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ひらめきの導火線 (PHP新書 544) 新書 – 2008/8/19

4.0 5つ星のうち4.0 26個の評価

自分の可能性に火をつけろ!

――薄闇にさまよう平成ニッポンで生き抜く智恵とは?
創造力、独創性、個性とは、天賦のもの。そして日本人には乏しいもの。
そんな思い込みを消し去れば、天才やスーパースターに頼る必要はない。
あらゆる人に開かれた、思考と発想の力を飛躍的に向上させる方法とは?
「ひらめきはだれもが持っている」「創造のバトンリレー」
「一人きりで悩まない」「脳は≪天才細胞≫に率いられない」
「考え続けることで脳は成長する」「つらいならスタートせよ」
「自分の宝に気づく」「やりがいと手ごたえのつかみ方」「明るくさわやかに負ける」……
一見かけ離れたかのように思える≪トヨタ≫と≪ノーベル賞≫の共通点に、ヒントは隠されていた。

脳の中の小さな炎から、すべては始まる。

閃光のように偉大な創造や発明はいつも、日々のささいなひらめきを共有し
積み重ねた先にあるのだ。

知の現場を駆けめぐる著者が照らす、新たな可能性の地平。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ PHP研究所 (2008/8/19)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/8/19
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 173ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4569701124
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4569701127
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 26個の評価

著者について

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茂木 健一郎
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1962年、東京生まれ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、慶應義塾大学特別研究教授。東京大学理学部、法学部卒業後、 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。専門は脳科学、認知科学。2005年、『脳と仮 想』で、第4回小林秀雄賞を受賞。2009年、『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房)で第12回桑原武夫学芸賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 15歳の寺子屋 ひとり遊びのススメ (ISBN-13: 978-4062162678 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
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26グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年3月28日に日本でレビュー済み
大脳から考えると創造性のメカニズムは、記憶を司る側頭連合野に前頭葉からのリクエストが行きレスポンスされるという仕組みの一つで、記憶されている異なる知識を組み合わせてレスポンスすることだと言われている。このことはYoutube動画で脳科学者の茂木健一郎氏が語っていることだ。

 そのことを引用として使いたかったため、茂木健一郎氏の本を何冊か読んでみた。
 茂木健一郎氏の問題意識のなかには、日本人が創造性が乏しいというのは、悪しきフィクションだという考えがある。「私」の創造性は、「私」の強みとして、人生を闘うすべになるという考えにも共感できる。P16に次の一文があることを見つけ、目的は達成できた。

「創造性は経験と意欲が合わさって生まれる。私たちが生きていく中で得た知識や経験は、脳の中の側頭葉に蓄積される。それを、前頭葉で生まれる意欲や価値観が引き出してくれる」

 茂木健一郎氏はトヨタの工場を見学することで、彼らの改善運動からの「ひらめきはみんなのものである」という創造性とノーベル賞のひらめきに上下の別はないと言っている。どれほど鮮烈なひらめきでも、そこにいたるまでには、数々の小さなひらめきが存在しているからだ。それがノーベル賞級のひらめきにつながることなのだ。創造性を研究する学者(カフマンなど)は、このことを「4つの創造性」として段階的にとらえている。

 創造性は「すでにあるもの」から生まれる。ニュートンが天才たるゆえんは、「巨人の肩に乗っていたから、自分は遠くを見ることができた」ということがわかっていた点になる。過去の叡智という巨大なものに対する敬意こそ彼の矜持だ。

 最後に茂木健一郎氏の創造性に関する本を数冊読んだ感想だが、一般の読者にとって創造性とは自分には関係のないものと考えている人が多いのではないかという現実に対するドン・キホーテのように感じた。脳科学的な分析からの創造性をそのまま自分の日常に応用できる人が少ないからだ。

 このことはイノベーションを語る本が少ないことからも確かなことだろう。ならば日本人に創造性の必要性と価値を浸透させるにはどうしたらいいのか。たとえば広告に関する分野の人たちに必読書として読まれる『アイデアのつくり方』がベストセラーになったように、分野や用途を絞り込む必要がありそうだ。
2011年3月22日に日本でレビュー済み
あなたは、突然ひらめくってことは

なくはないよね?

じつは、

報酬の通貨を与えればいいんだってことに

気づかせてくれる

この本は、ファースト・クラスです♪

追伸

キーワードをお知らせします

ひらめき・創造性・意欲・みんなでやる

脳の仕組み・メタ認知・アイザック ニュートン・ネットワークの力

コンビニ文化・脳・高いプレッシャー・幸福物質・ドーパミン

発火点・オープンハート・脳の本質・報酬の通貨

脳の回路・習慣化・「毎日やる」・書くこと

この本によると、

創造性は、経験と意欲が合わさって生まれるのかもしれせん
2011年10月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ひらめきは、生まれつき備わる能力と思っていた。
けれども本書は、それを思い込みだと否定してくれるので、
読むと自分でもできるんだと思い込める。

本書は、ひらめきをどのように育てればいいのか、そのステップが書いてあるが、ベースには情熱が必要だと主張している。

じゃあ、情熱はどうやったら湧き出てくるのかは、人と人とのコミュニケーションで築かれる愛情や信頼関係が重要らしい。その結果、ひらめきが生まれ育つとのこと。
2008年8月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本人の弱点として創造力がない。オリジナルティをもっていないなどと揶揄されることが多い。

