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未来を読む AIと格差は世界を滅ぼす(「世界の知性」シリーズ) (PHP新書) 新書 – 2018/6/15

3.9 5つ星のうち3.9 142個の評価

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『銃・病原菌・鉄』のジャレド・ダイアモンド氏、『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』のリンダグラットン氏、『サピエンス全史』のノア・ハラリ氏……。世界最高の知性たちは、現代の難問と世界の未来について何を語るのか。

■資源を巡り、文明の崩壊が起きる
■“役立たず階級“が大量発生する
■人生百年時代と都市集積が到来する
■デジタル経済では、人類とサイボーグが融合する

――など、慧眼の士が、それぞれの見立てを披露する。
それは時にショッキングな内容であり、時に思いもよらない視座をもたらしてくれる。
AI(人工知能)と格差が勃興する現代において、私たちはどう考え、何をなすべきか?
知の頂上から見通す未来は、今を生きるわれわれに重要な示唆を与えてくれる。

Chapter1
「資源を巡り、文明の崩壊が起きる」ジャレド・ダイアモンド
日本は人口減少を喜ぶべき/格差がもたらす三つの新たな脅威とは/「グローバルな崩壊」の淵で

Chapter2
「近い将来、役立たず階級が大量発生する」ユヴァル・ノア・ハラリ
テクノロジーの進展によって民主主義は凋落する/物質経済が終わり、戦争の合理性も消えた/ベーシックインカムがはらむ三つの大問題

Chapter3
「人生100年時代、生き方は三つのステージからマルチステージへ」リンダ・グラットン
変化への対応力で格差が生じる/今の60歳は昔の40歳と同じ/企業と社員は「大人と大人の関係」に移行する

Chapter4
「AI万能時代が訪れ、働き方は根本的に変革する」ニック・ボストロム
人類滅亡リスクのシナリオ/遺伝子改変で「質の高い」人間が造られる未来/AIの安全性を確保する仕組みとは

Chapter5
「テクノロジーは中流階級を豊かにしない」ダニエル・コーエン
一生懸命働きさえすれば報われるという考えは幻想だった/ポスト工業化社会では、人間は半分情報になり、操作される存在に

Chapter6
「北朝鮮は核開発をあきらめない」ウィリアム・J・ペリー
北朝鮮の非核化は経済支援を引き出すポーズ/偶発核戦争は起こり得る/「金正恩は最も成功しているCEOだ」

Chapter7
「民主主義を揺るがすホワイト・ワーキング・クラスという人々」ジョーン・C・ウィリアムズ
アメリカンドリームはすでに神話と化した/分極化するアメリカ/社会的階級が民主主義を変える―今や世界が気づき始めた

Chapter8
「アメリカは分極化の波にさらされる」ネル・アーヴィン・ペインター
「白人至上主義者」とは何者か/トランプ大統領は「アメリカを再び白くする」
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出版社より

