タイトルはドキリとしますが、要するに神話や伝承の中から、
少女に課せられた禁忌を抜き出して考察したもの。
なぜ今頃こんな本が??
「だれが、いばら姫を起こしたのか」ちくま文庫 (1991/09) から、
早20年近く経っているのに。
まあ書き古されたテーマであっても、
凄く斬新で面白い知見が示されているのだろう。
そう思って読み始めたのですが……。
特に新しいことはりません。
周回遅れのランナーを見ているような気分で読了。
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少女が知ってはいけないこと 単行本 – 2008/6/21
片木 智年
(著)
エヴァが禁断の果実を口にしたせいで、それまで何不自由なく暮らしていたエデンの園から、追放されることになってしまった。全ての災厄の原因は、エヴァだ、女性にあるのだ。女性にかけられたこの呪いが解かれるまでには、その後、とても長い時間が費やされることになる。
ローマ時代、「心」と名付けられたプシュケと愛の神エロスの物語が登場するも、プシュケも呪いから解放されるまでには至らない。
十八世紀、女性作家の登場で、新しいタイプのヒロインが描かれるが、彼女たちも殻を破ることはない。エデン神話からディズニーアニメ『美女と野獣』まで、呪いはどのような道を辿って解かれていき、女性は自身の「心」と「知」を獲得していったのか。
これまで親しんできた物語たちが新鮮に見えてくる、大人のための物語論。
ローマ時代、「心」と名付けられたプシュケと愛の神エロスの物語が登場するも、プシュケも呪いから解放されるまでには至らない。
十八世紀、女性作家の登場で、新しいタイプのヒロインが描かれるが、彼女たちも殻を破ることはない。エデン神話からディズニーアニメ『美女と野獣』まで、呪いはどのような道を辿って解かれていき、女性は自身の「心」と「知」を獲得していったのか。
これまで親しんできた物語たちが新鮮に見えてくる、大人のための物語論。
- ISBN-104569701019
- ISBN-13978-4569701011
- 出版社PHP研究所
- 発売日2008/6/21
- 言語日本語
- 本の長さ240ページ
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2008/6/21)
- 発売日 : 2008/6/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 240ページ
- ISBN-10 : 4569701019
- ISBN-13 : 978-4569701011
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,113,927位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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