仕事が大変だな、やりにくいな、困ったなと思った時は、そこには課題(改善のチャンス)がある。
課題を視える化し、原因を探す、但し、その場しのぎの応急処置で対応すると、また新たな問題が表面化するので、真因をあぶりだす(なぜ×5回=言い訳をしないで、見つかるまで、わかるまで続ける)。
真因が見つかったら、それに対する解決策を複数考え出す。 その時も制約(お金、人員をかけない)をつけることで、発想が自由になり、無限の知恵が出る。
ベストと思われる策を実行し、望む結果が出るかどうかを自分の目で確かめ、さらに、他の問題(改善点)がないかを確認し、他部署に広げる(ヨコテン)。
現状維持は簡単だが、それでは成長・進歩がない、かといって、権力・命令で改善させるには、限界がある。
話し合う、本人に気付かせる、やって見せて効果を感じてもらう、一緒に考える等、自分達主導で、知恵を出し、解決して、本心から納得しないと、改善はうまく機能しない、長続きしない。
改善が、また新たな改善を生む(過去の結果に満足しない)。 改善の敵は、外に非ず、己の中にある。
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トヨタ式「スピード問題解決」 (PHPビジネス新書 63) 新書 – 2008/7/19
若松 義人
(著)
トヨタの問題解決にかける意気込みはすさまじい。
「問題が見つからないなら見つかるまで探せ」
「前と同じやり方をするな!」
「四時間を三分にしろ!」
などという考えの元、徹底して問題を探し出し、「なぜ」を繰り返してその真因を探り、
それを解決すると同時によりよい解決策を探る……。
こうした取り組みにより問題を早期に解決することで、トヨタは「速さ」を手に入れているのだ。
本書は、トヨタ式をあらゆる業界に広めている「トヨタ式の伝道師」が、
この「徹底的に、しかも速く」という「スピード問題解決」の具体的手法を説くもの。
問題解決の流れを8つのステップに落としこみ、エピソード満載でわかりやすく解説。
「問題が見つからないなら見つかるまで探せ」
「前と同じやり方をするな!」
「四時間を三分にしろ!」
などという考えの元、徹底して問題を探し出し、「なぜ」を繰り返してその真因を探り、
それを解決すると同時によりよい解決策を探る……。
こうした取り組みにより問題を早期に解決することで、トヨタは「速さ」を手に入れているのだ。
本書は、トヨタ式をあらゆる業界に広めている「トヨタ式の伝道師」が、
この「徹底的に、しかも速く」という「スピード問題解決」の具体的手法を説くもの。
問題解決の流れを8つのステップに落としこみ、エピソード満載でわかりやすく解説。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2008/7/19
- ISBN-104569700683
- ISBN-13978-4569700687
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登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2008/7/19)
- 発売日 : 2008/7/19
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4569700683
- ISBN-13 : 978-4569700687
- Amazon 売れ筋ランキング: - 595,720位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2014年2月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は、流通業に従事していますので、そのまま導入は難しいですが、考え方は非常に参考になりました。
2014年4月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書店では全く無く、取り寄せもできない状態でした・状態もものすごくよかったです。
内容は若松さんの著作の中でも1,2位だと思います。
内容は若松さんの著作の中でも1,2位だと思います。
2010年5月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
若松義人氏の著となる一連の『トヨタ式』シリ−ズには、TPS(トヨタ生産方式:Toyota Production System)の要となる部分が簡潔に述べられている。
TPSはその考え方・視点が重要であり、その実践はカイゼンを導入する企業・組織の持つ文化・風土によって、各々固有のシステム構築を行うべきものである。考え方・視点という意味において、本書で紹介されている事例にはカイゼンの本質がちりばめられている。
「問題がない」ところにはムダがある(p.20)。現象に手を打つな。「なぜ」をくり返せ(p.64)。「問題のホルダ−」・何もしないのは気づかないより悪い(p.90)。出来ない理由は百ほどもある(p.96)。これらはまさに圧巻。
TPSによるカイゼンには多大なエネルギ−を要するのだが、自らの責任として業務のプロセスに切り込むことで問題の真因を叩く。問題の根を断ち切ることが、実は「速さ」と「質」を両立させる問題解決である。
そのためには現場の知恵を絞ること。考えることによって叡智を集結し、仕事をクリエイティブなものにする。考える人をどれだけ創れるか?
そこに、TPSの真髄を見た。
TPSはその考え方・視点が重要であり、その実践はカイゼンを導入する企業・組織の持つ文化・風土によって、各々固有のシステム構築を行うべきものである。考え方・視点という意味において、本書で紹介されている事例にはカイゼンの本質がちりばめられている。
「問題がない」ところにはムダがある(p.20)。現象に手を打つな。「なぜ」をくり返せ(p.64)。「問題のホルダ−」・何もしないのは気づかないより悪い(p.90)。出来ない理由は百ほどもある(p.96)。これらはまさに圧巻。
TPSによるカイゼンには多大なエネルギ−を要するのだが、自らの責任として業務のプロセスに切り込むことで問題の真因を叩く。問題の根を断ち切ることが、実は「速さ」と「質」を両立させる問題解決である。
そのためには現場の知恵を絞ること。考えることによって叡智を集結し、仕事をクリエイティブなものにする。考える人をどれだけ創れるか?
そこに、TPSの真髄を見た。
2009年12月30日に日本でレビュー済み
これを読んだからといって、現場の問題がスピード解決するか?
といえば、決してしない。
むしろスピード解決するためにどのような心構えで
問題に取り組めばよいかという啓蒙書と考えたほうが良い。
自分や部下をいかに「スピード解決できる人間」として
成長させるか、その方法、取り組み方について
多くの実例を挙げて説明している。
改善が改悪になっていることを気づかせるため、
チョークで円を書き、その中で丸2日ラインを観察させ続けたり、
なくなったカンバンが見つからないと泣き言を言う部下に
「見つからないのは本気で探していないから」
と一蹴してしまうエピソードは精神論として
その最たるものかと感心した。
本書は管理者がどのような心構えでいればよいか、
部下に対してどのような指導をすればよいかを
(そのまま自社に転用できるわけではないが)
つらつらと書き綴っており、漫然と読むだけでも
ハッとするセンテンスがたくさんある。
右手に赤ペンなり付箋なりを持って読むことをお勧めする。
5ページに一行くらいはラインが引かれることと思う。
といえば、決してしない。
むしろスピード解決するためにどのような心構えで
問題に取り組めばよいかという啓蒙書と考えたほうが良い。
自分や部下をいかに「スピード解決できる人間」として
成長させるか、その方法、取り組み方について
多くの実例を挙げて説明している。
改善が改悪になっていることを気づかせるため、
チョークで円を書き、その中で丸2日ラインを観察させ続けたり、
なくなったカンバンが見つからないと泣き言を言う部下に
「見つからないのは本気で探していないから」
と一蹴してしまうエピソードは精神論として
その最たるものかと感心した。
本書は管理者がどのような心構えでいればよいか、
部下に対してどのような指導をすればよいかを
(そのまま自社に転用できるわけではないが)
つらつらと書き綴っており、漫然と読むだけでも
ハッとするセンテンスがたくさんある。
右手に赤ペンなり付箋なりを持って読むことをお勧めする。
5ページに一行くらいはラインが引かれることと思う。