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「頭のよさ」は遺伝子で決まる!? (PHP新書 478) 新書 – 2007/8/11

4.1 5つ星のうち4.1 8個の評価

言語力、計算力、記憶力、集中力、創造力、コミュニケーション力......。「頭のよさ」を決めるさまざまな能力や性格は、はたして生まれつきなのか、それとも環境や努力で変えられるものなのか?
「だれでも三回くりかえせば暗記できる」「一カ月で脳のつながりは変えられる」「好奇心が強い人の遺伝子が見つかった?」----最新の遺伝子研究によって、人間の神秘がすこしずつ見えてきた。
眠れる遺伝子をオンにすれば、才能は自然と開花する。勉強に仕事に人間関係に、自分なりの方法で脳を効率よくはたらかせるための第一歩。
【最新の研究でわかった人間の神秘】記憶力は生まれつきなのか/集中力に関係する脳内物質/創造力豊かな子どもは育てられるか/運動能力は遺伝、芸術的才能は環境/「頭が大きい人は頭がいい」はほんとうか/魚を食べれば頭がよくはたらく?/性格は遺伝するのか/うつ病と脳内物質の関係/人間関係をうまく築ける人、築けない人
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ PHP研究所 (2007/8/11)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/8/11
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 224ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 456969442X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4569694429
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 8個の評価

著者について

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石浦 章一
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1950年、石川県生まれ。東京大学教養学部卒業。同大大学院理学系研究科博士課程修了。国立精神・神経センター神経研究所、東京大学分子細胞生物学研究所を経て、東京大学大学院総合文化研究科教授。理学博士。専攻、分子認知科学。東大での講義の傍ら、一般向けの書籍を多数執筆している。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 科学の知識であなたが変わる (ISBN-10: 4902462141)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2012年2月3日に日本でレビュー済み
著者の他本とかぶる内容が多いが、それでも抜群におもしろく
読み出したら止まらなくなってしまった。

とくに興味深かったのが
「運動能力は遺伝、芸術的才能は環境」という章と
「人権は平等でも能力は平等ではない
能力が低い分野でいくら努力しても、ものになることはまずない」
「母親の食生活が子どもの頭の良さに影響する」という記述。
ここまで言い切ってくれると、むしろ爽快だ。

確かに納得できる箇所は多く、早速0歳児の息子に音楽教育を施したくなった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年12月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読みやすかったですが、結論が判りにくいですね。芸術性は環境の影響が大きいなどはためになりました。
2012年4月5日に日本でレビュー済み
本書は、神経生化学や分子認知科学をご専門とする著者が、人間
は、頭の良さをはじめ、どの程度遺伝で引き継がれる部分があるか
について、遺伝のメカニズムも踏まえてまとめた本である。

本書の構成は10章構成になっており、頭のよさはどこまで遺伝で
決まるのか、記憶力は生まれつきなのか、好奇心や集中力はどの
ように決まるのか、創造力豊かな子どもは育てられるのか、運動
能力や芸術的才能は遺伝で決まるのか、遺伝子の神秘、男女によ
る頭のよさに関する性差はあるのか、性格は遺伝するのか、人間
関係と遺伝的要素について、頭がよくなる薬について、それぞれ
まとめられている。

IQテストと学科試験との相関、魚を食べると頭がよくなるのか、
女の方が男よりも言語能力が高いのか等々、まことしやかに囁か
れる話題についてもふれながら、遺伝的要因と経験的要因ともに
勘案しながら、研究成果に基づきながら、中庸的に論を進めている。
時折、専門的な話に及ぶ箇所もあるが、飛ばし読みしても、著者
の主張は十分に汲むことができる。

本書を読めば、タイトルの答について、結論めいたことは述べら
れていない。しかし、それはつまり、脳や遺伝のメカニズムがい
かに複雑で、簡単には「頭のよさは遺伝で決まる」などの結論は
出せない難しいテーマである、ということを物語っている。

ただ、総論的には、頭のよさについて、遺伝的要因が確かにある
ことを認めながら、「実際には、どうも遺伝の影響以上に環境の
要因が大きいようです」(p. 205)とまとめているのが印象的な
本である。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年3月19日に日本でレビュー済み
「頭のよさ」は遺伝子で決まる!?とタイトルにあるように
!?に注目してください。本書は遺伝子決定論に終始していません。
世間でよく言われるIQや数値化できるものだけで頭の良さを測定するのは
非常に限定的で批判しています。
しかし記憶力1つとってもやはり個人差はあるわけでそこははっきりさせておこう
という目的で書かれています。シビアな本です。

それから21世紀になってから発見された脳科学のトピックスは系統的に編集されています。
好奇心の強い人の遺伝子から「オリンピック症候群」の人はエリスロポイエチンの量が
一般的な人々よりも一桁多い!など。

どの頁から読んでみても退屈しないでしょう。
脳科学のトピックスを新書で出されたものだけでも莫大な数があります。
既に他書を読まれた方にはかなり重複したネタを読んでしまうことでしょう。
本書の利点としては他の新書に比べて遺伝子に関して正確に著わしている事。
そして先天的に決まってしまう事と後天的に努力して克服できる事をはっきり
区別しています。
それだけに先天的に決まってしまう事に関する内容には
かなり違和感を感じられるかもしれません。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年5月15日に日本でレビュー済み
はっきり言うなあとおもっと文章は以下の文です

「だれしも子供は等しく可能性があるというのは、
残念ながら幻想です。
世の中、努力さえすれば大丈夫というのは、無用な期待を
与える言葉でしかないと思います。」

また、努力するなら自分に向いている将来性のある分野で
がんばりましょうともいっている。
向いているものを見つけるには努力しかないだろう!
と思った。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年9月6日に日本でレビュー済み
「頭のよさ」は遺伝子で決まるのかどうか?
その問いに対する本書の結論は、それほど斬新なものではない。
「頭のよさ」は先天的な遺伝子によっても決まるし、後天的な環境によっても決まる。
それが本書の結論である。
つまり、頭を良くするのも悪くするのも本人次第ということである。
さらに本書は、「遺伝的に「頭の良くない人」でも、努力の仕方次第で、遺伝的に「頭の良い人」をしのぐことができる」といっている。

例えば、遺伝子によって先天的に物覚えの悪い人もいるだろう。
それに対して、すぐに物事を覚えてしまうような、先天的な頭のよさを持っている人もいるだろう。
両者を比べたとき、確かに、後者の方が前者よりも優れているだろう。
しかし、物覚えの悪い人には、物覚えが悪いからこそ得ることができるものがある。
物覚えの悪い人は、覚えることができないからこそ何回も繰り返し、覚えようとする。
その繰り返しの結果、深く長期的な記憶が蓄積される。
一方、物覚えの良い人は、すぐに覚えてしまうために、繰り返すことを怠りがちになる。
その結果、その人の記憶は浅く短期的なものになりがちである。
こうした時、両者を比べて優れていると言えるのは、「物覚えの悪い人」であろう。

つまり、「頭のよさ」は本人の努力の仕方次第で変えることが可能なのだ。
遺伝子の優劣など関係ないのだ。

その他、「どんなことでも3回程度繰り返せばほぼ完璧におぼえることができる」など、知って得するような情報がいくつかあった。

オススメです。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年10月17日に日本でレビュー済み
この本はさまざまなヒトのもつ個人差がどのくらい遺伝で決まるのかなどを述べたものですが、近年の研究など面白い情報が多い一方、著者の専門でもないテーマをいっぱい扱っているため話が一面的だったり不正確だったりすることが多かったです。
例えば、男性と女性に記憶力に有意差はないと著者は述べていますが、言語で記憶できる内容などさまざまな記憶に関して有意差があるとの報告もあります。著者は創造力には学習や教育が重要で、ノーベル賞受賞者がみな最高の教育をうけているなどと述べていますが、教育レベルは高すぎず低すぎずの人たちの中から平均して傑出した創造性が生まれてきたとの報告もあります。男女の認知能力の差が脳画像研究では追認されてないかのごとく述べていますが、やはり、解剖から、機能画像までさまざまな実験で言語などに関する男女の脳の働き方に差があることも報告されています。脳の大きさと頭のよさは無関係のようですなどといった話が通用したのも昔の話です。著者は認知能力の性差に関する研究はまだまだあまり行われてないなどといっていますが、その分野の研究者が聞いたら卒倒することでしょう。
最後に、著者は努力すれば大丈夫などというのは無用の期待を抱かせるのみと述べていますが、そんなことはありません。状況を自分の努力のコントロールによって何とかすることができるという信念は、ヒトが意欲を持ち続けることができる基礎であることが知られています。そして、著者のいうように音楽のような分野ですら才能より努力の重要性を報告する研究もあるなど何が努力でどうなるかなどまだまだ未解明のことも多いです。努力は無駄というようなことを推測で言うべきではないでしょう。
26人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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