リンダグラットン ユヴァルノアハラリ

本書の構成

ジャレド・ダイアモンド ユヴァル・ノア・ハラリ リンダ・グラットン ニック・ボストロム ダニエル・コーエン ウィリアム・J・ペリー ジョーン・C・ウィリアムズ ネル・アーヴィン・ペインター
世界 知性 シリーズ 世界の知性 海外 叡智 紹介 使命 テーマ 各界 泰斗 先駆者 日本 解説 提言 インタビュー 語り下ろし 形式 制作 翻訳書世界の知性 シリーズ 世界の知性シリーズ 海外 叡智
わかりあえない他者と生きる 差異 分断 哲学 近代の終わり 秩序 世界 人類が進化する未来 自由の奪還 全体主義 非科学 暴走 つながり過ぎた世界の先に 大分断 教育 階級化社会 わかりあえない他者と生きる 差異 分断 哲学 近代の終わり 秩序 世界 人類が進化する未来 自由の奪還 全体主義 非科学 暴走 つながり過ぎた世界の先に 大分断 教育 階級化社会 近代の終わり 秩序 世界 現実 人類が進化する未来 科学者 5000日後の世界 AI ミラーワールド 自由の奪還 全体主義 非科学 つながり過ぎた世界の先に 大分断 教育 階級化社会 わかりあえない他者と生きる 差異 分断 哲学 近代の終わり 秩序 世界 5000日後の世界AI 接続 ミラーワールド 自由の奪還 全体主義 非科学 暴走 つながり過ぎた世界の先に 大分断 教育 世界の知性 わかりあえない他者と生きる 近代の終わり 秩序 世界 現実 人類が進化する未来 科学者 5000日後の世界 AI ミラーワールド 自由の奪還 全体主義 非科学 つながり過ぎた世界の先に 教育
わかりあえない他者と生きる ――差異と分断を乗り越える哲学 近代の終わり ――秩序なき世界の現実 人類が進化する未来 ――世界の科学者が考えていること 5000日後の世界 ――すべてがAIと接続された「ミラーワールド」が訪れる 自由の奪還 ――全体主義、非科学の暴走を止められるか つながり過ぎた世界の先に
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発売日 2022年03月15日 2021年12月14日 2021年11月16日 2021年10月14日 2021年08月10日 2021年03月16日
内容紹介 「新しい実在論」は他者をどう捉えるか――世界で最も注目される哲学者が語る、現代における「人間関係の本質」とは? ファンタジーランド、ヘイトクライム、AI兵器…世界の識者が、コロナ禍以降、新たな人類の脅威となるテーマについて警鐘を鳴らす。 遺伝子生命学、医学、宇宙科学、AIと知性…科学の発展は人類に何をもたらすか? 8人の科学的権威と語る「新しい人類の未来」! コロナ後、没入型インターネットが勃興し、AI経済はますます加速する……伝説的ビジョナリーが、米西海岸からテクノロジーの未来を予言する。 コロナ禍で進む格差と分断――。我々は再び、信頼ある社会を取り戻せるか? 世界の知性9人が説く、自由と民主主義を守るための提言。 「危機は倫理的進歩をもたらす」「SNSは異なるアイデンティティを押し付ける」――世界が注目する哲学者がコロナ以後の世界を見通す。
世界の知性 世界の知性 世界史の針が巻き戻るとき 新しい 実在論 世界 トイレは世界を救う ミスター・トイレ 貧困 世界ウンコ情勢 未完の資本主義 テクノロジー 経済 未来 お金の流れで読む 日本と世界の未来 世界的投資家 世界の知性 世界の知性 世界の知性
大分断 ――教育がもたらす新たな階級化社会 世界史の針が巻き戻るとき ――「新しい実在論」は世界をどう見ているか トイレは世界を救う ――ミスター・トイレが語る 貧困と世界ウンコ情勢 未完の資本主義 ――テクノロジーが変える経済の形と未来 お金の流れで読む 日本と世界の未来 ――世界的投資家は予見する 知の最先端
カスタマーレビュー
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34
価格 ¥990 ¥1,056 ¥968 ¥990 ¥1,012 ¥880
発売日 2020年07月14日 2020年02月14日 2019年10月15日 2019年09月13日 2019年01月15日 2013年10月15日
内容紹介 教育こそが格差を拡大させ民主主義を破滅させる。今世界と日本に起きている分断の危機を大胆に分析。世界的知性による衝撃の大予測。 資本主義、民主主義、テクノロジー、価値の危機……世界の大問題を、「哲学界のロックスター」がスリリングに読み解く。完全語り下ろし。 WTO(世界トイレ機関)を立ち上げ国連で「世界トイレデー」を制定。「ミスター・トイレ」と呼ばれる著者の、ユニークな社会変革の方法とは? テクノロジーが飛躍的に発展するなか、資本主義や働き方は今後どう変わるのか。ノーベル経済学者他、世界の知の巨人たちによる最先端の論考集。 世界3大投資家の1人が、日・中・韓・米の5年後を大胆予測。経済の未来は、歴史が教えてくれる。お金と経済の教養を身につけたい人必読! 最先端を走る俊英たちは、何を考えているのか。経営学、都市社会学、安全保障、そしてITの未来等について、7人の世界的知性が語る。

商品の説明

出版社からのコメント

プロローグ
「知の巨人」が見通す未来
明日への羅針盤を手に入れよ

ジャレド・ダイアモンド 資源を巡り、文明の崩壊が起きる
「明日以降の世界」はどうなるのか
日本は人口減少を喜ぶべき
定年退職ではなく高齢者の活用を

ユヴァル・ノア・ハラリ 近い未来、「役立たず階級」が大量発生する
虚構の奴隷になるな、虚構を利用して利益を上げよ
ストーリーを守るために、戦争が生まれる
人類はパワーを幸福に転換できていない

