凄く面白かった。ただし、後半は辞書みたいになってて読んでても覚えられないし読む気も無くなるのは残念。
一部の人達には、天然物は安全で、合成物は危険と洗脳された方々が居る。そういった人には是非とも読んで貰いたい。天然物が安全なわけでは無く、天然物で比較的安全な物を技術で安全なように制御している。身近にある天然物がいかに危険かを知ることができる。
もちろん合成物が完璧とは言わない。利益重視で健康を無視した物があるのも事実。人体実験が出来ないので評価も難しかったが、遺伝子、人工細胞、シミュレーションなどの進歩で評価も出来るようになってきた。先入観を持たずに情報を処理して貰いたい。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
毒があるのになぜ食べられるのか (PHP新書) 新書 – 2015/2/14
船山 信次
(著)
食べ物の毒と言えば、きのこやフグが有名ですが、ジャガイモやキャベツやホウレンソウ、梅やリンゴやマンゴー、お茶や珈琲、ホタテガイやアワビや海藻など、身近な食べ物のなかにも毒があります!
じつは食べ物は生きる上で欠かせない栄養素を含むものですが、その食べ物が薬にも毒にもなるのです。毒にも薬にもなる食べ物といかに上手に付き合うか、そこに心身の健康の鍵があり、生きる力の根源が秘められています。
◆ ウナギを刺身で食べないわけ
◆ プリン体が多いのはビールだけではない
◆ ホウレンソウやナスの毒をうまく避ける方法とは
◆ リンゴやナシの種には青酸配糖体が含まれる
◆ 海藻のなかにもヒ素は含まれている
◆ 合成樹脂製容器入りの弁当を電子レンジでチンは大丈夫?
◆ 果物のマンゴーはウルシ科の仲間
◆ 「猫にアワビを食べさせると耳が落ちる」は本当の話!
◆ グレープフルーツや納豆と薬との相互作用
日々口にする食べ物の毒とどう向き合えばよいか、毒のことに詳しい薬学者が丁寧に教えるとともに、飲食物と薬との相互作用にも言及します。
じつは食べ物は生きる上で欠かせない栄養素を含むものですが、その食べ物が薬にも毒にもなるのです。毒にも薬にもなる食べ物といかに上手に付き合うか、そこに心身の健康の鍵があり、生きる力の根源が秘められています。
◆ ウナギを刺身で食べないわけ
◆ プリン体が多いのはビールだけではない
◆ ホウレンソウやナスの毒をうまく避ける方法とは
◆ リンゴやナシの種には青酸配糖体が含まれる
◆ 海藻のなかにもヒ素は含まれている
◆ 合成樹脂製容器入りの弁当を電子レンジでチンは大丈夫?
◆ 果物のマンゴーはウルシ科の仲間
◆ 「猫にアワビを食べさせると耳が落ちる」は本当の話!
◆ グレープフルーツや納豆と薬との相互作用
日々口にする食べ物の毒とどう向き合えばよいか、毒のことに詳しい薬学者が丁寧に教えるとともに、飲食物と薬との相互作用にも言及します。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2015/2/14
- ISBN-104569821383
- ISBN-13978-4569821382
この商品を買った人はこんな商品も買っています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
日本薬科大学教授
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2015/2/14)
- 発売日 : 2015/2/14
- 言語 : 日本語
- 新書 : 256ページ
- ISBN-10 : 4569821383
- ISBN-13 : 978-4569821382
- Amazon 売れ筋ランキング: - 792,147位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年2月19日に日本でレビュー済み
本署の著者、船山信次先生の専門は、薬学です。元来、薬と食べ物の間には、切ってもも切れない関係があると言われていて、
古来中国では、「医食同源」と言われてきました。
さらに、薬と毒の間にも切っても切れない関係があり、それを著者の船山さんは、「薬毒同源」と唱えています。
本書では、毒の含まれる食べ物、また、毒のある食べ物をいかにして食べるようにするか、食べ物と毒と薬の関係、等について
豊富な実例を挙げて、興味深く記されています。
以下、少し面白いと思われる事柄について見ていきます。
ギンナン:歳のの数以上食べてはいけないと言われています。 ワラビ:灰汁抜きして食べます。
ジャガイモ:芽と皮には毒があります(ソラニン) ウメ:青酸配糖体が含まれています。
トリカブト、フグ、毒キノコ・・・・・この辺は、言わなくてもわかりますね!!
しかし、猛毒のフグの卵巣もぬかずけすれば食べられるようになります(へこし)。
また、鰻の血液には毒があるので、刺身では食べられませんただし、加熱すれば大丈夫です!
また、貝にも、時期、部位によっては毒があります。
そして、彼岸花、ソテツも毒がありますが、処理法、調理法によっては食べられるようになります。
本書では、さらに、食中毒、公害、狂牛病とクロイツェルフェルト・ヤコブ病、危険ドラッグ、
腐敗と発酵、世界四大毒矢、世界三大下剤、等についても記されています。
食と毒について、豊富な実例を挙げて書かれています。既知のこともありますが、知らないこともたくさん書かれていて、私は面白く読ませtもらいました!
古来中国では、「医食同源」と言われてきました。
さらに、薬と毒の間にも切っても切れない関係があり、それを著者の船山さんは、「薬毒同源」と唱えています。
本書では、毒の含まれる食べ物、また、毒のある食べ物をいかにして食べるようにするか、食べ物と毒と薬の関係、等について
豊富な実例を挙げて、興味深く記されています。
以下、少し面白いと思われる事柄について見ていきます。
ギンナン:歳のの数以上食べてはいけないと言われています。 ワラビ:灰汁抜きして食べます。
ジャガイモ:芽と皮には毒があります(ソラニン) ウメ:青酸配糖体が含まれています。
トリカブト、フグ、毒キノコ・・・・・この辺は、言わなくてもわかりますね!!
しかし、猛毒のフグの卵巣もぬかずけすれば食べられるようになります(へこし)。
また、鰻の血液には毒があるので、刺身では食べられませんただし、加熱すれば大丈夫です!
また、貝にも、時期、部位によっては毒があります。
そして、彼岸花、ソテツも毒がありますが、処理法、調理法によっては食べられるようになります。
本書では、さらに、食中毒、公害、狂牛病とクロイツェルフェルト・ヤコブ病、危険ドラッグ、
腐敗と発酵、世界四大毒矢、世界三大下剤、等についても記されています。
食と毒について、豊富な実例を挙げて書かれています。既知のこともありますが、知らないこともたくさん書かれていて、私は面白く読ませtもらいました!
2015年6月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人間とはつくづく食への飽くなき欲求を満たしてきたものだと思う。毒消しをして、あるいは毒を避けて食べるというはその一例。食物の毒を克服して食べてきたということはとりあえず分かるが、記事湯栂平べったくて「食」への執念というものは伝わってこない。ましてや、毒の成分には触れても「なぜ食べられるのか」つまり具体的毒抜きの方法に触れていないものが多く残念。いい加減な毒抜きで中毒になることを心配してのことかも知れないが、ならば「快楽植物大全と」か「毒草を食べてみた」の方が文化史に触れられていてよい。ヒトが食べても大丈夫なのにイヌやネコに食べさせてはいけないものが載っているなら、数年前に事件になったカタツムリには問題なくてもヒトが食べるとアウトなアジサイの葉(和食の飾りに使われる)につても触れて欲しかった。
2016年2月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
参考になりました、毒の成分はそれぞれ、バランスですね、何事も
2022年10月26日に日本でレビュー済み
後半、箇条書きのように「これはこういう毒である」という内容がずらずらと列挙されている。
しかし、たとえばやむを得ない理由で毒のある植物を食べていたという例(ヒガンバナ、ソテツ)が紹介されているが、人々がどのような症状になったか書かれていないとか、
実は害のある成分の植物を薬として使っていた人々を紹介しているのに、どのような被害が出たか、その後禁止されたのかどうが、紹介されていない(麦角を助産婦が使っていた例)とか、
中途半端な内容で、読んでる意味あるのかな?と感じた。
しかし、たとえばやむを得ない理由で毒のある植物を食べていたという例(ヒガンバナ、ソテツ)が紹介されているが、人々がどのような症状になったか書かれていないとか、
実は害のある成分の植物を薬として使っていた人々を紹介しているのに、どのような被害が出たか、その後禁止されたのかどうが、紹介されていない(麦角を助産婦が使っていた例)とか、
中途半端な内容で、読んでる意味あるのかな?と感じた。
2023年9月8日に日本でレビュー済み
毒・薬・食べ物の関係について書かれた一冊
