タイトルから想像していた内容とは大きく隔たっていましたが、個人的にはとても共感できる内容でした。まさか、最後に「本源的価値の源泉となるのが愛と感謝であり、愛と感謝の心をもってビジネスをすることで、世の中はより良くなっていく。」で終わるとは。
気になって筆者のホームページやブログにアクセスしてみましたが、2016年前後から更新されていないのが気になりました。何があったのか、筆者の活動を陰ながら応援したい。
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価値を創造する会計 (PHPビジネス新書) 新書 – 2008/5/17
天野 敦之
(著)
ビジネスパーソンにとって本当に必要な会計を身に付けよう。
会計は、無機質でつまらない数字の羅列、あるいは記録と管理のためだけのツールではない。本来の会計とは、価値を創造し、ビジネスを成功に導き、社会をより良くするために役立つもの。
企業の様々な活動が、財政状態と損益にどのような影響を与えるかを大局的に捉え、企業活動の本質を理解するために必要不可欠な「会計的思考法」を解説するのが本書。
会計を通して経営の本質が理解できる。経営者、ビジネスパーソン必読の書。
会計は、無機質でつまらない数字の羅列、あるいは記録と管理のためだけのツールではない。本来の会計とは、価値を創造し、ビジネスを成功に導き、社会をより良くするために役立つもの。
企業の様々な活動が、財政状態と損益にどのような影響を与えるかを大局的に捉え、企業活動の本質を理解するために必要不可欠な「会計的思考法」を解説するのが本書。
会計を通して経営の本質が理解できる。経営者、ビジネスパーソン必読の書。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2008/5/17
- ISBN-104569699111
- ISBN-13978-4569699110
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登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2008/5/17)
- 発売日 : 2008/5/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4569699111
- ISBN-13 : 978-4569699110
- Amazon 売れ筋ランキング: - 980,770位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 674位PHPビジネス新書
- - 56,377位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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天野敦之
一橋大学商学部在学中、公認会計士第二次試験に一発合格。
アクセンチュア株式会社、野村證券株式会社を経て2008年に独立し、人を幸せにする会社総合研究所株式会社を設立。
ヨガをきっかけに霊性に目覚め、現在はビジネスと霊性を統合した経営コンサルティング、瞑想指導、講演、執筆など複数の事業を営んでいる。
著書は『会計のことが面白いほどわかる本』(中経出版)、『君を幸せにする会社』(日本実業出版社)、『宇宙とつながる働き方』(総合法令)、『宇宙を感じて仕事をしよう』(サンマーク出版)、『The spiritual way of business - in harmony with cosmos -』(『宇宙を感じて仕事をしよう』英訳版)など翻訳を含め全15冊。
公式ホームページ:http://sinzenbi.net/
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全く会計の知識がない方は前半は最初のステップとしていいのではないかと。
後半は商売における心構えというか哲学的なお話なので、タイトルを見て会計の知見を深めたいという方には100%オススメできません。
実務者向けではないので社長にはオススメします。
後半は商売における心構えというか哲学的なお話なので、タイトルを見て会計の知見を深めたいという方には100%オススメできません。
実務者向けではないので社長にはオススメします。
2008年5月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
会計から経営を。さらに自然界の法則にまで会計を高めた1冊です。
会計は数字の計算だけでなく、お客様や働いている人の心を映し出す鏡の存在として機能するものだということがわかりました。
株主、お客様、従業員、取引先・・・関わる人たちに「価値」つまり「幸せ」をいかに創造するのが大切なのです。
そのためにビジネスパーソンは「志」が必要だと著者は言う。
多くの人を幸せにする思考を会計という側面から学びたい人にお勧めな1冊です。
会計学から経営脳を鍛えましょう!
会計は数字の計算だけでなく、お客様や働いている人の心を映し出す鏡の存在として機能するものだということがわかりました。
株主、お客様、従業員、取引先・・・関わる人たちに「価値」つまり「幸せ」をいかに創造するのが大切なのです。
そのためにビジネスパーソンは「志」が必要だと著者は言う。
多くの人を幸せにする思考を会計という側面から学びたい人にお勧めな1冊です。
会計学から経営脳を鍛えましょう!
