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寿命はどこまで延ばせるか? (PHPサイエンス・ワールド新書 4) 新書 – 2009/9/19

3.9 5つ星のうち3.9 23個の評価

生物は死ぬのが当たり前、と考えるのは間違っている。
最も原始的な生物であるバクテリアやアメーバは基本的に死なない。
ではなぜ、ヒトに寿命はあるのか? じつは単細胞生物から多細胞生物への進化が、
死すべき運命をもたらしたのだ。脳神経系のような複雑なシステムを維持するためには、
せいぜい百二十年が最大寿命だという。その生物学的根拠とは何か?
本書は、構造主義生物学者として知られる著者が、
寿命や老化の仕組みについて分かりやすく解説する。
「代謝と遺伝」「原核生物と真核生物」「減数分裂」「アポトーシス」「がん遺伝子」など、
近年の生物学が明らかにした生命の仕組みや最新理論のトピックを紹介。
そして、ヒトにとって不老不死が無理だとしたら、遺伝子組み換えやクローン技術によって、
寿命をどこまで延ばすことができるかについて考察する。
最終章では、超長寿社会の未来を空想しながら、
人間にとって寿命とは何かを根源的に考える。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ PHP研究所 (2009/9/19)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/9/19
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 205ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4569772072
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4569772073
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 23個の評価

著者について

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池田 清彦
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1947年、東京生まれ。生物学者。東京教育大学理学部生物学科卒、東京都立大学大学院理学研究科博士課程生物学専攻単位取得満期退学、理学博士。山梨大学教育人間科学部教授を経て、現在、早稲田大学国際教養学部教授、山梨大学名誉教授。専門の生物学分野のみならず、科学哲学、環境問題、生き方論など、幅広い分野に関する60冊以上の著書を持ち、フジテレビ系「ホンマでっか! ?TV」にも出演する等、テレビ、新聞、雑誌等でも活躍している。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『人間、このタガの外れた生き物 (ISBN-10: 458412406X)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2010年8月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
早稲田大教授で生物学者の池田清彦先生のご本でございます。
「人間にとって寿命とは何かを根源的に考える」
「平均寿命が100歳になる日はやってくるのか?」
う〜ん、なかなか魅力的なキャッチですな。思わず買ってしまいましたが、読んで見て実際良いご本でございました。

「ヒトに寿命はあるのか? じつは単細胞生物から多細胞生物への進化が、死すべき運命をもたらしたのだ。」

皆様ご存知の如く、ミトコンドリアが有性生殖、アポトーシス、進化をもたらしたのですな。それと同時に寿命ももたらした。システムの複雑化のかわりに、寿命を押し付けられた。そう、複雑化と寿命はトレードオフの関係に有るのでございます。

ミトコンドリアが寿命も決める。
ですから、健康で健やかに過ごしたい人、ピンピンコロリと逝きたい方は常にミトコンドリアのご機嫌を考えた生活をする事でございます。
それには、ミトコンドリアをいたわる極意、3つのフレームワーク。
皆様、「おおかかさま(ミトコンドリア)」を大切に致しましょう。
カロリー制限の項は少し薄い感じがしましたので星は4つですが、皆様にお勧め出来ます。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年12月12日に日本でレビュー済み
今の世の中で生きていくのに何か不安があって、それだからこそ、生き甲斐とか人生の目標だとかを持たなくてはという強迫観念というか、生き方も、また、死に方まで「こうすべきだ」というマニュアル社会の肩ひじ張ったりの一見「正論」や「ねばならない」論にとらわれないで、もっと自然体で生きていけるのでは、という感じが本書を読みながらしてきた。著者の他のエッセイと同じく、近ごろの常識に対して斜に構えたような考え方だが、たぶん、かなりの人は、本音では、このような考えに共感し納得するのではないだろうか。マスコミで報道される世相や流行、また、社会常識などとされていることに合わせなくてはなどと無理に焦る必要はありませんよ、と教えてくれる。世間や他人に合わせるのに疲れている人にお勧めしたい。新しい視点から世の中が見えてくるのではないだろうか。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年2月7日に日本でレビュー済み
生物学者である著者は、細胞の構造や遺伝子の仕組み人体の成り立ちなど様々な角度から、人間のような複雑な生命体にとって老化は、防ぎきれないものであるということを、いくつもの事例をあげて、示している。

本書では、生命の起源から進化、そしてその過程で出現した「寿命」。老化をもたらすさまざまな要因をあげ、皮肉なことに「正常に生き続けていること」こそが老化の原因としている。

その上で、寿命が延びた場合に予想される社会システムの変化についても思考実験を行い、皮肉たっぷりに超長寿社会を落語のタッチで締めくくっている。

すでに、限界に近い長寿社会であるわが国において、医療や年金、社会保険など起こりつつあるさまざまな弊害は、クオリティオブライフといった視点とともに、社会システム全体を変えなければ、答えは見つからないのではないかと考えさせられた。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート