2010年夏の参議院選挙で野党が過半数を確保し、自民党は参議院で改選第一党を確保しました。
中川昭一氏の指摘するように、民主党を取り巻く報道は、偏向報道の塊であり、その結果、麻生政権で大臣の1人であった、氏の印象が「作り上げられていった」ことは否めません。
本書は冒頭に氏の自筆の文章、そして、新聞投稿、対談と続き、終身、「真の保守」を考えていたことが分かります。
食料自給率問題にも言及され、「なるほど」と考えさせられました。
日本国内では元々、「100%達成は不可能」なのは自明の理として理解できます。
氏の短命が惜しまれます。
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日本を守るために日本人が考えておくべきこと 単行本 – 2008/9/25
中川 昭一
(著)
人間の喜びの一つは、人から刺激されることと、自分の意見を誰かに発信することだと最近つくづく思う。とくに政治家である以上、それは大きな喜びであると同時に責任でもあり、さらに行動し実現をめざさなければならない。
いまの日本には「イライラ」「モヤモヤ」「オロオロ」の空気が漂い、何とかしなければと感じながら、アツモノに懲りて動けず、その空気を吹き払うことができない。そう感じている私を「悲観論者」と思う人がいるかもしれないが、悲観論者に政治は務まらない。イライラをエネルギーに、モヤモヤを明るさに、オロオロを前進に変換することが、現下のわれわれの最大の責務であるべきだ。
本書は、最近一年間の論文、コラム、対談、講演の一部をまとめたものだ。タイトルがいかにも、えらそうで、仰々しいが、私自身、対談相手、聴衆、その後の反応等も含めて、「みんなで、ちょっと考えてみよう」という気持ちを込めた。(「まえがき」より)
いまの日本には「イライラ」「モヤモヤ」「オロオロ」の空気が漂い、何とかしなければと感じながら、アツモノに懲りて動けず、その空気を吹き払うことができない。そう感じている私を「悲観論者」と思う人がいるかもしれないが、悲観論者に政治は務まらない。イライラをエネルギーに、モヤモヤを明るさに、オロオロを前進に変換することが、現下のわれわれの最大の責務であるべきだ。
本書は、最近一年間の論文、コラム、対談、講演の一部をまとめたものだ。タイトルがいかにも、えらそうで、仰々しいが、私自身、対談相手、聴衆、その後の反応等も含めて、「みんなで、ちょっと考えてみよう」という気持ちを込めた。(「まえがき」より)
- 本の長さ284ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2008/9/25
- ISBN-104569701833
- ISBN-13978-4569701837
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登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2008/9/25)
- 発売日 : 2008/9/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 284ページ
- ISBN-10 : 4569701833
- ISBN-13 : 978-4569701837
- Amazon 売れ筋ランキング: - 154,437位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 780位政治入門
- - 32,949位ノンフィクション (本)
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トップレビュー
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2010年10月21日に日本でレビュー済み
2009年10月6日に日本でレビュー済み
領土問題を抱えている国に対し「アジア共同体を作ろう」
数値的根拠もないのに「温暖化ガスを25%削減しよう」
支持団体だからといって「外国人に地方参政権を与える」
といった国を分割販売するような政策を進める政権に比べ、
中川氏はタカ派と言われながらも日本の未来のことを
真剣に考えていた。欠点もある人だったが政治家としては
アメリカや中国に対し日本の盾となってくれた人だった。
ややまとまりに欠ける本ではあるが、日本が失いつつある
ものをはっきりと見据えなければならないと私は思う。
数値的根拠もないのに「温暖化ガスを25%削減しよう」
支持団体だからといって「外国人に地方参政権を与える」
といった国を分割販売するような政策を進める政権に比べ、
中川氏はタカ派と言われながらも日本の未来のことを
真剣に考えていた。欠点もある人だったが政治家としては
アメリカや中国に対し日本の盾となってくれた人だった。
ややまとまりに欠ける本ではあるが、日本が失いつつある
ものをはっきりと見据えなければならないと私は思う。
2009年5月10日に日本でレビュー済み
北海道出身の政治家中川昭一氏が、平成20年に寄稿、講演、対談した内容を1冊に纏めた本である。個人的には非常に共感できる施策が多い。
・米を食べて欲しい、休耕田を生かしたい、食料自給率を上げたい
・北朝鮮の言いなりになるような加藤紘一には賛同しない
・中共へのODAは不要、向こうからの食品輸入は停止すべき
・人権保護法案は絶対反対
・国民の所得を上げたい
等々、様々な施策案を出しているが、サマータイム推進だけは勘弁して欲しい。コンピュータシステムの混乱を考えると、全く賛成できない。
途中まではちょっと退屈なところもあるが、国立西洋美術館館長・青柳氏と日本総合研究所会長・寺島氏との議論は、ローマの歴史や米中に囲まれた日本の立場を鋭く指摘しており、ポイントが高い。日本には総合エンジニア力が足りないという寺島氏の指摘は最もである。
・米を食べて欲しい、休耕田を生かしたい、食料自給率を上げたい
・北朝鮮の言いなりになるような加藤紘一には賛同しない
・中共へのODAは不要、向こうからの食品輸入は停止すべき
・人権保護法案は絶対反対
・国民の所得を上げたい
等々、様々な施策案を出しているが、サマータイム推進だけは勘弁して欲しい。コンピュータシステムの混乱を考えると、全く賛成できない。
途中まではちょっと退屈なところもあるが、国立西洋美術館館長・青柳氏と日本総合研究所会長・寺島氏との議論は、ローマの歴史や米中に囲まれた日本の立場を鋭く指摘しており、ポイントが高い。日本には総合エンジニア力が足りないという寺島氏の指摘は最もである。
2008年11月4日に日本でレビュー済み
ここ数年の中川氏の雑誌に投稿したもの・対談・講演などをまとめて一冊の本にしたものである。中川氏が直に書いたものと期待していただけに少し肩透かし・・・しかしながら著者日本を書くほど余裕があるとは思えないので、しょうがないといえば、しょうがない。
それぞれ違った場所・雰囲気で投稿・講演・対談となっているのでまとまりが悪い。しかしながら勉強していることは少し伝わってきたので、読んで良かった。
それぞれ違った場所・雰囲気で投稿・講演・対談となっているのでまとまりが悪い。しかしながら勉強していることは少し伝わってきたので、読んで良かった。
2022年7月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中川昭一先生がどのような思いをお持ちで何を考えられていたのか、中川昭一先生が話しかけてくれているような、そして、皆一人一人に日本、世界について考えさせてくださる稀有な1冊です。読むことが出来て良かったです。