメントの世界の3つの世界のことが当然のように存在して書かれて
いる点におもしろさを感じた.
2007年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フェラーリのデザイナーだった人というだけでも興味があったが、そのタイトルが奇抜で、何が出てくるのかわくわくしながらページをめくっていったが、十二分にその期待に応えてくれる内容で、読後感も良かった。
カーデザイナーのこと、イタリア人の身近な実態について、日本の匠のものづくりのこと等、製造業やなにかをクリエイトしている人には糧として読んでおくことをお勧めします。
カーデザイナーのこと、イタリア人の身近な実態について、日本の匠のものづくりのこと等、製造業やなにかをクリエイトしている人には糧として読んでおくことをお勧めします。
2014年2月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2年前、私的な東北ツアーを企画、羽黒三山の入り口、”蔦や”旅館でデザインの良さに魅かれ鉄瓶を購入。
その後、これを奥山氏が作った事、"フェラーリと鉄瓶"を読んで知った。
世界的に名の通った山形出身の工業デザイナー/Ken Okuyamaがこのような小さな作品も創っていること、チョット驚きだった。
『地域の文化は地域に根差している。』という彼の言葉には説得力が有る。
現在地方の衰退が言われている時に、地域から直接世界へ発信している彼の活動は大いに期待されるし、参考になるだろう。
フェラーリは買えなくとも、鉄瓶は買えるという人、一読に値しますよ!!
その後、これを奥山氏が作った事、"フェラーリと鉄瓶"を読んで知った。
世界的に名の通った山形出身の工業デザイナー/Ken Okuyamaがこのような小さな作品も創っていること、チョット驚きだった。
『地域の文化は地域に根差している。』という彼の言葉には説得力が有る。
現在地方の衰退が言われている時に、地域から直接世界へ発信している彼の活動は大いに期待されるし、参考になるだろう。
フェラーリは買えなくとも、鉄瓶は買えるという人、一読に値しますよ!!