代表的な毒のある食べ物に始まり、嗜好品に含まれる化学物質、摂り過ぎると不健康な栄養素、微生物、ウイルス、腐敗と発酵、寄生虫、感染症、食物由来の病気、アレルギー、農薬など、人間にとって広義で毒になり得る食物について解説されている
基本的に体に悪い影響を及ぼすものを人の基準で毒と呼び、良い影響を及ぼすものを薬と呼ぶように、実際には薬と毒に明確な違いはなく、食べ物も同様に薬にも毒にもなり得るという意味で、毒・薬・食べ物は実は同じであるという結論を導いている
確かに水・塩・砂糖のような基本的な物でも摂り過ぎれば毒であるし、多くの国でヘロイン(モルヒネ)や大麻が医療目的、つまり薬として使われていることを考えると、厳密な毒の定義がないという著者の主張は妥当ではある
しかしアメリカなどで医療目的での使用が期待されている大麻やLSDを悪名高い"麻薬"と紹介したり、"酒は百薬の長"とアルコールを肯定的に捉える著者の勝手な線引には疑問である
アルコールは多くのイスラム教の国々で違法薬物として禁止されており、尚且つ私達も知る通り中毒性が高く健康やメンタルに強い悪影響を及ぼし、死亡事故や殺人の直接的原因にもなっている
著者の毛嫌いする危険ドラッグで起こり得ることは全てアルコールでも起こっていると言っても過言ではないが、著者がそこに気づいているかは疑問である
更に多くの研究で安全性が証明されており多くのメリットがある遺伝子組換作物に否定的であったり、昔から知られていたあじさいの中毒性が2008年に発見されたなど、客観的で中立的な視点を持つべき科学者としてはバイアスが強すぎるように感じた
代表的な毒のある食べ物に始まり、嗜好品に含まれる化学物質、摂り過ぎると不健康な栄養素、微生物、ウイルス、腐敗と発酵、寄生虫、感染症、食物由来の病気、アレルギー、農薬など、人間にとって広義で毒になり得る食物について解説されている
基本的に体に悪い影響を及ぼすものを人の基準で毒と呼び、良い影響を及ぼすものを薬と呼ぶように、実際には薬と毒に明確な違いはなく、食べ物も同様に薬にも毒にもなり得るという意味で、毒・薬・食べ物は実は同じであるという結論を導いている
確かに水・塩・砂糖のような基本的な物でも摂り過ぎれば毒であるし、多くの国でヘロイン(モルヒネ)や大麻が医療目的、つまり薬として使われていることを考えると、厳密な毒の定義がないという著者の主張は妥当ではある
しかしアメリカなどで医療目的での使用が期待されている大麻やLSDを悪名高い"麻薬"と紹介したり、"酒は百薬の長"とアルコールを肯定的に捉える著者の勝手な線引には疑問である
アルコールは多くのイスラム教の国々で違法薬物として禁止されており、尚且つ私達も知る通り中毒性が高く健康やメンタルに強い悪影響を及ぼし、死亡事故や殺人の直接的原因にもなっている
著者の毛嫌いする危険ドラッグで起こり得ることは全てアルコールでも起こっていると言っても過言ではないが、著者がそこに気づいているかは疑問である
更に多くの研究で安全性が証明されており多くのメリットがある遺伝子組換作物に否定的であったり、昔から知られていたあじさいの中毒性が2008年に発見されたなど、客観的で中立的な視点を持つべき科学者としてはバイアスが強すぎるように感じた
2015年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
毒と食という観点は面白かったが、「食」と「摂取」とを分離しないで述べられているため、読む側としてはどこに今自分がいるのか解らなくなるのが欠点だと思う。寧ろ、「毒」の種別の方から食に切り込んでいった方が解りやすかったと思う。
2020年10月24日に日本でレビュー済み
著者は薬学の研究者。毒に関する著作が多数ある。
本書は、毒についての入門書。ギンナンやワラビ、自然薯といった食べものにも毒が含まれていることをはじめ、身近な話を紹介してくれている。トウモロコシやウナギでさえ、食べ方によっては人体に害を超すというのだから、恐ろしい。
ただ、あまりに多くの毒をとりあげているためか、個々の解説が短すぎて、心ゆくまでたっぷりと毒を味わう、とまではいかなかった。具体的な中毒例などをもっと教えてほしかった。
本書は、毒についての入門書。ギンナンやワラビ、自然薯といった食べものにも毒が含まれていることをはじめ、身近な話を紹介してくれている。トウモロコシやウナギでさえ、食べ方によっては人体に害を超すというのだから、恐ろしい。
ただ、あまりに多くの毒をとりあげているためか、個々の解説が短すぎて、心ゆくまでたっぷりと毒を味わう、とまではいかなかった。具体的な中毒例などをもっと教えてほしかった。