¥880¥880 税込
ポイント: 9pt
(1%)
配送料 ¥480 6月15日-17日にお届け
発送元: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店 販売者: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店
¥1¥1 税込
配送料 ¥297 6月4日-6日にお届け
発送元: ブックサプライ江坂DC 販売者: ブックサプライ江坂DC
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ビジネスの“常識”を疑え! (PHPビジネス新書 30) 新書 – 2007/4/19
購入オプションとあわせ買い
の安い中国がこれから世界の工場となり、日本の製造業は空洞化する」。ほん
の数年前、こうした説に誰もが頷き、なかば常識だと思っていた。ところがフタ
を開けてみたらどうだろう。IT化は進んだが、紙の書類は減るどころか逆に増え
た会社さえある。また国内の工場立地件数はここ三年、連続で二桁増という状況
である。一体あの常識は何だったのか?
しかし、これは実は当然のこと。ビジネスとは日々移ろいゆくものなのである。
はじめから唯一の正解など存在しない世界なのだ。だからこそ、常識やセオリー
にとらわれて思考停止に陥ると、往々にして判断を誤ってしまう。
本書は一般に常識とされている60の項目を取り上げ、事例を挙げながら反証。い
かに我々が思い込みの罠にとらわれているかを明らかにする。ビジネスで最も大
切な、自分の頭で考え、判断する力を養うために最適な一冊。
- 本の長さ213ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2007/4/19
- ISBN-104569690823
- ISBN-13978-4569690827
この著者の人気タイトル
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2007/4/19)
- 発売日 : 2007/4/19
- 言語 : 日本語
- 新書 : 213ページ
- ISBN-10 : 4569690823
- ISBN-13 : 978-4569690827
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,108,025位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 714位PHPビジネス新書
- - 2,100位その他の経営理論関連書籍
- - 3,740位マネジメント・人材管理
- カスタマーレビュー:
著者について
株式会社シナ・コーポレーション代表取締役。
早稲田大学商学部卒業。米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)。三菱電機、複数の外資系戦略コンサルティング会社を経て、現職。2006年から2016年まで早稲田大学ビジネススクール教授を務めた。2020年6月末にローランド・ベルガー日本法人会長を退任。同年7月より「無所属」の独立コンサルタントとして活動している。多くの企業で社外取締役、経営顧問を務め、次世代リーダー育成の企業研修にも携わっている。
株式会社良品計画社外取締役。SOMPOホールディングス株式会社社外取締役。株式会社ネクステージ社外取締役。株式会社ドリーム・アーツ社外取締役。株式会社マザーハウス社外取締役。
15万部を超えるロングセラーである『現場力を鍛える』『見える化』(いずれも東洋経済新報社)をはじめ、『現場論』『生きている会社、死んでいる会社』(いずれも東洋経済新報社)、『新幹線お掃除の天使たち』(あさ出版)、『ガリガリ君の秘密』(日経ビジネス人文庫)など、ベストセラー書籍多数。
早稲田大学ビジネススクール教授。株式会社ローランド・ベルガー会長。早稲田大学商学部卒業。米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)。三菱電機株式会 社、米系戦略コンサルティング会社を経て、現職。早稲田大学ビジネススクールでは経営戦略論、オペレーション戦略論を担当。また、欧州系最大の戦略コンサ ルティング・ファームであるローランド・ベルガーの日本法人会長として、経営コンサルティングにも従事。戦略策定のみならず実行支援を伴った「結果の出 る」コンサルティングとして高い評価を得ている(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『「日本品質」で世界を制す!』(ISBN-10:4532316421)が刊行された当時に掲載されていたものです)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
事例を挙げながら、「必ずしも全て正しいわけではない」と述べている本。
さらっと読めるので、一読してよいと思う。
(定価で買う必要も無いと思うが。)
見所は、それぞれに挙げられている事例。
つまり「常識」に反する取り組みを行って
成功している会社の事例である。
社内で実際に提言し、実行しようとしたら、
さぞかし勇気の要ることだろうだと思う
それでも断行する、そういう意思決定の出来る会社というのは
研究に値する。
その前にまず、ビジネスの「常識」を知っていることが条件、
真剣に経営を学んだ結果、知識や情報に囚われてしまっては元も子もない
「自分の頭で考えろ」・・・学習者への有効なアドバイス。
5つのセクターに60の「常識への警鐘」、構えずに気楽に読める若手
ビジネスマン向けのビジネス新書・・そんな位置づけだろう。
さすがコンサルだけあって、常識に囚われた失敗談、成功事例・・・
企業のトピックには事欠かない。
「常識の罠に陥らない」ために・・この視点はとても重要。
かつての「日本式経営」は完全に否定され、欧米流のグローバルスタンダードを無批判に受け入れることが「正しい」という意見が幅を利かせた時期でもある。
本書の60個の「ビジネスの常識」のかなりの部分は、過去の日本式経営への決別と欧米流経営への転換である。
本書では「ここにあげた60個のビジネスの常識」を無批判に受入れ、実行することがどれほど危険かを、具体的な例をあげて解説している。
ただ、注意しなければならないのは、対象となる読者が「ここにあげた60個のビジネスの常識」を多少なりとも知っていることが大前提なのである。
本書で著者が本当に言いたいのは、この「60個のビジネスの常識」を盲信することでも、逆に完全に否定することでもない。この「60個のビジネスの常識」を最低限の知識として理解した上で、現在直面している課題を解決するのに役立ててほしいということである。
本書の最後に書かれている5つのポイント。5番目は「自分の『主観』を最優先すること」。
全く、同意見である。
同じで、世間では常識と考えられていることが往々にして
間違っていることも多々あります。
例えば、スモールオフィス、スピード重視の経営、在庫を
持たない、肩書きは不要等手垢の付いたビジネスの常識は
一度、疑ってみるべきです。本当にこれらが正しいかどう
かは確かにケースバイケースですから。
ただし、この本に書かれていること全てが正しいわけでは
ありません。「あくまで常識を疑ってみること」に意味が
あります。何事も極端な選択はリスクが高ということです。
本書の60個の「ビジネスの常識」のかなりの部分は、現時点での「一般論」である。
しかし、自分の仕事が「そうすればうまくいくか」は別問題なのだ。
自分の仕事の分析もせずに、やみくもに本書に限らず「ビジネス書」の言うとおりやって、うまくいくはずはない。
むろん、「この逆をやればいいのだろう」と開き直っても、当然うまくいかない。
まずは「ビジネスの常識」を理解する。次に自分の仕事にあてはめて、変えるべきところは変えてみる。
その結果を評価する。結果がよければ継続し、悪ければ直す。
むろん、評価基準と評価期間をあらかじめ決めておかないと、正しい判断はできないが。
また、「おわりに」で、その“常識”の罠に陥らないためのポイントが簡潔に書かれているが、その中でも最初に「貪欲に勉強し、まずは常識を学ぶ」ことを挙げている。逆説的に思えるが、“常識”を知ったうえで、現在や未来の事象に向かう際に、自分の頭でゼロベースで考え、判断することを主張している。
だから、この本は初心者ではなく、勉強熱心な経営学部の学生・大学院生やビジネススクールなどで学んだ社会人が「学んだ手法を現場に活かすぞ!」と張り切って現場に出る前に、その熱を一旦冷まし、自らの頭で考えるためのきっかけ作りに役立つ。中堅以上の社員にもいいだろう。ただし、経営学部以外の新入社員が読んだら、混乱すると思うので、読ませないほうが無難。題名からもわかるとおり、ビジネスの“常識”を知っていることが、この本の読者の条件である。