リンダ・グラットン 人生一〇〇年時代、生き方は三つのステージからマルチ・ステージへ
変化への対応力で格差が生じる
何かを学ぶときは、三つの「期間」で計画せよ
人生一〇〇年時代とは、共稼ぎの時代

ニック・ボストロム AI万能時代が訪れ、働き方は根本的に変革する
人類を超える知能をわれわれは制御できるか
人類滅亡リスクのシナリオ
遺伝子改変で「質の高い」人間が造られる未来

ダニエル・コーエン テクノロジーは中流階級を豊かにしない
社会を豊かにするテクノロジーと、格差を生み出すテクノロジー
一生懸命働きさえすれば報われるという考えは幻想だった
ポスト工業社会では、人間は半分情報になり、操作される存在に

ウィリアム・J・ペリー 北朝鮮は核開発をあきらめない
北朝鮮の非核化は経済支援を引き出すポーズ
真の非核化を実現する最後のチャンスはどこにあったのか
米朝戦争が起きれば、死傷者は数百万人に及ぶ

ジョーン・C・ウィリアムズ 民主主義を揺るがす「ホワイト・ワーキング・クラス」という人々
一握りのエリートへの「富の移転」が起きている
アメリカンドリームはすでに神話と化した
中間層の衰退が止まらない

ネル・アーヴィン・ペインター アメリカは分極化の波にさらされる
「アイデンティティ政治」と白人
「白人至上主義者」とは何者か
トランプの出現により、分極化が表面化した

エピローグ

著者について

大野和基(おおの・かずもと)
1955年、兵庫県生まれ。大阪府立北野高校、東京外国語大学英米学科卒業。1979~97年渡米。コーネル大学で化学、ニューヨーク医科大学で基礎医学を学ぶ。その後、現地でジャーナリストとしての活動を開始、国際情勢の裏側、医療問題から経済まで幅広い分野の取材・執筆を行なう。'97年に帰国後も取材のため、頻繁に渡航。アメリカの最新事情に精通している。編著書に『知の最先端』(PHP新書)、『英語の品格』(ロッシェル・カップ氏との共著、インターナショナル新書)、訳書に『そして日本経済が世界の希望になる』(PHP新書)など多数。近年はテレビでも活躍。2018年夏に自身のオンラインサロンを開設予定。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ PHP研究所 (2018/6/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2018/6/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 272ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4569841066
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4569841069
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.6 x 1.3 x 17.3 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 142個の評価

著者について

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ジャレド・ダイアモンド
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上位レビュー、対象国: 日本

2018年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 国際ジャーナリストという肩書が一番しっくりくる著者が、国際情勢、社会問題などの各分野世界で有数の知識人8人に「未来」をテーマにインタビューした本である。

 大抵の新書は1時間ぐらいで読み終えてレビューを書くのだが、この本は内容を読み込んで、対話のやり取りと識者の主張を理解するのに相当の時間がかかった。
 特に難しいテーマや言葉遣いがある訳ではないのだが、識者の発言の持つ意味が深くて大きいので内容をしっかり理解するのに手間取ったためだ。

 これはおそらく筆者が、東京外語大の英米学科を卒業し、20年近い米国在住中に大学で化学と医学を学ぶなど、知識・教養が豊富なことを背景に、ジャーナリストとしての経験を生かして、的を得た質問をズバズバと投げかけていることが影響していると思う。

 この結果、識者も著者の的確な質問に、努めて分かりやすく解説しようという雰囲気が感じられる。一方、冗長な発言はほとんど見られない(発言が編集された影響も当然あるだろうが)。
 全260ページと新書としては「普通」の文章量だが、その内容はとても「濃い」ので読み応えはあると思う。

 「銃・病原菌・鉄」「LIFE SHIFT」などはよく知られた書籍だが、残念ながら私自身は読んでいない。ただ、インタビューを通じて著者の考え方の一部は理解できたような気がする。これらの著者を含むいわゆる世界のオピニオンリーダー的な著名人の考え方を、多少なりとも知る上では十分に役に立つと思う。
 
【追記】ちなみに、サブタイトルに「AIと格差は世界を滅ぼすか」とあるが、実際にインタビューでこの2点に触れているのは、第1、2,4、5章の4つの章(4人)で全体の半分である。
26人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ユヴァル・ノア・ハラリは、今後数十年の間に人類が直面する3つの大きな脅威を提示している。
 ①核戦争のリスク ②地球温暖化(気候変動) ③テクノロジーによる破壊

特に③テクノロジーによる破壊、特にAIに関する記述はインパクトが大きい。
「AIは既存の社会システム/経済システムを破壊し何十億人という人を労働市場から押し出し
大量の”役立たず階級”を創出する可能性がある」という予測は、デジタル化する未来が、
企業だけでなく大量の個人の存続・淘汰にも甚大な影響を及ぼす可能性を示唆している。

個人としてこれから何を学びどう生きていくべきか、
子供にどんな教育をすればよいのかを考えさせられる一冊。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年4月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内外の賢者により、様々な諸課題について平明に解説して貰えた。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年8月21日に日本でレビュー済み
未来を読む
世界のトップ8人とのインタビュー
Chapter1
「資源を巡り、文明の崩壊が起きる」ジャレド・ダイアモンド
日本は人口減少を喜ぶべき/格差がもたらす三つの新たな脅威とは/「グローバルな崩壊」の淵で

「銃•病原菌•鉄」で、文明が何故多様かつ不均衡な発展を遂げたのかを解明、ピューリッツァー賞を受賞世界的ベストセラーに。

Chapter2
「近い将来、役立たず階級が大量発生する」ユヴァル・ノア・ハラリ
テクノロジーの進展によって民主主義は凋落する/物質経済が終わり、戦争の合理性も消えた/ベーシックインカムがはらむ三つの大問題

「サピエンス全史 」でホモ・サピエンスの歴史を俯瞰することで現代世界を鋭く抉る世界的ベストセラーに!世界48カ国で翻訳。
ビル・ゲイツ、ザッカーバーグ、サンデル教授らに支持される。昨年出版された本の中でトップ3に入る本

Chapter3
「人生100年時代、生き方は三つのステージからマルチステージへ」リンダ・グラットン
変化への対応力で格差が生じる/今の60歳は昔の40歳と同じ/企業と社員は「大人と大人の関係」に移行する

昨年安倍首相のブレーンになったことでも有名

Chapter4
「AI万能時代が訪れ、働き方は根本的に変革する」ニック・ボストロム
人類滅亡リスクのシナリオ/遺伝子改変で「質の高い」人間が造られる未来/AIの安全性を確保する仕組みとは

Chapter5
「テクノロジーは中流階級を豊かにしない」ダニエル・コーエン
一生懸命働きさえすれば報われるという考えは幻想だった/ポスト工業化社会では、人間は半分情報になり、操作される存在に

Chapter6
「北朝鮮は核開発をあきらめない」ウィリアム・J・ペリー
北朝鮮の非核化は経済支援を引き出すポーズ/偶発核戦争は起こり得る/「金正恩は最も成功しているCEOだ」

Chapter7
「民主主義を揺るがすホワイト・ワーキング・クラスという人々」ジョーン・C・ウィリアムズ
アメリカンドリームはすでに神話と化した/分極化するアメリカ/社会的階級が民主主義を変える―今や世界が気づき始めた

Chapter8
「アメリカは分極化の波にさらされる」ネル・アーヴィン・ペインター
「白人至上主義者」とは何者か/トランプ大統領は「アメリカを再び白くする」
2020年2月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
興味のある所だけ選んで読むと価値がある。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年8月2日に日本でレビュー済み
色々な意見を持つ識者達へのインタビュー集ですね。
面白かったです。

未来を語ろうとすると、誰でも思いつく想像や、荒唐無稽な幻想になる事が多いと思います。

しかし、この著作は、論拠がありながらの大胆な仮説を並べていると思いました。
かつ、それぞれに深入りし過ぎず、ポイントのみを紹介する“効率性”にも好感を持ちました。

識者達の深い洞察力と表現力を著者が引き出していると思いました。

ありがたいです。
2018年8月20日に日本でレビュー済み
欧米の著名な知識人数名にインタビューして1冊の新書に纏める。最近の流行のようだが、ついつい買ってしまうのだ。知識人の顔ぶれを見て。しかし、毎度読んでみて思うのは、あまり期待しすぎるとがっかりする。無理もない。インタビュアー(並びに読者)は「これからどうなるのか」という未来の「予言」を期待しているが、回答する方は無責任なことは言えないので、一般論若しくはある仮定に基づいた仮説を述べるに止まる。その結果、くっきりとした未来像は見えてこない。本書もそうである。8人の知識人の仰っていることはいずれも非断定的で、しかも断片的である。

それでは「未来を読」めないので、8人の「世界最高の知性」の仰ることをコラージュのように無理やり繋いでみると、次のようになるだろうか。

● AIその他のテクノロジーの発達は、一部の人間を豊かにするのみで人類の大多数は豊かにならない(ダニエル・コーエン氏)。それどころか、人間は、人間を超える
  スーパーインテリジェンス(ニック・ボストロム氏)に支配され、同時に「役立たず階級」が大量発生する(ユヴァル・ノア・ハラリ氏)。

● 役立たずではあっても「人生100年時代」が到来。人生は「教育、労働、引退」のスリー・ステージから「マルチ・ステージ」となる(リンダ・グラットン氏)
 - 即ち、年金で生活できる引退後の生活がなくなり、死ぬまで学び続け、働き続けなければならない。

● AIの発達した未来を待たずとも、格差の拡大で貧困層が固定・階級化し「アメリカンドリームはすでに神話と化し」ている(ジョーン・ウィリアムズ氏)。
 白人労働者による「白人至上主義」が台頭、富裕層と貧困層(役立たず階級!?)は既に「分極化」し始めている(ネル・アーヴィン・ペインター氏)。

● 民主主義という政治制度が機能しなくなり、核戦争などの脅威に対応できる国際協調もトランプ大統領の出現やイギリスのブレクジットに見られる通り
  ままならない(ユヴァル・ノア・ハラリ氏)。そんな中で「北朝鮮は核開発をあきらめ」ず、偶発核戦争は起こり得る(ウィリアム・J・ペリー氏)。

● 核戦争による滅亡のリスクを回避しても、そもそも人類は、地球が資源をつくるのに追いつけぬスピードで資源を消費する「持続可能でないコースを 突き進んでいる」。
  従って、遠くない将来、資源の枯渇もしくは資源の争奪によって「文明の崩壊が起きる」(ジャレド・ダイアモンド氏)。

あまり幸せな未来ではなさそうである。特に大多数の人(役立たず階級?)にとっては。あらためて気が付いたのだが、8人中どなたも未来が人類全てにとってユートピアになるとは予想していない。テクノロジーの発達や経済競争の先にあるのは、限られた人間しか要らない、限られた人間しか幸せになれない世界のようである。そんな未来の到来を止める方法はないのだろうか。

『人々は自分が欲しているものがわからなくても、他人が持っているものを欲しがる。誰かが前に立つと、その人よりも先に行きたいと思う。そうやって、前進していると錯覚を抱きながら働いているのが現代社会の人間』(ダニエル・コーエン氏)で、その前進の先にあるのが上記の未来である。そう考えると、人類全体がこの考え方を変えない限り、あまり嬉しくない未来が来ることになりそうである。
30人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年6月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著名な学者ばかりがずらりと顔を並べているので、それに圧倒されてしまうが、ブランド品をずらりと並べたけばけばしい質屋のような印象である。この本を買う価値はない。
例えば、誰彼構わずAIのことを聞き回り、悲観的な回答ばかり載せているが、読者は、インタビューを受けるそれぞれの学者が、いくら各分野で業績をあげていても、必ずしもAIの未来を語るにふさわしいAIの専門家とは限らず、したがって非専門分野について専門分野の知見を活かした見解を得ようとするならば、インタビュアーには相応の工夫が求められることを見逃してはならない。この著者兼インタビュアーは、著名な学者なら何でも知っているとばかりに、AIとは何であるかの定義を試みることもなく、「AIってどうなんですかね」というレベルの無邪気な質問を投げつける。当然、具体的にAIのどこにどのような問題が存在するのか、この本を読んでも全く分からない。そもそも何かを明らかにしようと思って聞いているのかすら怪しい。
AIに悲観的な回答が多いことを嘆いているわけではない。ジャーナリズムとしても科学としも極めて粗雑であり、技術の進歩に比して議論が未熟な分野が含まれているにもかかわらず、議論の基礎を丁寧に示す努力が払われていないのである。したがって読む価値がないのである。
こんなに多くの著名人にインタビューする機会がありながら、実に残念な内容と言わざるを得ない。
26人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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