読む本をまとめ買いした際、自己啓発系の本としてタイトルが心に響き思わず選んだ一冊。
個人的に確かに過去のいやなことを忘れることはその先の人生にとって有効ではないかと感じていた。この本ではそのテーマについてより専門的に説明し、フォーカシングといった実際にネガティブな思考に上書きして抜け出す方法や、不安から未来をマイナスに考えてしまい希望が持てないことが多いことに対して“忘れること”で改善する心を整理する方法、その一つとして歩行禅などが書かれ、期待以上の内容にいい意味で驚いた。
また脳のリセット方法として日常の単純作業が有効とも書かれているが、インターネットの普及した昨今「自分の好奇心のみが、自分の成長を決めることとなる」とあっさりまとめられており、吸収できる有効な情報がもう一声欲しいところ。でも決して悪くはなかった。楽に読める一冊。
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忘れるだけでうまくいく脳と心の整理術 (PHP文庫) 文庫 – 2014/5/2
茂木 健一郎
(著)
脳は常に新しいことを求めていて、忘れることは脳にとって最高のアンチエイジング!
脳科学者が教える脳内に余白を作るための片づけ術。
脳科学者が教える脳内に余白を作るための片づけ術。
- 本の長さ204ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2014/5/2
- ISBN-104569761690
- ISBN-13978-4569761695
商品の説明
著者について
脳科学者
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2014/5/2)
- 発売日 : 2014/5/2
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 204ページ
- ISBN-10 : 4569761690
- ISBN-13 : 978-4569761695
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,182,662位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1962年、東京生まれ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、慶應義塾大学特別研究教授。東京大学理学部、法学部卒業後、 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。専門は脳科学、認知科学。2005年、『脳と仮 想』で、第4回小林秀雄賞を受賞。2009年、『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房)で第12回桑原武夫学芸賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 15歳の寺子屋 ひとり遊びのススメ (ISBN-13: 978-4062162678 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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