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脳を活かす仕事術 単行本(ソフトカバー) – 2008/9/10
茂木 健一郎
(著)
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購入オプションとあわせ買い
著者は、大学院時、最初の論文がなかなか書けなかった。
さらに、大学院修了時には3月になっても就職先が決まっていなかった。
挫折を乗り越えて、第一線の脳科学者になりえた仕事術を初公開!
著者は、実際に生でスポーツでも音楽でも見聞きすることで、
脳の感覚系を鍛え、アウトプットを繰り返すことで脳の運動系を鍛えているのである。
また、生命力を輝かせ、優れた仕事を行うための「自律性」と「自発性」は、
意識や意欲を司る前頭葉が中心になって形づくられている。
前頭葉を活性化させるための五つの行動についても明らかにする。
内容例を挙げると、◎前頭葉と側頭葉にアイデア会議してもらう ◎1時間脳セットアップ法
◎脳の回転速度を落とさないスケジュール管理術 ◎集中力、アイデアを生む身体法
◎脳は楽観主義でちょうどいい ◎脳は何度でもやり直しがきく等々
「わかってはいるのにできない」を実際の行動に変えて「できる!」に変える一冊!
さらに、大学院修了時には3月になっても就職先が決まっていなかった。
挫折を乗り越えて、第一線の脳科学者になりえた仕事術を初公開!
著者は、実際に生でスポーツでも音楽でも見聞きすることで、
脳の感覚系を鍛え、アウトプットを繰り返すことで脳の運動系を鍛えているのである。
また、生命力を輝かせ、優れた仕事を行うための「自律性」と「自発性」は、
意識や意欲を司る前頭葉が中心になって形づくられている。
前頭葉を活性化させるための五つの行動についても明らかにする。
内容例を挙げると、◎前頭葉と側頭葉にアイデア会議してもらう ◎1時間脳セットアップ法
◎脳の回転速度を落とさないスケジュール管理術 ◎集中力、アイデアを生む身体法
◎脳は楽観主義でちょうどいい ◎脳は何度でもやり直しがきく等々
「わかってはいるのにできない」を実際の行動に変えて「できる!」に変える一冊!
- 本の長さ213ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2008/9/10
- ISBN-104569701930
- ISBN-13978-4569701936
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登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2008/9/10)
- 発売日 : 2008/9/10
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 213ページ
- ISBN-10 : 4569701930
- ISBN-13 : 978-4569701936
- Amazon 売れ筋ランキング: - 644,178位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,806位仕事術・整理法
- カスタマーレビュー:
著者について
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1962年、東京生まれ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、慶應義塾大学特別研究教授。東京大学理学部、法学部卒業後、 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。専門は脳科学、認知科学。2005年、『脳と仮 想』で、第4回小林秀雄賞を受賞。2009年、『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房)で第12回桑原武夫学芸賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 15歳の寺子屋 ひとり遊びのススメ (ISBN-13: 978-4062162678 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
感覚神経と運動神経の繋がりが非常に分かりやすく書かれています。
2018年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
題名につられ購入
なるほど、なるほど、でも実践が難しいんだな。
”仕事の本質は情報整理ではなく知的創造”
なるほど、なるほど、でも実践が難しいんだな。
”仕事の本質は情報整理ではなく知的創造”
2008年10月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「小さな出力の積み重ねが能力向上につながる」「仕事の大半は教師なし学習である」等わかりやすい著者一級のワンフレーズが並ぶ非常に読みやすい本です。
しかし、この種の一般書では宿命でもあるのでしょうが、著者の主張の中で科学的根拠に基づくものなのか、自身の推測仮説によるものなのか判別がつかない箇所が散見されます。たとえば、本書の肝のひとつである、楽観主義と扁桃体の関係について触れたところです。
「うつ病の人は扁桃体との血流が何らかの理由で弱くなっている」、「ポジティブなイメージをすると扁桃体が活発化しネガティブなイメージは沈静化する」というくだりは神経科学の教科書的には通常逆に記述されているはずです。最新の研究ではそのような事例もあるのかもしれませんが…。
また、脳科学になんでも無理やり当てはめすぎという批判があるかもしれませんが、個人的にはそれは単純に面白くて好きです。
しかし、この種の一般書では宿命でもあるのでしょうが、著者の主張の中で科学的根拠に基づくものなのか、自身の推測仮説によるものなのか判別がつかない箇所が散見されます。たとえば、本書の肝のひとつである、楽観主義と扁桃体の関係について触れたところです。
「うつ病の人は扁桃体との血流が何らかの理由で弱くなっている」、「ポジティブなイメージをすると扁桃体が活発化しネガティブなイメージは沈静化する」というくだりは神経科学の教科書的には通常逆に記述されているはずです。最新の研究ではそのような事例もあるのかもしれませんが…。
また、脳科学になんでも無理やり当てはめすぎという批判があるかもしれませんが、個人的にはそれは単純に面白くて好きです。
2013年12月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
脳と仕事の本だからといって決してそれだけでは済まさないのが、流石の茂木先生。事例も盛り込みながら分かりやすく書かれているので楽しく読み進める事が出来ました。
たま〜にねじ込むマニアックなところも魅力です。
たま〜にねじ込むマニアックなところも魅力です。
2010年1月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読書には、著者と読者の共同作業による共鳴効果が高くなるほど、経験密度が高まりを増していくという一面があると思う。
著者が別の本で取り上げた天才指揮者の「カラヤン」は、入門者向けの名曲集を、まるでその録音に命をかけ一番大切にしているかのように精緻で透明で洗練されたレコードに仕上げた。音楽を大衆化したという意味でカラヤンの功績はアンチ・カラヤン派の人たちも否定できないだろう。
ストコフスキーもクラシック音楽を大衆化した。大衆のレベルにまで降りていくことによって。
カラヤンは逆だった。 小曲といえどもクラシック音楽の水準を高いレベルに引き上げ、大衆のレベルを引き上げることによって大衆化に貢献した。大衆の中には、プロの音楽家になった者もいた。非行と暴力の街に音楽をもたらし、平和と豊かさをもたらした者もいた。
本書と関係ないカラヤンを取り上げたのは何故か? 茂木氏のやり方は、カラヤンと似ていると思ったからだ。
最近、大衆受けする本の出版数があまりにも多い。確かに気になる。そんな指摘もずいぶん聞いたし読んだ。カラヤンが批判されたように茂木氏も批判される。批判は期待の裏返しであり、応援とも読める。
ただ、一方で、凄いことをやろうとしている。それも、グローバルのレベルで。茂木氏自身の数々の著作から読み取れる。
「勉強術」や「仕事術」がきっかけで茂木健一郎の世界の入り口に立ったら、さらに「脳とクオリア」「脳の中の文学」と読み進めばよい。
本書に、こんなことが書かれていた。
住み慣れた「ホーム」を飛び出し、未経験の「アウェー」戦に繰り返し挑戦することによって人は成長する。
いま・ここが仮に安全地帯であっても、環境が変わればいとも簡単に滅びてしまった例など枚挙にいとまがない。
環境が変わったとき、それでも生き延びる知恵を得るために異文化経験は必要不可欠だ。
ときどき日本が心配になる。日本人の教養と行動力を高め、グローバルな戦いの中で尊敬され信頼される国をつくるためにも、あらゆる階層の読者層をターゲットに本を出し続けてほしい。
読書とは、著者と読者の共同作業だと思う。共同には共同の仲間が必要だ。
忙しすぎるかもしれない。それでも茂木氏には、むずかしい学術論文だけでなく、このような本も出し続けてほしい。
21世紀をリードしていく中学生や高校生のためにも、仕事に追われ読書の時間がとれない多くのサラリーマンのためにも。
著者が別の本で取り上げた天才指揮者の「カラヤン」は、入門者向けの名曲集を、まるでその録音に命をかけ一番大切にしているかのように精緻で透明で洗練されたレコードに仕上げた。音楽を大衆化したという意味でカラヤンの功績はアンチ・カラヤン派の人たちも否定できないだろう。
ストコフスキーもクラシック音楽を大衆化した。大衆のレベルにまで降りていくことによって。
カラヤンは逆だった。 小曲といえどもクラシック音楽の水準を高いレベルに引き上げ、大衆のレベルを引き上げることによって大衆化に貢献した。大衆の中には、プロの音楽家になった者もいた。非行と暴力の街に音楽をもたらし、平和と豊かさをもたらした者もいた。
本書と関係ないカラヤンを取り上げたのは何故か? 茂木氏のやり方は、カラヤンと似ていると思ったからだ。
最近、大衆受けする本の出版数があまりにも多い。確かに気になる。そんな指摘もずいぶん聞いたし読んだ。カラヤンが批判されたように茂木氏も批判される。批判は期待の裏返しであり、応援とも読める。
ただ、一方で、凄いことをやろうとしている。それも、グローバルのレベルで。茂木氏自身の数々の著作から読み取れる。
「勉強術」や「仕事術」がきっかけで茂木健一郎の世界の入り口に立ったら、さらに「脳とクオリア」「脳の中の文学」と読み進めばよい。
本書に、こんなことが書かれていた。
住み慣れた「ホーム」を飛び出し、未経験の「アウェー」戦に繰り返し挑戦することによって人は成長する。
いま・ここが仮に安全地帯であっても、環境が変わればいとも簡単に滅びてしまった例など枚挙にいとまがない。
環境が変わったとき、それでも生き延びる知恵を得るために異文化経験は必要不可欠だ。
ときどき日本が心配になる。日本人の教養と行動力を高め、グローバルな戦いの中で尊敬され信頼される国をつくるためにも、あらゆる階層の読者層をターゲットに本を出し続けてほしい。
読書とは、著者と読者の共同作業だと思う。共同には共同の仲間が必要だ。
忙しすぎるかもしれない。それでも茂木氏には、むずかしい学術論文だけでなく、このような本も出し続けてほしい。
21世紀をリードしていく中学生や高校生のためにも、仕事に追われ読書の時間がとれない多くのサラリーマンのためにも。
2009年1月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
目標を立てたり、願望を抱いたり、思っているだけで、実際に行動に移すことが
出来ない人のメカニズムを、一般人にも分かりやすいように説明しつつ、
どうすれば行動を移すことが出来るかどうかを説いているのが本書の大筋。
確かに、やる前は大変そうなことに見えても、一回やってしまえば、
あとは案外楽に物事を進めることができるものだし、実際に行動する時は、
締め切りを直近の時間に、目標をちょっと無理目に設定し、
それを速攻で実行するという作業を繰り返すことによって、
行動を習慣にすることが出来る。
また、なりたい自分になるには、見聞きするだけではなく、
実際に行動すると良いといったことなど、言っている事は、
自身の経験上間違いではない。
しかし、目新しいことが書いてある訳ではなく、自己啓発系の本を
ある程度読んだ人であれば、物足りなさを感じるかもしれない。
『自分がやっている事は間違いではない』という確認がしたい人と、
著者のファンなら。
出来ない人のメカニズムを、一般人にも分かりやすいように説明しつつ、
どうすれば行動を移すことが出来るかどうかを説いているのが本書の大筋。
確かに、やる前は大変そうなことに見えても、一回やってしまえば、
あとは案外楽に物事を進めることができるものだし、実際に行動する時は、
締め切りを直近の時間に、目標をちょっと無理目に設定し、
それを速攻で実行するという作業を繰り返すことによって、
行動を習慣にすることが出来る。
また、なりたい自分になるには、見聞きするだけではなく、
実際に行動すると良いといったことなど、言っている事は、
自身の経験上間違いではない。
しかし、目新しいことが書いてある訳ではなく、自己啓発系の本を
ある程度読んだ人であれば、物足りなさを感じるかもしれない。
『自分がやっている事は間違いではない』という確認がしたい人と、
著者のファンなら。
2020年6月1日に日本でレビュー済み
2009年くらい、かなり前に読んだのですが、私の価値観にも大きく影響した一冊です。
最近中野信子然り、メンタリストDaigo然り、人間の脳の機能に重きを置いた本が多いですがこの本が最初の出会いでした。
脳研究家の観点から仕事、ひいては人生との向き合い方についてあらゆる観点から書いています。
自分の脳や能力の可能性を最大限に活かす為に、毎日をどう生きればいいかを考えさせてくれる本です。
本当にこの本を読んでいる時は幸せでした。読み終わったときに寂しくなるくらい。
この人、理系でその上脳みその研究なんかしてるくせに”情熱”とか”自分を厳しい環境に追いやれ”とかそういう根性論結構語るんです。んでもってそれが非常に納得がいく内容なんです。
ドーパミンが脳の成長の活性化につながるそうなのですが、そのドーパミンは各個人の”創造性””工夫”等によってより分泌されるのだとか。また、人間の脳というのはいつでも成長する可能性があるのだというのです。
また、面白い事に筋肉と一緒で脳は”少しキツめ”の負荷を与えるとより成長するのだそうです。だから自分にきつめの宿題を出すとか自分をあえてアウェイの環境においやると、人間の脳は日頃使わない部位を使って能力を最大限に発揮しようとするのだそうです。
非常に示唆深い本でした。
本の最初の部分に書いてあったんですが、前頭葉の集中モードと分散モードをうまく使い分ける事が日々の業務や学習をうまくこなしていくこつなのだとか。文章作成(特に読書感想みたいに目的があるもの)が一番ちょうどいいらしいです。私が個人的に読書Blogを始めるきっかけにもなりました。
文章も読みやすくてスラスラ読めました。星は5つです。
最近中野信子然り、メンタリストDaigo然り、人間の脳の機能に重きを置いた本が多いですがこの本が最初の出会いでした。
脳研究家の観点から仕事、ひいては人生との向き合い方についてあらゆる観点から書いています。
自分の脳や能力の可能性を最大限に活かす為に、毎日をどう生きればいいかを考えさせてくれる本です。
本当にこの本を読んでいる時は幸せでした。読み終わったときに寂しくなるくらい。
この人、理系でその上脳みその研究なんかしてるくせに”情熱”とか”自分を厳しい環境に追いやれ”とかそういう根性論結構語るんです。んでもってそれが非常に納得がいく内容なんです。
ドーパミンが脳の成長の活性化につながるそうなのですが、そのドーパミンは各個人の”創造性””工夫”等によってより分泌されるのだとか。また、人間の脳というのはいつでも成長する可能性があるのだというのです。
また、面白い事に筋肉と一緒で脳は”少しキツめ”の負荷を与えるとより成長するのだそうです。だから自分にきつめの宿題を出すとか自分をあえてアウェイの環境においやると、人間の脳は日頃使わない部位を使って能力を最大限に発揮しようとするのだそうです。
非常に示唆深い本でした。
本の最初の部分に書いてあったんですが、前頭葉の集中モードと分散モードをうまく使い分ける事が日々の業務や学習をうまくこなしていくこつなのだとか。文章作成(特に読書感想みたいに目的があるもの)が一番ちょうどいいらしいです。私が個人的に読書Blogを始めるきっかけにもなりました。
文章も読みやすくてスラスラ読めました。星は5つです。
2008年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
脳を活性化というとどうしても記憶術やらスピード志向といった特定の能力アップするためのノウハウ本を考えがちであろうか。
しかし本書で取り上げるのはどちらかというと心構えというか思考方法のアプローチに趣が置かれている。
また本書で参考として取り上げられているのはNHKで著者自身がキャスターを務めているプロフェッショナルで取り上げられている人物が多いのもまた一つの特徴であろうか。番組をよく見ている人からすれば、参考例がよりわかりやすく理解しやすいのではないだろうか。
ハウツー本のように、何かを解決するための具体的手順というよりも、
仕事をするための指南書として読んでみてはいかがだろうか。
しかし本書で取り上げるのはどちらかというと心構えというか思考方法のアプローチに趣が置かれている。
また本書で参考として取り上げられているのはNHKで著者自身がキャスターを務めているプロフェッショナルで取り上げられている人物が多いのもまた一つの特徴であろうか。番組をよく見ている人からすれば、参考例がよりわかりやすく理解しやすいのではないだろうか。
ハウツー本のように、何かを解決するための具体的手順というよりも、
仕事をするための指南書として読んでみてはいかがだろうか。