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クルマを捨ててこそ地方は甦る (PHP新書) 新書 – 2017/10/13
購入オプションとあわせ買い
気がついた都市は、もう変わり始めている。
日本人のほとんどが、田舎ではクルマなしには生きていけないと考えている。ゆえに、日本の地方都市は「クルマ」が前提になってできあがっている。しかし、今、地方が「疲弊」している最大の原因は、まさにこの、地方社会が「クルマに依存しきっている」という点にある、という「真実」は、ほとんど知られていない。
本書では、そうした「クルマ依存」がもたらす弊害を理論的に明らかにした上で、富山市のLRT(ライト・レイル・トランジット)導入を中心とした「交通まちづくり」の例や、川越の歩行者天国、京都市の「歩くまち京都」の取り組み事例など多数の事例を参考に、「脱クルマ」を通して地方を活性化していく驚くべき手法を紹介する。
第1章 道からクルマを追い出せば、人が溢れる
第2章 クルマが地方を衰退させた
第3章 クルマを締め出しても、混乱しない
第4章 「道」にLRTをつくって、地方を活性化する
第5章 「クルマ利用は、ほどほどに。」──マーケティングの巨大な力
終 章 クルマと「賢く」つきあうために
藤井 聡(ふじい・さとし)
1968年、奈良県生まれ。京都大学大学院教授(都市社会工学専攻)。東京工業大学教授、イエテボリ大学心理学科客員研究員等を経て、現職。第二次および第三次安倍内閣・内閣官房参与(防災・減災ニューディール担当)。専門は公共政策に関わる実践的人文社会科学。2003年に土木学会論文賞、2005年に日本行動計量学会林知己夫賞、2007年に文部科学大臣表彰・若手科学者賞、2009年に日本社会心理学会奨励論文賞、2010年に日本学術振興会賞などを受賞。
- 本の長さ216ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2017/10/13
- 寸法10.6 x 1.2 x 17.2 cm
- ISBN-10456983695X
- ISBN-13978-4569836959
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商品の説明
出版社からのコメント
第1章 道からクルマを追い出せば、人が溢れる
「歩行者天国」という大成功モデル
商店街にクルマがいなければ、皆、楽しい気分になる!
「祭り」と同じ賑わいのカタルシス
第2章 クルマが地方を衰退させた
なぜ、クルマを捨てれば、街は活性化するのか?
クルマ社会が「シャッター街」をもたらした
街が郊外へ広く薄く「溶けだしてしまう」
第3章 クルマを締め出しても、混乱しない
車線を削って歩道拡幅しても混乱は一時期だけ
なぜ、主要道路の車線を「半分」にしても混乱しなかったか?
「消滅交通」はどこに消えたのか―「公共交通利用者」となった
第4章 「道」にLRTをつくって、地方を活性化する
人々の「行動変化」が、地方を活性化させていく
「クルマ依存」の習慣を「解凍」するための具体策
モータリゼーションで衰退しつつあった富山
第5章 「クルマ利用は、ほどほどに。」―マーケティングの巨大な力
「マーケティング」には、社会を変える大きな力がある
自動車業界による毎年1兆円規模の「マーケティング」が、モータリゼーションを生んだ
「交通まちづくりマーケティング」はほぼ皆無
終章 クルマと「かしこく」つきあうために
クルマはもちろん必要。でも、「過剰なクルマ依存」は……
モータリゼーションとグローバリゼーションが生み出す「病理的問題」の構図
行動変化を導く二つのアプローチ
おわりに
著者について
著者について

藤井 聡(ふじい さとし)京都大学(大学院工学研究科・都市社会工学専攻)教授 1968年奈良県生まれ。
91年京都大学卒業、93年京都大学大学院修了後、93年同大学助手、98年スウェーデン・イエテボリ大学客員研究員,02年京都大学助教授、03年東京工業大学助教授、06同大学教授を経て,09年より現職。
専門は土木工学(土木計画学)、交通工学,ならびに,公共問題のための心理学.
受賞歴は、
『社会的ジレンマ研究』で03年土木学会論文賞,07年文部科学大臣表彰・若手科学者賞、10年日本学術振興会賞。
『認知的意思決定研究』で05年日本行動計量学会優秀賞(林知己夫賞)。
『村上春樹に見る近代日本のクロニクル』にて06年表現者奨励賞。
『交通政策論』で08年米谷・佐々木賞。
『モビリティ・マネジメント入門』にて08年交通図書賞。
『交通需要予測研究』で98年土木学会論文奨励賞。
『コミュニティに関する進化心理学研究』で09年社会心理学会奨励論文賞。
詳しくは、
http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/index.php/fujiilab/fujii.html
イメージ付きのレビュー

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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
車が必須の地域もあると思いますが、高齢者の事故や免許返納、移動難民問題、公共交通機関の廃止、環境への取組みが話題に上る昨今。
いま一度、自分の住んでいる地域でも、本当に車は「必要」なのか、どのような街づくりをしていくのかなど、考え直す良い機会になると思います。
本書では、「何でもかんでも車を無くそう」とは一切言っていないのですが、本書にアレルギー反応を起こされている方のレビューを読んで、拒否反応が出る程に車依存している方も居るという事も勉強になりました。
フラットに読めば、考えさせられる良書です。
ショートカットして書かれるので、経済学や都市工学の知識がない人間が読むと意味がわからなくなる事がある。
この車を削減しようという考え方は「コンパクトシティ化」と鉄道インフラの整備とワンセットになっている。
日本では本来、街の機能は集約化されており、徒歩圏内で生活必需品を手にいれることができた。
それが、車が常備化したことで、人々が遠隔地に拡散し効率が格段に落ちた現状がある。
それを、インフラの整備とともに、もういちど集約し、コンパクトシティ化することによって経済効率もあがるというお話である。
よって、この書籍に書かれていることは車の削減だけを行うということではなく、インフラ整備、街の集約化なども同時並行で
おこなってはじめて有効になる理論である。
その前提を踏まえて読むと、極めて有益な著書である。
だから私は頭が悪いのだと思う。
あっ、でも同意できるところもあったな。
筆者が「私は車が無くても困らない」と書いていました、京都市内にお住いの様なので、「そりゃそうでしょ」と納得しました。
この本をもっと読み込み、もう一歩進めて「電気製品を捨ててこそ、地球温暖化はふせげる」という本を書こうかと思います。
車の利用をそのまま批判しているのではない、あくまでも「ほどほどに利用すること」が重要だと筆者は言う。
そして、車を使うか使わないかだけに言及しているのではなく、地方のインフラ整備の重要性にも触れている。
この本を批判する者は、おそらく緊縮財政を善と考えているような経済学をよく理解していない人だろう。
今も、郊外の空き地には住宅が次々と建築され空き家が増加している。
居住地域の拡散は、水道や道路などの行政コストの増加となる。
故に、コンパクトシティ構想は、正しい。 老いる家 崩れる街 住宅過剰社会の末路 (講談社現代新書)
だが、戦後は拡散政策が時代のトレンドだった。
学者は、いつでもトレンドに乗っかりコロコロと立場を変え、自分の飯の種にしてきたのだ。
大変おもしろい内容でした。