それは本当にそうなのか。その出発点にまずは疑問を本書では投げかける。
世界的企業であるトヨタを例に、日々生まれる改善というひらめき。
それらを生かすための仕組み。

本当に日本の強み・弱みとは何なのか。ふっと思いよぎる瞬間だ。

また本書ではひらめきという能力は万人に与えられた才能だとも説く。
一人の人の天才的な発想による変化も、その実は様々な影響が与えられた結果である。

日々、少しでもいいからひらめき、それを蓄積すること。
それが大きな結果に繋がる。

本書はヘタな能力開発本よりもとても刺激的で、
気づかされることがとても多い。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年1月11日に日本でレビュー済み
「ひらめきはみんなんもの」では、ひとりの天才の独創性や創造性に頼らない方法が提唱される。

昨今の「はてな」や「wikipedia」といったWebサイトでは、普通の人が普通の人の疑問に答えたり、誰かの意見に新しい見解を加えたりしながら(編集)、「集合知」が形成されていることに言及。

ロングテールだとか、某社でさんざん関連書籍を読まされた「Web2.0」の説明みたいな構成だ。

初めは、「またこの手の本か」と辟易させられそうだったが、「プレッシャーが喜びに変わる時」あたりから、著者の脳研究の成果みたいなものが見えてくる。おもしろい。

ドーパミンが分泌されるとき、人はハイになり、疲れを余感じなくなるそうだ。
「苦しさの先の快楽」や「成功はゴールではない」、「人は感情で動く」などなど、今、自分がかかえているジレンマのことを言い当てられているようで、人生訓としても、読めそうな一冊でした。

茂木健一郎さんは、ユーミンと対談されたので、「どんな人なのかな?」と興味を持ちました。

脳については、しりあいと「天才と凡人の発想の手順の違い」について議論したことがあるので、「天才論」をもっと披露してもらいたかったです。

Web2.0についての説明は時代遅れなので、不要です。
普通の人の知性が集まれると、「天才」ひとりに匹敵するモノになる、とか、そうありきたりのことではなくて。

「天才」の脳構造と、行動習性などいったように、「心理学」と「脳科学」の観点から、「天才」と「発想」の関係を分かりやすく、楽しく、教えてほしいものです。

上記、個人的希望です。
2008年10月21日に日本でレビュー済み
日本人は、「ピアプレッシャー」が強すぎるので、もっと個性を
尊重するべきであるという主張をする一方で、創造はみんなでするものだ
という主張もなされている。

どこかで整合性がとれるような説明があるかと期待しながら
読み進めたのだが、この点に関して論理的な説明が最後まで与えられて
おらず残念であった。

科学者らしく、具体的なアイデアを提唱し、それを定量的に検討する
ような内容を期待していたのだが、本書は単に著者の考えを羅列しているにすぎない。
また議論も論理的とは言えず、期待はずれであった。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年4月13日に日本でレビュー済み
本書は、欧米式の一人の圧倒的な天才に率いられ、ものを創り出していく
「創造力・ひらめき」と、旧来日本が持っていた、みんなで知恵を出し合う
ことで得られる叡智としての「創造力・ひらめき」を対比した構造で一貫して
書かれている。

世間一般では、日本人には創造力がないとか、個性がないと言われ、それを
信じている人が非常に多い。筆者ご自身も若い頃はそのように考え、日本人
であることを憂いたこともあったそうである。

しかしながら、日本式の「皆で集団として知恵を出し合う」方法で、世界的
信頼を勝ち得た企業を見るにつけ、また、そもそも人間の身体(脳を含めて)
自体が一つの優秀な細胞によって動かされているのではなく、そのまわりの
細胞と影響を与えながら動いていく、という人間の持っている本来の性質を
感じるにつけ、日本式の創造の仕方がいかに摂理に合ったものなのかを筆者
ご自身も感じるようになったという。

本書では、このような考えの下、日本人の創造の仕方は、旧来式のものが
摂理に合った合理的なものであることを説き、昨今の欧米式の評価主義
(実力主義)のやり方にも警鐘を鳴らしている。
本書は、この欧米式と日本式の対立構成で副題にもあるトヨタやノーベル賞
を織り交ぜて書かれており、主張も一貫していて分かりやすい。
また170ページ分ほどの分量も手伝い、数時間で読破できる。
「創造やひらめきは、無からは生まれない」という、至極当たり前
(川島隆太教授や、齊藤孝教授も主張していることである)のことを
再認識させてくれる本である。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年9月3日に日本でレビュー済み
 日本人には独創性がないと言われてきた。しかし本書では、この問題について、「トヨタ」と「ノーベル賞」とを比較することで、読者に新しい着眼点を持たせる。

 一個人が大発明をするわけではないが、トヨタの「改善」を例にあげ、日本では個々人のひらめきが導火線になり大きな発明につながっているという。

 また、「ひらめき」をテーマにした章は興味深く、どのような条件下で「ひらめき」が生まれるのか参考になるお話しが豊富にある。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート