官僚は自己保身の為だけに生きている。自己の利益には
超敏感で、頭脳が極めて高度に働くが、肝心なこと
すなわち日本を良くする事には、関心は極めて薄い。
国を良くしようなどと言う、志はあまり高くはないと
いえよう。それよりも出世や定年後を考える。
そんなエリートも出世レースでは多くは挫折し
人生初の屈辱を50才ころに迎える。そうした先は
せめても、天下りを用意して、渡りを繰り返し
楽ができるような仕組み、パイプを考えておく。
古賀氏の言う「互助会」みたいなもの、笑った。
偏差値的能力は極めて高いのに、志がないか低いから
誠に残念である。しかし、ガリベン東大君たちは、
自己保身には猛烈に脳みそがフル回転する生き物で
あり、宿命である。要は、一段と高い所に登りたい
だけの人種であるので、もともと、国を良くしよう
などという志をもった人は、いないとは言わないが
レアであるか、この古賀氏のように異端扱いされる。
要は、自己保身、セルフィッシュ軍団の巣窟なので
せっかく自分たちの利益を守っているのに、それを
邪魔する人は、絶対に許さん・・というわけでの
古賀氏の処遇なのだろう。
所詮、国を思う気持より、自分たちが楽をできる、
定年後も保証されている人生を歩むために、税金を
無駄に使って天下り先を創ってきた。
官僚たちは、恥を知れ、そして、これ以上
日本国を債務超過国家に落とすのは止めてほしい
と叫んだところで、既に遅しかも。
「官僚は人間のクズである」とは、明治の実業家
松永安左衛門が言った言葉だが、実にそう思う。
この本を読んで、再確認した次第。
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官僚の責任 (PHP新書 745) 新書 – 2011/7/16
古賀 茂明
(著)
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志をもって入省したはずの有能な官僚が、なぜバカになるのか?政官界から恐れられた改革派の急先鋒が、霞が関の隠された生態を暴く。
- ISBN-104569798055
- ISBN-13978-4569798059
- 出版社PHP研究所
- 発売日2011/7/16
- 言語日本語
- 本の長さ224ページ
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商品の説明
著者について
元国家公務員制度改革推進本部事務局審議官
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2011/7/16)
- 発売日 : 2011/7/16
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4569798055
- ISBN-13 : 978-4569798059
- Amazon 売れ筋ランキング: - 561,911位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,422位PHP新書
- - 93,466位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2012年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古賀さんの講演会に行ってきましたが、
とつとつと語るのですが、その言葉の中に、
なにか自分の信念を持っている力強さを感じました。
その講演会に行くため、あらかじめ読んでおいたのが、
「日本中枢の崩壊」でしたが、その本をコンパクトにまとめたのが、
本書になると思ってもらってもいいでしょう。
内容は、講演会ともほぼ一致していました。
大震災後に露天した日本の姿を振り返ると、
リーダーシップを発揮できない総理、
グランドデザインを示せない内閣、
権益拡大に勤しむ官僚といった形で、
古賀さんの言う「最悪のシナリオ」を描いていきます。
東電の在り方を巡っても、被災者保護と体質改善どころか、
ステイクホルダーの保護を優先し、料金値上げを優先する姿。
また一方、成長分野(農業、医療、再生エネルギー、環境)では、
既得権グループが足をひっぱり、目をつぶしていく日本の姿。
政治においては、改革もなく、公務員の改革もなく、
やみくもに進もうとする増税論。
そして自浄能力のない官僚を変えるのは政治家なのですが、
自民党はすでに官僚と癒着し、守旧派しかいない状態。
期待された民主党は力不足で、官僚の言いなりになってしまう始末。
こうなると最後は、国民の強い意志によって、
「NO」を付きつけるしかないと提言をします。
この本を読んで、ひとりでも多くの方が、
ほんとうに待ったなしの財政悪化を意識し、
国の変革について、真剣に考えるきっかけになればいいと感じます。
とつとつと語るのですが、その言葉の中に、
なにか自分の信念を持っている力強さを感じました。
その講演会に行くため、あらかじめ読んでおいたのが、
「日本中枢の崩壊」でしたが、その本をコンパクトにまとめたのが、
