中古品:
¥1 税込
配送料 ¥256 5月24日-25日にお届け(14 時間 4 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
コンディション: 中古商品: 非常に良い
コメント: ■通常24時間以内に出荷可能です。■クリーニング済み。■中古品ではございますが、良好なコンディションです。■万が一品質に不備があった場合は返金対応。■防水梱包です。■決済は、クレジットカード、コンビニ決済・ATM・ネットバンキング・Edy払いがご利用可能です。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

ブレイクスルーの科学者たち (PHP新書 659) 新書 – 2010/3/16

3.3 5つ星のうち3.3 9個の評価

不可能を可能にした科学者の独創性とは?
立ちふさがる壁を、いかに突破したのか?
本書では、現代日本のトップレベルの科学者11人を取材し、「ブレイクスルーの法則」を解き明かす。
巨額の研究費を注ぎ込んでいる欧米の研究者に比べ、日本のサイエンティスト達がおかれている環境は厳しい。
そこで、どのような工夫を積み重ね、才能を開花しているのか。
たとえば、皮膚細胞からあらゆる細胞がつくるiPS細胞で世界を驚かせた山中伸弥教授。
彼の才能は、「異分野をつなぐ力」+「人を引き寄せる力」+「チームをまとめる力」にあるという。
他にも、「皮膚は脳である」(傳田光洋)、「肝硬変、白血病の克服」(新津洋司郎)、「水素エンジンの開発」(山根公高)、
「火山のマグマを透視」(田中宏幸)など、最先端かつ異色の研究者たちの業績と思考法を紹介。
「前例にとらわれない力」「シンプルさの追究」など、ビジネスにも役立つ「問題解決のヒント」を気鋭の科学ライターが見つけだす。
続きを読む もっと少なく読む

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ PHP研究所 (2010/3/16)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/3/16
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 228ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4569776485
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4569776484
  • カスタマーレビュー:
    3.3 5つ星のうち3.3 9個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
竹内 薫
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

1960年、東京都生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。カナダ・マギル大学大学院博士課程修了。理学博士。ノンフィクションとフィクションを股にかける 科学作家。小三から小五までニューヨークの現地校に通ったせいで、帰国後、カルチャーショックに悩まされ、学業も落ちこぼれる。現在は妻子とともに裏横浜 に在住(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『思考のレッスン』(ISBN-10:4062165082)が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中3.3つ
5つのうち3.3つ
9グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2011年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
各分野の最先端を行く研究者へのインタビューを元に構成された本。
その分野の最新の知識を平易に解説するとともに、なぜその発見・解明に至ったのか
という研究者の伝記として読んでも面白いです。

筆者は物理学科で博士号を取得したサイエンスライターであり、なるべく分かりやすい
用語で書かれているものの、時折挿入される量子力学や脳科学の図などは一般読者には
やや難しく、本書を楽しむには高校レベルの物理や生物の知識は必須でしょう。

また各章の最後に、なぜブレイクスル−できたかという筆者の視点から見た解説があるのですが、
幼いときの原体験や、難解な課題に挑むチャレンジ精神など、単なるこじつけではないか?と
やや腑に落ちない部分もありました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年3月22日に日本でレビュー済み
iPS 細胞についてはいろいろなメディアでとりあげられているが,山中教授が論文をなぜネイチャーでなくセルという論文誌にのせたかなど,これまで知らなかったエピソードもとりあげられている. iPS 細胞に関しては周到な特許戦略が練られているが,新津教授の白血病の治療法に関しては特許をとらずに学会発表してしまったために世にだすことができなくなったことが紹介されている. 科学技術そのものだけでなく,こういう特許や賞 (ノーベル賞,イグ・ノーベル賞など) もこの本の重要な話題だ.
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
科学者たちは成功者だけれど、それを常人がまねることができるのかどうかが大切なところ。そこは載っていない。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年2月10日に日本でレビュー済み
この本、実はかなり含蓄ある科学社会学書である、と結論。

水素エンジン開発の推進者、東京都市大の山根教授は、燃料電池に肩入れする経産省に対して「すぐにでも実用化できる水素エンジンのほうが開発に時間もお金もかかる燃料電池より良いのでは」と問うたところ、「燃料電池は金がかかるからこそ、経済的波及効果が大きいから良いのだ」と返答されたこと。

ナルホド。こういうのって科学技術社会論ではよく出てくる話です。

量子コンピュータ研究の世界的トップランナーである東大の古澤教授が、「日本には欧米にはない利点がある」として、まず、自分の母校東大が基礎から量子力学まで全部教えてくれる世界でも類い稀な工学部を擁していること(欧米では工学は一段低く見られており、理論物理をいっしょに教えてくれるところなどないのだそう)、モノづくり大国日本には特注の機器類をきちんと製造できる会社がたくさんあること(カミオカンデで有名になった浜松ホトニクスに古澤教授もお世話になってるらしい)。

うーむ…ナルホド!思いがけず、実に奥の深い話が読めた。科学的イノベーションと「地の利」の関係を考えている自分としてはとても有益な情報でした。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年7月1日に日本でレビュー済み
理数系イコール難解イコール不要。その典型が昨年の事業仕分けだと、
筆者の竹内氏は書く。
それに対する危機感からこの本を上梓したとも書いている。

その思いは、私も同様だ。昨年のスパコン切りの場面には耳を疑った。
この人達は、日本の未来を作る気がないのだと思った。
日本の生き残る道は、科学技術にしかないのに。
一つの発見や発明が、何兆円という市場を作り出す事すらあるのに。

有名なips細胞の話も登場する。量子コンピューターやミューオンによる
火山・溶鉱炉等の透視、物理の基本定数は複素数などなど、
常識なんてぶっ壊れるような話がどんどん出てきて、ワクワクする。

日本人の手で切り開かれていく世界の凄さにも感動するし、
人類に対する貢献も誇らしい。11話を一気に読んでしまう面白さだ。

しかし、彼らの功績は、ほとんど彼らの情熱と、工夫によって成立している
ことが、悲しい。
これからの日本を支える科学者に、正当な待遇を与える事を真剣に
考えないと、未来は暗いという怖さも感じた。
そんな事にも気づかせてくれた本だ。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年4月29日に日本でレビュー済み
具体的なブレイクスルーには殆ど触れられていませんが、様々な分野でユニークな実績を残している11名の研究者のミニ伝記として面白く読めました。結局のところ、研究することが楽しいというのが実績につながっているように感じました。
研究内容の紹介については難しすぎず、できるだけ平易に記述されています。そのため私の専門分野については歯がゆく、そうでない分野についてはなるほどと感じた次第です。
いずれにしても発想を拡げて、成果を出していく過程を面白く紹介している本です、
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年3月21日に日本でレビュー済み
 十一人の科学者達が自分たちの仕事を仕上げた法則が纏められています。
 例えばips細胞の研究をしている科学者はコンピューターのプログラミングを子供の頃から詳しかったためコンピューターを駆使して因子にたどり着いています。
 コンピューターを駆使しながらチームとして動くために「人を引き寄せる力」「チームを纏める力」があったからこそ研究の成果が上がったとブレイクスルーの法則を読み解いています。
 成功を自分のためにするために、若い方に読んでほしい一冊です。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート