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アレクサンダー・ゲルマン:ポストグローバル 単行本(ソフトカバー) – 2009/10/29

4.2 5つ星のうち4.2 6個の評価

世界的デザイナー、アレクサンダー・ゲルマンが日本の文化に目を向けた最初の本である。
世界から見た日本のローカル・カルチャーをポスト・グローバルの視点で捉えられている。
「日本の文化は、これからの世界において重要な役割を果たしていく。
この国には、あらゆる分野における世界最高のモノづくりの技術と伝統がある。
それらは、他の文化とは異なる独自の概念とアプローチで構築されている」と彼は言う。
20世紀の経済学者や政治家たちは、グローバルな経済と政治をモデル提示した。
しかし、文化の持つ重要性と影響力を軽視した社会を、成功した、
成熟した社会と言い切れるだろうか。
現代社会はグローバル化によるメリットとデメリットを抱えながら、
グローバルの対極にあるローカルに関心を向けるようになった。
そこには、驚嘆すべき日本の美意識、継承美があることに気づくだろう。
日本の底力、再発見の1冊である。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ PHP研究所 (2009/10/29)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/10/29
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 239ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 456977413X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4569774138
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 6個の評価

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アレクサンダー・ゲルマン
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上位レビュー、対象国: 日本

2009年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本の中で紹介されている漆のチェスが、今、ニューヨークで話題になっていることをニュースで知りました。全世界のニュースに流れている。
本では漆のチェスがどのようにして作られたか詳細に書かれていて、塗る前に和紙で漆を漉すことや塗って乾かした後、炭で磨くこと、1回塗るごとに相当な時間と手がかかることなど初めて知りました。
友達に漆を磨くとき炭を使うことを知っているかと聞いたら誰一人知らなかった。知っているつもりになっていたけれど、実は何も知らなかった。
写真が多く使われているので、とても理解しやすかったし、自らがとても楽しそうに様々な日本の文化を体験していて、その姿勢にも好感を持ちました。
さすがに世界的なアーティストだけあって、ハッとするシャープなコメントが抜群によかった。
この著者は心から日本の文化をリスペクトしていて、なんとか今の世界へと繋げようとしてくれている。でもそのためにはまず日本人自身が自分たちの文化に関心を持たないことには何も始まらない、とも言っている。
これまで多くの日本人・外人のアーティストやデザイナーが日本の伝統工芸の職人たちと仕事をしてきたけれど、この著者のように職人の名前をきちんと掲載して、同志として接している人はいなかったんじゃないかと思う。
ずっと手元に置いておきたい本で、次の本もチェックするつもり。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年11月25日に日本でレビュー済み
ゲルマンの近況報告という感じでしょうか。「ゲルマン日本を巡る」みたいな。
ファンブックみたいに好きな人向け。

ゲルマンが日本人顔負けなくらい日本に造詣が深いということはわかりましたが、
ちょっと印象的な言葉の断片がある程度で、独自の視点があると言うほどでもないです。
いや、ホントはあるんでしょうけど。
シャレた雑誌の連載で、こんなのありそうというか、エッセイ風というか、ブログ風というか。

日本の文化を海外の方の目線で見直すみたいな、
あえて日本で出すところに挑戦したのかもしれないけど、
海外で出版した方が意図があるかなとも思います。

アーティストとしての(デザイナーとして?)近作はやっぱり面白いと思うので、
それをまとめるだけでもよかったなあ。

ゲルマンが自分の言葉で語っている部分が少ないのが、何よりとても残念です。
最初に「ゲルマンは偉大なアーティスト」的な文章をくどくどと書かれると、
一体どんな人をターゲットにしているんだろうと思ってしまいます。
海外の方が日本の文化に触れて日本再発見、みたいな内容ですね。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年11月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ゲルマンは小生が注目してきたアーティストですが
今回の本は彼の作品集じゃなくてなんと日本の文化、伝統と
技術の紹介!知ってるようで知らなかった
日本がたくさん入ってますね。写真も奇麗で心が
豊かになった気分。おすすめします。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年12月20日に日本でレビュー済み
ゲルマン氏の洞察力もさる事ながら、目を向ける先がなかなかに面白い。
中に居ると気付にくく外から見た時に始めて分かる事がある。
海外で日本文化が取り上げられて新たに評価がされているが、当事者は気付かずじまい。
幾ら取り上げられても自覚しなければそれは意味はない。

受け継がれる文化と失われゆく文化がある、それは決して日本に限った事ではない、
失うものもあれば生まれゆくものもある。

今一度、伝統文化を見直すというのは言葉では容易く
悲しいかな、失う事が分かりながらも、どうにも出来ないことが有るのも事実。
海外からみた変化や失われるものに、もどかしさがあるのかも知れない。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年11月9日に日本でレビュー済み
この本は、単に伝統的な日本を紹介したり
地方の特産物を取り上げるだけの本とは根本的に違います。

メディアをにぎわせる物事だけに目を奪われてしまっている我々日本人に
ゲルマン氏は、古臭い伝統の世界をはじめ地方の色々な所から
世界のどこにもない知恵を切り分けてくれます。

先祖が愛してきた日本のいいものを
失って初めて、その良さが分かる

そうなってしまう前に日常の日本を見る目を変える本
当たりまえの日本に誇りをもてる本です。
加えて学ぶべきはゲルマン氏のクールな洞察力だと思いました。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年11月27日に日本でレビュー済み
 38歳で業界を引退した世界的なスーパー・デザイナー、アレックス・ゲルマン。彼がグローバル化が進んだ後の国際社会は、各地のローカルな、しかし優れものの伝統工芸職人の出番に違いないってんで、日本各地の伝統工芸家、それも多くは関西の芸術家をリポートしている興味深いカラフルなムック本である。

 石川県山中漆器産業・技術センターの若い職人とコラボして作り上げたチェス・セットから始まり、これにドレスアップを施した九谷焼の職人、さらに大阪の観世流女性シテ方、文楽、東大寺長老、武術家、香道家、染織家、リゾート社長、日本酒メーカー社長、フランス懐石料理シェフ、そして流鏑馬と自らもいろいろと体験・試食をしたりして、紹介が続く。最後に京舞妓。アレックス曰く、「京舞妓は、現代社会のサイコロジスト、それも熟練レベルであり、「お茶屋遊び」は心のクレンジング効果である」という。

 日本人すら知らない日本の伝統芸術、伝統文化について外国人から「かっこいい!」なんて指摘される事が多々ある日本人社会ではある。(けなされるよりはいいけどね。)

 最後にアレックスのもう一つの顔としてDJがある。
 本書では彼がプロデュースし今年代官山でコラボしたエレクトロニック・ミュージックとメディア・アートを融合したフェスティバル、「ゲルニカ」の模様が掲載されている。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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