本書になると思ってもらってもいいでしょう。
内容は、講演会ともほぼ一致していました。
大震災後に露天した日本の姿を振り返ると、
リーダーシップを発揮できない総理、
グランドデザインを示せない内閣、
権益拡大に勤しむ官僚といった形で、
古賀さんの言う「最悪のシナリオ」を描いていきます。
東電の在り方を巡っても、被災者保護と体質改善どころか、
ステイクホルダーの保護を優先し、料金値上げを優先する姿。
また一方、成長分野(農業、医療、再生エネルギー、環境)では、
既得権グループが足をひっぱり、目をつぶしていく日本の姿。
政治においては、改革もなく、公務員の改革もなく、
やみくもに進もうとする増税論。
そして自浄能力のない官僚を変えるのは政治家なのですが、
自民党はすでに官僚と癒着し、守旧派しかいない状態。
期待された民主党は力不足で、官僚の言いなりになってしまう始末。
こうなると最後は、国民の強い意志によって、
「NO」を付きつけるしかないと提言をします。
この本を読んで、ひとりでも多くの方が、
ほんとうに待ったなしの財政悪化を意識し、
国の変革について、真剣に考えるきっかけになればいいと感じます。
2018年12月6日に日本でレビュー済み
あとがきで古賀さんが書かれているように、本書は退職直前に書き終えています。
そんな訳で、前著に比して、また新書であることからか、吹っ切れて想いをそのままテキストに落とし込んでいるように思いました。
本書の要旨は極めて単純明快です。
公務員は誰のために働くか?です。
本書では霞が関の官僚を取り上げますが、基本的には地方公務員を含むすべての公務員への問いかけでしょう。
安倍政権時代から関与した公務員改革、そして3.11以降に表面化した省益と企業益のための公務員の行動規範の低さをご自身の経産省(通産省)キャリア経験から率直に書かれているように感じます。いわゆる脱藩官僚として現在は大阪市の特別顧問としてその才能を発揮していることからも古賀さんの心意気が感じられます。
さて備忘録的メモ
優秀であるはずの官僚がなぜ堕落していくのか
何が彼らを省益に走らせるのか
郵政省と通産省がドブに捨てた2700億円(NTT売却益をベンチャー支援、10億円戻っただけ)
自分達で自分を査定するシステム人事院(弱い立場の公務員?スト権、協約締結権がないから?)
人事院には直接の所轄業界がないが、幹部の天下り先はある(谷総裁の会議ボイコットの裏にある事実、査定権限を内閣人事局に移そうとした折)
官僚がある程度権限を持てるようになるまで(課長補佐)20年近くかかる、その為、人のためになる仕事から出世するための仕事に変貌。国民を見ずに、上司ばかり見て仕事。
民間に対しては若いうちから威張っていても、上役にはからきし弱い。
天下りポストを作る(予算を取り民間に配る)のが業績(民間の営業成績)
国民の生活より公務員の生活重視(数万人の公務員が不要、さらに無駄な事業の廃止)
公務員改革制度は省益公務員から国民公務員へのシステム変更
公務員の身分保障の廃止と実力主義の採用(民間で当たり前) 2009年から能力、実績評価がやっと始まった。
潜在能力の高い若手に仕事の醍醐味を。
イカ型システム;大臣、副大臣、政務官の小ピラミッドの下に次官を頂点とする大ピラミッド
省に所属の公務員(採用時から一生殆どが同じ省に所属)から本来の国家公務員へ
ちょっと可哀そうな人は救わない、守られすぎの人を守らない(公務員そのもの、農業、代々医者の開業医、働ける高齢者)
本当に守られるべき人のためのシステムへ。
ハローワークも民間対応の方が効率的
超過年金給付者は相続財から返済
中小企業の頑張りを阻害するような良いものを安くの思想(某自動車企業の横暴)
人口減少時代で国内需要も減少、今ある金融資産を海外展開する日本企業の株式に変えるのも意味ある
海外企業、観光旅行者の積極的呼び込み(法人税免除等)
英語の出来ない日本人英語教師はクビに
国家の意志としてエネルギー政策、再生可能エネルギーへの転換も一気に進む
原発の可否を国民投票で
そんな訳で、前著に比して、また新書であることからか、吹っ切れて想いをそのままテキストに落とし込んでいるように思いました。
本書の要旨は極めて単純明快です。
公務員は誰のために働くか?です。
本書では霞が関の官僚を取り上げますが、基本的には地方公務員を含むすべての公務員への問いかけでしょう。
安倍政権時代から関与した公務員改革、そして3.11以降に表面化した省益と企業益のための公務員の行動規範の低さをご自身の経産省(通産省)キャリア経験から率直に書かれているように感じます。いわゆる脱藩官僚として現在は大阪市の特別顧問としてその才能を発揮していることからも古賀さんの心意気が感じられます。
さて備忘録的メモ
優秀であるはずの官僚がなぜ堕落していくのか
何が彼らを省益に走らせるのか
郵政省と通産省がドブに捨てた2700億円(NTT売却益をベンチャー支援、10億円戻っただけ)
自分達で自分を査定するシステム人事院(弱い立場の公務員?スト権、協約締結権がないから?)
人事院には直接の所轄業界がないが、幹部の天下り先はある(谷総裁の会議ボイコットの裏にある事実、査定権限を内閣人事局に移そうとした折)
官僚がある程度権限を持てるようになるまで(課長補佐)20年近くかかる、その為、人のためになる仕事から出世するための仕事に変貌。国民を見ずに、上司ばかり見て仕事。
民間に対しては若いうちから威張っていても、上役にはからきし弱い。
天下りポストを作る(予算を取り民間に配る)のが業績(民間の営業成績)
国民の生活より公務員の生活重視(数万人の公務員が不要、さらに無駄な事業の廃止)
公務員改革制度は省益公務員から国民公務員へのシステム変更
公務員の身分保障の廃止と実力主義の採用(民間で当たり前) 2009年から能力、実績評価がやっと始まった。
潜在能力の高い若手に仕事の醍醐味を。
イカ型システム;大臣、副大臣、政務官の小ピラミッドの下に次官を頂点とする大ピラミッド
省に所属の公務員(採用時から一生殆どが同じ省に所属)から本来の国家公務員へ
ちょっと可哀そうな人は救わない、守られすぎの人を守らない(公務員そのもの、農業、代々医者の開業医、働ける高齢者)
本当に守られるべき人のためのシステムへ。
ハローワークも民間対応の方が効率的
超過年金給付者は相続財から返済
中小企業の頑張りを阻害するような良いものを安くの思想(某自動車企業の横暴)
人口減少時代で国内需要も減少、今ある金融資産を海外展開する日本企業の株式に変えるのも意味ある
海外企業、観光旅行者の積極的呼び込み(法人税免除等)
英語の出来ない日本人英語教師はクビに
国家の意志としてエネルギー政策、再生可能エネルギーへの転換も一気に進む
原発の可否を国民投票で
2014年8月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文章が拙い印象がどうしても拭えない。東大卒のキャリア官僚の文章力はこの程度なのか?
冒頭の震災に関わる箇所で特に感じたが、文章が感情的で力が入りすぎており、怒りを込めて政府と官僚の不出来を批判しているのだが、この感情的要素のため、かえって論旨には素直に賛同しがたい印象を得た。それももちろん(よくある)一つの見方ではあり、あなたが怒っているのはよく分かるが、必ずしもあなたの見方が正しいとはいえないんじゃないの?という感じである。個人的な好みかも知れないが、もう少し問題から距離を置いて冷静な筆致で批判を加えて欲しいものである。
「誤解を恐れずにいえば、私自身は、天下りというシステムは必ずしも否定されるものではないと考えている。
〜
では、なぜ私は天下りを必ずしも悪ではないと考えているのか。〜それが国民のためになれば決して悪いことではない。
ところが、現実にはそうなっていない。だから天下りは悪であり、禁止されなければならない。」
この箇所など、前の文と後の文が矛盾している。天下りに部分的に価値を認めると言ったかと思えば、「悪であり禁止されなければならない」と断定する。編集者の腕の問題かもしれないが、やはり文章が拙いと感じた次第である。
全体を通して読むと、我々が日頃ぼんやり感じている官僚制度の問題を内部から分析してあり、一読の価値はある。また後半の提言はそれなりに興味深い。産業再生機構のエピソードは興味を引いた。出身者の文章も読んだことがあるが、この組織が上手くいったのなら他にもうまく応用できるのでは?という気がする。要は人事システムがミソである、ということもよく分かったが、筆者が薦めるような改革は難しいであろう、ということも分かった。
冒頭の震災に関わる箇所で特に感じたが、文章が感情的で力が入りすぎており、怒りを込めて政府と官僚の不出来を批判しているのだが、この感情的要素のため、かえって論旨には素直に賛同しがたい印象を得た。それももちろん(よくある)一つの見方ではあり、あなたが怒っているのはよく分かるが、必ずしもあなたの見方が正しいとはいえないんじゃないの?という感じである。個人的な好みかも知れないが、もう少し問題から距離を置いて冷静な筆致で批判を加えて欲しいものである。
「誤解を恐れずにいえば、私自身は、天下りというシステムは必ずしも否定されるものではないと考えている。
