内容については、他の方が仰っておられる通り。思った通り、
具体的な相場へのアプローチなどは皆無なので、その辺を期待しては
騙されたような気分を味わうことになろう。
著者のスタンスや考え方は、相場で一財産築けた人なら、
とても納得できるものだと思う。逆に言うならば、小遣い稼ぎの
リーマントレーダーには、きっつい大阪弁でぼんやりした相場哲学を延々と
聞かされているようなものだろう。手を出さない方が無難である。
なお、内容自体は自分がこれまで心がけていたものが悉く正しかったと
再認識させてくれるものであった。更に、注意深く読むと、著者がテクニカルを
用いる時に、何を重視して相場を判断しているかがわかる。
それは実に巧妙に(?)まばらに散見される。
読み手を選ぶということ、具体性に欠けること(プロだから当然だが)、
大阪弁がきついこと(笑 から星3つとさせていただく。
コンビニで立ち読みできてしまうほどあっさりとした本である。
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プロ相場師の思考術 (PHP新書 476) 新書 – 2007/8/11
高田 智也
(著)
あらゆる勝負事のなかでも、増減するお金の大きさから、もっとも厳しいとされる投資・相場の世界。その分野で勝ちつづける人たちがいる。なぜ勝てるのか? 「運」「ツキ」と呼ばれるものの正体は何か? "相場で飯を食べられる人"の知られざる日常生活、仕事術の一端を垣間見つつ、プロフェッショナルな思考様式の核心を明らかにする。
プロ相場師はこう考える----○霊や占いを信じる人は向かない、○情報は自分で調べて納得する、○強い人ほど負け方を知る、○普通以上の能力は必要ない、○相場には強くなってから参加する、○予想も予測もしない、○情報は最低限度でよい、○アナリストの話を頼るな、○戦略は勝つ要素の二〇%にすぎない、○理論家になる必要はない、○見えないものまで考えるな、○相場の敵は自分のなかにいる、○同じ過ちを繰り返さない、○自分だけの戦略を身につける、○好き勝手にできることは驚くほど少ない、etc.
プロ相場師はこう考える----○霊や占いを信じる人は向かない、○情報は自分で調べて納得する、○強い人ほど負け方を知る、○普通以上の能力は必要ない、○相場には強くなってから参加する、○予想も予測もしない、○情報は最低限度でよい、○アナリストの話を頼るな、○戦略は勝つ要素の二〇%にすぎない、○理論家になる必要はない、○見えないものまで考えるな、○相場の敵は自分のなかにいる、○同じ過ちを繰り返さない、○自分だけの戦略を身につける、○好き勝手にできることは驚くほど少ない、etc.
- 本の長さ480ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2007/8/11
- ISBN-104569695167
- ISBN-13978-4569695167
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登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2007/8/11)
- 発売日 : 2007/8/11
- 言語 : 日本語
- 新書 : 480ページ
- ISBN-10 : 4569695167
- ISBN-13 : 978-4569695167
- Amazon 売れ筋ランキング: - 814,278位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,849位PHP新書
- - 2,762位株式投資・投資信託
- - 75,720位ビジネス・経済 (本)
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2014年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この人はマジで相場で食ってる人だなってのは、文章でわかりました。
情報について、規律について、予想や予測について、チャートについて、システムの構築について
売買の方法論(著者は戦略と言っています)の比率について、損切りについて。
以上については、実際に相場で食べている人が持つ実感(あるいは考え方)と、
それ以外の人の机上の想像(世間常識ともいいます)とでは、
特に乖離しがちな部分です。著者はさすがに的を外していなかった。
これを論拠として、この人は「マジで相場で食ってる人だな」と判断しました。
ただし、違和感を感じたところが一箇所。「直感」を否定していた点です。
検証を繰り返し洞察を重ねると、ノウハウは直感に昇華するもの。
著者は、まだそこまでの経験がないのかもしれない。
そういう意味で、ちょっと浅さを感じさせる本でもありました。
情報について、規律について、予想や予測について、チャートについて、システムの構築について
売買の方法論(著者は戦略と言っています)の比率について、損切りについて。
以上については、実際に相場で食べている人が持つ実感(あるいは考え方)と、
それ以外の人の机上の想像(世間常識ともいいます)とでは、
特に乖離しがちな部分です。著者はさすがに的を外していなかった。
これを論拠として、この人は「マジで相場で食ってる人だな」と判断しました。
ただし、違和感を感じたところが一箇所。「直感」を否定していた点です。
検証を繰り返し洞察を重ねると、ノウハウは直感に昇華するもの。
著者は、まだそこまでの経験がないのかもしれない。
そういう意味で、ちょっと浅さを感じさせる本でもありました。
2008年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読みましたが、いまいち残念です。
もっと斬新な内容且つユニークさがあればよろしかったのではないでしょうか。
高田智也氏の著書はこれで2冊読むことになりますが、
なんとなく重複する部分があったかのように思います。
次回作は期待してみたいと思います。例えば相場師の今後の行方みたいなものとか・・・
もっと斬新な内容且つユニークさがあればよろしかったのではないでしょうか。
高田智也氏の著書はこれで2冊読むことになりますが、
なんとなく重複する部分があったかのように思います。
次回作は期待してみたいと思います。例えば相場師の今後の行方みたいなものとか・・・
2008年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
このかたは、本物のトレーダーなのだろう。
この本のはしばしから、そんな著者の生きざま、意気込みを感じる。
一般的な投資の本ではない。トレーダーとして、生きていくことを選んだ方に有益な書だろう。
多くのカリスマトレーダーが実は講演収入や印税をあてにしていて、ポジションを取ってないという指摘は、痛快だった。
この本のはしばしから、そんな著者の生きざま、意気込みを感じる。
一般的な投資の本ではない。トレーダーとして、生きていくことを選んだ方に有益な書だろう。
多くのカリスマトレーダーが実は講演収入や印税をあてにしていて、ポジションを取ってないという指摘は、痛快だった。
2009年1月11日に日本でレビュー済み
何がいいたいのか不明。
この男をパンローリングのセミナー会場で一度ナマで見たことがある。
なかなか、わかったような事を書いてるので、念のため、どんな容姿かこの目で確かめたが、予想通り。
リンカーンは、”男は40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て”
大宅壮一は、”男の顔は履歴書”
と言ったが、
やはり、胡散臭い男という印象に間違いはなかった。
この手のインチキの生態は、「自立のためにプロが教える株式投資」(板垣浩著 同友館)に詳しい。
こんなのに本を書かせる出版社の責任も重いな。
また、こいつが運営する株式会社スプレッドの仲間の小澤政太郎というのがいるが、こいつはクオンツ(6811)の取締役を昨年9月に解任されたが、リリースによると理由は詐欺まがいの行為を行ったためとある。
こんなのをパートナーに選んでることも、高田の胡散臭さを裏付けるものではないかな。
この男をパンローリングのセミナー会場で一度ナマで見たことがある。
なかなか、わかったような事を書いてるので、念のため、どんな容姿かこの目で確かめたが、予想通り。
リンカーンは、”男は40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て”
大宅壮一は、”男の顔は履歴書”
と言ったが、
やはり、胡散臭い男という印象に間違いはなかった。
この手のインチキの生態は、「自立のためにプロが教える株式投資」(板垣浩著 同友館)に詳しい。
こんなのに本を書かせる出版社の責任も重いな。
また、こいつが運営する株式会社スプレッドの仲間の小澤政太郎というのがいるが、こいつはクオンツ(6811)の取締役を昨年9月に解任されたが、リリースによると理由は詐欺まがいの行為を行ったためとある。
こんなのをパートナーに選んでることも、高田の胡散臭さを裏付けるものではないかな。
2007年12月9日に日本でレビュー済み
相場だけでご飯を食べるのがいかに難しいか、
ということを主に心構えの面から説く一冊。
プロフェッショナルの仕事への心構えに通じる面が無くは無いですが…、
「本気で相場師になりたい人」以外は、ほとんど読む意味はないでしょう。
少なくとも、仕事の片手間にやる程度の株式投資の勝率を
上げるためのヒントはのってません。
ということを主に心構えの面から説く一冊。
プロフェッショナルの仕事への心構えに通じる面が無くは無いですが…、
「本気で相場師になりたい人」以外は、ほとんど読む意味はないでしょう。
少なくとも、仕事の片手間にやる程度の株式投資の勝率を
上げるためのヒントはのってません。
2007年12月11日に日本でレビュー済み
高田氏が、この「考え方」更には「生き方」の本を
書く事になるのは必然的だと、思っていた。
