【荒廃した日本を再建するために一人の少女が立ちあがる】
幕末・異能力・侍・銃・etc... ストーリーもさながら、そこに詰め込まれている要素のすべてがファンタジーの「王道」なのである。
しかし、その「王道」こそ今ライトノベルに求められる「素直さ」なのではないだろうか。私はこの物語を読んで素直にそのストーリーにのめり込み、素直に感動した。
「荒廃した国を建て直す」
少女のとてつもなく大きく、そしてどこか確信のある言葉に、人も、神も、そして私自身も心を動かされた。さまざまな問題や不安をかかえる現代社会に必要とされるのは彼女のように自ら「希望」を創り出していく力なのかもしれない。そんな風に思えるほど、壮大かつ爽やかな物語でありゲームシナリオをも手掛ける月島総記だからこそ作りだせた世界なのかもしれない。
読み切り型であることで読みやすいという点があると思うが、欲を言えばそれぞれのキャラクターの個々のストーリーにもっと厚みが欲しかったと感じた。
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刃の如く (スマッシュ文庫) 文庫 – 2011/12/22
スマッシュ文庫、待望の新刊は歴史ファンタジー! 美少女と武士の魂を受け継いだ男が、己たちの存在意義をかけて疾走する。
かつてこの国には、人の暮らしから生まれ、人とともに生きた神がいた。九十九神――永く使われた道具に込められた想いが、具現化した存在。しかし幕末、異人の黒船が日本を急襲。国を護る侍たちは、九十九神と力を合わせて戦ったが、激戦の果てついに敗れ、国は異人に奪われた。そして時は流れ、明治五年。荒廃した日本を再建するため、一人の少女が立ち上がる。元幕府将軍家の姫・立華。生まれもってのカリスマ性をもつ彼女と、役目を失った「刀の九十九神」が出会う時、歴史はふたたび動き出す。
イラストは藤ちょこさん。本文の魅力を存分に引き出してくれている。
読み進めるうちに世界観に引きずり込まれ、生きるとは何か、戦うとは何かを気づかせてくれるハラハラドキドキの一冊だ。
かつてこの国には、人の暮らしから生まれ、人とともに生きた神がいた。九十九神――永く使われた道具に込められた想いが、具現化した存在。しかし幕末、異人の黒船が日本を急襲。国を護る侍たちは、九十九神と力を合わせて戦ったが、激戦の果てついに敗れ、国は異人に奪われた。そして時は流れ、明治五年。荒廃した日本を再建するため、一人の少女が立ち上がる。元幕府将軍家の姫・立華。生まれもってのカリスマ性をもつ彼女と、役目を失った「刀の九十九神」が出会う時、歴史はふたたび動き出す。
イラストは藤ちょこさん。本文の魅力を存分に引き出してくれている。
読み進めるうちに世界観に引きずり込まれ、生きるとは何か、戦うとは何かを気づかせてくれるハラハラドキドキの一冊だ。
- 本の長さ283ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2011/12/22
- ISBN-104569677584
- ISBN-13978-4569677583
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商品の説明
著者について
ライター
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2011/12/22)
- 発売日 : 2011/12/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 283ページ
- ISBN-10 : 4569677584
- ISBN-13 : 978-4569677583
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,052,662位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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日本の小説家・シナリオライター。
シナリオ制作事務所『チーム月島』代表。
2006年に第3回スクウェア・エニックス小説大賞に入選、小説家としてデビュー。
以降、小説・ゲームシナリオ・脚本など、多媒体に亘って活動している。
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