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乙女の絵画案内 「かわいい」を見つけると名画がもっとわかる (PHP新書) 新書 – 2014/3/14

4.4 5つ星のうち4.4 34個の評価

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女性アイドルによる、女性アイコンを巡る、魅惑的な旅の書。(作家 村上 龍)


人気アイドルグループ「スマイレージ」のリーダーが、ひそかに話題となっている独特な絵画の見方について、本書ではじめて本格的に語ります。

ボッティチェリが描いた女神、ベラスケスが愛した王女、フェルメールによる謎めいた女性、印象派の画家たちが表現したパリの乙女たち……おなじみの名画も、そこに描かれた「乙女」に注目すると見方が変わってきます。

【本書で取り上げる20の名画】
マネ《鉄道》/ ベラスケス《ラス・メニーナス》/ ドガ《ダンス教室》/ カサット《青いひじかけ椅子に座る少女》/ ボッティチェリ《春(プリマヴェーラ)》/《麻布著色吉祥天像》/ ルブラン《バラをもつマリー・アントワネット》/ フラゴナール《ぶらんこ》/ レンブラント《夜警》/ フェルメール《手紙を書く女》/ アングル《泉》/ クリムト《接吻》/ ミュシャ《四芸術》/ スーラ《グランド・ジャット島の日曜日の午後》/ モネ《舟遊び》/ ルノワール《陽光のなかの裸婦》/ モリゾ《ソファーに座る二人の姉妹》/ 菱川師宣《見返り美人図》/ 黒田清輝《湖畔》/ 小林かいち《二号街の女》

すべてに女性が描かれています。その姿やしぐさ、色や筆づかい、構図……そうしたものを、まずはむずかしく考えずに「かわいい」という素直な視点で観ると、絵画は別の顔を見せるのです。

すると、好奇心はどんどん広がっていきます。敬遠しがちな美術史もいつのまにか身についていき、ますます絵画を観る視点が深まっていきます。

「絵に興味はあるけれど、どのように観ればいいかわからない」「美術史なんて堅苦しい」――そう思っている人にこそぜひ読んでほしい。絵を前にして想像力がたくましくなり、キャンバスから物語がどんどん浮かんでくる、すてきな体験ができるはずです。

「マネは私に、一生の宝物をプレゼントしてくれました」
ふとしたきっかけで美術館を訪れたことで、人生が変わった、と語る彼女の、若いからこそ素直で優しい名画へのまなざしにぜひふれてほしい。

もしかしたら、あなたも美術館で人生が変わるかもしれません。


2010年4月、東京・丸の内の三菱一号館美術館の開館記念展『マネとモダン・パリ』が開かれたときのこと。1人の少女がウェブの記事に「私が絵画に興味をもつきっかけとなった人、それがマネです! 」と率直に書いてくれました。それが、私が和田彩花さんを知ることになったきっかけです。
その後、彼女は美術史を学び、今回素晴らしい本を上梓しました。優しく自然な感性と柔軟で闊達な思考。柔らかな語り口の文章を、ときにクレヴァーで鋭い目配りが引き立てています。
美術との付き合い方はいろいろあるけれど、こんなふうに自分自身が愉しみながら伸びやかに話してくれる人がいると、それだけでとても嬉しくなってしまいます。(三菱一号館美術館館長 高橋明也)

出版社より

和田彩香
9784569817996  乙女の絵画案内 「かわいい」を見つけると名画がもっとわかる (PHP新書) 和田 彩花
9784569817996  乙女の絵画案内 「かわいい」を見つけると名画がもっとわかる (PHP新書) 和田 彩花
9784569817996  乙女の絵画案内 「かわいい」を見つけると名画がもっとわかる (PHP新書) 和田 彩花
9784569817996  乙女の絵画案内 「かわいい」を見つけると名画がもっとわかる (PHP新書) 和田 彩花

商品の説明

出版社からのコメント

はじめに

第1章 可憐な少女
マネ“鉄道"
ベラスケス“ラス・メニーナス"
ドガ“ダンス教室"

第2章 美しい貴婦人
ボッティチェリ“春(プリマヴェーラ)"
“麻布著色吉祥天像"
ルブラン“バラをもつマリー・アントワネット"

第3章 シンボルとしての乙女
レンブラント“夜警"
フェルメール“手紙を書く女"
アングル“泉"

第4章 乙女の日常
スーラ“グランド・ジャット島の日曜日の午後"
モネ“舟遊び"
ルノワール“陽光のなかの裸婦"

第5章 やまとなでしこの魅力
菱川師宣“見返り美人図"
黒田清輝“湖畔"
小林かいち“二号街の女"

おわりに

著者について

1994年群馬県生まれ。アイドルグループ「S/mileage」(スマイレージ)のリーダー。2004年「ハロプロエッグ オーディション2004」に合格し、ハロプロエッグのメンバーに。2010年『夢見る15歳』でメジャーデビュー。同年に「第52回 輝く! 日本レコード大賞」最優秀新人賞を受賞する。「SATOYAMA movement」より誕生した鞘師里保(モーニング娘。)との音楽ユニット「ピーベリー」としても活動。テレビ、雑誌、舞台、ライブなど多方面で活躍中。共同通信にて美術館を巡る「アート・マイレージ」を連載するなど、絵画への関心が高く、大学で美術史を専門に学んでいる。最近では日本の仏像・絵画に関しても積極的に発言している。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ PHP研究所 (2014/3/14)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2014/3/14
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 222ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4569817998
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4569817996
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.8 x 1.4 x 17.3 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 34個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
34グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
スマイレージのリーダー和田彩花(あやちょ)がPHPのWebサイト「PHP Biz Online 衆知」で連載していた、「和田彩花の『乙女の絵画案
内』」が書籍化。Web連載全10回分のほか、書き下ろし10篇、計20篇を収録してあり、なかなか読みでがある。カラー写真もふんだんに
使用されており、新書としては豪華な造りの一冊である。

工藤静香、ハロプロの先輩飯田圭織(カオリン)など、美術に興味を持つアイドルは以前から存在していたが、カオリンたちの場合は絵を
描く方向へ行っていた。あやちょのように美術批評の方向へ行ったアイドルは多分他にはいないのではなかろうか。とは言え、あやちょは
プロの批評家ではない。あくまでも美術好きの19歳の女の子として、素朴で率直な目線から古今東西の名画、それも女性を主人公にした
名画について綴っている。アイドルの立場からのユニークな切り口が興味を引く。例えば、ミュシャの『四芸術』についてはこんな感想を述べ
ている。

「『四芸術』は「音楽」「絵画」「詩」「ダンス」の四枚の絵によって構成されています。最初はそれぞれの絵が、スマイレージとしての活動にも
共通していることに惹かれました。でも、タイトルを知らなかったら、ぱっと見ただけではそれぞれの内容はわからなかったと思うんです。「音
楽」や「ダンス」というタイトルと絵を結びつけて初めて、なるほど、と理解できる。「詩を考えてるところなのかな」とか、「音楽に耳を澄ませて
いるのかな」とか考えながら絵を観る感じです。」    (142〜143ページ)

また、フランスの点描画家ジョルジュ・スーラのくだりでは、「スーラは三十一歳という若さで生涯を終えます。死因ははっきりしていないようで
すが(151ページ)」と書いているが、僕はうかつながらこの事を知らなかった。後で調べてみて分かったが、スーラは極端な秘密主義者で、
私生活は無論自分の病気のことまで徹底して隠す人だったという。あやちょはよく勉強してるな、と感心した。

巻末にはあやちょ自筆のあとがき付き。この本のプロデュースを担当したのは『TOKYO No.1 カワイイラジオ』でもお馴染みの櫻井孝昌氏
で、アイドルについてよく理解している人なので安心だ。ポップカルチャーの研究家として知られているが、古典美術への造詣も深いようで
あやちょもかなりサポートしてもらったようだ。なかなかユニークな企画で面白かった。
53人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
絵画好きになるには普通の入口だったと思う和田彩花さん。そうやって好きになる人は多いでしょう、とは思いますが、自分が好きでいるのと、それを和田さんの様に人に説明出来る様になるのは雲泥の差があります。まさに、若さのパワーかも♪と思わす彼女の偉大な絵画好きの歩みです。これからどんな遍歴を辿るか、また彼女の独自のベクトルから発掘した美術の存在を私たちに見せてくれるのはいつか、何か、楽しみです。

メアリー・カサットの絵に彼女が投げ掛ける視点は新鮮。美術好きの中にも、男性目線だけから語られる美術史を仕方なく呑まされて、苦しさを感じていた人もきっと多いはずです。美術界も人間の集まりなので、アートが見せる開放や疑問にフタをして、ある勢力が心地いい事を価値観にしている向きは多分にあります。

その様な不健全な美術界に、ニュートラルな位置から風穴を開けるきっかけに和田さんはなるかも知れません。日本の美術界に対するジャンヌ・ダルクの様に。

和田さんは未だフランスに行って実物と、それを生んだ空気を味わってはいません。けれど、私の好きなアンリ・ルソーがパリを出ない人でありながら、又は市井の人だからこそ絵で夢を実現させましたが、そのルソーと今の和田さんが私にはだぶって見えます。行ける事を夢見ている時間がどれ程美しいものか、行った人の目は曇る事が多いだけに(笑)。

この本に紹介される画家の多くも、日本の影響を強く受けています。浮世絵や日本ブームが起こった19世紀後半。憧れてどんなに真似をしても日本の2.2次元くらいの平板でも、真髄を捕らえている浮世絵の極意にもそのキッチュにも、西洋の有名な画家たちは終には届きませんでした。陰影を排する事が出来なかったし、写実性を捨てる事が出来ませんでした。

今、日本のアニメやアイドル、又はキャラクターが正に同じジャポニズムにあると感じます。なぜか外国は、その多様性にも柔らか頭にも着いて来れない。その文化を担う一人である和田さんの話に、本来ならもっと私たち日本人が刮目してもいい様に思います。和田さんの次作が出た時に、それが叶う事を夢見たいです。