昔、高田氏が使っていたのが、リヴァーサル・システムで、
しかも、オーヴァー・ナイトするタイプ。
此れだと、常にマーケットの中にエントリーしている状態で
しかも、含み損で幾ら引かされる事になるのか
判らない。従って、トレーダー自身にとって、
実にストレスフルである。
VANが、リヴァーサル・システムについて、
否定的な見解を持っているのは、
1Rが決定できず、ポジション・サイジングが出来ないと言うのも
大きな理由だが、其れ以上に、問題なのが
トレーダー自身がストレス過剰で、参ってしまうと言う点である。
私も日経先物ラージ中心で4年間、デイ・トレードして来たが、
完全に「日計り」のシステムなので、マーケット・クローズ以降は
気楽な夜を過ごして来た。
(若しかしたら、高田氏は健康管理の一環として
日経先物から、オプションの方へ行かれた
のかも知れない。オプションはリスクヘッジが
比較的容易だが、そちらへ移った目的が
高田氏自身のストレス・コントロールにあるのでは
と勝手に推測しているだけだが...。)
尚、以前から、高田氏の経歴の書き方の点で、高田氏自身の
「学歴コンプレックス」的なものを、大変失礼ながら、私は感じていたが、
長谷川某氏と増田教授がトレーダーとしては、
「似たり寄ったり」である事を考えると
気にする事もないし、そもそも、本の最後に著者の
学歴経歴年齢出身地を書かせる「日本的慣習」については、
「自分は高等教育は受けていないので
学歴は書きません」と出版社サイドに、はっきり
言って遣れば良い。其れで、出版の話が無くなるのならば
トレーダーの腕前としては、「其の程度の代物」だと言う事だし、
出版社サイドの意識も「其の程度のレヴェル」と言う事
だと思う。この部分は大きなお世話かも知れないが。
しかし、穿った見方をすると、「他者に評価される事」に
拘りすぎているような気もするし、その根っこの部分が
学歴経歴的なものへの「補償」かも・・・と言う気もする。
また、セミナーに声を掛けてもらった事について、
私は逆の考え方をしている。2003年1月か2月の時点で
○ンジュクの某氏より、出講依頼のメールを貰ったが、
私は、辞退した。講師としてレクチャーの仕事を10年以上して来たが
「自分自身が、ど偉そうに為る」「受講生の手前、自分の間違いを
すんなり、認め難くなる」等、相場師・トレーダーとして、
弊害になりそうな部分の方が大きいと思ったからである。
書く事になるのは必然的だと、思っていた。
昔、高田氏が使っていたのが、リヴァーサル・システムで、
しかも、オーヴァー・ナイトするタイプ。
此れだと、常にマーケットの中にエントリーしている状態で
しかも、含み損で幾ら引かされる事になるのか
判らない。従って、トレーダー自身にとって、
実にストレスフルである。
VANが、リヴァーサル・システムについて、
否定的な見解を持っているのは、
1Rが決定できず、ポジション・サイジングが出来ないと言うのも
大きな理由だが、其れ以上に、問題なのが
トレーダー自身がストレス過剰で、参ってしまうと言う点である。
私も日経先物ラージ中心で4年間、デイ・トレードして来たが、
完全に「日計り」のシステムなので、マーケット・クローズ以降は
気楽な夜を過ごして来た。
(若しかしたら、高田氏は健康管理の一環として
日経先物から、オプションの方へ行かれた
のかも知れない。オプションはリスクヘッジが
比較的容易だが、そちらへ移った目的が
高田氏自身のストレス・コントロールにあるのでは
と勝手に推測しているだけだが...。)
尚、以前から、高田氏の経歴の書き方の点で、高田氏自身の
「学歴コンプレックス」的なものを、大変失礼ながら、私は感じていたが、
長谷川某氏と増田教授がトレーダーとしては、
「似たり寄ったり」である事を考えると
気にする事もないし、そもそも、本の最後に著者の
学歴経歴年齢出身地を書かせる「日本的慣習」については、
「自分は高等教育は受けていないので
学歴は書きません」と出版社サイドに、はっきり
言って遣れば良い。其れで、出版の話が無くなるのならば
トレーダーの腕前としては、「其の程度の代物」だと言う事だし、
出版社サイドの意識も「其の程度のレヴェル」と言う事
だと思う。この部分は大きなお世話かも知れないが。
しかし、穿った見方をすると、「他者に評価される事」に
拘りすぎているような気もするし、その根っこの部分が
学歴経歴的なものへの「補償」かも・・・と言う気もする。
また、セミナーに声を掛けてもらった事について、
私は逆の考え方をしている。2003年1月か2月の時点で
○ンジュクの某氏より、出講依頼のメールを貰ったが、
私は、辞退した。講師としてレクチャーの仕事を10年以上して来たが
「自分自身が、ど偉そうに為る」「受講生の手前、自分の間違いを
すんなり、認め難くなる」等、相場師・トレーダーとして、
弊害になりそうな部分の方が大きいと思ったからである。
2016年9月10日に日本でレビュー済み
書を読むと言うことは、著者の見解にひれ伏すということではないので、まあ読んで損があるかというと、どうとも言えなかったり。