2008年7月16日に日本でレビュー済み
(1)会計の基本的な仕組み
(2)ビジネスの成功哲学
このふたつが学べる「ひとつぶで2度おいしい本です。」
ふたつのエッセンスにさくっと触れたい方には最適です。
内容はとても良いのですが、このふたつの結び付きがいまひとつしっくりこなかったので、
タイトルにちょっと疑問あり。ということで★4つ。
■印象に残ったこと
「本源的価値が、生み出した利益なのか、搾取した利益なのかは決算書ではわからない。」
(2)ビジネスの成功哲学
このふたつが学べる「ひとつぶで2度おいしい本です。」
ふたつのエッセンスにさくっと触れたい方には最適です。
内容はとても良いのですが、このふたつの結び付きがいまひとつしっくりこなかったので、
タイトルにちょっと疑問あり。ということで★4つ。
■印象に残ったこと
「本源的価値が、生み出した利益なのか、搾取した利益なのかは決算書ではわからない。」
2008年5月29日に日本でレビュー済み
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経営改善コンサルトという仕事柄、会計に対する一通りの知識はあるつもりであった。
たとえば在庫回転率がどうだとか、流動比率がどうだとか・・・。もちろん、これらの知識も大切なのだが、その奥に潜む本質は、この本を読んで初めて知ることばかりであった。
また、会計が宇宙の法則と結びついているという言葉は、天野氏から初めて聞いたわけではない。漠然とそんなものだろうと思っていた。それは会計が美しい体系だからである。しかし、本当の美しさは、この本を読んで初めて分かった。
要するに今までの会計本では得られなかった深い知見を得ることができたわけだが、それだけではない。この本の白眉は3章以降である。
なぜ、だまして物を売ったり、無茶な値引きを仕入れ先に要求したり、従業員に無理な働き方をさせたりしてはいけないのか、あなたは合理的な説明ができるだろうか?倫理的に問題があるのはもちろんである。しかし、会計の本質から考えても、そのような会社は長続きしないと聞いたら、驚くのではなかろうか?
第3章で、新鮮な驚きを得た読者は、第4章で、その先にあるべきことを知って感動することになる。結局は、ここにたどり着くのかと。
本質を見極めてブレがなくなった人が、本職においてどういう本を書くのか。それを知りたい人には必読の本である。
たとえば在庫回転率がどうだとか、流動比率がどうだとか・・・。もちろん、これらの知識も大切なのだが、その奥に潜む本質は、この本を読んで初めて知ることばかりであった。
また、会計が宇宙の法則と結びついているという言葉は、天野氏から初めて聞いたわけではない。漠然とそんなものだろうと思っていた。それは会計が美しい体系だからである。しかし、本当の美しさは、この本を読んで初めて分かった。
要するに今までの会計本では得られなかった深い知見を得ることができたわけだが、それだけではない。この本の白眉は3章以降である。
なぜ、だまして物を売ったり、無茶な値引きを仕入れ先に要求したり、従業員に無理な働き方をさせたりしてはいけないのか、あなたは合理的な説明ができるだろうか?倫理的に問題があるのはもちろんである。しかし、会計の本質から考えても、そのような会社は長続きしないと聞いたら、驚くのではなかろうか?
第3章で、新鮮な驚きを得た読者は、第4章で、その先にあるべきことを知って感動することになる。結局は、ここにたどり着くのかと。
本質を見極めてブレがなくなった人が、本職においてどういう本を書くのか。それを知りたい人には必読の本である。
2008年7月2日に日本でレビュー済み
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企業のビジネスマンを15年、企業経営者を7年、コンサルタントを2年やってきた私ですが、どの時代であっても、この本を読んで、なるほどど感じるだろうなと思います。
何故なら「会計」と言うタイトルでも、本質は、ビジネスの成功のために必要な考え方を「会計」の仕組みを通じて説いているからです。
前半は、会計学の基礎であるPL/BSの見方を非常にわかりやすく説明していますが、テクニカルな数字の把握以上に「企業の価値がどう表現されているか?」と言う視点が明快なので、数字の苦手な人も、眠くなりません(笑)。
後半は、「お客様を幸せにし、世の中をより良くすること」と言う価値を生み出す企業活動と、そこで働く人間にとって大切なことを説いています。
「会計」というタイトルのついた本の最終章が「ビジネスの成功のために大切な考え方は『愛』」だと言いきる、志の高い本として、ビジネスマンにも経営者にも、読んで欲しい本です。
何故なら「会計」と言うタイトルでも、本質は、ビジネスの成功のために必要な考え方を「会計」の仕組みを通じて説いているからです。
前半は、会計学の基礎であるPL/BSの見方を非常にわかりやすく説明していますが、テクニカルな数字の把握以上に「企業の価値がどう表現されているか?」と言う視点が明快なので、数字の苦手な人も、眠くなりません(笑)。
後半は、「お客様を幸せにし、世の中をより良くすること」と言う価値を生み出す企業活動と、そこで働く人間にとって大切なことを説いています。
「会計」というタイトルのついた本の最終章が「ビジネスの成功のために大切な考え方は『愛』」だと言いきる、志の高い本として、ビジネスマンにも経営者にも、読んで欲しい本です。
2008年10月26日に日本でレビュー済み
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本書では損益計算書、貸借対照表といった会計の中で重要な表の見方などを教えてくれ、また後半ではビジネスを行う際の心構え的なことまで書いている。なかなか新書の紙面だけでは不十分ではなかったろうかと想像しております。もう少し長くビジネス書としてまとめられるとよいのではないでしょうか。
2011年8月6日に日本でレビュー済み
価値を創り出すための会計書かと思いきや、
企業が存続するためには、
価値を創造し続けることこそ必要とうたった内容。
ただ、タイトルにもある通り、
会計にもふれており、
会計パートと経営理念パートの二部構成と考えてよいだろう。
中でも会計パートが秀逸であると思った。
企業が存続するためには、
価値を創造し続けることこそ必要とうたった内容。
ただ、タイトルにもある通り、
会計にもふれており、
会計パートと経営理念パートの二部構成と考えてよいだろう。
中でも会計パートが秀逸であると思った。