その時、ジャポニズムがかつて世界を駆け巡って「これは流行でなく、熱狂であり、狂気である」と西洋人を驚かせた様に、彼女がそんな第二段ジャポニズムの中心にいるかも分かりませんね。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の瑞々しい感性の発露に感心した。マネ論は素直で感じたままを書いていて好感がもてる。しかし、バタイユやフーコーの『マネ論』を読んでほしいと実感した。目に見えないものへの関心が高まり、思想としても美術が楽しめることを知るはずである。今後の活躍を楽しみにしたい。同世代の若者に読んでほしいお勧めの一冊である。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
平易な文章で読みやすかったです。

彼女ならではの「かわいい」という視点で、様々な絵画案内をしてくれています。
有名な絵画についても「そういう捕らえ方もあるのだなあ」と思いました。また、まったく知らない画家さんのこともあり(この本にとっては欠かせない画家でしょう)、勉強になりました。

他の方も書かれていましたが、やはり新書ゆえに取り上げている絵画が小さいのが惜しいです。あとその隣ページにある画家の略歴(のようなもの)も少々読みづらかったです。本書全体のイメージの色の統一感があってよかったですが…。

「美術史」の本として読むと、ちょっとがっかりするかも。

(この本の目的でもあるのかな)自分のような超初心者には、向いている本だと思います。

彼女がアイドルグループの一員だとは知りませんでした。
アイドルとしての活躍と共に、今度は、もうちょっと踏み込んだ(テーマを絞った)本を読んでみたいと願っています。
24人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
美術の世界は、まったく知識のない初心者にとっては
とてもハードルが高く感じるものだと思う。

少し興味を持って、いわゆる「易しい」と言われる解説本を手に取っても
やはり小難しいことが書いてあって「ああ、やはり自分には無理な世界なんだ」と
諦めてしまうことが多いように思う。

しかし、この本はアイドル兼女子大生という特殊な立場の著者が
自分の言葉で、優しく、そして情熱をもってお話をしてくれる雰囲気で、
初心者でもとても理解しやすく、
その上で絵画の見方や、有名画家や絵画の基礎知識が身に付く内容になっている。

いつも高く感じていた美術の階段の
最初の一段を作ってもらった気分である。

どうしてもマイナーになりがちな美術の世界に
新規ファンを引き寄せる、呼び水にとなりうる本だ。
73人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
嘘や取り繕われた事が書かれていない。
率直に思ったことを繊細に、誠実に原稿に写し取った印象。

証拠は、黒田の湖畔を冷静に分析し評価していること。

現代の、骨董化、歴史遺産化、投機対象化している、がんじがらめの藝術観とは全く無関係に、ただそこにある瑞々しい作品に向き合うため、
爽やかで軽やかでありがら、知らず知らず、必要な知識、絵画の見方の姿勢を与えてくれる書。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
平易な語り口調で画家について、そして作品の歴史的背景を語り
著者が作品から受けたイマジネーションや想いを綴った内容となっています。

私のような絵画知識の無い入門者の入り口として非常に読み易く、良い本だと感じました。

惜しむらくは新書サイズゆえ、やや絵の写真が小さくなってしまっていることですが
ネットが発達している今日、検索をかければ画像で見れますし関連作品までも見ることが出来るので問題はないと思います。
それに興味を惹かれた画家、作品があれば展覧会に足を運ぶのも良いでしょう。

実際、私はアールヌーヴォー?ミュシャ?なんだそれ?という状態でしたが本書を読んで展示会に足を運び作品を見たくなりました。

新たな出会い、きっかけになるかも知れない。そんな本です。
56人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年10月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正直なところ、読むまでは「アイドルの絵画レビューって...」と斜に構えてあまり期待していませんでした。
でも他の方が高評価されているのが気になったので目を通してみました。

いざ開いてみれば、読みやすいこと読みやすいこと。一つの絵画作品につき4~6ページ程なのでサクサクと読み進めることができます。
和田彩花さんは学校で美術を専攻されているらしく、それに伴って各絵画の作者や時代、手法についてをご自身の言葉で簡潔に説明してくれています。今まで”なんとなく見たことある絵”、”なんとなく聞いたことある名前”くらいの認識だった絵画について大まかな知識を得ることができました。
そして私が何より評価したいのは、彼女の着眼点です。彼女はあくまで「美術を勉強している、美術の好きなアイドル」であるので、言ってしまえば素人です。しかし、だからこそ専門家の「この絵のこの部分はは○○で、××と言われている」というような堅苦しい定説ではなく、「この絵のこの部分は、もしかしたら××を表現したかったのかもしれません」といった風に斬新かつ時にするどい着目をするように感じました。
おかげで、聞きかじった知識しかない私にとっては「なるほど、そういう見方もあるのか」と驚かされっぱなしでした。

既に絵画についての造詣が深い人にとっては退屈な本かも知れませんが、「絵画はよくわからないけど難しそう」と思ってる人や「絵画について勉強したいけど何から見ればいいかわからない」という人にとっては、興味を持つきっかけになる本になるのではないかと思います。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート