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書店ガール (PHP文芸文庫) 文庫 – 2012/3/29

3.8 5つ星のうち3.8 46個の評価

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購入オプションとあわせ買い

吉祥寺にある書店のアラフォー副店長理子は、はねっかえりの部下亜紀の扱いに手を焼いていた。協調性がなく、恋愛も自由奔放。仕事でも好き勝手な提案ばかり。一方の亜紀も、ダメ出しばかりする「頭の固い上司」の理子に猛反発。そんなある日、店にとんでもない危機が……。書店を舞台とした人間ドラマを軽妙に描くお仕事エンタテインメント。本好き、書店好き必読!
『ブックストア・ウォーズ』を改題。
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書店ガール 9784569678153 碧野 圭
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商品の説明

出版社からのコメント

書店ガール

解説―北上次郎

著者について

愛知県生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。フリーライター、出版社勤務を経て、2006年、『辞めない理由』で作家デビュー。書店や出版社など本に関わる仕事をする人たちのおすすめ本を集めて行われる夏の文庫フェア「ナツヨム2012」で、『書店ガール』が1位に。2014年、『書店ガール3』で静岡書店大賞「映像化したい文庫部門」大賞受賞。 著書に、フィギュアスケートの世界を描いた『スケートボーイズ』や「銀盤のトレース」シリーズ、「菜の花食堂のささやかな事件簿」シリーズ、『駒子さんは出世なんてしたくなかった』などがある。また、小金井市を中心とした地域雑誌「き・まま」の編集にも携わっている。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ PHP研究所 (2012/3/29)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/3/29
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 397ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4569678157
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4569678153
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.7 x 1.5 x 15.1 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 46個の評価

著者について

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碧野 圭
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カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
5つのうち3.8つ
46グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年9月14日に日本でレビュー済み
書店を舞台とした物語も今では数多くあるが、その中にあっては多少傾向が異なるのが本書だろう。前半はどちらかと言えば職場の人間関係に焦点が置かれ、しかも良好とは言えないどころかむしろ険悪なそれが中心なので、おおよその展開は読めなくもないものの――つまり、険悪な両者が協力して何かを成し遂げる、という展開――「とんでもない危機」が一体いつ訪れるのか、それにキャラクター間の関係がどう絡んでゆくのか、絡んだとして前半と整合性が保てるのかという点で懸念を抱いたのだが、それらはすべて杞憂に終わる。とにかく後半部に入ってからのスピード感は圧倒的。それどころか展開がやや早いくらいに進んでゆく上に、結末の付け方も潔い。それでいて「書店もの」のセオリーでもある「面白い本」も幾つも言及されている。続編が早く読みたいと思わせる作品。
2013年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中古品とは思えないくらい綺麗でした。大満足です。  汚れもないので安心して読める状態です。配送には4日くらいかかったかと思い、早く読みたくて楽しみにしていたせいか届くまで随分かかったように感じましたが・・・実際には・・4日程でした(笑)
2012年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
期待して読んだ分少々辛口の感想になってるかと思います

表題から解るように書店の女性店員が(店長ですが)様々な問題に晒されつつ
お店を盛り上げるお話なのですが、展開が少々遅い、全体的にスロースターターな印象を受けました

中盤までの内容が本屋のと言うより、女性特有の男性関係の話とか人間関係の悩みに終始してて
まだ話が動かないのだろうか・?と思いながらページを進めていました

主人公の女性が店長になった辺から物語が動いて、そこからは面白いです
が、残りのページが少なくて、これで間に合うんだろうかと少々不安に思いながら読んでいました

最終的に救いはありました、が大円団とはいかないようなラストに少々物足りない思いでした
現実的だと言えばそうかもしれないですが

爽快感とか大逆転とか言うものを求めると少々肩透かしを喰らうかもしれません
本屋の裏側の事情については、それほど興味を引くようなものは無かったかな…
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書店を舞台にした40女と、その部下のはねっかえり女の成長小説です。最初はこれでもかと言わんばかりにいがみ合って女のドロドロした面倒臭い関係が全面に出ていて少しひいてしまいますが、途中からトーンが変わり惹きこまれました。読後は速攻で続編を注文しました。書店が好きな人なら確実に楽しめると思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトル買いをしましたが、内容は今一つ。
理子のような上司とは絶対に一緒に働きたくない。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年2月20日に日本でレビュー済み
"『棚から五ミリくらい本が出ているのが理想だ。そうすると、背が並んで綺麗に見えるし、本の背の角のところに指を引っかけて取り出しやすいだろう?』自分が書店で働き始めた頃、最初に先輩に教えられたことだ"2012年発刊、本書はドラマ化もされた女性書店員コンビによるお仕事エンタメ小説、シリーズ第一弾。

個人的には渡辺麻友、稲森いずみ主演でドラマ化された際に、気になっていた事もあり手にとってみました。

さて、そんな本書は吉祥寺にある書店のアラフォー副店長"カリスマ書店員"の理子、そして正社員ではあるが裕福なコネ入社、仕事に対する真摯さはあるも協調性がなく映っている亜紀の『立場、性格、境遇の違う二人』が誤解も重なり衝突を重ねるも、働く書店の存続を目指して一時休戦、工夫を凝らしたブックフェアや人気作家のサイン会といった業績向上の為の店舗改善策を次々と実行していくのですが。

まず、書店員経験もなく(これからもない予定)"自分なりの本屋"を手探りで試行錯誤を重ねながら運営している立場としては、中堅ブックチェーン(ペガサス書房)の第一号店を舞台に、また主人公たちの目線を通じて【書店、出版業界話】が紹介されるのが、ロールプレイング的に書店員になった気分になることが出来て、単純に楽しかった。

また、全体のストーリーとしては『相棒もの』としては良くも悪くも【目新しさはなく、オーソドックス、王道的な内容】になっていますが。家族や周囲の人間関係も含めて【主人公たち二人の様子が丁寧に描写されている】ので、中盤からの店舗改善の様子こそ駆け足気味に感じるも、自然に感情移入できる読後感でした。

現役、元書店員の方はもちろん。お仕事エンタメ好き、気軽に読める本を探す人にもオススメ。
2014年8月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Kindleを愛用する一方で、本屋さんに行く機会が減って来て、自分の読書力が落ちてきたのでは?と思っていました。ゆっくりと本屋さんで過ごしていた日々が懐かしく、「書店ガール」の題に惹かれて、本屋さんで購入。
お仕事ほんとしての魅力、女性の応援歌としての魅力、そしてなにより、「本が好きだ!」という熱意が直球となってズドンと伝わってきました。本好きの人なら絶対楽しめます。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年11月16日に日本でレビュー済み
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レビューとかでも「男vs女性書店員」と紹介されていることが多く、「能力のある女性が男たちに邪魔される話かな?」と思っていました。でも、全然違います。主人公の女性は無能過ぎます。これなら出世できなくて当たり前。こんな女を出世させてはいけない。
まず、主人公は40歳の「お局様」ポジションで、率先して新人をイジメたりしてます。人望ゼロです。そんな彼女も店長になる日がくるのですが、着任直後に「数名が彼女を店長にすることを、反対していたこと」と、その理由を上司に聞かされます。そういうことがあった場合、普通は苦言を甘んじて受け入れ、自己改善していきますよね?

でも、この主人公、いきなり犯人探しを始めるんですよ。周りをイエスマンで固めて独裁体制にもっていくつもりなのか…。客商売なのに客を優先しない考えにただただ唖然です。

じつは、この無能な主人公が店長になれたのもカラクリがあり、後半は色々と陰謀が絡んできます。主人公もそれまでの行いを反省し、良い店長になろうとしていくのには好感を持てますが、せいぜい当たり前のことができるようになった止まり。じつは自分のしでかした犯罪行為を隠していたりする主人公には、最後までガッカリさせられました。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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