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天下を計る 単行本 – 2016/8/22
岩井三四二
(著)
この男なくして秀吉の天下取りはなかった――
家康の心胆を寒からしめた太閤の金庫番・長束正家の生涯を描く!
近江の商人の家に生まれた長束正家。丹羽家に忠誠を誓っていたが、その高い算術能力を石田三成に見いだされ、豊臣秀吉に仕えることになる。
九州征伐や小田原征伐では兵糧奉行として活躍し、かつてない規模の兵站を滞りなく確保。豊臣家の五奉行の一人として活躍した男が、唯一願った望みとは……。
“算用"を武器に戦国を生きた男を描く、長編歴史小説。
家康の心胆を寒からしめた太閤の金庫番・長束正家の生涯を描く!
近江の商人の家に生まれた長束正家。丹羽家に忠誠を誓っていたが、その高い算術能力を石田三成に見いだされ、豊臣秀吉に仕えることになる。
九州征伐や小田原征伐では兵糧奉行として活躍し、かつてない規模の兵站を滞りなく確保。豊臣家の五奉行の一人として活躍した男が、唯一願った望みとは……。
“算用"を武器に戦国を生きた男を描く、長編歴史小説。
- 本の長さ381ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2016/8/22
- ISBN-104569831079
- ISBN-13978-4569831077
商品の説明
著者について
作家
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2016/8/22)
- 発売日 : 2016/8/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 381ページ
- ISBN-10 : 4569831079
- ISBN-13 : 978-4569831077
- Amazon 売れ筋ランキング: - 998,370位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,978位歴史・時代小説 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年6月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
関ケ原の話には必ず登場する長束正家。彼を主人公にした作品を探していたので大満足でした。
2018年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
長束正家という事で、メインで取り上げづらい人物ながら、岩井氏らしい描き方でまとめられていた。
2017年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
展開に唐突な感じはややあるものの
歴史的事実も正確に抑え(ただかなりマニアックな人でないとふふっとはならないかも)
それよりなにより人物の心のひだの描き具合がサイコ-です!
大概の歴史小説は
「ちょっとそれはかっこよすぎるでしょう…」というのが多い中
岩井さんの書くものはすべてちょうど的を得ている感じで私はいつも感心しています
多分こんな感じ きっと長束正家はちょうどこんな感じ…で泣けます
泣かせようとしてない表現がゆえに 泣かされる感じです
やっぱりすごい!!
歴史的事実も正確に抑え(ただかなりマニアックな人でないとふふっとはならないかも)
それよりなにより人物の心のひだの描き具合がサイコ-です!
大概の歴史小説は
「ちょっとそれはかっこよすぎるでしょう…」というのが多い中
岩井さんの書くものはすべてちょうど的を得ている感じで私はいつも感心しています
多分こんな感じ きっと長束正家はちょうどこんな感じ…で泣けます
泣かせようとしてない表現がゆえに 泣かされる感じです
やっぱりすごい!!
2016年10月16日に日本でレビュー済み
帳面を工夫することで財産や支出だけでなく、家の力や勢いまでも把握し、無駄遣いをなくして財産を増やしていく算用術。その算用術に長けた男、長束正家の生涯を描いた書籍。
算用でもっとも大切なものは誠実さ。間違えず、隠さず算用状を書く。
戦でもっとも大切なものは銭。銭があれば兵をたんと集められ、兵糧も買える。どんなに手ごわい相手でも三倍の兵をぶつけて兵糧を切らさず戦いを続ければ負けることはない。
その正直な物言いと誠実さで、秀吉の天下統一を支えた長束正家の生き様が丁寧に描かれており一気に読んだ。
兵糧奉行となった正家は、大名ごとの年貢収入を増やしたり、兵を差し出すときに公平な割り振りをするため、日本全国の領地を石高で統一して計り直し、全国一律の検地帳を作成し日本の富を帳付けする作業に踏み出す。
日本の財政の勘所をおさえた男がどのような最後を迎えるのか、読み応え満載だった。
算用でもっとも大切なものは誠実さ。間違えず、隠さず算用状を書く。
戦でもっとも大切なものは銭。銭があれば兵をたんと集められ、兵糧も買える。どんなに手ごわい相手でも三倍の兵をぶつけて兵糧を切らさず戦いを続ければ負けることはない。
その正直な物言いと誠実さで、秀吉の天下統一を支えた長束正家の生き様が丁寧に描かれており一気に読んだ。
兵糧奉行となった正家は、大名ごとの年貢収入を増やしたり、兵を差し出すときに公平な割り振りをするため、日本全国の領地を石高で統一して計り直し、全国一律の検地帳を作成し日本の富を帳付けする作業に踏み出す。
日本の財政の勘所をおさえた男がどのような最後を迎えるのか、読み応え満載だった。