〜
では、なぜ私は天下りを必ずしも悪ではないと考えているのか。〜それが国民のためになれば決して悪いことではない。
ところが、現実にはそうなっていない。だから天下りは悪であり、禁止されなければならない。」
この箇所など、前の文と後の文が矛盾している。天下りに部分的に価値を認めると言ったかと思えば、「悪であり禁止されなければならない」と断定する。編集者の腕の問題かもしれないが、やはり文章が拙いと感じた次第である。
全体を通して読むと、我々が日頃ぼんやり感じている官僚制度の問題を内部から分析してあり、一読の価値はある。また後半の提言はそれなりに興味深い。産業再生機構のエピソードは興味を引いた。出身者の文章も読んだことがあるが、この組織が上手くいったのなら他にもうまく応用できるのでは?という気がする。要は人事システムがミソである、ということもよく分かったが、筆者が薦めるような改革は難しいであろう、ということも分かった。
2011年9月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「改革派官僚」として知られる経済産業省の官僚が書く
(経済産業省大臣官房付という閑職に追いやられ、辞職予定)
官僚の世界の暴露と、官僚制度をどのように改革したらよいかを提言したものです。
構造上の問題点がわかりやすくまとまっており、
素人でも比較的簡単に読める内容になっています。
分野が違っても自分や自分の周囲の組織が官僚化していないか、
自省することもできるかと思います。
歯に衣着せぬ物言いで、門外漢の自分が読んでいても
ハラハラしてしまう内容ですが、
さもありなんという挿話・意見が沢山あり、
良くぞ言ってくれたという感じがします。
経済産業省→東電という天下りが存在し、
利権集団を構成している以上は電力政策が
健全に行われるとは当然思えません。
元々は有能でやる気にあふれる官僚が、
国益ではなく省益を考えるようになってしまう構造を指摘、
省益ではなく国益を考えるように変革するには
どうしたらよいかの提言が素晴らしいと思います。
TPPと日本の農業に関する意見に関しては考察が足りない印象が免れず、
時折軽く感じる意見が散見されるため☆四つにしましたが、
是非、一人でも多くの方に読んでいただきたい本だと思います。
(経済産業省大臣官房付という閑職に追いやられ、辞職予定)
官僚の世界の暴露と、官僚制度をどのように改革したらよいかを提言したものです。
構造上の問題点がわかりやすくまとまっており、
素人でも比較的簡単に読める内容になっています。
分野が違っても自分や自分の周囲の組織が官僚化していないか、
自省することもできるかと思います。
歯に衣着せぬ物言いで、門外漢の自分が読んでいても
ハラハラしてしまう内容ですが、
さもありなんという挿話・意見が沢山あり、
良くぞ言ってくれたという感じがします。
経済産業省→東電という天下りが存在し、
利権集団を構成している以上は電力政策が
健全に行われるとは当然思えません。
元々は有能でやる気にあふれる官僚が、
国益ではなく省益を考えるようになってしまう構造を指摘、
省益ではなく国益を考えるように変革するには
どうしたらよいかの提言が素晴らしいと思います。
TPPと日本の農業に関する意見に関しては考察が足りない印象が免れず、
時折軽く感じる意見が散見されるため☆四つにしましたが、
是非、一人でも多くの方に読んでいただきたい本だと思います。
2013年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトル的には難しい委員会や、外郭団体の話など出てきそうだが、じつは、中身は
素人にわかりやすい内容で、すらすら読め、大変参考になる。
庶民の気が付かない政府のだまし、などが書いてあり、国民ひとりひとりが必読の書と、思うので
内容100点というところか。
素人にわかりやすい内容で、すらすら読め、大変参考になる。
庶民の気が付かない政府のだまし、などが書いてあり、国民ひとりひとりが必読の書と、思うので
内容100点というところか。