十九歳のとき、実名公表で薬害エイズ訴訟の原告として注目を浴びた方。
高校の寮にいて、世間と隔絶されていたためかあまりどんな人物か
わかりませんでしたが、この本で少しわかった気がした。
といっても時は流れ、当時と考え方・基礎知識の幅が随分と進化されたと
推測される。
みんなの党の党首とは少し違う考え方をもたれているように感じた。
持論の中には共感できるものもいくつかある。
ただ気になる点は、著者の心の根底に医療不信が見え隠れしていること。
著者の言う、薬漬けにしたい・検査漬けにしたいと思っている医師
はおそらく少数派だと申し上げたいです。
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誰も書けなかった国会議員の話 (PHP新書 644) 新書 – 2009/12/16
川田 龍平
(著)
十九歳のとき、薬害エイズ訴訟の原告として注目を浴びた青年は、いま国会議員として何を目指しているのか。
十五年前に感じた政治不信の根源を絶つべく、永田町に身を置き奔走する日々を率直に綴る。
なぜ国は動かないのか。
市民のいのちや暮らしを守るための法律成立を阻むものの正体とは。
少数派の声にも耳を傾け、与党・民主党にも迎合しない姿勢を貫く。
政権交代が実現させたいま、
「政治は自分たちで変えることができる、という自信を一時の夢で終わらせないで下さい」と有権者たちに呼びかける。
そのためにも、政治から目を離さないことが肝要である。
さらに、議員ムラ永田町の実態をレポート。
「居眠り議員はなぜ多い?」「法案の中身も知らずに投票?」「野次がうまい議員は?」をはじめ、
国会食堂、無料パス、給料のウソ・ホントなど内輪話も興味深い。
また、自身の生い立ちから結婚までのエピソードも披露。政治家と有権者の距離がぐっと近くなる好著である。
十五年前に感じた政治不信の根源を絶つべく、永田町に身を置き奔走する日々を率直に綴る。
なぜ国は動かないのか。
市民のいのちや暮らしを守るための法律成立を阻むものの正体とは。
少数派の声にも耳を傾け、与党・民主党にも迎合しない姿勢を貫く。
政権交代が実現させたいま、
「政治は自分たちで変えることができる、という自信を一時の夢で終わらせないで下さい」と有権者たちに呼びかける。
そのためにも、政治から目を離さないことが肝要である。
さらに、議員ムラ永田町の実態をレポート。
「居眠り議員はなぜ多い?」「法案の中身も知らずに投票?」「野次がうまい議員は?」をはじめ、
国会食堂、無料パス、給料のウソ・ホントなど内輪話も興味深い。
また、自身の生い立ちから結婚までのエピソードも披露。政治家と有権者の距離がぐっと近くなる好著である。
- 本の長さ206ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2009/12/16
- ISBN-104569774792
- ISBN-13978-4569774794
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登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2009/12/16)
- 発売日 : 2009/12/16
- 言語 : 日本語
- 新書 : 206ページ
- ISBN-10 : 4569774792
- ISBN-13 : 978-4569774794
- Amazon 売れ筋ランキング: - 805,201位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,839位PHP新書
- - 28,554位資格・検定 (本)
- - 119,995位ノンフィクション (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年10月2日に日本でレビュー済み
類書がいろいろある中で、本書にしかないセールスポイントがある。ある種の人々にとっては川田龍平氏が著者だというだけで特別な意味合いを持つのだろうが、著者の支持者ではない私にとっての本書の最大の読みどころは無所属議員と政党所属議員の対比を徹底的に描いているところである。国会で質問時間がほとんど割り当てられないこと、秘書も自前で調達する必要があること、なかなか情報が入っていないこと、といった悲哀が書かれてはいるが、筆者は政治家個人の見解を国政に反映させるためには無所属がベストだというユニークな持論を展開している。この持論の妥当性についてはともかく、無所属議員の生活を描いた書物はこれまで皆無だったことを考えれば、本書が貴重な書物であることは間違いない。
ただ、それ以外の記述はありふれたものばかりで、本書を読んで初めて知った事はほとんど無かった。また、自衛隊による海賊対処の法案を「海賊退治法案」と呼び、かなり懐疑的な見方をするなど、世論とはかなりかけ離れた見解を持ちつつも、それに対しては自覚がないようである。どうして薬害エイズ問題の原告者が反自衛隊的な見方をするのだろうか。左翼的なイデオロギーのパッケージをそのまま信奉しているとしか思えなかった。
ただ、それ以外の記述はありふれたものばかりで、本書を読んで初めて知った事はほとんど無かった。また、自衛隊による海賊対処の法案を「海賊退治法案」と呼び、かなり懐疑的な見方をするなど、世論とはかなりかけ離れた見解を持ちつつも、それに対しては自覚がないようである。どうして薬害エイズ問題の原告者が反自衛隊的な見方をするのだろうか。左翼的なイデオロギーのパッケージをそのまま信奉しているとしか思えなかった。
2022年11月1日に日本でレビュー済み
実名公表の頃から、ニュースで随分見かけている人だったのだが、その頃の発言が、知識不足や子供だからなのか、雑な言葉や乱暴な言葉でくくる事が多く、また、母親の過剰演出、差別発言などを聞きながら、もやもらしていた事を思い出した。
国家議員になっていたのかと驚いたが、党をやたらと遷るので、なんの為にこの人は政治家になったのか?
と、この書を紐解いてみたが、やはり何がしたいのか、何をしようと思って政治家になったのかが見えないし、
内容も、どこかで見聞きしたり、公然の内容であったりで、厳しい事を言うなら、特に文章力が優れているわけでもなく。
タイトル負けしている感じ。
あの青年が、薬害エイズを克服して国家議員になって、プチ暴露本を出したのだという興味だけで読んだので、とりあえず、自分は他の人には薦めないかな。この手の内容の本なら他にもっと面白くわかりやすい本がたくさんあるので。
薬害エイズは発症せず、治癒したのなら何よりでした。
せっかく議員になったのですから、訴訟の時には多くの国民に支えられて、必死に働き税金を納めている国民からの補償で支えられてきたのですから、
是非その時の事を忘れずに誠実な政治家として働いて下さい。
この本が出る前に確か寄付金の過小申告で問題になっていたような気もしますが…
本としては星は限りなくゼロですが、
政治家としての期待を込めて二つ星にしました。
国家議員になっていたのかと驚いたが、党をやたらと遷るので、なんの為にこの人は政治家になったのか?
と、この書を紐解いてみたが、やはり何がしたいのか、何をしようと思って政治家になったのかが見えないし、
内容も、どこかで見聞きしたり、公然の内容であったりで、厳しい事を言うなら、特に文章力が優れているわけでもなく。
タイトル負けしている感じ。
あの青年が、薬害エイズを克服して国家議員になって、プチ暴露本を出したのだという興味だけで読んだので、とりあえず、自分は他の人には薦めないかな。この手の内容の本なら他にもっと面白くわかりやすい本がたくさんあるので。
薬害エイズは発症せず、治癒したのなら何よりでした。
せっかく議員になったのですから、訴訟の時には多くの国民に支えられて、必死に働き税金を納めている国民からの補償で支えられてきたのですから、
是非その時の事を忘れずに誠実な政治家として働いて下さい。
この本が出る前に確か寄付金の過小申告で問題になっていたような気もしますが…
本としては星は限りなくゼロですが、
政治家としての期待を込めて二つ星にしました。
2009年12月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
若い目線で日本の国会内部のルールや人間模様を描こうとした努力作品として、評価したい。
書物内で、川田さんの指摘の中で様々な”少数派”(女性議員、無所属派、...etc)の問題が登場するが、
海外にも同様な問題をかかえた国は多い。
思想や国境の垣根をこえ、上手に知恵をだしあえる環境が整えばよいなと感じました。
今後の川田さんの活動範囲が更に広がっていく事を願っております。
書物内で、川田さんの指摘の中で様々な”少数派”(女性議員、無所属派、...etc)の問題が登場するが、
海外にも同様な問題をかかえた国は多い。
思想や国境の垣根をこえ、上手に知恵をだしあえる環境が整えばよいなと感じました。
今後の川田さんの活動範囲が更に広がっていく事を願っております。
2010年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
国会とは何をするところなのか。国会議院とは何をする人か?
遠い記憶のかなたに消え去ろうとしていた、昔教科書で読んだような
内容が、実例として分かりやすく書かれています。
なんとなく予想はしていたけど、やっぱりそうだのかと
思わされることもしばしば。
政治がぐんと身近に感じられました。よくも悪くも議院さんたちも
血の通った人間なんだなあと素直に思える一冊です。
国会中継を、真面目に見てみたくなりました。
遠い記憶のかなたに消え去ろうとしていた、昔教科書で読んだような
内容が、実例として分かりやすく書かれています。
なんとなく予想はしていたけど、やっぱりそうだのかと
思わされることもしばしば。
政治がぐんと身近に感じられました。よくも悪くも議院さんたちも
血の通った人間なんだなあと素直に思える一冊です。
国会中継を、真面目に見てみたくなりました。
2010年3月27日に日本でレビュー済み
無所属(当時)であるからこそ書ける内容や、こんなことを
書いても批判されないか?と思うものも大胆に公開している。
特に、政府側が世論を操作しようとしているのではないか、
(=重要な法令の審議や、政府に不利な判決が出た際などに、
急に事件が発生したり、別の事件の新たな動きが発表されたり
することなど)
という指摘には、我々一般市民も、注意をそらされたり、
だまされたりしないように、気をつけることが重要だと気付かされた。
発症すれば死、という覚悟を背負った同氏の使命感やその活動は
尊敬されるべきであると思うし、応援させてもらいたいと思う。
書いても批判されないか?と思うものも大胆に公開している。
特に、政府側が世論を操作しようとしているのではないか、
(=重要な法令の審議や、政府に不利な判決が出た際などに、
急に事件が発生したり、別の事件の新たな動きが発表されたり
することなど)
という指摘には、我々一般市民も、注意をそらされたり、
だまされたりしないように、気をつけることが重要だと気付かされた。
発症すれば死、という覚悟を背負った同氏の使命感やその活動は
尊敬されるべきであると思うし、応援させてもらいたいと思う。
2014年4月8日に日本でレビュー済み
出版元がPHPで、期待していなかったが、その通りだった。
子ども向けの国会など施設や議員の仕事についての話のような、当たり障りのない総論的内容で、母の川田悦子元代議士の秘書であったにもかかわらず、彼女と、共産党や家西悟元代議士とのイザコザについても触れられていないばかりか、議員については何故か仮名表記もあり、その辺りの泥をかぶりたくない仲良し思想が、彼を無所属立当選しながらみんなの党へ進ませたのかとも思った。
注目すべき点があるとするならば、草薙メンバーの公園裸踊りと海賊退治法案成立、パナウェーブ出現と有事法制審議期間、レッサーパンダ男通り魔事件と熊本地裁のハンセン病国賠訴訟患者勝訴、オウム幹部の逮捕と薬害エイズ訴訟での国の責任を認める和解勧告のいずれも日がかぶり、警察が国にとってのダメージあるニュースを隠そうとしている、という内容ぐらいか。
中選挙区制に賛成している点、文書通信交通滞在費や秘書の費用を増やす代わりに情報公開を徹底せよとの点には賛同するが、みんなの党は、議員数削減、歳費削減、宿舎や公用車という名の官用車・JRパスなど議員特権廃止と、本書での彼の発言とは異なるアジェンダなるものを掲げており、確認したところ、いずれも著者が党におもねる結果となっている。
これは筆者が結いの党に移る前に書いていた書評だが、その後も党は龍平より強し!の現状だろう。
子ども向けの国会など施設や議員の仕事についての話のような、当たり障りのない総論的内容で、母の川田悦子元代議士の秘書であったにもかかわらず、彼女と、共産党や家西悟元代議士とのイザコザについても触れられていないばかりか、議員については何故か仮名表記もあり、その辺りの泥をかぶりたくない仲良し思想が、彼を無所属立当選しながらみんなの党へ進ませたのかとも思った。
注目すべき点があるとするならば、草薙メンバーの公園裸踊りと海賊退治法案成立、パナウェーブ出現と有事法制審議期間、レッサーパンダ男通り魔事件と熊本地裁のハンセン病国賠訴訟患者勝訴、オウム幹部の逮捕と薬害エイズ訴訟での国の責任を認める和解勧告のいずれも日がかぶり、警察が国にとってのダメージあるニュースを隠そうとしている、という内容ぐらいか。
中選挙区制に賛成している点、文書通信交通滞在費や秘書の費用を増やす代わりに情報公開を徹底せよとの点には賛同するが、みんなの党は、議員数削減、歳費削減、宿舎や公用車という名の官用車・JRパスなど議員特権廃止と、本書での彼の発言とは異なるアジェンダなるものを掲げており、確認したところ、いずれも著者が党におもねる結果となっている。
これは筆者が結いの党に移る前に書いていた書評だが、その後も党は龍平より強し!の現状だろう。
2011年2月5日に日本でレビュー済み
国会議員は大変なのだなと思うとともに、議員が明らかに怠慢といえる一面を持つことが分かった。
この本を読んで無所属議員を応援したい気持ちになった(もちろん、その人の考え方によるが)。
所属している政党の言いなりになって個性を出すことができない議員は見習ってほしい。
この本を読んで無所属議員を応援したい気持ちになった(もちろん、その人の考え方によるが)。
所属している政党の言いなりになって個性を出すことができない議員は見習ってほしい。