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グローバルリーダーの条件 単行本 – 2009/4/21
それがグローバルリーダー。しかし、「世界」と聞くと、英語が話せない、
素質がないからと、最初から諦めてしまう人がいる。しかし、それは違う。
著者は言う。「その答えは『先天的なもの』ではない。また帰国子女とか、
海外で生まれ育っているとか、アメリカンスクールにいった、
というような問題ではない」(「まえがき 大前研一」より)。
世界と相対できる人材になるため必要なのは、「まず、第一歩を踏み出す」ことなのだ。
本書は、グローバルリーダーに必要とされる資質や思考を考察しつつ、
その一歩目の踏み出し方をも示す。
アメリカ一極主義の崩壊しつつある世界の今後の潮流を分析しつつ、
日本の企業・組織はどうあるべきか、個人が思考力や英語力を伸ばすためには
どうするべきかを示す。
あなたの人生を様変わりさせるチャンスがそこにある。次はあなた番だ――。
- 本の長さ185ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2009/4/21
- ISBN-104569709400
- ISBN-13978-4569709406
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登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2009/4/21)
- 発売日 : 2009/4/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 185ページ
- ISBN-10 : 4569709400
- ISBN-13 : 978-4569709406
- Amazon 売れ筋ランキング: - 976,534位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,292位リーダーシップ (本)
- - 25,255位経営学・キャリア・MBA
- - 54,838位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
1943年、福岡県に生まれる。
早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。
「ボーダレス経済学と地域国家論」提唱者。 マッキンゼー時代にはウォールストリート・ジャーナル紙のコントリビューティング・エディターとして、また、ハーバード・ビジネスレビュー誌では経済のボーダレス化に伴う企業の国際化の問題、都市の発展を中心として拡がっていく新しい地域国家の概念などについて継続的に論文を発表していた。
この功績により1987年にイタリア大統領よりピオマンズ賞を、1995年にはアメリカのノートルダム大学で名誉法学博士号を授与された。
英国エコノミスト誌は、現代世界の思想的リーダーとしてアメリカにはピーター・ドラッカー(故人)やトム・ピータースが、アジアには大前研一がいるが、ヨーロッパ大陸にはそれに匹敵するグールー(思想的指導者)がいない、と書いた。同誌の1993年グールー特集では世界のグールー17人の一人に、また1994年の特集では5人の中の一人として選ばれている。2005年の「Thinkers50」でも、アジア人として唯一、トップに名を連ねている。
2005年、「The Next Global Stage」がWharton School Publishingから出版される。本著は、発売当初から評判をよび、既に13ヶ国語以上の国で翻訳され、ベストセラーとなっている。
経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。 経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。
趣味はスキューバダイビング、スキー、オフロードバイク、スノーモービル、クラリネット。
ジャネット夫人との間に二男(長男:創希,次男:広樹)。
【略歴】
1943年福岡県に生まれる。
早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を取得。
1970年6月マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。
1970年(株)日立製作所へ入社。(原子力開発部技師)
1972年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。この頃書きためたノートを書籍「企業参謀」として1975年に出版。
マッキンゼー・アンド・カンパニーではディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長、を務める。
世界の大企業やアジア・太平洋における国家レベルのアドバイザーとして活躍のかたわら、グローバルな視点と大胆な発想で、活発な提言を行っている。
1992年政策市民集団「平成維新の会」を設立、その代表に就任。
1994年20年以上勤めたマッキンゼー・アンド・カンパニーを退職。
同年、国民の間に議論の場を作るとともに、人材発掘・育成の場として「一新塾」を設立し、2002年9月まで塾長として就任。現在はファウンダー。
1996年起業家養成のための学校「アタッカーズ・ビジネス・スクール」を開設、塾長に就任。
1997年カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院公共政策学部総長教授に就任。
1997年~
1998年スタンフォード大学大学院経営学部(MBA)客員教授
1998年(株)ビジネス・ブレークスルー設立、代表に就任。2005年4月に本邦初の遠隔教育によりMBAプログラムとして大学院開校、学長に就任、2010年4月にはビジネス・ブレークスルー大学開校、学長に就任。
2002年中国遼寧省、及び、天津市の経済顧問に就任。
2006年大連の名誉市民に選出。
2007年3月財団法人大塚敏美育英奨学財団設立と同時に理事に就任。
2010年重慶の経済顧問に就任。
2011年CCTV (China Central Television(中国中央電視台))顧問に就任。
2012年4月公益財団法人の移行登記をもって公益財団法人大塚敏美育英奨学財団理事に就任。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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「グローバルリーダー」である大前研一さん、船川淳志さんの
二人の対談で浮き彫りにしよう、という本。
読書でこれほど「熱く」なるのは久しぶりだった。
パッションと、あと
「グローバルリーダーとはここまでやらねばならないのか」
という、軽い絶望を感じながら。
学ぶべきことが多く、本はすぐに付箋だらけになった。
特に注目したのは、
「お二人がどのようなインプットをされているか?」
ということころ。
確かにベンチマークは大事。
だが、勉強も仕事もスポーツも、
いくらアウトプットを観察し、
マネをしても一生その方には近づけない。
普段、どのようなインプットをしているか。
何を習慣とし、何を自分に課されているのか。
そのような視点で拝読しても氣付きの多く、
重い一冊、だった。
サブタイトルの
「次はあなたの番だ」
をしっかりと受け止めつつ、
グローバルリーダーとしての道を歩みたい。
いや、良かった本だったね。
どこか冷めた雰囲気が蔓延している今日の日本に、
もう一度、火をつけようという試みである。
対談という形式は、大前氏が長年発し続けてきた
(そして、決して浸透したとはいえない)メッセージを、
船川氏というファシリテーターを通じて、
分かりやすい形で提示することに成功している。
逆に、これまで大前氏・船川氏の書籍を読んでいれば、
“something new”はそれほど多くないのかもしれない。
それでもなお、本書を読むメリットが高いのは、
行動をためらい、評論家に逃げようとする読み手に
勇気とパッションを思い出させてくれる点にある。
決してやさしいメッセージではない。
手を差し伸べてくれるわけでもない。
それどころか、覚悟と行動が問われる本である。
「グローバル」を本気で戦う二人が、
「当事者」として本気で発した言葉だからこそ、
リアルに響く渾身のメッセージである。
私は両氏のことはなんとなく知っていましたが、著書は読んだことがなかったので、両氏の思想の枠組みを手っ取り早く知るために読みました。彼ら二人の歴史観、未来観を形成する土台となった経験や著書などが割と具体的に書かれてあり、特にここ10年間で話題になった本(『フラット化する世界』など)についての彼らなりの意見が書いてあり、なかなか面白く感じました。
特に興味深く感じたのは、戦後日本に後のグローバル企業となる組織が雨後の筍の如く発生したのは「秩序崩壊の状態で『お前はこんな分際だ』という定義をしてくれる社会的尺度がなかったから」という見方。もうひとつは日本人の勤勉性という信奉に対して、「本来勤勉な国民などいない。勤勉にならざるを得なかった国民が勤勉になった。」という見方。盲目的な日本特殊論/異質論を否定し、理性的でバランスのとれた「戦後日本観」は共感できます。
ただしあくまでも対談のため、それぞれの見方の背景を説明する緻密さや論理の厚さというものはあまり感じられず、この一冊で『グローバルリーダーの条件』というのはちょっと重過ぎるタイトルだと感じました。それ以上は他の著書を参照ということでしょうか。
約2時間で読める内容、熟読してもである。
この本はいわゆるコンセプト本の類で、対談、キャッチーな帯、ストレートな本の題名とマーケティング的に成功しているために、ある程度売れるであろう。
残念ながら、1年後にも残る本ではないと感じる。重厚さが足りなく、対談は構成はされているが、放談調である。対談本というものはそもそもそういうものかもしれないが。しかし、 「日本の経営」を創る のような、相当中身の濃い対談集も最近出されているので、これは、ちと、大前さんのコミットぶりが少なかったということか。
大前さんが、
→私は1日に500ぐらいの記事を読みます
→1日に500、一週間で3500。その中から70ぐらいを選んでファイリングして、自分でもう一回書き直す。これをしないと、最新の状態ではいられません。
→世界で今、起こっていることについて、何を聞かれても意見を言える理由は、こういうことをやっているからです。
というくだりは、感銘を受けた。やはり、ここまで徹底的にやる人はやっているんだなと・・・ 見習うべきところが大いにある。
その他、パーツとして面白かったところは、いくつかある。
→遠来の客が満足する秘訣は、あらゆる質問に答えられるように普段から勉強しておくこと
→躊躇するな、飛び込め! 興味があれば何でも引き受けてその都度”芸域を広げてきた”わたしは、まさにそういう生き方をしてきた。
→ファンダメンタル、基本をしっかり鍛えなおそう!
自分の頭でしっかり考え、
それを相手に伝わるように明確に伝え、
今度は相手の言うことを全身全霊で聞き取り、
コラボレーション、共同作業をする
という四つのステップ
→思考力に限界はない! 考え抜けば答えは出る。つまるところ、何事も才能より習慣であり、習慣は才能に勝る。
→過ちを認めて直すというのは、やはりリーダーの条件です。
エンジニアとして勤務している中堅社員です。
大前さんの書籍は初めてでした。
本書を読んだ理由は、
「グローバルプレーヤーの要件に対する、お二人の考えに興味があったため」です。
上記目的が達成されたか?と言われると、答えは、so,soです。
その理由は、「議論に深みがないこと」です。
なぜそうなるのか?2つあると思います。
「対談形式の限界」と
「大前さんがあらゆる分野に通じているため、話題が広くなりすぎる」です。
上記から、本書は、グローバルプレーヤーとしての要件について、
広く、浅く理解したい人向きであると感じました。