本書は、元々ワールド・ミステリー・ツアー13というシリーズの第4巻東京編を基に新たに編集された物です。全10章に分かれていて、その各々は、以下のとおりです。1 東京の将門伝説を巡る 2 四谷怪談の真相に迫る 3 岡本綺堂の怪談に震える ・・9 古本屋探偵、神田神保町に現わる 10 謎の大江戸線、首都の地下網を行く。そして、各分野のオーソリティーが執筆しています。
私は、古くからの紀田先生大フアンですから、第9章から読みました。神田神保町、ここは、一切の経済原理とは無縁の価値観に基づいて行動する一匹狼の跋扈する所で、古書店が約180件あるそうです。私は、大阪の人間ですから、そう度々とは訪れません。大阪にも戦前は、日本橋界隈に古書街があったそうですが、現在は、阪急のカッパ横丁、大阪駅前ビルの地下街に各々4〜5軒ある程度で神保町が非常に羨ましいです。次いで8章、建築家、伊東忠太さんについては、初めて知りました。伊藤さんの建築に巣くう動物達を見たければ、東京都内に現存する作品のリストがありますから、そちらを参照してください。
四谷怪談と忠臣蔵が、歌舞伎の世界では繋がっている事を知っていますか?そう言えばそういう類の映画が有ったっけ?その他、番町更屋敷、本所の七不思議についての解説もあります。また、明治大学刑事博物館て知っていました。わが国では、唯一の拷問、刑罰資料館です。有名な鉄の処女もあります。興味のある方は、どうぞ!その他、怪談の世界では、著名な井上円了の造った哲学堂公園、乱歩の世界の案内、綺堂の案内、ローマ、ヨーロッパの都市と同様の2階構造の都市、東京の地下網の話等、面白いお話が満載です。興味のある方は、是非ともどうぞ、お勧めします!!!
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江戸・東京 歴史ミステリーを歩く (PHP文庫 み 41-1) Stationery – 2011/8/3
三津田 信三
(編集)
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2011/8/3
- ISBN-104569676790
- ISBN-13978-4569676791
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商品の説明
著者について
ミステリー作家
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2011/8/3)
- 発売日 : 2011/8/3
- 言語 : 日本語
- Stationery : 256ページ
- ISBN-10 : 4569676790
- ISBN-13 : 978-4569676791
- Amazon 売れ筋ランキング: - 4,443位PHP文庫
- カスタマーレビュー:
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