私はミラーザーバンの方を思い出しましたが
まずはお見事。
地球移動作戦のようなすごいアイデアではありませんが、
SFファンらしくきれいにまとめて、さすがは会長!
わざとやっているんでしょうが、
クライマックスの生きている脳には思わず苦笑してしまいます
べたSFへのトリビュートでしょうか?
伏線なしを強調していますが
アレだけ強調されると、ああ、死ぬんだなあ。
と、死亡フラッグですね。
瀬名秀明もそうですが、バーチャルへの愛情が高まると
ますます少子化が進むのでしょうね。
人の悪いSFファンでも、ついつい一気に読んでしまう
展開の素晴らしさはさすがの力量です
まだ4月ですが、今年のベストワンです
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去年はいい年になるだろう 単行本 – 2010/4/2
山本 弘
(著)
米国同時多発テロも、あの大地震も、犠牲者はゼロ!?
2001年9月11日、24世紀から「ガーディアン」と名乗るアンドロイドたちがやってきた。
圧倒的な技術力を備えた彼らは、世界中の軍事基地を瞬く間に制圧し、歴史を変えていく。
しかし彼らの目的は、人類の征服ではなく、「人を不幸から守ること」だった――。
ガーディアンのもたらした情報によって、本来の歴史で起こった自然災害、テロ、戦争、大事故などが防げるようになった一方、
未来の自分からのメッセージに翻弄され、人生が大きく変わってしまう人も多くいた……。
主人公は、45歳のSF作家。10歳年下の妻と5歳の娘とともに幸せに暮らしていたが、
事件翌日、美少女アンドロイド「カイラ211」の訪問を受け、AQ(知り合い)に選ばれたことを知る。
未来の自分からのメッセージと作品データを、カイラから受け取る主人公。それは、彼の人生に大きな波紋を起こしていく。
衝撃と感動の歴史改変小説。
2001年9月11日、24世紀から「ガーディアン」と名乗るアンドロイドたちがやってきた。
圧倒的な技術力を備えた彼らは、世界中の軍事基地を瞬く間に制圧し、歴史を変えていく。
しかし彼らの目的は、人類の征服ではなく、「人を不幸から守ること」だった――。
ガーディアンのもたらした情報によって、本来の歴史で起こった自然災害、テロ、戦争、大事故などが防げるようになった一方、
未来の自分からのメッセージに翻弄され、人生が大きく変わってしまう人も多くいた……。
主人公は、45歳のSF作家。10歳年下の妻と5歳の娘とともに幸せに暮らしていたが、
事件翌日、美少女アンドロイド「カイラ211」の訪問を受け、AQ(知り合い)に選ばれたことを知る。
未来の自分からのメッセージと作品データを、カイラから受け取る主人公。それは、彼の人生に大きな波紋を起こしていく。
衝撃と感動の歴史改変小説。
- 本の長さ429ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2010/4/2
- ISBN-104569776639
- ISBN-13978-4569776637
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登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2010/4/2)
- 発売日 : 2010/4/2
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 429ページ
- ISBN-10 : 4569776639
- ISBN-13 : 978-4569776637
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,135,464位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイムパラドックスものは大好きですが、この本も楽しめました。
著者自身が主人公というのもいいですね。
著者自身が主人公というのもいいですね。
2022年10月3日に日本でレビュー済み
●SF作家の山本弘氏本人が主人公。K川書店とか作家の小松氏、筒井氏あるいは「神は沈黙せず」を
想起させるような作品など、ファン既知の情報を背景に設定している。
著者の作品は難しい用語も衒学的な匂いもせず、変に文芸作品ぶった描写もない。非常に読みやす
く好感が持てる。ネタも初めて知ったガジェットというより、若干アレンジし新しい視点で構築して
いる。
本書は一応タイムトラベルものの一種だが、コメディタッチを織り交ぜながらパラレルワールドの
ややこしさを描いている。そのややこしさが、そのままタイトルとして用いている点がユーモラスで
ある。
著者は33ページにヘンリー・カットナーの言葉を引用しています。「・・・精神錯乱的~~こそ作
家を先に進ませるモチベーションなのだ」と。最近、新しい作品が見えなく淋しい想いです。
想起させるような作品など、ファン既知の情報を背景に設定している。
著者の作品は難しい用語も衒学的な匂いもせず、変に文芸作品ぶった描写もない。非常に読みやす
く好感が持てる。ネタも初めて知ったガジェットというより、若干アレンジし新しい視点で構築して
いる。
本書は一応タイムトラベルものの一種だが、コメディタッチを織り交ぜながらパラレルワールドの
ややこしさを描いている。そのややこしさが、そのままタイトルとして用いている点がユーモラスで
ある。
著者は33ページにヘンリー・カットナーの言葉を引用しています。「・・・精神錯乱的~~こそ作
家を先に進ませるモチベーションなのだ」と。最近、新しい作品が見えなく淋しい想いです。
2013年10月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルからしてどんな内容かと思って読みましたが、まさしくタイトル通りの内容でSF好きの私としては5★です。
2013年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
妻子あるおっさんのもとに、美少女アンドロイドがやってくる話です。
展開は、SFファンからすればありがちな印象ですが、それを補ってあまりあるSF小ネタの連続が楽しいです。
逆にいえば、SF初心者からすれば謎のネタがちりばめられていることになり、読む邪魔をするかもしれません。ただ、SFファンにしたら先の読めるストーリーも、初心者ならセンス・オブ・ワンダーを感じるでしょうし、無数の小ネタにしても、ネットで調べることでSFへの入り口になります。(むしろ山本さんがこの話を書いた狙いのひとつに、SFファンを広げたいという思惑もあるんじゃないかとすら思いました。邪推?)
また、ゆとり世代の私としては、「妻子持ちのおっさんの回顧録」という体裁を前にして、「人生経験がないと、この小説の本当の良さは分からないんじゃないかなぁ」と思いながら読み進めていました。しかし! エピローグで、若者もバッチリ感情移入して考えさせられるような一工夫がされていました。親切ですね〜。
もしかすると、対象が広すぎるがゆえに読後感がスッキリしない方もいるかもしれませんが…。
老若男女に勧められる、完成度の高いSF小説だと思います!
展開は、SFファンからすればありがちな印象ですが、それを補ってあまりあるSF小ネタの連続が楽しいです。
逆にいえば、SF初心者からすれば謎のネタがちりばめられていることになり、読む邪魔をするかもしれません。ただ、SFファンにしたら先の読めるストーリーも、初心者ならセンス・オブ・ワンダーを感じるでしょうし、無数の小ネタにしても、ネットで調べることでSFへの入り口になります。(むしろ山本さんがこの話を書いた狙いのひとつに、SFファンを広げたいという思惑もあるんじゃないかとすら思いました。邪推?)
また、ゆとり世代の私としては、「妻子持ちのおっさんの回顧録」という体裁を前にして、「人生経験がないと、この小説の本当の良さは分からないんじゃないかなぁ」と思いながら読み進めていました。しかし! エピローグで、若者もバッチリ感情移入して考えさせられるような一工夫がされていました。親切ですね〜。
もしかすると、対象が広すぎるがゆえに読後感がスッキリしない方もいるかもしれませんが…。
老若男女に勧められる、完成度の高いSF小説だと思います!
2010年6月21日に日本でレビュー済み
アンチ「アイの物語」ともいえる内容!?
歴史改変SFに著者自身の歴史を組み合わせたといった内容
ラスト近くに、無制限にパラレルワールドが増していく可能性を示唆する場面があった
このシーンを読んだ時は背筋がゾクゾクした
それを容認するアンドロイド達の感性に恐怖を感じた
未来の人間社会から生み出されたアンドロイド達
それ故、アンドロイドと現代の人間とは相通じるところもある
むしろ、アンドロイド側が合わせようと努めている
しかし、この場面では根源的なところで互いが異質であることがイッキに噴出した
怖かった
偽善でも、誰かの手助けになるなら、それはそれで良いことだと思っていた
一万人救う為に数名の犠牲がでることは仕方ないとも思っていた
しかし、一兆人を救う為に9千億人を犠牲にすることはどうなのか?
理屈の上では、良いことなのだろうが・・・
ラストシーンは幸せな場面で終わる
しかし、物語自体は必ずしもハッピーエンドでは無かった
後、このラストシーンは完全に著者の趣味では!?と思ってしまった
歴史改変SFに著者自身の歴史を組み合わせたといった内容
ラスト近くに、無制限にパラレルワールドが増していく可能性を示唆する場面があった
このシーンを読んだ時は背筋がゾクゾクした
それを容認するアンドロイド達の感性に恐怖を感じた
未来の人間社会から生み出されたアンドロイド達
それ故、アンドロイドと現代の人間とは相通じるところもある
むしろ、アンドロイド側が合わせようと努めている
しかし、この場面では根源的なところで互いが異質であることがイッキに噴出した
怖かった
偽善でも、誰かの手助けになるなら、それはそれで良いことだと思っていた
一万人救う為に数名の犠牲がでることは仕方ないとも思っていた
しかし、一兆人を救う為に9千億人を犠牲にすることはどうなのか?
理屈の上では、良いことなのだろうが・・・
ラストシーンは幸せな場面で終わる
しかし、物語自体は必ずしもハッピーエンドでは無かった
後、このラストシーンは完全に著者の趣味では!?と思ってしまった
2014年10月31日に日本でレビュー済み
骨子は面白いのですが、個人の手垢、内輪ネタが多くて読むのに疲れました。
フィクション色がもっと強く、細かいエピソードが少ない、
さっぱりした構成になっていたとしたらもっと楽しく読めたと思います。
フィクション色がもっと強く、細かいエピソードが少ない、
さっぱりした構成になっていたとしたらもっと楽しく読めたと思います。
2010年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これまでの山本氏の活動活躍を知っているファンなので、自伝的要素もすんなりと入ってきたし、SF的な要素も、わかりやすくて大変面白かったと思いました。